笹ヶ峰

2018年04月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,153m
• 下り: 1,141m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:48

7:29 寒風山(伊予富士)登山口
8:14 8:18 桑瀬峠
9:10 9:12 寒風山（西峰）
9:17 9:23 寒風山
11:00 11:36 笹ヶ峰
12:54 13:05 寒風山
13:08 13:09 寒風山（西峰）
13:45 13:45 桑瀬峠
14:12 14:16 寒風山(伊予富士)登山口
14:17 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寒風山トンネル駐車場利用　30台駐車可能。

コース状況／危険箇所等

全行程夏道です。
寒風山トンネル南口登山口ー桑瀬峠　危険な箇所はありません。
桑瀬峠ー寒風山　危険な箇所はありません。ステンレス製梯子の先のトラバースの通過も問題ありません。
寒風山ー笹ヶ峰　一部残雪があったり、登山道が笹で覆われていますが、不明瞭な程ではありません。道標や赤布が少ないので注意して下さい。

その他周辺情報

寒風山トンネル駐車場に併設されているトイレは使用可能です。

写真

4/1 7:23

おはようございます。
旧寒風山トンネル南口に来ました。開通しましたね。

4/1 7:25

ここから桑瀬峠経由して笹ヶ峰山頂へ往復します。登山口に雪がありません。それではスタートです。

4/1 7:42

樹木の間から見渡しますが・・・それにしても雪がない！

4/1 8:10

朝日に照らされて荒々しい山肌が浮かびあがります。

4/1 8:14

桑瀬峠に来ました。東側の寒風山を経由して笹ヶ峰を目指します。

4/1 8:14

西側に伊予富士が見えています。

4/1 8:14

北側に目を向けると西黒森を望みます。

4/1 8:19

まずは、目の前のゴツゴツしている寒風山に向かいます！

4/1 8:28

振り返ると桑瀬峠から伊予富士へと続く縦走路が見えます。

4/1 8:33

荒々しい寒風山西斜面が見えて来ました。

4/1 8:37

ブナの並木から寒風山の西斜面がシルエットになっています。

4/1 9:14

青空が眩しいですね。
もう少しで寒風山です。

4/1 9:18

寒風山に着きました。

4/1 9:26

これから行く笹ヶ峰への縦走路が伸びているのが見えます。
緑の濃淡が綺麗です。

4/1 9:45

ちょっと変わった道標がありました。
「止」・・・行き止まりの意ですね。

4/1 9:55

笹ヶ峰の優美な山容が見えました。懐の大きさが感じとれます。

4/1 10:00

一部残雪がありますが、歩行の障害にはなりません。

4/1 10:01

他にこんな素敵な縦走路があるだろうか。

4/1 10:14

脚を止めて眺めていたくなります。
この稜線歩きはたまらなく心地良いです。

4/1 10:33

青空が眩しいですね。
西斜面を横切るように進みます。

4/1 10:55

丸山分岐に来ました。
山頂までもう一投足です。

4/1 10:57

この笹原を抜けると・・・。

4/1 11:02

笹ヶ峰の山頂を踏みました。👏

4/1 11:08

笹ヶ峰山頂よりの眺望です。
北側に沓掛山を望みます。その奥は瀬戸内海です。

4/1 11:11

笹ヶ峰山頂よりの眺望です。
東側にちち山を望みます。

4/1 11:15

山頂の笹庭園にほれぼれします。

4/1 11:16

笹ヶ峰山頂よりの眺望です。
いま歩いて来た西側の寒風山。遠くに伊予富士がを望めます。

4/1 11:24

笹の自然庭園と背景には石鎚連峰が望めます。

4/1 11:26

祠がありました。山岳信仰の中心にあった事が偲ばれます。

4/1 11:37

ちち山から冠山の稜線に惹かれますね。
名残り惜しいのですが、これより下山します。

4/1 11:42

一部残雪がありますが、踏み抜きに注意して進みます。

4/1 12:05

笹ヶ峰を振り返ります。

4/1 12:06

前方には寒風山。

4/1 12:30

石楠花は未だ蕾ですね。
開花する頃にまた来ましょう。

4/1 12:31

寒風山への登り返しが辛い・・・。

4/1 12:59

寒風山まで戻って来ました。
笹ヶ峰と冠山の稜線に後ろ髪を引かれます。

4/1 13:47

桑瀬峠まで戻って来ました。寒風山にお別れします。

4/1 13:47

鷹ノ巣山にも挨拶します。

4/1 13:53

明るい登山道を行きます。黄金が敷き詰められている感じがします。

4/1 14:18

無事に下山しました。

撮影機器：

Nikon 1 V1 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 行動食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

備考

雪山装備で行きましたが、拍子抜けするくらい雪と氷はありませんでした。
これからは暑さ対策を視野にいれた装備が望ましい。

感想

starman

前回の山行で愛媛県民自慢の見事なまでの笹原を堪能しました。寒風山から望んだ山容が魅力的だった事もあり、そんな笹が山名となっている笹ヶ峰に行って来ました。

登山ルートは、旧寒風山トンネル南口登山口⇔桑瀬峠⇔笹ヶ峰としました。

三週間前の山行と大きく違うのは季節が変わりました。
前回登山口では差すような冷気を感じたのですが、今回は春の陽気を感じました。
あれほどあった雪や氷がどこにも見当たらないので、一部雪山装備を置いていくほどでした。（アイゼンとインシュレーター、防寒用手袋などは装備に入れたまま）

桑瀬峠や寒風山でも残雪は一切なく夏道の装いでした。
寒風山から望む笹ヶ峰は見晴らしが良いため山容が優美で、懐の深くどっしり構えてこれから訪れる者を静かに見守ってくれているようです。
寒風山からの稜線歩きはとても楽しい時間です。笹ヶ峰の雄大な西斜面の笹原の絨毯が見事で何度も脚を止めてしまう程です。
山頂までの道のりを高揚感一杯で歩けて、とても気分の良い時間を過ごす事ができました。
山頂の眺望も素晴らしく西に伊予富士、西黒森の石鎚連峰、南に高知県境の冠山に平家平。北に沓掛山その先に瀬戸内海が広がります。
圧巻はちち山と冠山間の魅惑の稜線に心惹かれました。
山頂の笹のベッドに飛び込んで、横たわって贅沢な空間を味わいたい気分でした。

夏道に嵩も重量もある雪山装備で、アイゼンが背中に突き刺さる思いでやって来たのですが、終始気分良く歩けた最高の日になりました。
最後は何度も何度も笹ヶ峰を振り返って帰路に着きました。