静寂の金峰山&大賑わいの瑞牆山 大展望に感嘆!!
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:05
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,799m
- 下り
- 1,780m
コースタイム
→大日岩10:07→大日小屋10:24→10:55富士見平小屋11:02→12:12瑞牆山12:18
→富士見平小屋13:21→13:46みずがき山荘登山口
【所要時間】 8時間05分(山頂休憩34+6=40分含む)
【総 歩 数】 35,421歩
天候 | 終日雲一つない快晴(完全なピーカン) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
被災証明使用で高速道路代を無料にするために、首都高を回避。 片道約50kmの遠回りですが、首都高を通らないことで渋滞も回避でき、時間的にも短縮。 帰りは逆コース。中央道は、時刻が早いせいか渋滞は極一部でした。 ・運転距離 行き390km+帰り400km=計790km ・運転時間 行き6時間+帰り6時間=計12時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇金峰山 登山マップに、砂払ノ頭手前で道迷い、頂上手前で危険の記載がありますが、 特に問題は無いと思います。ただし、稜線上の岩の上を歩きますので、転倒 には十分注意が必要です。 砂払ノ頭までは樹林内の登山道、以後は頂上まで岩稜歩きです。 ◇瑞牆山 天鳥川(沢)から上部は、急勾配の岩の登りです。両手を使い大岩をよじ登る ようなところも多々あります。延々続く、四つん這いにならなければならな ような登りに、つくづく嫌になります。 この山は歩く時間が短いと思い舐めてかかったら、とんでもありません。 ◇紅 葉 みずがき山荘から上部は紅葉は終盤です。 みずがき山荘手前の渓流沿いは紅葉真っ盛りで素晴らしい景観でした。 |
写真
今日は空気が澄んで、普段見られない遠くの眺望
岩の上で、のんびり景色を眺め、マッタリした時間が流れます
頂上付近には単独の方ばかり数人がいるだけで、それぞれが大展望を堪能
無言で静寂な空間です(^^)
こんな大石を越える急な登りが延々と続きます
人は多く登りも下りも大混雑
熊避け鈴をつけ、「すみません! すみません!」を連発し、追い抜かせてもらいました
感想
登山を再開して4年で、山行123回、130日も行っていますが、百名山は29座と、そ
の割に少ない。
友達リストに入れさせていただいているfallさんは、10/27の武尊山リベンジ山行
で山登りを始めてほぼ1年で29座と同じになり、これに一寸刺激されました。
今までの山行は百名山をあまり意識せず、日光を中心に登っていたのですが、少し
百名山を登ってみようかと思い検討すると、すぐ近くで2座登れるのが、金峰山と
瑞牆山。
奥秩父は大学生の時に行って以来なので、35年ぶりと久々にこの方面への山行です。
その中でも、この2座は初めてで、また、天気もよさそうで、登る前から、期待で
ワクワクです。
紅葉で下山後の帰りの道路が渋滞するので、薄暗いうちに瑞牆山荘を出発。
ミズナラの紅葉終盤の登山道を歩き、まだ静寂に包まれた富士見平小屋を過ぎた先
からは、大日岩で一瞬展望が開ける以外は展望の無い針葉樹林内をひたすら登り、
砂払ノ頭に到着。
ここでやっと陽の光が当たり、雲一つなく見渡す限りの大展望が開けていました。
先行の2名の方と異口同音に「凄い!」と、思わずそんな言葉が出てしまった瞬間です。
その後は、風も無く、歩くには少し温かい位の気温の中、これ以上は無いという秋
晴れの中を、岩稜を頂上に向かって進むのみ。
足取りも軽く、頂上がどんどん近づいてきて、その直前には大きい五丈岩が聳え立
ち、すぐ先の頂上へ到着。
周囲は全く遮るものが無い360度の大展望。
富士山、南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳、甲斐駒
遠く北アルプスの鹿島槍、五龍、白馬も、
そして、いつも登っている日光の白根山、男体山、女峰山までも見える。
秋は夏と違い空気が澄んでおり、それも肌で実感できる。
頂上の岩の上に座り、ゆっくり景色を堪能していると、単独の方が到着。
話していると、同じ茨城県のすぐ近くの市の出身の方と判明し、
いつも登ってる山と見る角度が違い、山名が分からずにいたのですが、山名を教え
ていただき、頂上でのより充実した時間となりました。
頂上付近には、単独の方ばかり数名がいましたが、いずれもゆったりと無言で、展
望を堪能しているようで、静寂な空間となっていました。
山の最高の醍醐味の時間・・・
そんな時間が流れているのが実感できます。
暫くのんびり眺め、気持ちが十分満たされ、次の瑞牆山へ向かいます。
