甲斐駒ヶ岳【黒戸尾根で天空の名峰へ】
- GPS
- 12:52
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,647m
- 下り
- 2,644m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 12:53
天候 | 晴れ時々雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽尾白川渓谷駐車場(竹宇駒ヶ岳神社) ・舗装の上段と未舗装の下段があります(無料)。綺麗なトイレあり ・本日は、5時半頃着で上段先行15台ほど。下段は1台のみ ・18時半帰着時で他に3台のみ ・本日は明日の天気の影響もあってでしょうか、テントは1張、小屋泊も1名のみとのことでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽竹宇駒ヶ岳神社⇆笹ノ平分岐 ・最初から急登が続きます。しかし、笠新道や笊ヶ岳に比較するとそれほどではないと思う ▽笹ノ平分岐⇆刀利天狗 ・序盤はクマザザの中の平坦な道で気持ちが良いが、徐々に急登に ・刃渡りの手前で鳳凰・富士山・八ヶ岳の展望が開けます。刃渡りは特に難しい箇所はありません ・刀利天狗直前でハシゴ階段が現れます ▽刀利天狗⇆五合目 ・五合目までは勿体無いくらい下ります(帰りは登り返すということ) ▽五合目⇆七丈小屋 ・いきなりのロング階段梯子。その後もハシゴ階段、鎖場等の連続です。下りは特に注意 ・一枚岩のトラバースではステップが切ってあるので、それを忠実に辿りましょう ・ほぼ垂直のハシゴもあり。下りの一歩目は特に慎重に ▽七丈小屋⇆八合目御来迎場 ・残雪を歩く箇所は既にありません ・これからの時期、暑さ対策は万全に ▽八合目御来迎場⇆甲斐駒ヶ岳 ・鎖場・岩場多く、気が抜けません。特に下り ☆登山ポスト 駐車場にあり |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ♨白山温泉 武田乃郷 ・少し離れますが、至近のベルガは19:30までだったので、お気に入りのこちらにしました ・アルカリ性の掛け流し http://www.hakusanonsen.com ☆飲食店 ▽釈迦堂PA(上り) ・意外と好きなPA。時々変わり種もあって楽しめます(去年は巨峰カレーなるものを食べました) http://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=117 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
実は未踏の甲斐駒ヶ岳。
八ヶ岳や北アルプスに向かう際には必ずと言っていいほど八ヶ岳PAに立ち寄り、そこからの勇姿を眺めていました。
今回思い立って黒戸尾根からのピストン。
北沢峠のバス開通が6/15との事で、山頂では静かに展望を楽しめそうです。
急登で名高い黒戸尾根ですが、七丈小屋までは怖いハシゴ階段とかもあったりするものの、それほど「急登!」と感じる箇所はなく、自分の中の最強の急登である「笊ヶ岳 老平ルート」に比べれば拍子抜けレベルでした。
と偉そうなことを言うものの、七丈小屋以降は暑さにやられました。
熱中症で吐き気や立ち眩みが酷く、途中の岩陰で暫し仮眠したりと、全くもって進みません。
私は夏山には向いていないのかもしれません。
moricoco1人だったなら、2時間は短縮できていたと思う不甲斐ない結果となりました。
暑さに対する課題が改めて浮き彫りになった山行ではありましたが、未踏の甲斐駒に登れたこと、山頂からこれまた未踏の北岳・仙丈ヶ岳の優美な姿を眺めることができたことなど、大変充実した山行となりました。
涼しくなったら再訪ですね。
いつか行きたいと、神代桜のお花見をしながら見上げていた甲斐駒ヶ岳。
涼しく静かな時期に行きたいと、北沢峠バス開通前に行くことになりました。
なのに…今回も痛恨の寝坊。歳のせいなのか、お仕事のシフトのせいなのか、2〜3時間の仮眠で起きられないこの頃です…あ、昔からか。笑
黒戸尾根は、聞きしに勝る凄いルートで、急登やアップダウンに加えて、谷底まで切れ落ちた尾根や梯子、鎖場や岩登りなど、夢に出そうなくらい盛り沢山です。遅い出発で暑さも加わり、途中何度も心が折れそうになりましたが、道行く健脚な方々に励まされ、可愛い花々に癒され、なんとか辿り着けました。
頂上は白く、大きな花崗岩が乱立し、厳しい冬を何度も乗り越えてきた祠がとても神々しい。ガスが上がるギリギリ前に展望も見渡せ、疲れが吹き飛んでる私の傍らで、kazu405は、毎年恒例?夏の風物詩?の熱中症でダウン。睡眠の確保と暑さ対策は、私達にとってなかなか折り合いをつけるのが難しい課題です。
仙丈ヶ岳や鳳凰三山など、道のりが長く辛いイメージの南アルプス。今回もそのイメージは払拭されず、むしろ更に峻険な要素が加わりましたが、この次に見上げる甲斐駒ヶ岳は、今までと違う目になりそうです。
kazu405さん、moricocoさん、こんばんはーっ
黒戸尾根、行きましたかー
私達も2年前に行きましたが、やっと1時間登って
出てくる「甲斐駒ヶ岳 7時間」の標識で、「はあ?
