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Yamareco

記録ID: 149535
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山(河口湖ルート)

2010年08月05日(木) ~ 2010年08月06日(金)
 - 拍手
hanpen その他1人
GPS
22:30
距離
12.4km
登り
1,539m
下り
1,546m

コースタイム

1627小御嶽神社--1721六合目--2300?八合目富士山ホテル(仮眠)0430--0617九合目--0800頂上--1400?河口湖五合目
天候 晴れ◎
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
ハイカーだらけです。
平日なのでハイカーの渋滞はしてませんでした。
【トイレ】
 各山小屋にあります。
予約できる山小屋
里見平★星観荘
河口湖五合目につきました!
ごった返してます…。
2011年11月14日 17:12撮影 by  W63CA, KDDI-CA
11/14 17:12
河口湖五合目につきました!
ごった返してます…。
河口湖五合目の売店で売っている富士山メロンパン。
1時間ほど時間をかけて高山に体をならします。
2011年11月14日 17:12撮影 by  W63CA, KDDI-CA
11/14 17:12
河口湖五合目の売店で売っている富士山メロンパン。
1時間ほど時間をかけて高山に体をならします。
小御嶽神社です。
2011年11月14日 17:13撮影 by  W63CA, KDDI-CA
11/14 17:13
小御嶽神社です。
6合目付近。
2011年11月14日 17:14撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:14
6合目付近。
河口湖かな?
2011年11月14日 17:15撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:15
河口湖かな?
日が暮れてきました…。
夜は写真を撮りませんでしたが、北斗七星などが見えました。
2011年11月14日 17:15撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:15
日が暮れてきました…。
夜は写真を撮りませんでしたが、北斗七星などが見えました。
おはようございます。
夜明けです。
2011年11月14日 17:16撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:16
おはようございます。
夜明けです。
明るくなってきました!
2011年11月14日 17:17撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:17
明るくなってきました!
九合目です。
登山道脇には座り込んでいる人がかなりいます。
2011年11月14日 17:17撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:17
九合目です。
登山道脇には座り込んでいる人がかなりいます。
もうすぐ頂上!?
2011年11月14日 17:25撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:25
もうすぐ頂上!?
着きました!
やはりごった返してます。
2011年11月14日 17:26撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:26
着きました!
やはりごった返してます。
富士山頂上奥宮。
ここでも金剛杖に焼き印を押してもらいました。
2011年11月14日 17:27撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:27
富士山頂上奥宮。
ここでも金剛杖に焼き印を押してもらいました。
下山道付近の鳥居。
2011年11月14日 17:27撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:27
下山道付近の鳥居。
焼き印だらけの金剛杖。
2011年11月14日 17:30撮影 by  DMC-FZ20, Panasonic
11/14 17:30
焼き印だらけの金剛杖。
撮影機器:

感想

富士山は3回トライしてますが、登頂はできませんでした。
1回目は学生の時、軽い気持ちで登り始め、6合目にすらたどり着けませんでした。
2回目は社会人になってから、3回目に備えトレーニングとして。
須走口から7合目まで登ってみました。
3回目は登頂を本気で目指していたのですが、高山病で8合目でダウン。
同行者だけ登頂し、私は8合目の山小屋で休憩してました。

あれからいろいろな山を登りました。
今回こそは、と4回目のチャレンジ。
まず5合目で1時間はつぶして高山に体を慣らすところからスタートです。

5合目は富士山を登らない人も観光客として来るのでごった返してます。
人ごみをかきわけつつ、売店で富士山メロンパンを購入。
おしゃべりをしつつ時間をつぶします。
焼き印コレクションをするため、短い金剛杖を買いました。
同行者はトレッキングポールも持っていないので、長い金剛杖を購入。
準備万端です。

