白峰三山
- GPS
- 17:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 3,237m
コースタイム
- 山行
- 1:45
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:46
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:29
天候 | 10/8(土) 🌞晴れ→☔️雨 13時過ぎたら本降りに。後は終日土砂降り。 10/9(日) ☔️土砂降り→🌞晴れ。間ノ岳山頂で8℃。 10/10(月) 🌞快晴 のち ☁️曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
🚃JR中央本線 新宿7:00→甲府8:28 (特急) 🚌バス 甲府駅9:00→広河原10:53 ・8:30頃はバス停10人位だったが、その後続々人増えて結局バス3台。 ■復路 🚌バス 奈良田13:30→広河原14:15 🚌バス 広河原14:30→甲府駅16時半頃 ・人いっぱい。15分前に広河原に着き、切符買って即並ぶが、待ち行列は広場をぐるっと回って、センター玄関まで到達してた。バス5台出るが、結局自分の1人前から立ち席。 🚃JR中央本線 甲府16:48→新宿18:55(ホリデー快速ビューやまなし号) |
その他周辺情報 | ◆農鳥小屋 ・寒い。バラック。薄暗く広い部屋の真ん中に、豆炭のこたつが1つあるのみ。 (17〜18時の間と、朝4時過ぎに、さらにストーブが1つ点く) 壁の隙間から外光が漏れ入ってきて、外とすーすー状態みたい。 また、雨の日は雨漏りするらしい。 ・夕食までは、全力で着込んで、この1つのこたつに10人で足先つっこんで耐えてた。まさか、山小屋の中でダウンがいるとは想定外だった。 ・夕食後は、与えられた敷き布団+敷毛布2枚、掛け毛布3枚にくるまるが、足先冷えてツラい。体はギリギリ寒くない程度。1時間毎に目覚めて、足を温めるべくエビのように丸まったり、また伸ばしたりの繰り返し。10時間が長かった... ・賢明な方々は寝袋を持参してた。最初、なぜ?と思ったけど納得 ・照明無い。電池式の暗いランタンが2つほどぶら下がっているが、17時過ぎたらヘッドランプ必要。 ・食事、ご飯とみそ汁、きのこの炒め物? 7mm角位の謎肉ブロックが出ますが、あと肉類ありません。 食べる場所もすごい。ちゃぶ台2つを10人で囲んで食事。 朝食は、ご飯、生卵、味噌汁がメインだった。 ・トイレ、排泄物がといを通じて即、外に排出される、という衝撃のしくみ。いまどき百名山級の山小屋に、こんなのあるのか、、、 ・犬がいます。 ・水場まで往復30分らしい。宿泊客も原則水欲しいなら汲みに行く。真夏に水を使いきってたら、大変だったなあ。 ・たぶん、言葉使いが、今風に、宿の"お客様"に対してのものではなく、普通にしゃべったりするので、誤解を受けやすいのかも。 ・間ノ岳の山頂で「叱られないよう、早く小屋に行った方がいい」と教えてくれた人が「農鳥岳は、日本でも数少ない3000m峰で、周りの北岳/間ノ岳/甲斐駒/仙丈/鳳凰、ことごとく百名山に入っているのに、農鳥だけ外れてるのはおかしい。これだけの山に深田久弥が登ってないはずはなく、多分、深田久弥が農鳥小屋に泊まった時に、農鳥おじさんにめちゃ失礼な対応をされて機嫌を損ねて、百名山から外されたに違いない」とか語ってて、妙な説得力あって笑ってしまった。 |
写真
感想
Day1
・前日に飲み会あったので、今回は夜行バスはやめて、土曜朝から行動開始。それも朝7時発の特急という遅出スタート (運良くトクだ値35取れた)
・登り始めるの昼前だし、全国的に予報が思わしくなくて (土-×, 日-△, 月-〇 という感じ)、土曜はまったり。
・甲府駅でもう雨がパラつき始めてたし、山に近づくと路上もガスってる有様だったのであきらめモードだったが、夜叉神峠を越えると青空が。山も見える。
・11時過ぎ、日差しある中、広河原を出発。
・コースタイム3:10のとこを2時間くらいで上がりつつあったので、肩ノ小屋まで行けるかも、と色気出し始めたが、白根御池小屋に着いた所で樹林帯を抜け、また本格的に降り始めたので、予定通り御池で行動を終える。(本日の行動たった2時間)
・とても空いてたので、各自1畳もらえる。非常にのんびり過ごす。
Day2
・起きたら土砂降りだった。みんな模様眺め。朝食後に小屋のTVで雨雲レーダーを見ると、日本列島、前線が南下中で、山梨はまさにど真ん中だった。10-11時頃前線が南に抜けて雨が上がりそう。それに合わせて、7時過ぎにまだ土砂降りの中出発。
・草すべりの急斜面は、登山道に沿って水が川のように流れているような有様。
・急斜面を抜けると、今度は右から強風。頬に雨が叩き付けられて痛いくらい。
・あまりに寒いので肩ノ小屋に退避。9:30過ぎると、南方や甲斐駒が見え始める。雨が上がり、天候一気に好転。
・北岳山頂では、南方(富士山含)はまだ雲で見えなかったが、北方はかなり見える。南アルプス周辺も。
・北岳山荘で一休み。建物の横で着替え。
・間ノ岳に向かう。ダミーなピーク多過ぎ。わざわざ棒立ててるので紛らわしい。
・間ノ岳、山頂絶景。特に富士山。
・山頂で 「農鳥小屋は16時過ぎて着くと叱られるから、早く行った方がいい」と強く助言され、急ぎ下る。
Day3
・18時ぐらいに寝て、まだかまだかと1時間毎に時間を見る。足が冷え切るので、そのたびに横になって丸まったり伸ばしたりの繰り返し。
・5時半過ぎに行動開始。日の出を横目に農鳥岳向けてハイク開始。
・この山もまた、ニセピークが次から次へと登場する…
・農鳥岳、眺めはすばらしい。今度は富士山は雲海。“頭を雲の上に出し〜” 南アルプスの山々、北アルプスm。
・そして、今日の最大のお仕事:標高差2200mの大下降。
・基本的に沢下り。水流れる道を通行することも。
・大門沢小屋までに3つの渡渉。丸太橋が割れて落ちてるところ、どうしようか悩む。上から回ろうとするが岩滑るので危なく、やむを得ず恐る恐る落ちた木橋を四つん這いで渡る。
・大門沢小屋も、WC、外垂れ流し式でした。
・その後、沢を離れ、右側をトラバース。なだらかな樹林帯斜面を、ピンクのテープをたどりながら気持ちよく散策、というところは、とても気持ち良かった。
(もちろん、急斜のトラバースもたくさんあるけど。)
・吊り橋、作りはしっかりしているようだが、捻り方向に揺れる。金属の底板ごと揺れる揺れる。これまでで一番怖い。
・結局、12:15頃ゲートに到達。13:30のバスに間に合った。時間できたので、そのまま奈良田温泉に。ぬるい、硫黄アルカリ泉。傷にしみる。シャワーも源泉だったようで。
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