ここから7時間もあるの〜?」と、かなり心へし折られ
ました。(覚悟のない人は行くなとでも言うかのように)
で、八合目御来迎場あたりで私も頭痛と吐き気が来て
一気に登って来たから高山病か?寝不足か?と辛くて
諦めかけましたが、周りの人に励まされなんとか登頂。
でもって、うちも嫁くんは元気で、私だけ体調不良、
どういうこと?笑
なにはともあれ無事下山出来て何よりです。
体調不良で辛かった分、達成感もあり、思い出に残る
甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)になったことと思います。
お疲れ様でしたー
お花も沢山咲いてて(イワカガミすごっ!)イイ感じ
でしたね。
素敵なレコありがと〜
(๑>◡<๑) /
moominさん、おはようございます(^^)/
短い手足をフル稼働して、久々に全身筋肉痛のmoricocoです。
お二人の2年前のレコ、拝見しました!
「そうそう、よ〜く分かる」と頷きながら、行ってみたからこそ共感できる事が、なんだか嬉しいです。
特に、笹の平から「甲斐駒ヶ岳 7時間」の標識。私もビックリし過ぎて、きっと何かの違いだと自分に言い聞かせちゃいました。笑
帰路は、本当に長い道だったなぁと何度も振り返りながら歩き、moominさんの感想にあった通り、きつかったからこそ記憶に残る良い山行となりました。
そして、体調が悪くなってもmoomin家同様、お花や景色を楽しみながら、無事に二人で下山できた事もまた、大切な事ですね。
moominさんのレコで、気になる未踏の山々がありましたのでまた参考にさせていただきま〜す(*´∀`)ノ
コメント、ありがとうございました♪
moominさん、おはようございます!!
笹ノ平の「7時間」には確かに唖然としました。
他の山ではなかなか見ることのできない表示ですよね。
黒戸尾根は「急登」というイメージが先行していますが、ハシゴとかクサリがあれば急なのは当然で、本当の意味の急な登りではないと感じました。しかし、とにかく長かったです!
私の場合、毎年夏山のスタートにはこういう症状になることがほとんどで、知り合いの間では「風物詩」となっているようです。困ったものです。
今年はイワカガミが当たり年のようで、写真でさえ凄さが伝わったのではないかと思うくらい物凄かったです!moominさんも是非再訪を!
kazu405さん、moricocoさん、こんばんは!
黒戸尾根お疲れ様でした
長い長い黒戸尾根、何度か心折れそうになりますよね
トレランの方々やULな方々が多くて、ペースが掴み辛いのもありますし。
ただ、登った先の展望は最高ですし、達成感は他の山では味わえないので
何度も登りたくなる山です。
ところで冬山から夏山への切り替えですが、私もいつも悩まされます
大抵最初の夏山では筋力不足から膝が痛くなりますね。
トレーニングはそこそこやっていても、やはり山の体力は山でなければ付かないのでしょうか。2回目からは問題ないのですけど。。。
またどこかでお会いできると良いですね。
ではまた〜
rossoさん、おはようございます!