5〜6合目はゆるやかですが、単調な風景で早くも飽きてきます。
上がるにつれて、足下に河口湖や山中湖が見え、楽しくなってきます。
七合目から急に道が険しくなります。
軍手をして、岩に手をついて、四つん這いでないと登れません。
七〜八合目は山小屋が7軒もあるので、山小屋に着くたびに休憩です。
日も暮れてきました。
暗くなってきたので、安全のため、ヘッドランプをつけます。
完全に日が落ちると、いよいよ花火大会が始まりました。
この日はたまたま河口湖の花火大会と重なりました。
どこの山小屋も、宿泊客が外に出て、みんな花火を見物しています。
とはいえ花火より遥かに高い場所にいるため、かなり小さく見えました。

今回は、夜の内に登頂して、その後昼寝の予定でした。
事前のリサーチでは、山小屋はどこも満杯だったので。
実際富士山に登ってみると、飛び込みで宿泊している人も見かけます。
八合目をすぎてから、夜もふけてくると、気温はぐんぐん下がります。
夕方登ってきたときは汗びっしょりだったのに、いまは少しの休憩でも体温を奪われます。
山小屋の温度計を見ると、12度です。
あまりに寒くて休憩もできず、登る体力の回復ができません。
「これより上の山小屋で、入れそうなところあったら、そこで休もうか」
ギリギリの状態で登っていくと、富士山ホテル(標高3400m)にたどり着きました。
ちょうど午前0時ぐらい。ここで仮眠をとることに。
カイコ棚のような寝床に他人と隣り合わせで寝ます。
ここは寝袋だったので、結構安心感はありました。暖かいし。
しかし、イビキのすごい人や咳き込む人がいて、うるさかったです。
神経質な人は眠れないかも…。
翌朝は4時に起き、山小屋で朝食として温かいうどんを食べました。

身支度をする頃には外も明るくなってきました。
御来光の後はどんどん明るくなってきました。
標高はもう3400mを超えています。
気温もどんどん上がり、早朝とは思えない熱さです。
と言うのも、ここには日陰が一切ありません。
空気はうすいやら、熱いやらで、休んだはずなのに歩みが続きません。
それでもどうにか歩いていくと、鳥居が見えてきました。
ここまで、本八合目の山小屋から2時間以上かかりました〜。
(ルートマップでは80分って書いてあったのに)
やはり私たちは高山病になりやすいようです。
頂上のベンチでぐったり横になりました。
まわりにもバテて横になっている人たちがたくさんいます。
お鉢巡りはパスしました。剣ヶ峰を踏めないのは心残りですが…。
高山病っぽい症状も出ています。
高山病は下山すれば解消されるので、さっさと降りることにしました。

そういえば、下山道には山小屋がありません。
登山道と接している本八合目で、登山道の山小屋にアクセスできるぐらいです。
でもコースマップには五合目まで4時間はかかると書いてあります。
下山もかなりツライので、山小屋作ったら絶対繁盛すると思いますが…。
下山道も一切日陰がなく、日も高くなってきたので、熱さとの戦いです。
しかも結構なザレ場(ジャリでできている斜面)です。
転ぶのが怖くていっそう歩みはゆっくりになります。
上りの時は息が切れて大変でしたが、下りは呼吸は楽です。
それでも、蓄積された疲労で、下山道脇でバテている人たちが多く見かけられました。
勢いで登ってしまった若い子たちが「富士山なめてたよね〜」と話していました。
五合目に降り立ったのは、14時過ぎてたような…。
記憶が定かではありません。
途中、吉田口の6合目の山小屋で、金剛杖に焼印を押してもらったりしたので、大幅に時間オーバー。
一応ポイントごとに焼き印をコレクションできたので満足です。

帰りは富士急ハイランドの横のふじやま温泉で汗を流しました。
砂埃でごわごわになった髪を洗えて本当によかった!
今回は電車で帰るので、お食事処で梅酒など飲んだりして、やっと生き返りました。
ふじやま温泉には女性専用のレストルームがあるのですが、真正面に富士山を見ながらゆっくり休むことができました。
最後まで富士尽くしでした。

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