笊ヶ岳、生木割 (椹島〜二軒小屋)
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- GPS
- 48:01
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 2,165m
コースタイム
椹島9:09-9:22滝見橋9:26-9:46鉄塔-10:03コル10:10-11:10休(1720m)11:22-11:45肩-12:14標柱12:22-12:37沢-12:45沢-13:12沢13:15-13:33沢-13:46沢-13:55沢14:10-14:33上倉沢平地-14:44枯れ沢始まり-15:05枯れ沢終わり15:15-15:55椹島下降点-16:35笊ヶ岳
11/4
笊ヶ岳8:00-8:23椹島下降点-9:00鞍部9:10-9:45偃松尾の肩9:52-9:56上倉沢上部ガレ10:10-10:33生木割-11:09休(2390m)11:21-11:50天上小屋山-11:53展望地12:45-13:50林道終点14:01-14:40伝付峠14:51-15:50二軒小屋
11/5
二軒小屋6:33-6:50千石大橋-7:01車屋沢橋-7:14燕沢7:22-7:57木賊橋-8:07下木賊沢8:21-8:59滝見橋-9:11椹島
天候 | 初日は曇り、二日目は快晴、三日目は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙臨時駐車場から椹島の間は東海フォレストの送迎車 行き:畑薙臨時駐車場7:50頃(送迎車)8:50頃 椹島 (予約者が揃ったので早めに出発) 帰り:椹島10:30(送迎車)11:30頃 畑薙臨時駐車場 静岡→井川は、富士見峠経由は台風の後通行止め。 口坂本温泉経由は通行可。 ただし大日〜井川間は夜間通行止めなので、朝6:00を待って井川入り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「椹島〜標柱」 落ち葉でわかりづらい場所もあるが、おおむね問題なし。 「標柱〜上倉沢」 2本目の沢までは楽。 3本目の沢を越えた後の急登は辛い。 3〜5本目の沢の横断は滑りやすそうなところもある。 道は狭く、滑ると大変なところもあるが、落ち着いて歩けば何とかなる(と思う)。 「上倉沢〜稜線」 上倉沢から一旦下るように進むのが分かりづらかった。 枯れ沢の登りは赤テープも少なく不安になるが、標識が出てくるまで進む。 標識から樹林帯に戻ると、あとは明瞭な道。 「笊ヶ岳〜生木割」 草木が伸び枝を払いながら進むようなところもある。 迷うようなところは無いと思う。 上倉沢ガレは気持ち良い場所(ただし落ちない様に)。 「生木割〜天上小屋山」 生木割からの下りは道が不明瞭。 標識も少ないし道も不明なので、尾根を外さないように歩きました。 「天上小屋山〜伝付峠」 起伏少なく楽に歩ける。 「伝付峠〜二軒小屋」 しっかりした峠道。 下山後の温泉は畑薙駐車場から数キロ下流の白樺荘に寄ってみました。 入浴500円。浴室から正面に茶臼岳が見えます。食堂もあります。 |
写真
感想
過去の記録をヤマレコに書いている時に、笊ヶ岳の写真がパソコン故障で消失したことを思い出し、それ以来もう一度行きたいという思いが強くなります。
で、11月1週目は久々の連休がとれそうなので笊ヶ岳行きを決行します。
今回は椹島からの入山。長丁場だが覚悟を決めて一歩一歩のぼります。
標柱からは昭文社の地図で破線の道で「危険」と書かれているので緊張します。
2番目の沢までは楽に到着し拍子抜けです。
しかし3番目の沢から大変になってきます。
滑りそうな沢を渡ったあとは、猛烈な急登で一気に疲れがきます。その後も沢のたびに上下し、足元の怪しいところを通過し、上倉沢が見えたときはホッとしました。
15時を過ぎてたら上倉沢で天泊と思っていたが、まだ14:30。山頂は無理でも稜線までなら行けるだろうと思い頑張ります。
枯れ沢を上り、樹林帯を上り稜線に到着。
ここで天泊と思ったが、あと30分の標識を見て山頂へ進みます。
なんとか暗くなる前の16:30に笊ヶ岳山頂に到着。
曇りながらも赤石岳方面が見えます。
その後、空が赤く染まります。
赤く染まった空を背景に荒川、赤石、聖を眺め、ここまで頑張って良かったなと思います。
翌朝は快晴。
ずらりと並ぶ南アルプスの光景に大満足。
特に荒川、赤石、聖、上河内が並ぶ姿は壮観です。
名残惜しいが8:00に出発。偃松尾、生木割へ向かいます。
途中、偃松尾に寄ろうとしたがヤブに阻まれ諦めます。
そのすぐ下の上倉沢上部のガレも展望良好。
景色を眺めて休憩します。
生木割は樹林帯の中で展望ないので通過します。
その先、天上小屋山との鞍部までは道が不明瞭でさっぱりわかりません。
道や標識を探すのは諦めて、尾根に忠実に進んでいきます。
ここが不明瞭と書かれた記録は見当たらないので、もしかしたら別の場所に道があるのだろうか?。
天上小屋山も樹林帯の中で展望なし。
その数分先に西側の開けた展望地があったので、そこで昼食休憩。
それにしても暑い。暑いので日陰を探して休みます。
本当に11月なのだろうか?。
天上小屋山から伝付峠へは起伏のないなだらかな道。
そして二軒小屋へは歩きやすい峠道。
無事二軒小屋に到着します。
本当は「たまには贅沢しよう」と思い二軒小屋ロッジに泊まろうと思っていたのだが「満員で受け付け終了」とのことで登山小屋へ。
宿泊は自分ひとり。嬉しいような寂しいような。
ロッジに泊まれなかったので、最終日は椹島まで歩きます。
大井川と紅葉を眺めながら意外と楽にたどり着けました。
初日の登りは曇り。二日目の稜線は快晴。三日目の下山は曇り。
運よく一番良い日に稜線を歩き、展望を十分に満喫することができました。
そして帰宅してからの楽しみ。
ヤマレコの地図に赤い線を入れると南アルプス〜安倍奥〜駿河湾がつながりました。
こちらも大満足。この楽しさを知ると山をやめられなくなりそうです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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初めてコメントさせていただきます。
いつもレコ拝見しております。
またこちらのレコもご覧頂いてるようで
ありがとうございます
笊ヶ岳、良いですね
前から気になっていて行きたいなって
思いながら行けずじまいになっていますが、
お写真を見てますます行きたくなりました。
健脚の人は日帰りで歩いていますが、
やっぱり、この山は、山頂からの日の出と
富士山と小笊。そして南アルプスの展望。
この景色を堪能する為にも、この山は、
荷物が重くなってもやっぱりテン泊ですね。
参考にさせて頂きます。
こんばんは。
笊ヶ岳、本当に良いですよ。
深い大井川の谷の向こうに並んでいる荒川、赤石、聖、上河内。
あの広大な雰囲気はなかなか写真では表現できません。
是非とも実際に登って感じてみてください。
下山したばかりですが、次は赤石が白い時期に・・・なんて考え始めています。
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