金曜日の仕事終わって、そのまま中尾高原口Pへ。
車中泊しました。
7
3/24 0:34
金曜日の仕事終わって、そのまま中尾高原口Pへ。
車中泊しました。
5時ごろから行動開始。
3
3/24 5:06
5時ごろから行動開始。
槍見館の脇を通ってクリヤ谷登山口へ。
気合を入れます!
3
3/24 5:14
槍見館の脇を通ってクリヤ谷登山口へ。
気合を入れます!
明るくなってきたと同時に汗が噴き出す。
2枚脱ぎました。
1
3/24 5:41
明るくなってきたと同時に汗が噴き出す。
2枚脱ぎました。
この時間、雪は固く締まっていた。
ズクズクの状態で歩いた先行者の軌跡あり。
0
3/24 5:44
この時間、雪は固く締まっていた。
ズクズクの状態で歩いた先行者の軌跡あり。
渡渉点。
岩がぬめってるので注意。
濡れずに済みましたが、増水してるとヤバイかも。
2
3/24 6:02
渡渉点。
岩がぬめってるので注意。
濡れずに済みましたが、増水してるとヤバイかも。
おお〜 エボシ岩が見えてきた
7
3/24 6:27
おお〜 エボシ岩が見えてきた
いいねいいね〜
っと独り言。
13
3/24 6:42
いいねいいね〜
っと独り言。
しばらく沢沿いを行くってわかってたのに、地形図みて早めに稜線にあがりたくてラッセル。
しかし深すぎて沢まで降りるハメに。
3
3/24 7:05
しばらく沢沿いを行くってわかってたのに、地形図みて早めに稜線にあがりたくてラッセル。
しかし深すぎて沢まで降りるハメに。
スノーブリッジを渡った。怖かった。
3
3/24 7:15
スノーブリッジを渡った。怖かった。
スキーのトレースがあった。
1
3/24 7:15
スキーのトレースがあった。
意外と沈むので、ここからワカンを装着。
1
3/24 7:31
意外と沈むので、ここからワカンを装着。
楊杖岳
8
3/24 7:42
楊杖岳
楊杖岳ズーム
10
3/24 7:42
楊杖岳ズーム
スキーのトレースは一ノ沢へ向かっていたようだった。
安直に辿っていたが、少し沢沿い(夏道)まで戻りつつ歩く。
3
3/24 7:44
スキーのトレースは一ノ沢へ向かっていたようだった。
安直に辿っていたが、少し沢沿い(夏道)まで戻りつつ歩く。
ここから復帰までラッセル。
3
3/24 8:02
ここから復帰までラッセル。
む〜、深いぜ...
おとといの春の嵐で、またかなり積もったみたい。
7
3/24 8:09
む〜、深いぜ...
おとといの春の嵐で、またかなり積もったみたい。
ようやく見晴しがよくなったところで...
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3/24 8:10
ようやく見晴しがよくなったところで...
トレースと合流できた!
ここからはありがたく辿らせてもらいます。
4
3/24 8:11
トレースと合流できた!
ここからはありがたく辿らせてもらいます。
あ〜すげぇ楽だ〜(*^_^*)
本当、トレースには感謝しっぱなしでした。
1
3/24 8:16
あ〜すげぇ楽だ〜(*^_^*)
本当、トレースには感謝しっぱなしでした。
広サコ尾根を行く。
7
3/24 8:18
広サコ尾根を行く。
霧氷が解凍しはじめていました。
9
3/24 8:46
霧氷が解凍しはじめていました。
蜂ノ巣岩あたりまで、急登。
3
3/24 9:49
蜂ノ巣岩あたりまで、急登。
右手には穂高連峰の絶景
16
3/24 9:53
右手には穂高連峰の絶景
登ってきた尾根。
7
3/24 9:55
登ってきた尾根。
気温が高く、とにかく湿雪になり辛い...
重たすぎる
10
3/24 10:15
気温が高く、とにかく湿雪になり辛い...
