一日一善!!乗鞍岳【いちばん穏やかな天気予報の日に狙いをさだめ】
- GPS
- 05:55
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:54
天候 | よく晴れました。なにより風がおだやかでした(頂上付近でも10m/s以下) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.highwaybus.com/html/gp/info/13/matsumoto/index.html ホテルエムマツモト泊(朝食付きカプセルタイプ2480円) http://www.hotelm-matsumoto.com/ 松本駅7:16発---アルピコ交通(電車・バス)---8:55着スキー場前BT(往復で3300円) 復路:観光センター前18:23発----アルピコ交通(バス・電車)---19:54着松本駅 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/norikurakogen/ 20:00発スーパーあずさ36号で帰宅(えきねっとで前日までに予約で4610円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
4/2以降稼働中のリフトは、やまぼうし、夢の平クワッド、かもしかのみ(スキー場の営業も4/8まで) 山麓リフトは使えないため、おのずとやまぼうしリフトまでは舗道歩きです。(20分ぐらい)さらに10分少々がんばれば休暇村駐車場までいけます。 リフトを利用する方はやまぼうしゲレンデから、利用しない方は休暇村から入山することになります。前半戦のヤマ場はかもしかゲレンデの登りとツアーコースの序盤の急登です。ここを乗り切れば、ツアーコース終点までは比較的緩めの登りをこなしながら進むことができます。ツアーコース終点から次の取り付きも急登ですが、斜面も広いので斜面いっぱいにつかって少しずつ登ることもできます。いずれにしても序盤に比べればラクです。その後もだだっ広い雪原を進みます。見通しが良ければ問題ありませんが、見通しが悪いと方向感がつかめず非常に危険です。肩の小屋からは朝日岳のトラバースから剣が峰に取付きます。ここも天候や風次第で難易度が変わるかと思います。朝日岳を登れば夏道が出始めている箇所も出現。頂上小屋から最後の登りをこなせば剣が峰です。 雪の状態から終始アイゼンで通しました。これからの時期まだ気温が低く天候も崩れ、積雪があることも想定されるため、スノーシュー、ワカンなどを携行することが望ましいでしょう。 |
その他周辺情報 | 乗鞍高原湯けむり館:食事券付き入浴券がお得 http://www.norikura.co.jp/yukemuri/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ポール
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感想
雪のあるうちにもう一つぐらい登っておきたいと思い、ヤマレコのお勧めコースにも取り上げられ、ユーザーさんのレコも豊富だった乗鞍岳を目指すことにしました。スキー場から登るり始めるため、リフトで上げ底ができる点も魅力でした。
しかしスキー場前でバスを降りると、すでに山麓リフトは運行終了。やまぼうしゲレンデまで舗道歩きをすることに。さらにやまぼうしリフトはゲレンデを半分下りリフトで歩いて下りた半分、残り半分を登るというパフォーマンスの悪さ…この一回分は授業料でした(笑)
その後夢の平クワッド、かもしかリフトを乗り継いでゲレンデトップに到着!スタート時刻が遅いのでここで稼がせて頂きました。ここからいよいよツアーコースのスタートなのですが、待ち受ける急登がなかなか手強く、開始早々15分で早くもアミノ酸ドーピング汗。やはり雪山は勝手が違います。その後は登りも緩め、平坦な区間も多く何とか呼吸を落ち着かせることができました。ツアーコース終点から先の登りもキツ目でしたが、スタートの急登に比べればマシでした。多分肩の小屋までは、かもしかの登りとツアーコース序盤の登りが体力的に核心なような気がします。
肩の小屋からの朝日岳のトラバースも比較的無難に通過できましたが、これというのも、穏やかな風や安定した天候からもたらされたものだと思います。本当にいい天気予報の日にちに狙いを定めてよかったと思います。
ただ、朝日岳のトラバースを終了するころに、またまたいつもの両脚太もも攣りがでてしまいました汗。マッサージやしゃがんで治めてはまた進みを繰り返し、なんとか蚕玉岳、頂上小屋と通過。最後の登りは左足を引きずりながらようやく剣が峰登頂となりました。登頂のお礼のお参りと軽く昼食、御嶽、北アルプスの眺望を楽しみつつ下山開始。トレースがあったので朝日岳の山頂にも寄り道。その後、「この雪の状態ならばなんとかなりそう」と肩の小屋口までのショートカット下山を敢行。下っていく行途中で、この斜面の登っている女性とすれ違いましたが、アイゼンが途中で外れて、どこにあるかわからない状況とのこと。自分も下っている最中には目につかなかったのですが、見つからないとは気の毒でした。「雪が無くなるころ出てくるでしょう(笑)」なんて仰ってましたが、何ともできず残念でした。
その後肩の小屋口を目指している途中で、今度はくまモンのレジャーシートとザブトンが風に乗って脇をすり抜けて行きました。徐々に下っていくと斜面の終わり際にその二つが止まっていました。回収できるかな…と徐々に近付いて風も止んでいたことも幸いして難なく回収。肩の小屋口で待っていれば後続の方が来るかなと思いしばし待機。しばらくすると、アイゼンを失くされた女性の御一行が下山していらしたので、もしやと思い声をかけさせて頂いたところ、レジャーシートもザブトンもその女性のものでした。アイゼンには代えられないですが、さらに余分なものを失わずに済んでなによりでした。
このレコを見て頂いて、これから乗鞍岳に登られる方がもしいらっしゃるならば、足元にアイゼンが転がっていないか、気が向いたら、気が付いたら探してみてください。私自身、特に連絡手段があるわけでも、その方が落とし物として届け出たかもわからないんですが、ヤマレコというコミュニティーがこういったところで活用されることが本来の運営の趣旨なのかなと思う次第です。っと珍しく真面目な感想でした。
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