ヒトツバナ咲く毛無岩を周回、西上州の山を堪能

2018年04月16日(月) [日帰り]

• GPS: 06:36
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,451m
• 下り: 1,443m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:36

距離 14.2km 登り 1,451m 下り 1,457m

7:01 スタート地点
7:35 7:36 線ヶ滝
7:45 7:49 威怒牟畿不動分岐
8:13 8:14 威怒牟畿不動星尾峠分岐
8:21 8:33 威怒牟畿不動滝
8:41 8:42 荒船山分岐
9:19 立岩入口
10:21 相沢越
10:27 10:29 毛無岩・相沢越分岐
11:08 11:18 毛無岩
13:22 毛無岩登山口
13:37 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

周回のため車は星尾集落の吉祥寺近くの路上横の空き地に停めました

コース状況／危険箇所等

登山口から立岩分岐
所々道がはっきりしないところもあるが特に危険個所はなし
なお途中の水場はほとんど水が流れていなかった

立岩分岐から相沢越
以前登山道が整備されたが豪雨で崩壊しそのまま放置されている（廃道化）
何か所か微妙なトラバースあり。ザレ場に突き刺して体を安定させるものが必要
自分はストックだったが、ピッケルも有効かも

毛無岩の登降
ずっと急なやせ尾根が続く。頂上も狭く、片側は絶壁なのでのんびりできない
足場はザレで滑りやすく、落石を落としやすいので大人数での登山は危険
高所恐怖症の人には無理です

東のコルから道場（尾根コース）
ナイフリッジや急な岩場など、毛無岩の登降ほどではないがちょい危険箇所あり
また最後の杉の植林地に入ると林業の作業道が錯綜してルートがわかりにくい