岩稜を引き返し、富士見平小屋まで下り、そこから瑞牆山へ向かいますが、富士見
平小屋まで着くと、朝の雰囲気とは全く違い、人が多い、多すぎる。
嫌な予感がしましたが、その予感は的中し、登山道は大混雑。
沢を過ぎてからの急勾配の登りでは、登り下りのすれ違いで、立ち止まることも多
く、このままでは何時に着くか分からないので、熊避け鈴をつけ、「すみません」
と言って、追い抜かせていただきました。
先に行かせていただきましてありがとうございました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
両手両足で登るような所も多く、息も絶え絶えになり、久々に“泣き”が入りました。
こんなに急な苦しい登りとは分からず、この山を完全に舐めていました。
他の方のレコでも同様の感想がありましたが、金峰山が今日のメインで、瑞牆山は
オマケ程度と考えていましたが、これは飛んでもない間違いでした。
金峰山より370mも標高は低いですが、頂上からの展望は負けず劣らず素晴らしい。
登りごたえがあり、展望も凄い、さすが百名山です。
富士見平小屋まで戻り、そこからの下りは、ミズナラの紅葉を見ながら、今日の予
想よりずっと中身が濃かった山行の余韻に浸りました。
登りでは気がつかなかった紅葉が、下りでは陽の光を浴びて輝いており、目に沁み
ました。
そして、その上の青空がやけに青いのが印象的でした。
URU-12さん、はじめまして。
同じ茨城県人としていつもレコ拝見させてもらっています
自分もいつも被災証明で高速料金を浮かしていますが、『水戸IC→北関東→東北道→北関東道→関越道→圏央道→中央道→須玉IC』このルートを使えば中央道も無料で行けてしまうんですね
12月から被災証明は使えなそうになりそうですが、機会があったら中央道経由で
それにしても金峰山・瑞牆山ともに凄い人ですね
と言いましても、私もいつもMaieさんのレコを拝見させていただいておりますので、
初めてのような気はしないのですが。
春?に関越道と中央道を結ぶ圏央道が開通し、被災証明で常磐から中央道に
無料で行けるようになりました。
私も、7月の北岳の帰りに気がつき、早速通りました。
距離はありますが、首都高の渋滞を避けるだけでも価値はあります。
でも、水戸IC〜須玉ICまでは高速代8500円ですので、
JCTを間違えると高くつきます
金峰山は道中会った方が、30〜40人位で、それなりだったのですが、
瑞牆山の人出にはさすがに降参でした。
でも、2山とも素晴らしい山で、大満足です。
コメントありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。
秋晴れの行楽日和
”秋は肌寒くなり寂しい時期”で苦手だというURU-12さんでも、この銀座では
近くまで来られていたのですね!
URU-12さんには奥久慈男体山の様に、私には金峰山です
地元のお山
また、山梨のお山にも遊びに来て下さいね
長距離運転、お疲れ様でした
こんにちは sanpo69さん
熊避け鈴のこんな使い方は、実は何度も・・・(^^)
人が多くなると鈴の音が大きくなる・・・
なんて、いうことは無いと思いますが・・・
金峰山、瑞牆山は、そういえばsanpo69さんの地元だったのを、
帰途の高速運転中に思い出しました
早く気がついていたら、是非、立ち寄って、
おいしいキノコ汁をごちそうしてもらうんでした
しかしながら、金峰山はいい山ですネ。
瑞牆山は、十分堪能しましたので、一度で十分すぎる位です
両山とも、頂上の眺めは、最高!!
こんな山が近くにあるなんて、羨ましい限りです
30座・31座のWハントお疲れ様でした!
URUさんがこの山初めてだったとは驚きです
天気に恵まれ最高ですが人も多かったみたいで
あの細い登山道をたくさんの人では大変でしたね
それにしても流石ですね〜!
Wハントして8時間とは
到底まねできないですよ
こちらは亀作戦でラビットURUさんにじわじわついて行こうと思います
百名山ハンターここにまた1人誕生ですね
こんど初心者ハンターの我々に日光白根のエスコート
お願いします
fall
金峰山への登りは3、4人にしか会わなかったために、
マイペースでゆったり登れました。
しかし、富士見平に戻ると人ばかりで、途中休んで一度抜いた方に追い付かれ、
もう一度抜くのは、嫌だし、失礼になりますので、休みなしで歩き、
結局、瑞牆山は登りの途中で泣きたくなるほどの、苦行になってしまいました。
でも、最後の下りは紅葉を見ながら、マイペースで下れました。
百名山は、そんなに遠くまでいくことは、お金も無いし、休みも取れないので、
北&南アルプス〜東北辺りまでが限界ですネ
白根山は任せてくださいと言いたいですが、雪が多くなると、大変ですーーー
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する