重たすぎる
右手に岩峰がみえてきたあたりから、気を引き締めます。
6
3/24 10:50
右手に岩峰がみえてきたあたりから、気を引き締めます。
西穂山荘が見えた(@_@)
10
3/24 11:03
西穂山荘が見えた(@_@)
ここで先行パーティーに追いつく。
尾根への登りあげは急斜面のザラ雪のため、ロープ(確保態勢)を出していた。
6
3/24 11:21
ここで先行パーティーに追いつく。
尾根への登りあげは急斜面のザラ雪のため、ロープ(確保態勢)を出していた。
自分はちょっと手前のこの雪壁を一歩一歩ステップ作って登ります。スリップできないのでかなり慎重にやりました。
6
3/24 11:21
自分はちょっと手前のこの雪壁を一歩一歩ステップ作って登ります。スリップできないのでかなり慎重にやりました。
尾根の上で合流し、パーティーの方々と御挨拶&ここまでのトレースのお礼を申し上げました。
代わりにクリヤの頭までは先頭を買って出ます。
6
3/24 12:30
尾根の上で合流し、パーティーの方々と御挨拶&ここまでのトレースのお礼を申し上げました。
代わりにクリヤの頭までは先頭を買って出ます。
かなりの傾斜なので、滑落厳禁。
キックステップで踏み込むも、湿雪でアイゼンが効かなくなるときがあるので注意。
16
3/24 12:44
かなりの傾斜なので、滑落厳禁。
キックステップで踏み込むも、湿雪でアイゼンが効かなくなるときがあるので注意。
ようやく主尾根に到達。
3
3/24 12:44
ようやく主尾根に到達。
そのままクリヤの頭までは直登。
6
3/24 12:53
そのままクリヤの頭までは直登。
クリヤの頭。
本日中に笠ヶ岳までやろうと思っていたが、とても無理だった。
15時まで行動しようと決意。
15
3/24 13:01
クリヤの頭。
本日中に笠ヶ岳までやろうと思っていたが、とても無理だった。
15時まで行動しようと決意。
あれが次に登る雷鳥岩。
夏は左から巻いて通るみたいだが、冬季はピークに立てるみたいだ。
4
3/24 13:04
あれが次に登る雷鳥岩。
夏は左から巻いて通るみたいだが、冬季はピークに立てるみたいだ。
コルから振り返ってクリヤの頭
7
3/24 13:41
コルから振り返ってクリヤの頭
雷鳥岩へのラッセルは交替で。
13
3/24 13:56
雷鳥岩へのラッセルは交替で。
雷鳥岩より、ついに頭を見せてくれた笠ヶ岳。
ここからコルまでの降下はけっこう怖い。
ここで山岳会らしきパーティーとお別れ。
8
3/24 14:09
雷鳥岩より、ついに頭を見せてくれた笠ヶ岳。
ここからコルまでの降下はけっこう怖い。
ここで山岳会らしきパーティーとお別れ。
自分は雷鳥岩からちょっと下ってからバックステップで斜面を下りて、そのままカニ歩きでトラバースしながら進んだ。
11
3/24 14:22
自分は雷鳥岩からちょっと下ってからバックステップで斜面を下りて、そのままカニ歩きでトラバースしながら進んだ。
けっこう距離があるので、このトラバースも疲労します。
2
3/24 14:22
けっこう距離があるので、このトラバースも疲労します。
こんな感じでカニ歩きしてきました。
4
3/24 14:40
こんな感じでカニ歩きしてきました。
傾斜もけっこうあって、滑落すると止まりそうもないので、緊張します。
5
3/24 14:40
傾斜もけっこうあって、滑落すると止まりそうもないので、緊張します。
彼らは雷鳥岩から懸垂下降していた。
4
3/24 14:40
彼らは雷鳥岩から懸垂下降していた。
あの、コルにある吹き溜まりで雪洞しようと確認した。
6
3/24 14:50
あの、コルにある吹き溜まりで雪洞しようと確認した。
明日は、この岩を左からトラバースしながら尾根に登りあげる。
早朝の雪が締まっている時間帯が望ましい。
5
3/24 14:50
明日は、この岩を左からトラバースしながら尾根に登りあげる。
早朝の雪が締まっている時間帯が望ましい。
15:00に予定のコルにて行動終了した。
雪洞をつくって、ひとごごち。
18時過ぎですがもう就寝です。約9時間たっぷり寝れました zzz...
27
3/24 18:16
15:00に予定のコルにて行動終了した。
雪洞をつくって、ひとごごち。
18時過ぎですがもう就寝です。約9時間たっぷり寝れました zzz...
