ドラゴンズの竜ヶ岳で川口浩探検隊気分
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:10
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-623651.html
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストなし 治田峠〜青川峡キャンピングパーク 通行はできるが危険個所いっぱい 峠から河原まで一気に下ります。 堆積した落ち葉で地面が見えず、メチャメチャ滑ります。 土砂で埋まった河原歩き。転石多数。 渡渉しないといけないので、水量に要注意。 最後の林道に上がる場所では靴を濡らして川を渡らないといけません。 |
写真
感想
計画では、大鉢山西ルートから登り、
メインはドラゴンズを応援するための竜ヶ岳登山で、
時間があれば藤原岳、孫太尾根を下り、
エスケープルートとして治田峠から青川峡キャンピングパークを考えてました。
が、今回のクライマックスは治田峠からの恐怖だった。
モノ好きでない限り、絶対に使ってはいけなかった。
治田峠から河原まで一気に下ります。
溝道でルートは把握できるが、問題は降り積もった落ち葉、枯れ枝。
メチャメチャ滑ります。止まれない場面もあり、必死で立木にしがみつく。
さらには、細いつづら折りのトラバース。
ここが最大の命の危険を感じた地点。
木の根や張り出た岩をハングして、落ち葉の積もった足場を慎重に探りながら、
なんとかパスする。ここは落ちたら止まれない…
水の音が大きくなり、ようやく河原歩きが始まろうとする頃、道をロスト。
石を4つほど積んだケルンをたどって、なんとか復帰。
大荒れの土石流の爪痕が残る登山道。
川幅が狭まり、滝壺の上に。
周囲を見渡し、ほそ〜いルートを見つけ進むと、突然赤い鳥居。
日丘稲荷。かつて鉱山で働く人々の信仰を集めた場所。
その先にかなりえぐられた崖の上にポツンと標識。
確認のために近寄ったら、上からヘビが落ちてきて、大焦り。
ヘビはそのまま川へ落ちていったが、明日は我が身か…
一面土砂で埋まった河原を歩く。
たまに崩壊した斜面から落石の不気味な音が…
前方に動く物体。しかも多い。
猿だ!!クマ鈴を鳴らして存在を知らせると、サルは山へ戻っていきました。
大規模な災害復旧現場の斜面の上に林道。
しかし、そこにたどり着くためには、水に浸かって川を渡り、
不安定な斜面を駆け上がらないといけませんでした。
ドラゴンズの応援ユニフォームを着て竜ヶ岳で記念撮影したり、
咲き始めたシロヤシオ、イワカガミ、カタクリなどを楽しんだりしたのですが、
最後の治田峠からの道は強烈でした。
気分はまさに「川口浩探検隊」
土石流で崩壊する前に、素掘りのトンネルとか銚子大滝といった名所を
見てみたかったと、イラストマップから思いをはせるのでした。
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