巻機山(ヌクビ沢コース)
- GPS
- 06:56
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
天候 | 晴れ、うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
60台駐車可能とされる桜坂駐車場が満車だった。到着が8時近くになってしまったせいもあるが、天気のいい登山シーズンの週末はいつもこうなんだろうか。かろうじて入れる場所があって車を停めることができた。帰るときにはかなり空いていた。 今週はたいして雨が降らなかったらしく、割引沢の水量は、天狗尾根コースを登った前回の9月23日(金)よりも少なかった。前回は石伝いに沢を渡れるところが少なくて困ったが、今回は問題なかった。 先に進むことで頭がいっぱいで、ヌクビ沢出合付近にあるはずの増水時用の巻道の入口を確認するのを忘れてしまった。 ヌクビ沢コースは初めてだが、迷うところはほとんどなかった。割引沢とヌクビ沢を通じて、巻道の入口のわかりにくい所が2、3ヶ所ある程度だ。巻道は、それがほしいと思うような所には必ずあった。 行者ノ滝をすぎると、長い巻道が続く。しかし、後でまた沢に下りてたっぷり歩くことができるので、ヤキモキするにはおよばない。 割引岳の稜線直下から、沢を離れて尾根に着く。そのとき、また巻道だろうと思って登りはじめたため、ヌクビ沢にちゃんと別れを告げないまま稜線に出てしまった。 |
ファイル |
(更新時刻:2011/10/09 00:22)
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写真
感想
今年山に登ったのは4回目。雨具を着ないで登れたのはこれが初めてだ。天気がいいのは結構だが、混雑はなるべく避けたいものだと思った。割引岳の稜線に達したとき、あいさつを交わす習慣がないのだろうかというような登山者に何人も出会ってがっかりしたり驚いたりしたが、御機屋までいってその理由がわかったような気がした。人がたくさんいて、いちいちあいさつなどしていられないのだ。
最高点のケルン付近では、ロープを越えて植生の上に腰を下ろしてくつろぎ、注意を受けている人たちがいた。そうしたくなる気持ちもわかるが、大勢が登るところでみんながそれをやったらどうなるか、想像力をはたらかせなければなるまい。
稜線部では、休憩しながら煙草を吸っている人をけっこう見かけた。私は最近煙草を買わないことにしているので、煙草を吸っているのがうらやましかった。
寒い時期の非常用としてあったら心強そうなアルコールバーナーを携行してみた。エバニューのチタンマグポット500ストーブセットだ。煙草代が浮いたので、それをいろいろな登山用具を買う口実にしている。
牛ヶ岳の山頂標識のあるところで、アルコールバーナーを使ってコーヒーを入れてみた。風は微風。気温は20℃ほどか(自信なし)。4分ほどで約250mlのお湯が沸いた。もっと時間がかかると思っていたのでびっくりした。残っているアルコールがもったいないので、回収するためにバーナーを消そうとしたが、ひと苦労だった。燃えているバーナーに軍手で触れるのは厳しいものがある。回収できたアルコールはわずかなものだった。稜線で休憩しているほかの登山者を観察したところ、ストーブを使っている人たちはみんなガスストーブだった。
行動中に水を飲むのに1・5lのポリタンをいちいちデイパックから出すのが面倒だったので、今度から500mlくらいのペットボトルに水を小分けにして、ヒップパックのネットにでもさしておくことにしよう。
ブルックスのハイキングシューズを3年ほど履いている。ゴアテックスだというのだが、数回の山登りに使ったら、ちょっと水たまりに入っただけですぐに浸水するようになってしまった。しかし、今回の山行にあたって縫い目などにボンドを塗ったら、一応の効果がみとめられた。ボンドは見てくれがよくないので、シームシールでやるのがいいかもしれない。
携行品のリスト:
30リットルザック・ヒップパック・トレッキングシューズ・ヘルメット(マウンテンバイク用)・すべり止め付軍手・腕時計・デジタルカメラ・地図・コンパス・温度計・メモ帳・ボールペン・油性マジック・おにぎり・行動食・1.5リットルポリタン・風防兼五徳付きアルコールバーナー・500mlコヘル・250mlアルコール・ライター・プラスチックマグカップ
― 以下、使わなかったもの ―
非常食・ゴアテックス雨具上下・ロングスパッツ・医薬品・ホッカイロ・ツェルト・細引き10m・薄手銀マット・ブルーシート・ミクロテックスシュラフカバー・ヘッドランプ
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