その他周辺情報

南牧村にはコンビニや日帰り温泉はないので必要であれば下仁田で済ませましょう

写真

4/16 7:18

星尾部落の民家にて、桃でしょうか

4/16 7:20

枝垂桜と立岩

4/16 7:40

線ヶ滝とミツバツツジ

4/16 7:49

登山道に入り間もなく、今日は左のイヌムキ不動へ

4/16 8:14

しばらく杉やヒノキ林が続く。花粉症の薬はしっかり飲んできました

4/16 8:11

水場、管から出ておらずこれでは飲めない

4/16 8:26

イヌムキ不動のいわれです

4/16 8:28

ハングした絶壁に落ちる滝、日本人なら神秘的なものを感じます

4/16 8:31

落ち口

4/16 8:30

昔の隆盛跡、今はちょっと寂しい

4/16 8:29

ハシリドコロが目に付く

4/16 8:50

立岩からの合流点、標識はこんな感じで壊れているもの多数

4/16 9:17

毛無岩（右）を捕らえた

4/16 9:24

立岩分岐、ここで右折（写真ではまっすぐ）

4/16 9:25

荒船山、この位置ではテーブルは見えない

4/16 9:35

登山道

4/16 9:37

左側はずっと柱状節理の壁が続く

4/16 9:51

足元はハシリドコロの群落が続く

4/16 9:42

湯がいてみたらおいしそうだけど・・・あぶない、毒草です

4/16 9:44

崩壊地�　⊆命燭任呂錣�らないけどかなりの急斜面

4/16 9:45

左はこんな壁

4/16 9:49

以前はしっかり整備された道だったのにね

4/16 9:52

崩壊地��

4/16 9:54

崩壊地��

4/16 9:59

ここも崩壊地かな

4/16 10:02

こんな穴がいくつもあったけど、これが大きくなると星穴みたいになる？

4/16 10:10

イデミ近くになるとやっとヒトツバナが

4/16 10:23

毛無岩が近くなる

4/16 10:29

相沢越にて、ここではかなり状態の良い標識

4/16 10:37

全体的には三分咲きというところか

4/16 10:41

アカヤシオと毛無岩

4/16 10:42

親指と毛無岩（なんとなく形が似ているかと）

4/16 10:44

手前のリッジから登る、登攀ルートが良くわかる

4/16 10:58

ドキドキしてきた

4/16 11:05

高度感バッチリのナイフリッジ

4/16 11:07

灌木をつかみながら登る、ロープや鎖の類は一切なし

4/16 11:09

振り返ると

4/16 11:11

高度感で背中がスースーする

4/16 11:12

頂上です、右側は垂直に切れてます

4/16 11:13

山頂標識はこれだけ、バックはテーブルマウンテンの荒船

4/16 11:14

立岩と奥にうっすら八ヶ岳

4/16 11:16

妙義山

4/16 11:16

雲をかぶった浅間山

4/16 11:14

奈落��

4/16 11:18

奈落�◆＿爾離好薀嵎匹�見える

4/16 11:22

少し進んで頂上を振り返るとこんな感じです

4/16 11:23

下りも滑りやすい急坂で、後ろ向きに下る箇所多数

4/16 11:28

時々緊張感を和らげてくれる

4/16 11:29

北方遠望

4/16 11:33

東側から見た毛無岩

4/16 11:42

東のコル、トヤ山方面との分岐ですが標識はなく赤テープのみ

4/16 11:51

真下に回り込んでスラブ壁を撮ってみた

4/16 11:52

と思ったら壁に取り付いているクライマー発見！　拡大すると中央に青い人が見える

4/16 11:59

角度を変えて、お、青黄赤と3人いるな（信号みたい）

4/16 12:00

赤いクライマーがテラスに着いたようです

4/16 12:16

少し尾根を下ってからコーヒータイム

4/16 12:30

黄色のクライマーが頂上付近までリードしてる
しかしすごい高度感だろうな。ここを登る人もいるんだなあ

4/16 12:36

下りの尾根にはミツバツツジが最盛期

4/16 12:50

4/16 12:51

時折こんなナイフリッジが現れるが、高度感はなく容易

4/16 13:11

沢に降りるとじきに登山道も終了

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

感想

Satwo3

昨年立岩から荒船山方面へ周回したが、その時遠望した毛無岩が気になっていました。ちょうどひとつばな（アカヤシオ）も咲く季節なので、崩壊し廃道化したルートの状態も見に周回してきました。
毛無岩は二度目の登頂だったがやっぱり西上州の点線ルートは手ごわいと実感。登山者の少ない山域で踏み跡が薄いうえに、標識の大部分が壊れていたり字が薄れて読めなくなっていたりで、悪場の処理に加えRF能力も要求されます。
ルート上至る所に熊の落とし物（ふん）がありました。計10か所以上見たので、結構棲息密度が高いのかも。ブナはほとんどないけど、ミズナラの大木がたくさんあったのでエサには困らないのかもしれない。行かれる方は遭難して自分が熊のエサにならないように！

コメント

AIKEN

ヒトツバナ？アカヤシオ？
大佐飛から１週間空けず精力的に歩かれてますね

Satwo3さんの西上州藪岩レコはもはや風物詩。きっと故郷を肌で感じるのでしょうね。しかし立岩-藪岩稜線-毛無岩、危険箇所が多く緊張感ある行程ですね！いつか荒船も合わせて訪れてみたいです
(これ以上崩落しないで)

花には疎くヒトツバナとアカヤシオの見分けが全くつきません もしかして言い方ちがうだけ？？

Satwo3

Re: ヒトツバナ？アカヤシオ？
群馬に帰省する折には基本的にどこかの山に行くのは恒例行事
西上州の山は楽しいところが多数あって、まだ歩いてないルートも結構あるし。

荒船山は登山道自体は岩場もほとんどなく、見どころは絶壁の上から下を覗くぐらいかな？
AIKEN氏にはだだっ広いテーブルの上でランニングするのも楽しいかも

ヒトツバナとアカヤシオは全く同じですね。地域によって呼び名が違うだけ。
確か関西の方では別の呼び方があったはずですよ。