奥穂高岳 横尾本谷右俣 槍ヶ岳
- GPS
- 51:56
- 距離
- 50.0km
- 登り
- 3,955m
- 下り
- 3,942m
コースタイム
上高地バスターミナル6:43〜7:57徳沢8:00〜(パノラマコース)〜10:50涸沢12:24〜(ザイテングラード)〜13:35穂高岳山荘13:35〜14:01奥穂高岳14:09〜14:40穂高岳山荘14:40〜(ザイテングラード)〜15:42涸沢
10月9日
涸沢5:16〜6:11横尾本谷・涸沢出合6:11〜6:47二俣6:47〜7:38黄金平7:57〜9:11横尾尾根のコル9:18〜9:37天狗池9:47〜10:12天狗原分岐10:12〜12:09槍ヶ岳山荘12:16〜12:33槍ヶ岳12:43〜13:00槍ヶ岳山荘13:23〜14:01中岳14:01〜14:49南岳小屋
10月10日
南岳小屋5:34〜6:37横尾尾根のコル6:37〜6:57天狗原分岐6:57〜7:45槍沢ロッジ7:45〜8:34横尾8:48〜9:17新村橋9:17〜10:39上高地バスターミナル
天候 | 10月8日 6:43 上高地 晴れ 0℃ 11:43 涸沢 晴れ 13℃ 18:01 涸沢 晴れ 2℃ 10月9日 5:15 涸沢 晴れ -2℃ 12:13 槍ヶ岳山荘 晴れ 5℃ 17:01 南岳小屋 晴れ -2℃ 10月10日 5:25 南岳小屋 曇り -5℃ 8:38 横尾 晴れ 5℃ 10:40 上高地 晴れ 12℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.alpico.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道の状況 パノラマコース、ザイテングラード、穂高岳山荘〜奥穂高岳、槍ヶ岳山荘直下、南岳〜横尾尾根のコル〜天狗池に残雪凍結箇所あり。 ★横尾本谷右俣 出合から黄金平まで右岸又は左岸に薄い踏み跡あり。 所々ケルンがあるが道標はなく、詰めはルートファインディングを要する。 遡行中に出会った登山者は5人。 |
ファイル |
横尾本谷右俣遡行図
(更新時刻:2011/10/12 06:51) |
写真
感想
★感想
今回の山行目的は涸沢と横尾本谷黄金平の紅葉、そして槍ヶ岳を見に行くこと。テントを担いで2泊3日の山旅だ。
1日目は上高地からパノラマコースを行き、涸沢キャンプ場にて幕営。設営後、奥穂を登りに行く。山頂から戻ってきたらテントの数が爆発的に増えていたのには驚いた。18時頃受付の人に何幕張られているのか聞いてみたら600〜700張とのこと。小屋泊まりの人たちは1畳に3人という混み具合だったらしい。
2日目はまず横尾本谷右俣を遡行。右俣をつめた先にある黄金平は気に入った。カールとそれに映える紅葉、そして登山者が少なく静かなのがいい。遡行後は横尾尾根を越えて天狗原経由で槍ヶ岳へ。当初槍ヶ岳は肩までで山頂は踏まないつもりだったが雲一つない青空を背景にした穂先を見ていたら登らずにいられなかった。この日は南岳小屋にて幕営。
3日目は下山。南岳から天狗原へ下り、槍沢を上高地へ。最後まで天候に恵まれた山行となった。
★10月9日横尾本谷右俣遡行記録
朝4時起床。簡単に食事を済ませてテントを撤収、出発する。横尾へ向けて登山道を行き、適当なガレ沢から涸沢へ下りる。さらに涸沢を下り横尾本谷出合に着く。
横尾本谷から水流に沿って遡行が始まる。基本的にゴーロ歩き。沢沿いには踏み跡がありそれをたどれば足元を濡らさずに行ける。滝といえるものは二俣以後に小滝が2〜3ある程度でいずれも簡単に登れる。
残置ロープがあるF2までは右岸を歩き、F2前で左岸へ渡渉。F2から上は右岸左岸と渡渉しながら進む。飛び石についた茶色い苔と霜、そして薄氷には気を使った。登山靴ではこれらに対してフリクションがまったく効かない。
出合から約300m登り、急傾斜の明るいゴーロを越えると黄金平。横尾本谷右俣の水流はここ黄金平から発し、これより上は伏流となる。しばし休憩。目の前に見渡す限り広がる紅葉したカールを楽しむ。
休憩の後、カールの真ん中を横尾尾根のコルへ向けて進む。高山植物を痛めないように歩くのに気を使った。所々踏み跡とケルンがあるがルートファインディングを要する。
今回の遡行の核心は詰め。崩れやすいガレの急斜面を登らないといけない。ルートを間違えるとかなり苦労するだろう。今回は横尾尾根のコルの一つ左のガレを詰め、上部でコルとの間にある小尾根へトラバース。悪くない選択だったと思う。
登り切った稜線から振り返ると黄金平から稜線まで歩いてきたルートがすべて見えた。
同日、少し早い時間帯に横尾本谷右俣に入っていました。同じく苔と薄霜には苦労させられました。
横尾カールは、はじめて入りましたが、良い場所ですね。今年の紅葉はハズレらしいですが、良い時にもぜひ行ってみたいものです。
kawamasaさん、こんにちは。
横尾カールを歩いている時に最後の急斜面を詰め上げている登山者が見えました。
kawamasaさんだったんですね。
横尾本谷右俣は自分も気に入ってしまいました。
きっとまた行きます。
同じ日の朝、上高地発、少し遅い時間ですが、
横尾本谷右俣を登り南岳でテン泊したものです。
レコのアップは遅れていますが、
横尾カール、素晴らしいですね、あんなところで一日のんびりしてみたいです。
私もまた行くと思います。
noborundaさん、はじめまして
右俣の源頭でテン泊したら楽しいだろうなあなんて思います。
登山者の多い山域にあって隠れ家を見つけたような気分です
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