白馬八方-八方尾根-唐松岳頂上山荘-唐松岳-餓鬼山-祖母谷温泉-欅平『2011年10月8日(土)〜9日(日)』
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- GPS
- 29:55
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 2,587m
コースタイム
【▲10月8日(土)▲】
『第一ケルン(八方池山荘)(標高1830m/8:20/登山開始)-
八方池(標高2060m/9:22)-丸山ケルン(標高2442m/10:44)-
唐松岳頂上山荘(標高2630m/11:37/10分休憩)-唐松岳(標高2696m/12:02)-
唐松岳頂上山荘(12:30/初日登山終了/一泊二食付宿泊)』
【▲10月9日(日)▲】
『唐松岳頂上山荘(標高2630m/6:25/二日目登山開始)-大黒銅山跡(8:10)-
餓鬼山(標高2127m/9:24)-餓鬼山避難小屋(標高1800m/10:07/5分休憩)-
餓鬼ノ田圃(標高1660m/10:45)-南越峠(標高1493m/10:59)-
祖母谷温泉の手前(祖父谷出合/唐松岳入口/標高780m/13:09/20分休憩)-
名剣温泉(13:59)-欅平(標高599m/14:15/全行程終了)』
【★CT(常人の登山速度)★】
‖莪譽吋襯鵝租眈廠拂詐綮柿:3時間30分
唐松岳頂上山荘〜唐松岳:15分
E眈廠拂詐綮柿顱疏鎚戝温泉:8時間30分
ち鎚戝温泉〜欅平:40分
【★私の登山速度★】
‖莪譽吋襯鵝租眈廠拂詐綮柿:3時間17分
唐松岳頂上山荘〜唐松岳:20分
E眈廠拂詐綮柿顱疏鎚戝温泉:6時間44分
ち鎚戝温泉〜欅平:45分
天候 | 『10月8日(土)』:晴 『10月9日(日)』:晴・唐松岳頂上山荘の午前6:00頃は氷点下3℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
/圭-白馬(JR中央本線・篠ノ井線・大糸線/5250円+510円) <510円(快速ムーンライト信州号指定券)> 白馬駅-八方バスターミナル(アルピコ交通バス/180円) H方バスターミナル-八方ゴンドラ山麓駅(徒歩10分〜15分) と方ゴンドラ山麓駅-第一ケルン駅(八方尾根開発/片道1400円) 【★復路★】 −以-宇奈月(黒部峡谷鉄道/1660円) 宇奈月駅(黒部峡谷鉄道)-宇奈月温泉駅(富山地方鉄道)(徒歩10分) 1奈月温泉-新魚津(富山地方鉄道宇奈月線/900円) た卦津(富山地方鉄道)-魚津(JR北陸本線)(徒歩5分) サ津-新宿(糸魚川・直江津・北越急行線・越後湯沢・上越新幹線・大宮) ※JR合計運賃10010円(北越急行線経由) ※普通乗車券6200円(魚津〜新宿(東京都区内)) ※特急はくたか号自由席特急券(魚津〜直江津〜越後湯沢)(1290円) ※MAXとき号(越後湯沢〜大宮)(2520円) 【●往路詳細●】 新宿23:54-5:40白馬6:10-6:20八方7:30-8:00第一ケルン(八方池山荘) <JR中央本線・JR篠ノ井線・JR大糸線・アルピコ交通・八方尾根開発> 【●復路詳細●】 欅平16:01-17:20宇奈月17:31-1800魚津18:09-19:59越後湯沢20:08- 20:54大宮21:04-21:32新宿(東京) <黒部峡谷鉄道・富山地方鉄道宇奈月線・JR北陸本線・ 北越急行線(第三セクター)・JR上越新幹線・JR湘南新宿ライン> 【▲公共交通機関リンク▲】 アルピコ交通バス(栂池線/白馬駅〜白馬八方〜栂池高原) http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/tsugaike/ アルピコ交通バス(猿倉線/白馬駅〜白馬八方〜猿倉) http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/ 八方尾根開発(八方アルペンライン(八方尾根ゴンドラ)) http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/alpineline/ 黒部峡谷鉄道 http://www.kurotetu.co.jp/ 【▲山小屋リンク▲】 八方池山荘(長野県北安曇郡白馬村) http://annai.hakuba.jp/content/view/56/68/ 唐松岳頂上山荘(長野県北安曇郡白馬村) http://karamatsu.jp/ 餓鬼山避難小屋(富山県黒部市) http://yukiccha.web.fc2.com/hut/hut-gallery/4chubu/hidarange/gaki/gaki.html 祖母谷温泉小屋(富山県黒部市) http://www.kurotetu.co.jp/onsen/babadani/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
〜感茣崟崟登山道 第一ケルン〜丸山ケルン:とくに危険箇所は無し。 4飮灰吋襯鵝租眈廠拂詐綮柿:岩場などの凍結に注意。 づ眈廠拂詐綮柿顱租眈廠:ガレ場に注意。 ヅ眈廠拂詐綮柿顱疎膵銅山跡:ガレ場・凍結・クサリ・急峻な下り。 β膵銅山跡〜餓鬼山:痩せ尾根・ヤブ道などに注意。 Р邉柑魁漸邉柑拡鯑饐屋:急峻なヤブ道のハシゴの下りに注意。 ┣邉柑拡鯑饐屋〜餓鬼ノ田圃:猿の群がやたらと多い。 餓鬼ノ田圃〜南越峠:ヤブ道・熊の痕跡がいくつか有る。 南越峠〜祖母谷温泉:ヤブ道の湿った苔の石が多いので転倒に要注意。 祖母谷温泉〜欅平:戦前に日本発送電が造った林道(危険箇所は無し)。 ※読み方:八方尾根(はっぽうおね) ※読み方:唐松岳(からまつだけ) ※読み方:大黒銅山跡(だいこくどうざんあと) ※読み方:餓鬼山(がきやま) ※読み方:餓鬼ノ田圃(がきのたんぼ) ※読み方:南越峠(なんこしとうげ) ※読み方:祖父谷(じじだに/黒部の方言では『じじだん』) ※読み方:祖母谷(ばばだに/黒部の方言では『ばばだん』) ※読み方:欅平(けやきだいら) ※唐松岳〜祖母谷温泉は樹林帯のショボ山で展望はほとんど無し。 【■登山者数情報■】 ‖莪譽吋襯鵝全飮灰吋襯:約200名 丸山ケルン〜唐松岳頂上山荘:約50名 E眈廠拂詐綮柿顱租眈廠:約50名 づ眈廠戞疎膵銅山跡:3名 ヂ膵銅山跡〜餓鬼山:0名 Σ邉柑魁漸邉柑拡鯑饐屋:0名 Р邉柑拡鯑饐屋〜餓鬼ノ田圃:7名 ┣邉乾療鎚燹粗遽枡:0名 南越峠〜祖母谷温泉(祖父谷出合):0名 祖母谷温泉(祖父谷出合)〜欅平:約50名(ほとんどが観光客) |
写真
感想
【★感想と解説★】
今回は『黒部ダム〜日電歩道〜雲切新道〜仙人温泉〜仙人新道〜真砂沢ロッヂ〜ハシゴ谷乗越〜内蔵助平〜黒部ダム』という周回登山を検討しておりましたが、10月7日の下ノ廊下での落石死傷事故と十字峡付近の大規模な崩落で阿曽原温泉(雲切新道分岐点/関電仙人谷ダム)から黒部ダムまでの間の日電歩道が無期限の通行止になってしまいましたので、第二希望としていた唐松岳頂上山荘から富山県側の祖母谷温泉へのヤブ山登山に切り替えました。