黒戸尾根、急登ではないですが、長く暑かったです。
トレーニングで来ている方々にどんどん抜かれ、我々は遅過ぎるのか?という錯覚に陥ってしまい、ますます疲れました。
中には、2時間40分で登ったという若者も疾走しておりました、、、
我々は花や景色を眺めながらゆったりと登るのが合っています。
私は6月生まれのため、生まれつき暑さに弱い人体構造の様で、毎年6月は体調を崩しやすい鬼門の月となっています。
山も春と夏の移り変わりに重なるので、辛い時期ではあります。
しかしこの時期にしか見ることのできない光景もあり、どうしても四季を通じて歩きたくなってしまいます!
お互い安全登山で!またどこかでお会いしましょう!
rossoさん、こんばんは(^^)/
黒戸尾根、本当に心折れそうになりました…あ、何回か折れたと思います。笑
rossoさんの仰るとおり、軽快に歩くトレランの方々やULな方々も多く、はたまた20坩幣紊硫拱でテン泊の方もいらっしゃって、同じ人間なんだろうか?と疑問に思いながら歩いていました。
眠くて足元のおぼつかない私は…眠くなくても足元がおぼつかないのですが…滑落や転落をしないよう慎重に歩き、そのせいかkazu405と途中の岩影で仮眠した時には、僅かな時間で夢まで見ちゃうほど心身ともに疲れてました。
でも、頑張ってたどり着いた頂には、疲れも吹き飛ぶ感動が待ってますネ。
rossoさん達も、長〜い道のりを行かれましたね〜!山もドライブも。笑
これまた同じ人間なのだろうか?と思っちゃいます。トレーニングもされてるなんて、さすがです。
ハクサンイチゲの大群落はスゴイですね。私もいつか見てみたい…遠い…
そろそろ、どこかでバッタリあるかなぁなんて期待しています♪また素敵なレコを楽しみにしています(^^)/
9日は黒戸だったんですね!
こちらは9日に予定していた谷川主脈が天気予報が悪く、9日は黒戸か塩見かっていう話をしていました。
そうこうしてたら急なトラブルで9日の山自体がダメになったのですが、翌日の山が想像を越える素晴らしさだったので結果オーライでした
もし黒戸に行ってたら熱中症のkazuさんに、ロッソさんのお手製おつまみを差し上げられたのに
この時期固形物が受け付けない私は、いつもロッソさんのおつまみに助けられてます
猛スピードで登る人が多い中で、岩場に咲くイワカガミには癒されますよね。
手ぬぐいを買いそびれたので今度買おうと思っていたのですが、ニューデザインになったのかカッコいいですね!
売り切れないうちに買いに行きたいところですが…
miyucchiさん、こんにちは!
エブリーのレコ、時間がなくてまだ拝見できておりませんが、私も憧れの山・山域ですので、後ほどゆっくりと熟読させていただきます。
とにかく花が素晴らしいですね!
七丈小屋の手拭いは、今年ニューデザインが増えたようです。かっこいいデザインで即買いでした。
バッジが置いてないのが残念で、駐車場の売店にはあるようですが、熱中症の人が遅かったので間に合いませんでした…
あんな状態になっておきながら言うのも恥ずかしいですが、思ったほどキツいとは感じなかった黒戸尾根、秋にでも再訪して確認してきたいと思います。
それにしても、もし今回黒戸でお会いして、ロッソさんのおつまみを頂いていたら、そのまま七丈小屋で呑んだくれて、泊りになっていたかもしれませんね。
そういう点も踏まえ、またどこかでお会いできることを楽しみにしております!!
miyucchiさん、こんばんは(^^)/
9日は黒戸の可能性もあったんですね!わぁお!
山で男女ペアの方々を見かける度に、もしかしてmiyucchiさん達かも♪と急ぎ足で近づく私達です。笑
もしお会いできてたら、rossoさんの美味しそうなお手製おつまみをお味見できたかもしれないなんて…ますますバッタリ再会が楽しみになっちゃいます。
でも、トラブルで(大丈夫ですか?)えぶり差岳にして大正解でしたネ。写真でも凄いハクサンイチゲの大群生!実際に見たら圧巻だろうなぁと、行ってみたくなりました…遠いですね…
寝ても寝ても眠い私にとって、お二人のバイタリティーの秘訣を聞いてみたいです。今度お会いしたらぜひ教えてください(^^)/
黒戸尾根の手拭い、GETできますように☆
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