04:00
朝起きると、出口が完全に塞がっていてちょっと焦った。
出口をキックしても微動だにしなかった。
16
3/25 4:14
04:00
朝起きると、出口が完全に塞がっていてちょっと焦った。
出口をキックしても微動だにしなかった。
とりあえずあとで考えることにして、朝ごはん。
オカユにしてみました(^.^)
9
3/25 4:27
とりあえずあとで考えることにして、朝ごはん。
オカユにしてみました(^.^)
生姜スープで身体を暖めて...
9
3/25 4:32
生姜スープで身体を暖めて...
パッキングしてから、スコップで掘り返して脱出した。
朝っぱらから雪まみれになり、ちょっと萎えた。
9
3/25 4:32
パッキングしてから、スコップで掘り返して脱出した。
朝っぱらから雪まみれになり、ちょっと萎えた。
脱出成功。
埋まったアイゼンを探すのにも苦労してしまった。
吹き溜まりだから、降雪が無くても埋まるのか...
いい勉強になった。
20
3/25 5:18
脱出成功。
埋まったアイゼンを探すのにも苦労してしまった。
吹き溜まりだから、降雪が無くても埋まるのか...
いい勉強になった。
踏み抜き防止は埋まってなかった
8
3/25 5:22
踏み抜き防止は埋まってなかった
穂高岳稜線から日の出
9
3/25 5:45
穂高岳稜線から日の出
雪煙が染まって綺麗です。
6
3/25 5:45
雪煙が染まって綺麗です。
笠ヶ岳もモルゲンロート
16
3/25 5:53
笠ヶ岳もモルゲンロート
さ〜 今日も頑張るぞ〜〜〜
9
3/25 6:02
さ〜 今日も頑張るぞ〜〜〜
見事な雷鳥岩を振り返って
29
3/25 6:02
見事な雷鳥岩を振り返って
早朝は強風でした。雪の飛沫をくらいながら、雪壁をトラバースしていきます。
7
3/25 6:03
早朝は強風でした。雪の飛沫をくらいながら、雪壁をトラバースしていきます。
壊した雪洞(右下)がみるみる埋まっていく。
なるほどなるほど。
15
3/25 6:05
壊した雪洞(右下)がみるみる埋まっていく。
なるほどなるほど。
強風に耐えながらラッセル開始
雪壁にへばりついた状態で進むが、雪煙で視界を遮られるのが厄介でした。
11
3/25 6:05
強風に耐えながらラッセル開始
雪壁にへばりついた状態で進むが、雪煙で視界を遮られるのが厄介でした。
ここのトラバースは、相当体力を要します。
2
3/25 6:05
ここのトラバースは、相当体力を要します。
一歩一歩、全力でキックして雪壁につま先を差し込み、真横にカニ歩き。
稜線は雪庇になっているため、どうしてもこうなる。
5
3/25 6:12
一歩一歩、全力でキックして雪壁につま先を差し込み、真横にカニ歩き。
稜線は雪庇になっているため、どうしてもこうなる。
キックステップの際、わかんは滑るのでアイゼンのみで行く。
4
3/25 6:25
キックステップの際、わかんは滑るのでアイゼンのみで行く。
落ちたら怖い傾斜が2時間以上は続くので、精神的にもかなりやられました。
3
3/25 6:25
落ちたら怖い傾斜が2時間以上は続くので、精神的にもかなりやられました。
なげぇ〜〜〜〜
全然尾根まで近づかない。休憩はほぼできないので、ゆっくり、確実に進む。
6
3/25 6:26
なげぇ〜〜〜〜
全然尾根まで近づかない。休憩はほぼできないので、ゆっくり、確実に進む。
振り返ると昨日のパーティーは、設営場所からそのまま撤退していた。
強風か時間か。予備日の都合とかなのだろうか。
急に心細くなってきたが、しかたがない。
12
3/25 7:05
振り返ると昨日のパーティーは、設営場所からそのまま撤退していた。
強風か時間か。予備日の都合とかなのだろうか。
急に心細くなってきたが、しかたがない。
笠谷
2
3/25 7:05
笠谷
この雪壁を這い登って、稜線に復帰しよう。
1
3/25 7:21
この雪壁を這い登って、稜線に復帰しよう。
ひたすら斜めに上に向けてカニ歩きしながら、少しずつ登っていく。
7
3/25 7:21
ひたすら斜めに上に向けてカニ歩きしながら、少しずつ登っていく。
膝まで埋まるラッセルなので、逆に滑落しづらいのが良かったのか悪かったのか...