まず初めに白馬八方からゴンドラを三本乗り換えてゴンドラの頂上駅である第一ケルン(八方池山荘)へ行きまして、ここから八方尾根を唐松岳まで登りました。八方尾根はこれで三回目の登山ですが、観光地の延長線上のような雰囲気で相変わらず人が多過ぎるのが人気のあるところです。八方池や丸山ケルンからは白馬三山や五竜岳や鹿島槍ヶ岳が良く見えて、眺望に関しては100点満点です。唐松岳頂上山荘と唐松岳からは立山連峰の霊峰である雄山や剣岳が良く見えて、北には白馬三山と不木帰嶮(かえらずのけん)が良く見えました。そして今回は久々に一泊二食付(9000円)で泊まりまして、小屋は混雑しておりましたが、一人一畳は確保できました。
翌朝は御来光を拝んで6時25分に祖母谷温泉を目指して下りました。唐松岳頂上山荘からはテント場の中の急斜面を下りて、クサリ場やロープ場や急峻なガレ場とヤブ道を通って大黒銅山跡に行きます。大黒銅山跡は大正時代の銅鉱山の精錬所の跡で黒色の石がたくさん積み上げてある小さなボタ山がいくつかありました。そして途中の眺望は目の前の五竜岳と遠くに立山連峰が見えるくらいで、唐松岳頂上山荘を下って50分ほどで樹林帯のショボ山に突入しますので、ここから祖母谷温泉までほとんど眺望が無い道ですが、餓鬼山からの眺望は良くて裏から見た白馬三山や五竜岳や奥鐘山や立山連峰が良く見えました。ちなみに餓鬼山の頂上はタタミ1畳ほどの狭さで周りは背丈が低い笹に覆われております。
餓鬼山からは急峻なヤブ道のハシゴを下って、この登山道唯一の避難小屋である餓鬼山避難小屋に着きます。餓鬼山避難小屋は水場が無いので不便ですが、小屋の中には布団やシュラフや日用雑貨がいくつか置いてありました。ここからは餓鬼ノ田圃という小規模な天平状(でんでえろ)の湿地を抜けて20匹ほどの猿の群に挨拶をして南越峠へ行きます。南越峠からはこの登山道のヤマ場で急峻で湿った苔むした石のガレ場を延々と祖母谷温泉まで下ります。すでに疲れている足には結構なパンチで足が大バカになって、祖母谷温泉(祖父谷出合)の林道に着く20分ほど前には3回も滑ったり転んだりしてしまいました。祖母谷温泉(祖父谷出合)から欅平までは電源開発用の林道で下り一辺倒なので、バカになった足には負担が重かったです。今回の総括はアルプスに於いて人が少ないヤブ系ショボ山を苦労して楽しむのがかなり心地良い事を改めて実感しました。それにしましても今回もかなりパンチが効いた道でした。
【★参考に(今年の7月は白馬岳から祖母谷温泉へ下りた)★】
猿倉-白馬大雪渓-白馬岳頂上宿舎-清水岳-不帰岳-祖母谷温泉
『2011年7月16日(土)〜18日(月/祝)』 <Yamaotoko7>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-122434.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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明るくて、テンバの私がトイレ借りに行くと、
お金持ちの人たちが団欒しているのを覗いて
居りました。
窓側を人が通過すると、その影が
大きく唐松岳に映ります。
今週末は不調です。
今回は天気が良くて最高でした
>お金持ちの人たちが団欒しているのを覗いて
そして久々の2食付のブルジョア登山でした
いずれにしても今回もパンチが効いた登山で足が今でも痛いです
>今週末は不調です。
ショボ山に戻るのはまだ早いので、10月一杯はまだアルプスや八ヶ岳に行けますよ
山の上も¥次第ですね
特別料理か〜〜そこまでしなくてもネ
二食付きでライスと味噌汁のおかわり自由ならそれだけで最高
金を払えば特別料理
800円払えば本館に泊まれる
>二食付きでライスと味噌汁のおかわり自由ならそれだけで最高
確かにそのとおりです
だけど付け加えがあります。お茶と梅干もおかわり自由でした
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