遥かな尾瀬♫ 遠い旅2018
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp254ff387abb5dea.jpg)
- GPS
- 09:26
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 270m
- 下り
- 274m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 9:25
天候 | 晴れ 午後から雲が多くなりました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.oze-fnd.or.jp/ozb/b-as/tt/ 乗合バス・タクシーは片道980円 尾瀬戸倉第1駐車場は1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ木道なので、登山靴は柔らかいものが良いのかもしれませんね。 サポートタイプの靴下をはいていたら足裏が擦れてしまいました(T_T) |
その他周辺情報 | 鳩待峠の無料休憩所内に日帰り温泉の案内があります。 今回は割引券(980円の食事付で1,000円)に惹かれて道の駅白沢の望郷の湯へ。 http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/shirasawa/1001827.html http://www.boukyou.com/ |
写真
感想
尾瀬が5/24に山開きしたと聞き、今年も「森の妖精」に会いに行ってまいりました。
一昨年の小雪では6月中旬には跡形もなかったので、今年の天候から早いだろうと思い情報収集していたところ5/15の尾瀬の山小屋のHPとYAMAPの5/25のレコに咲いている情報があり、チャンスは今かと、休みの都合と天気から思い切って出かけることとしました。
かみさんの膝の調子は波があり無理が利きません。高低差は特にバテてしまうのでルート選びに悩みますね。
乗合バス・タクシーの時間制限があり、平坦でも距離がある鳩待峠から尾瀬ヶ原を縦断するコースか、うちのかみさんにとっては高低差のある燧裏林道の森の中の静かなコースと悩み、自宅から高速道路を使えるので移動時間が少ない、行きは良い良い帰りは怖い(行きは下り、帰りは最後に登り)ながら休憩場所も景色も良くて、山の不便なところのない鳩待峠コースとしました。
【尾瀬戸倉〜鳩待峠】
尾瀬戸倉第1駐車場は8割位埋まっていました。
自販機で乗車券980円を購入し、乗合のワゴンタクシーは満車になり次第出発するので、ほとんど待ち時間はなく出発。20分ほど舗装されたワインディングロードを登って到着。
至仏山の登山口は登山禁止期間なのでロープが張られていました。
【鳩待峠〜山の鼻】
ここが帰りの難所となる下り坂。約3km、高低差約200mを途中、川を渡ったり、小さなミズバショウの群生を見ながらこれからの期待があるので、行きは乾いた木道を楽々と降りていきます。
【山の鼻〜牛首分岐〜竜宮十字路】
山の鼻は早朝にもかかわらず賑わっていました。植物研究見本園の方にも人影が多く見えます。まだ、この頃は気温が低く風があったので寒いくらいでした。
山の鼻からすぐにミズバショウの群生とリュウキンカが出迎えてくれます。至仏山と燧ケ岳も良く見えて素晴らしい景色に見惚れてしまいます。
でも、木道歩きなので足元注意ですけど…
足元にはヒメシャクナゲが赤い蕾をつけていました。もうちょっとで咲きそうでしたね。
タテヤマリンドウもポツポツと見かけることができます。
今日は少し風があり、逆さ燧の池塘は波立って映り込みしていませんでした。
ポスターになる名所も大混雑です。時期的には少し遅くて、ミズバショウは終盤のようでしたが、絵面は遜色ない感じでしたね。確かに名所のポイントでした。
かみさんが竜宮は初めてなので、入口に川が流れ込むのに驚いていました。出口にはイワナも泳いでいます。今日は湧き出している荒々しさはありませんでしたが、雪解けのころは迫力があるようです。
【竜宮十字路〜見晴】
木道の間のリュウキンカが素晴らしいですね。行者ニンニクの森を抜けて見晴の山小屋が見えてきます。日差しと気温が上がり汗ばむくらいの陽気になってきました。
見晴の弥四郎清水で一息つきます。ここの水は相変わらずおいしいですね。
日当たりが良いのかミヤマキンバイが木道脇に咲き始め、山小屋の庭ではサンカヨウが満開でした。
【見晴〜温泉小屋〜段吉新道】
東電小屋との分岐から途端に人がいなくなり、寂しくなります。
温泉小屋到着時間から、これから往復2時間とみても今日は良いペース。帰りの鳩待峠の乗合バス・タクシーの最終が17:20なので余裕で今日の目的を果たせそうです。
本来なら、三条の滝も…と考えるのですがリスク回避です。
今日の目的は…「森の妖精」なのです。
白いイワナシを見つけた分岐から間もなく今日の主役「森の妖精」を見つけます。
今年も3ヶ所で「森の妖精」を見ることができましたが、昨年と開花状況は違っていました。自然のものなんだと感じますね。
本当になくならないことを祈ります。
かみさんは自信がないにもかかわらず、やっとやっと、自分の足でここまで来れたので感動ひとしおでした。
しばらくカメラに納め、目にも焼き付けて、名残り惜しいのですが、帰りの時間もあるのでここでUターンします。
【温泉小屋〜東電小屋】
温泉小屋の尾瀬ヶ原休憩所でお昼としました。
本物の「歩荷」さんを見つけましたよ。
赤田代から東電尾瀬橋を渡り東電小屋。若者が歩荷体験の背負子を背負いカメラに納めていて楽しそうでした。
【東電小屋〜ヨッピ吊橋〜牛首分岐】
ヨッピ吊橋にも大勢の人が休んでいました。インバウンドのお客さんの団体もいました。
途中の池塘ではサンショウウオを見つけながら歩くのですが、池塘と燧ケ岳との景色には見惚れてしまいますね。
でも、サンショウウオのいる池塘といないところは何が違うのでしょうかね。
【牛首分岐〜山の鼻〜鳩待峠】
牛首分岐からは至仏山が正面に見えてミズバショウとの景色に、またまた見惚れてしまいますね。
山の鼻で最後の難所に向かうエネルギー・チャージをして鳩待峠への坂道へ向かいます。
途中、行きにはなかった電気柵が目に入ります。シラネアオイを囲っていました。朝は咲き始めだった株の2/3位が茎だけに… どうやら鹿の食害のようです。
今回も、鹿の足跡を尾瀬ヶ原であちこちに見かけました。植生保護には大敵と聞いています。
最後300mで乗合バス・タクシーの乗車券を買うためにかみさんと別れて先行。
かみさんはバテバテになりながらも乗合バス・タクシーの最終時間には余裕で到着。今回は本当に良く頑張りました。多分、景色のない森の中の燧裏林道ではへこたれていたかもしれませんね。
【余談】
今回のご褒美…「かたしなや」で花豆ソフト食べ、鳩待峠の休憩所でゲットした割引券を使い道の駅「白沢」の「望郷の湯」でさっぱりし、夕食を食べ帰宅の路につきました。
こんばんは、nekoさん。
たくさんの素敵なお花の写真を見せていただいてありがとうございます✨🙇✨
珍しい白花のエンレイ草やイワナシ、森の妖精は素敵ですね〜。
標高グラフが起点終点より行動時間が下がってるのが不思議に思いました😅
カレンダーの定番の絶景ポイント、私も拝んでみたいです。
おはようございます♪
さすが尾瀬なんです。
森の妖精の情報は少ないので、まだ尾瀬しか知らないのです。
歩く距離があるので大変なのですが…
今回は天気が良く、景色がきれいでしたよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する