10
3/25 7:29
膝まで埋まるラッセルなので、逆に滑落しづらいのが良かったのか悪かったのか...
かなりキツイけど、それでもこの甘美な稜線を歩ける幸せを噛みしめた。
5
3/25 7:37
かなりキツイけど、それでもこの甘美な稜線を歩ける幸せを噛みしめた。
振り返って、雷鳥岩とクリヤの頭。ここまで無事にこれて良かった。
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3/25 7:44
振り返って、雷鳥岩とクリヤの頭。ここまで無事にこれて良かった。
ほんと、キツかった。
17
3/25 7:52
ほんと、キツかった。
トラバースしてから、直登して肩に乗るところ。
ここが最も傾斜が強く、肝が冷えました。
6
3/25 8:07
トラバースしてから、直登して肩に乗るところ。
ここが最も傾斜が強く、肝が冷えました。
無事肩に乗った。御嶽山まで良く見えた
12
3/25 8:45
無事肩に乗った。御嶽山まで良く見えた
歩き初めて2時間40分、よーやく座って休憩できた。
足の裏とふくろはぎがかなり堪えた〜💦
17
3/25 8:45
歩き初めて2時間40分、よーやく座って休憩できた。
足の裏とふくろはぎがかなり堪えた〜💦
その後も急斜面を登るが、いくらか雪が固くアイゼンが効いてくれて楽だったが、まともにまっすぐ歩けない強風なので、やっぱり緊張した。
2
3/25 9:03
その後も急斜面を登るが、いくらか雪が固くアイゼンが効いてくれて楽だったが、まともにまっすぐ歩けない強風なので、やっぱり緊張した。
白山を眺めて…
8
3/25 9:07
白山を眺めて…
クリヤの頭から山頂まで、夏道なら3時間らしいが…
このペースはCTの倍以上はかかってるだろう。
17
3/25 9:07
クリヤの頭から山頂まで、夏道なら3時間らしいが…
このペースはCTの倍以上はかかってるだろう。
焼岳の火口?が良く見えた
3
3/25 9:22
焼岳の火口?が良く見えた
あそこまで登れば、山頂稜線に登れる!
3
3/25 9:25
あそこまで登れば、山頂稜線に登れる!
あと少し…
もう、烈風とかいう表現がピッタリなほどでした。
2
3/25 9:27
あと少し…
もう、烈風とかいう表現がピッタリなほどでした。
ひーひー言いながら振り返ると絶景でパワーをもらう
13
3/25 9:31
ひーひー言いながら振り返ると絶景でパワーをもらう
ジャンダルム
17
3/25 9:50
ジャンダルム
槍ヶ岳
18
3/25 9:50
槍ヶ岳
笠ヶ岳のピークまで、あと少し…
最後の登りあげは、雪庇が邪魔をしていたのでピックで掻いてからの乗っ越した。
9
3/25 9:57
笠ヶ岳のピークまで、あと少し…
最後の登りあげは、雪庇が邪魔をしていたのでピックで掻いてからの乗っ越した。
手をついてハイハイしながらでないと登れないくらいの傾斜だった。
今日は行動開始してから、ずーっと緊張してしまった。
稜線から下を見ると、積雪した斜面というものの怖さを認識させられた。
15
3/25 10:06
手をついてハイハイしながらでないと登れないくらいの傾斜だった。
今日は行動開始してから、ずーっと緊張してしまった。
稜線から下を見ると、積雪した斜面というものの怖さを認識させられた。
やっとこさ山頂稜線にあがって、緊張から解放!!
11
3/25 10:06
やっとこさ山頂稜線にあがって、緊張から解放!!
強風だけど、気持ちは大変楽になりました。
4
3/25 10:11
強風だけど、気持ちは大変楽になりました。
日本海がここまで綺麗に見えたのは初めてかも。
12
3/25 10:12
日本海がここまで綺麗に見えたのは初めてかも。
お!おたくも重そうなザック背負ってるね!
11
3/25 10:13
お!おたくも重そうなザック背負ってるね!
抜戸岳までの稜線は真っ白!
