要害山(只見4名山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 325m
- 下り
- 316m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
民宿の朝食前にピストンしてきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂で滑りやすいが、注意すれば問題なし。 |
その他周辺情報 | 只見町にはガソリンスタンドかろうじて1軒だけありました。ガス欠しそうだったので助かった。要害山は只見4名山のひとつだそう!ちなみに残りは昨日登頂した浅草岳とあと二つ、会津朝日岳と会津のマッターホルンの異名をもつ蒲生岳。ということはこの要害山が一番知名度低いかもね。調べていて初めて知りました。 あと蒲生岳の麓にはカタクリ公園があってちょうど見頃だそうです。 |
写真
感想
前日の浅草岳に引き続き、只見の里山の要害山に登ってきました。
蒲生岳と迷いましたが、地の利のある要害山、只見駅から見上げると急峻にそそり立つアプローチの短さにも魅力があり、宿の朝食前にご来光かたがた、登ってくることにしました。
斜面を登りだすと、イワカガミ、イワウチワ、ナガハシスミレ、マキノスミレ、イワナシ、マンサクや薮椿、タムシバ、雪国ミツバツツジなどお花がいっぱい!未だ日陰なので往路を戻ることにして日が昇った帰りに撮影することにした。
ちょっと上がると尾根は潅木帯で、眺望が効きます。振り返って毛猛山が正面にもうモルゲンロートを浴びて堂々と鎮座。すばらしい光景。さらにひと登りで痩せ尾根に登りたつ。ここまで来ると尾根右手正面に蒲生岳の威容が見えてくる。左手は毛猛山の稜線が美しい。只見スキー場も見えてきた。振り返ってちょうど御来光を迎える。前方正面は新緑真っ盛りのぶなの林と頂上のパラボナアンテナが見えた。この痩せ尾根までは眺望のいい、明るい尾根歩き。すこし斜度が落ちて、少し上下に稜線をたどり、ぶなの原生林に突入。この先はもう眺望なし。ぶな林の中はイワウチワが多かった。登るにつれ谷筋には残雪が見受けられる。登山道に雪はなし。頂上直下は斜度がきつく、激登りです。
頂上はブナ林の中なので見晴らしには乏しいが、数箇所残雪の山並みを眺められるところあり。頂上の一角はまだ雪が50cmぐらい残っていた。往路を戻って、痩せ尾根まではロープを伝って急坂を慎重に下る。
ここから先はまた春の花々の大撮影会になりました。いわゆるイワカガミは葉っぱの大きな種類でいうとオオイワカガミがほとんど。ピンク系、濃いもの、薄いもの、白系と色とりどり。ナガハシスミレは佐渡でお目にかかって以来、本土では初めてのうれしい再開でした。距がとても長くてそれが特徴的です。
日が当たると潅木帯の新緑が逆光に透けてとてもきれいです。降りるに従い、只見の町並みが箱庭のように見えてきます。日本の原風景のようです。一気に下って神社まで来ると周りの桜が満開になってました。朝は薄暗くよくわからなかったけどお花見日和です。
民宿に戻って朝食をいただいた後に、今日は2つ目の山、坂戸山に向って出発。その前のお楽しみがR252のドライブです。新緑写真を撮りながらの楽しい行程なのです。R252と只見線は交錯しながら進んでいくので、線路のある風景も心躍ります。
R252の風景は期待を裏切らないすばらしいものでした。新緑と残雪ゼブラが絶妙ですよ!この時期ならではの絶景です。道草を食って坂戸山到着を午後にずらす作戦。坂戸山の駐車場は普通に行ったら満車で停められないから、午後にずらして降りてきた頃を狙って午後入りとしました。この続きは坂戸山のレコで!
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