二王子岳 残雪と花畑が織り成す越後の山
- GPS
- 06:04
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■この日は山開きのため、二王子神社境内への車両の進入が制限されていた。普段はキャンプ場になっている境内付近に10台くらい駐められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口情報 ・登山口は二王子神社キャンプ場の奥。 ・登山ポスト有り。 ・トイレは水洗でトイレットペーパーは備え付け。 ・飲み水用の蛇口と靴洗い場がある。 ■5合目手前からは残雪が現れて、夏道と雪道を交互に繰り返して登る。雪はザクれていたので全部つぼ足で登れた。 一部傾斜のきつい箇所があるので、チェーンスパイクなどの滑り止めを装着することに超したことはないが、雪が緩くてあまり効果が期待できないと思うので、過信せずにキックステップを基本にした方が良さそう。 ■雪解け水による泥濘があるのでスパッツが有効。 ■油こぼしには足がかりがあり、登攀距離も短いのでお助けロープはほぼ使わなかった。ロープが設置されているルートと無いルートがあるが、足場はザレて滑りやすいのでロープのあるルートの選択が賢明。 ■羽虫は出始めていたが、日差しが強かったためかブユには出会わなかった。 ■残雪の照り返しがあるので、日差しが強いこの時期は日焼け止めは必需品。 |
その他周辺情報 | ■「新発田温泉あやめの湯」 400円。 源泉掛け流し。 淡褐色の塩分を含む源泉で少し錆臭がする。 シャンプーなどのアメニティは置いてあるのでタオルだけ持参すれば良い。 適温でゆっくり入れる。 温泉好きには嬉しい無料の温泉スタンドがある。 |
写真
感想
2回目の二王子岳。
例年、5月最終の日曜日に山開き安全祈願祭が行われる。今日はその山開きの日。
6時半に到着した時の駐車場はほぼ満車だった。7時から安全祈願祭が行われるので、登山道が混雑するその前に登り始める。
前回はヒメサユリやニッコウキスゲが盛りの6月中旬だった。5月の今日は、まだ残雪が多いので花は望めないだろうと思っていたが、なんとなんとあちらこちらで花畑だった。
登り始めは、清流があってうっそうとした杉林で花は少なかったが、3合目あたりからサンカヨウが現れると、やがてイワウチワ、チゴユリ、ミツバオウレン、シラネアオイなどで賑わってきた。7合目の油こぼし付近からは、小ぶりながらも濃い色彩のカタクリの群生も多く現れた。
山頂付近に水芭蕉が群生している湿地がある。前回登ったときに、他の登山者からその場所を教えてもらったのであるが、登山道からちょっと離れていて低木で遮られて分かりにくい場所である。
ほとんどの登山者は気づかずに通り過ぎて行く。のぞいて見ると、まだ小さかったが数株咲いていた。
ニッコウキスゲとヒメサユリとシャクナゲはまだこれからである。
今年は雪が少なかったそうであるが、この時期まだまだ残雪が多く、5合目より上は夏道より雪道のほうが多かった。
山頂からの眺望はとても良く、大日岳、御西岳、飯豊山、北股岳といった飯豊山地が眺望された。山頂に到着した9時45分頃は、先着10人くらい居ただろうか。カップラーメンと、ファミマのおにぎりとパンで栄養補給している間にも、どんどん登山者が増えてきて、20人を越える位になってきた。場所確保が難しくなってきたようなので、サッサと片づけて下山する。
下山途中にも多くの登山者とすれ違った。山頂はさぞかし賑やかになったことだろう。
二本木山にも行ってみたかったが、分岐から登山道をのぞいてみたところ、残雪に踏まれた様子が無かったので、やめた。
羽虫が出てきている時期なので、虫除けなどの防虫対策はしてきたが、日差しが強かったせいか、ブユに出会うことは無かった。
久しぶりの1000mを越える登山だったので、持病のようなもんであるが、また右膝の靱帯を痛めてしまった。慣れれば膝痛は出ないのだが、登山の間が開きすぎて、膝がなまってしまったようである。
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