美しいという気持ちと同時にラッセルにどれだけ時間を食うかの計算が始まる。
8
3/25 10:50
抜戸岳までの稜線は真っ白!
美しいという気持ちと同時にラッセルにどれだけ時間を食うかの計算が始まる。
やたー!笠ヶ岳山頂です!感無量!
26
3/25 10:51
やたー!笠ヶ岳山頂です!感無量!
西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳、大キレット
20
3/25 10:53
西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳、大キレット
遠くに水晶岳も見える
12
3/25 10:55
遠くに水晶岳も見える
薬師、野口五郎岳!
14
3/25 10:55
薬師、野口五郎岳!
こんなにクリアなスカイ!
13
3/25 10:55
こんなにクリアなスカイ!
山頂から下ると、小屋があったが埋まっていて使えそうもなかった。
12
3/25 11:03
山頂から下ると、小屋があったが埋まっていて使えそうもなかった。
ここで風をしのいで休憩しました。
14
3/25 11:04
ここで風をしのいで休憩しました。
コーヒーと
13
3/25 11:09
コーヒーと
最後の食料のメロンパン
このあと、何時間あれば下山できるだろうか。
15
3/25 11:10
最後の食料のメロンパン
このあと、何時間あれば下山できるだろうか。
さて、いよいよこの稜線を歩きます
10
3/25 11:21
さて、いよいよこの稜線を歩きます
笠ヶ岳を振り返って
9
3/25 11:35
笠ヶ岳を振り返って
奥穂?北穂?
9
3/25 11:37
奥穂?北穂?
山座同定するのもめんどいや…
とにかく歩こう…
8
3/25 11:37
山座同定するのもめんどいや…
とにかく歩こう…
予想通りラッセルの稜線だが、一部固いところもあり助かった。
5
3/25 11:43
予想通りラッセルの稜線だが、一部固いところもあり助かった。
美しい〜
11
3/25 11:45
美しい〜
槍ヶ岳をズーム
9
3/25 12:28
槍ヶ岳をズーム
ありがとう笠ヶ岳。
19
3/25 13:00
ありがとう笠ヶ岳。
抜戸岳のすぐ手前から杓子平への下山は、恐ろしい斜面をおります。
バックステップで慎重にやりました。
7
3/25 13:05
抜戸岳のすぐ手前から杓子平への下山は、恐ろしい斜面をおります。
バックステップで慎重にやりました。
だいぶ下がってきて。
湿雪となり、ここが最もラッセルがキツかった。
8
3/25 13:54
だいぶ下がってきて。
湿雪となり、ここが最もラッセルがキツかった。
笠ヶ岳を、見納めします。
11
3/25 14:03
笠ヶ岳を、見納めします。
※この時期の笠新道は危険でした。
この尾根から左下へと下りますが…
11
3/25 14:09
※この時期の笠新道は危険でした。
この尾根から左下へと下りますが…
身がすくむほどの傾斜で、しかもグズグス雪。他に下れるところもなく、ここもバックステップで…と10歩ほど下ると…
10
3/25 14:09
身がすくむほどの傾斜で、しかもグズグス雪。他に下れるところもなく、ここもバックステップで…と10歩ほど下ると…
自分の周りの雪が一気に雪崩れて、一緒に流される。
ものの数十秒で400mはいったか?
20
3/25 14:20
自分の周りの雪が一気に雪崩れて、一緒に流される。
ものの数十秒で400mはいったか?
恐ろしくなって沢形から逃げて尾根筋へ向かうも、樹林は腰ラッセルやら崩落やらで、むしろ怖い。
10
3/25 14:31
恐ろしくなって沢形から逃げて尾根筋へ向かうも、樹林は腰ラッセルやら崩落やらで、むしろ怖い。
あの見えるもっと上から流されてきた。
しばらくは呆然としてました。
最悪はここでビバークして、早朝下山かな。
10
3/25 14:51
あの見えるもっと上から流されてきた。
しばらくは呆然としてました。
最悪はここでビバークして、早朝下山かな。
そんでビバーク地を探すも、無い。
踏み抜き地獄と雪崩れ地獄の2択か?
6
3/25 15:01
そんでビバーク地を探すも、無い。
踏み抜き地獄と雪崩れ地獄の2択か?
