木曽駒ヶ岳・宝剣岳
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- GPS
- 06:05
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 510m
- 下り
- 516m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台→しらび平駅(バス) しらび平駅→千畳敷駅(ロープウェイ) バス、ロープウェイ往復料金3900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*千畳敷〜乗越浄土 締まった雪で状態は良かった。 急斜面の直登なので装備はピッケル、12本アイゼン必要。 *宝剣岳(往復) 夏道、鎖が一部出ているがほとんど使えず、トラバース、直登での登攀になる。 状況は日々変化するので判断が必要。 自信がなければ行かないほうが無難。 *宝剣山荘〜中岳〜木曽駒ヶ岳 雪道で風抜け場所なので耐風装備が必要。 |
その他周辺情報 | こまくさの湯。空いてて良かった |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
調理用食材
調味料
飲料
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ナイフ
スノーシュー
ストック
ゴーグル
座椅子
スノーソー
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感想
中央アルプスの主峰
残雪の千畳敷
岩の殿堂
宝剣岳〜木曽駒ヶ岳を楽しんできました。
出発が遅れて始発ギリギリに着いた菅の台バスセンター
1台のバスで8割程の乗車で座れた。
ロープウェイを乗り継いで千畳敷に着くと半分程(20人)の人達が登山支度の様子。
ゆっくり支度して最後尾スタートで歩き出した千畳敷、真っ白いカールと宝剣岳から稜線の岩
、青空も素晴らしい♪
テンション上がりまくりでガンガン歩き進む。
ピッケルが突ける斜面まで来ると前には3名の人達だけになっていた。
傾斜した雪面にセルフタイマーでセットして自撮り。
雪が締まって登りやすく快適な急斜面
硬めの雪をスリーオクロックで脚の負担を分散しながら頑張って稜線まで登った。
乗越浄土は強風で迎えてくれた。
誰も居ない稜線を進み、小屋の風避けでウエア、グローブ、2本ピッケル装備を整えて宝剣岳へ向かった。
締まった雪で歩き進むと緩めのトラバースを越えて斜面に取り付けた。
一部の鎖も見えているが薄く残ったトレースの締まった場所を辿り、急なトラバースでは頼りないステップで苦戦する。
自分の身長と大きめザックではオーバーハングした岩で上体を谷側に押されて肝を冷やす。
両手のピッケルで雪面を捕らえて滑落だけは避けたい。
膝をついて登れるほどの傾斜の雪壁を上がり直登ルートの脇の岩から上に着く。両脇が切れ落ちててスリルありすぎた登頂だった。
風強いので頂上の岩の上に乗る気にもならなかった。
さっさと下山に入りすぐに、ザックに違和感が、、
こんな所でサイドコンプレッションストラップが一本外れ、スコップがズレ落ちてきた。
サイド下のスキーホルダーループに柄が刺さっているので落ちることはないが、柄の部分が下に突き出したまま下れない。
残置支点の岩の所でザックを下ろし装備を戻してホッとする。
こんな狭い難所で荷物下ろすとはセルフビレイの装備でもあれば良かったと思う。
ロープ無しのフリーで直登の雪壁を下る気になれず、細いリッジの上りで通った場所をクライムダウン。
岩の張り出したトラバースの下り、登りでは前屈みで通過したが、下りでは屈めない。
下に新たにステップ切ってトラバースするか迷うが、そのままのステップを後ろ向きで屈んだ状態でトラバース。
なんてこった、、登りで自分に合わせたキックステップ作っておけば良かったと思いながら無事に通過。
緩めのトラバースをいくつか通過して平な所まで戻ると振り返り宝剣岳を眺めた。
達成感のピークだった。
少し興奮気味で駒ヶ岳方面に進み、中岳まで来て振り返るとさっき登った宝剣岳がカッコ良く見える。
穏やかな雪道を木曽駒ヶ岳に向かう
快晴で着いた山頂は西からの強風で厳しい。
セルフタイマーで記念撮影。
風避けと積雪量で休憩場所を考えて南側の日当たり良さそうな所に荷物下ろす。
スノーソーとスコップで1メートル掘り出し、風避けの雪壁も積んだ。
絶景の休憩時間を楽しんだ。
ロープウェイ最終に間に合わせる時間で撤収して下山。
傾く太陽で景色も楽しい
稜線からの景色を見納めして八丁坂を下り、穏やかなカールを抜けて山頂駅に着いた。
快晴の1日
気持ち良い中央アルプスを遊べました。
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