とりあえずロープだして樹林を下る。
お助けヒモないと、ヤバかったです。
11
3/25 15:01
とりあえずロープだして樹林を下る。
お助けヒモないと、ヤバかったです。
ツリーホール地獄を逃れようとすると、自分が置いた足から雪が滑り、それがどんどん圧し下がって小さな雪崩れが起きる。
しかし傾斜・雪の量などを考えると、やはり沢形のほうが安全と見た。
7
3/25 15:29
ツリーホール地獄を逃れようとすると、自分が置いた足から雪が滑り、それがどんどん圧し下がって小さな雪崩れが起きる。
しかし傾斜・雪の量などを考えると、やはり沢形のほうが安全と見た。
もう一度流されたが、規模も小さいので途中の枝に捕まって逃れた。グリセードで7割は下ってきました。
12
3/25 15:47
もう一度流されたが、規模も小さいので途中の枝に捕まって逃れた。グリセードで7割は下ってきました。
よーやく林道が見えた。
ある意味予想より下山が早かった…
9
3/25 16:19
よーやく林道が見えた。
ある意味予想より下山が早かった…
こんなに怖い下山はいつかの残雪の丹後山→巻機山以来だったかな。
笠新道はこの時期使える物ではありませんでした。
10
3/25 16:20
こんなに怖い下山はいつかの残雪の丹後山→巻機山以来だったかな。
笠新道はこの時期使える物ではありませんでした。
林道もデブリだらけ
12
3/25 16:42
林道もデブリだらけ
なんとか明るい時間に下山できて、ほっとしました。
ほんと、こんなに危険だと思わなかった…
12
3/25 17:08
なんとか明るい時間に下山できて、ほっとしました。
ほんと、こんなに危険だと思わなかった…
最後は貸し切りの中埼温泉で、疲れを癒して…
反省。
18
3/25 17:58
最後は貸し切りの中埼温泉で、疲れを癒して…
反省。
あえて率直に書きますが、
たまたま助かっているだけで、すでに手遅れなのではないでしょうか?
『もう、2度とこの時期にここを通る事は無い。』
ではなく、はじめからそう判断できてなければならないのではないですか?
最近のレコを拝見していると、たまたま生きて帰ってこられた感じを受け、非常に心配です。
cajaroaさん
率直な意見、ありがとうございます。
まさしくその通りでした。
行動中、そのときそのときは最善の判断をしているつもりが、疲労と焦りからまともな判断がとれなくなることが、よく分かりました。
今回の山行は、レコするような内容ではないのも承知ですが、もし、笠新道を使われるかたがいたらと思い、載せることにしました。
今後は、十分過ぎるほど慎重に、自分の力量をわきまえて計画致します。
御心配ありがとうございます。
生還されて、良かった。拝見しながらドキドキしましたが、ホッとしました。
雪洞の入口が埋まってしまっても、まずは腹ごしらえをするbicycleさんに、気持ちの強さを感じました!私、仙ノ倉でそれだった時、何もできずにただただオロオロ半べそでしたもん。
無事に帰ってこられたからこそ、次のさらなるチャレンジがある。全てを糧にしたbicycleさんの、創造力豊かなワクワクの山行を、また楽しみにしています(^_^)
cheeさん、こんにちは!
はじめは雪崩とは気づかず、シリセードっぽくて「あ、こりゃ楽だ〜」って思っていたんですが、ザザ〜っていう音で異常に気がつきました(-_-;)
地形的に、止まるとは分かっていたのでパニックにはなりませんでしたが思ったより長く流されたので焦りました。
幸い、表層も厚みは無く埋まるような感じではなかったのですが、流されること自体がイカンでした😧
雪洞の出口が埋まっていたのには一瞬「!?」ってなりましたが、ショベルの柄が見えたので「あ、掘ればでられるし、まだ塞がってるほうが暖かいや。」って単純に安心しちゃいました(笑)
怖かったけど、やはり雪山の絶景は素晴らしいですね(^^)
経験は生かさなくては意味がないので、様々な糧を今後に繋げていきたいと思います!
励ましのお言葉、ありがとうございます!
もっと安心してレコを見られる山行にしていきますが(笑)
見ることの出来なかった稜線からの素晴しい景色。
それがバイさんの記録で翌週に拝見出来て感動しました。
雪崩に遭って厳しい意見もあるとあると思いますがとにかくバイさんが生きて下山出来て良かったとただそれだけです。
自分も山奥でその場その時初めて気付く事だらけです
Jaian37さん、おはようございます。
困難を感じた山行でしたが、とにもかくにも無傷で下山できたことで安堵してます(^_^;)
雪崩は速くて、自分がいる位置より下で起きてるから飲み込まれるというような感じではなかったのですが、制動がうまくいかなければそのまま雪崩に追い付くというシーンだったように記憶しています。
本当は後半部分はヤマレコにアップするか迷いました🤐
しかし、下手に危険なとこだけ隠したのでは、ある意味参考にされる人がいた場合、もっとも危険なレコになってしまうかな?と思い正直に書きました。
厳しいご指摘は盛りだくさんで頂いてますが、不謹慎かもしれませんがこんなにも真剣に心配をしてくださる人がいるのかというのが嬉しく思ってしまいました。
僕は、Jaian37さんの山行に憧れ、目標にしています。
なので今回のコメントとても嬉しく思いました。
ありがとうございました!
bicycle さん、お疲れさまでした。
この時期に行く人いるのかな?
雪崩、こわそうなところだよな〜、
でもホイップだろうな〜、いいなーって
自分が夏に行った時に思っていました。
無事下山して良かったです。雪洞が埋まってるのに食べてるし!!(◎_◎;)
ドキドキしながら、お写真拝見しました。
本当に本当に無事下山して良かったです。
hapiraさん、おはようございます。
この時期は雪質と残雪の量で難易度が変わるというのは、3年ほど前から身をもって経験してきましたはずなのですが、色々と計算違いでした😧
いまは、無事に帰宅してからひとつひとつの行動を思い返してこんな状況のとき、どうやることが良いのかを検証しています。
理想は行く前から危険を判断して、行かないということですが、やはり行ってみなければわかり得ないことがあるのも山なので、こんな状況に置かれたときに、どう対応できるかですねー。
hapiraさん、ご心配ありがとうございます。
十分気をつけて今後も楽しんでいきます。
バイさん こんにちわ
たくさんの困難が…
何はともあれ、ご無事でなにより〜
わたしも先日の西黒沢本谷BCで湿雪雪崩でもっていかれたので、雪崩の恐怖は…
チャレンジしたい、行きたいのはわかります
でもあまり無理しませんように〜
まきさん、こんにちは!
西黒沢のレコを見たときに、とても怖かっただろうな〜って思ってました!!
自分は基本的には尾根歩きメインだから雪崩にはそうそう遭わないだろう、とタカをくくってましたら、このザマでした😑
チャレンジしたい、行きたいという気持ちも強烈ですが、実際に流されたら怖いという気持ちがのほうが強烈ですね〜
いつもご心配ありがとうございます〜💦
はい!あまり無理せずに、楽しみたいと思います😆
バイさん、皆様も書かれている通りご無事で何よりです。
でも素晴らしい景色ですね!とても自分で行けるような景色ではありませんが、抜戸岳へ至る稜線には、厳しさの中の美しさというか、なんかグッとくるものがありました。
すっかり雪洞泊がおなじみとなりましたね(^^)やったことないので一度くらい経験してみたいです。朝起きたら入り口ふさがってるって焦りますね!
雪崩地獄に踏み抜き地獄、加えてツリーホール地獄。どこを歩いても地獄だなんて恐ろしい。夏にぜひ行ってみたいと思います。
お疲れさまでした!
New-islandさん、おはようございます
ハラハラのレコ、すみません
残雪期 笠ヶ岳から先の稜線をどうしても歩いてみたくて、ちょっと無茶してしまいました。
笠ヶ岳も暴風の中のトラバースで緊張したりと、いろいろありましたが今は行って良かったと思えます。
雪洞は、本当に最高ですよ!^^
是非是非、Newさんも来季には始めてみてください。
特にこの日のように夜半から暴風になった場合、テントだと寝られたものではないのですが、
雪洞だと風の音すら聞こえませんし、胎内帰り(?)じゃないけど、落ち着きます(笑)
出口が無くなってるとちょい焦りますね〜!
ショベルは必ず入り口付近に置いておいた方がいいですね
たまに、外にほっぽり出して寝た雪洞泊もあったのですが、今回はマニュアル通りしっかり内に置いておいて正解でした。
尾根筋も谷筋も地獄、本当に苦難でした
積雪期の笠ヶ岳は北アルプスでも屈指の難しい山です
其れを単独で踏破されたのは凄いと思いますが、何故笠新道を
降りるルートを選ばれたのか、普通なら大ノマ乗越を降りるのが
安全で良く歩かれてるルートだと思いますが
笠新道をどうしても歩きたいのなら登りに使う方が安全です(残雪期)
厳冬期は雪崩の巣で無理です
積雪期は夏道の意味はないので笠新道の近くを通るルートを選ぶ
事になります
それでも相当きついですが、下るのはもっと難しいです
其処を降られた・・・よくご無事で・・・
私は地元なので数回歩いてますが何時も死の危険を感じる所です。
higaerisazenさま、おはようございます。
コメントありがとうございます。
数年前、笠新道は残雪期に登りで使い、そのまま大ノマを越えて双六岳まで歩いたことがありましたが、おっしゃる通り下りで使うものではありませんでした
今回、雪崩の巣と認識してから、夏道と思われるルート沿いにするか、尾根沿いにするか散々迷いました。
しかし尾根沿いは崩落、ツリーホール、ラッセルの3拍子でとてもまともに歩くことができず、ビバークして早朝の雪が締まった状態で降ろうかとか色々迷いました。
表層の雪はそれほど深くなく、雪崩の規模も小さいと判断し、意を決して下降しましたが、
結果的にではありますが、あらゆるシーンで運も味方してくれて、無事に下山できました。
この時期にここを下降で使うことはもう無いと思いますが、とても貴重な情報、ありがとうございました。
以後、注意してルートを選びたいと思いました。
お疲れ様でした。写真でクリヤ谷から笠新道の冬の様子がわかりよかったです。
写真以上に現場は厳しかったのが良く伝わります。
(5年前ぐらいにも確か遭難した人がいました。)
無事生還し達成感があるとは思いますが、今回は運が良かったと思う感じです。
ただこのレビューは危険を知らせる良い資料になりますね。
uchan96 様
今、振り返っても本当に運も良かったと思います
雪山は様々な要素が複合してくるので、その場での総合的な判断ってのが重要ですね。
振り返って色々検証しましたが、今回は危険な場所・状況ではあったけれど
その状況にするひとつひとつ行動の判断は正しかったと結論づけられております。
ただ、もう1度同じ状況で同じ判断ができるかと言われれば不明なので、
自分はこのルートをこの時期に通るのは止めておきますが
危険を知らせる材料になってくれれば、レコUPした意味も少しはありますね。
コメント、ありがとうございました
この時にご一緒させていただきましたパーティーの者です。偶然にも今になってこのレコを見つけまして、感慨に耽っておりました。まさかこのルートで後続が来るとは思っていませんでしたので驚いた記憶があります。当時は皆大学生だったのですが、あのシーズンに、あのメンバーで雪山を始め、その集大成としての笠でしたので、端から見ると日程やルートどりなど不可思議な行動が多かったかもしれません。
あの時はメンバーのひとりの体調不良によって撤退したのですが、下山の途中でおそらくbicycle様が遭遇されたような雪が腐っていく状況に遭遇し、広サコ尾根の上部の下りに非常に難儀した記憶があります(確か上りに巻いた岩峰を巻かずに懸垂した気がします)。bicycle様の笠新道というルートどりがリスクマネジメント的に悪かったといってしまえばそれまでですが、新雪からの急激な雪質の変化でなかなか対応しにくい状況を思うと、仕方ない部分もあるのではないかなと思いました。
おはよう御座います!
コメントありがとうございます。
長い長いクリヤ谷ルートでは、皆様のトレースがなければ敗退確実でした。
その節は、大変ありがとうございました☺
お仲間が体調を崩されてたのですね。
撤退の判断って凄く難しいものですが、決断のできる良いチームですね。
急激な雪質の変化ですが、おっしゃる通りでした。
笠ヶ岳ピークまでのトラバースの緊張と、疲労で、判断力が鈍っていたこともあったかもしれません。
積雪期の山は、気温の変化で雪の様子が別物になってしまうという事を改めて感じた山行でしたね(^_^;)
今となっては懐かしい経験談的なものですが、当時は雪山を辞めようかと本気で思いました。
それにしても、懐かしい記録へのコメントをありがとうございます。
大変嬉しく思いました。
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