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Yamareco

記録ID: 149966
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ハイキング
丹沢

宝探しみたいなルート探し〜西丹沢・畦ヶ丸〜

2011年11月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:03
距離
11.6km
登り
946m
下り
1,120m

コースタイム

西丹沢自然教室08:50-下棚沢出合09:45-下棚09:51/09:57-下棚沢出合10:02‐本棚沢出合10:15-本棚10:20/10:25‐本棚沢出合10:29-スギ林の中の休憩台10:52-善六ノタワ11:27-畦ヶ丸山頂12:23/12:46‐畦ヶ丸避難小屋12:49/12:56-大滝峠上13:40-一軒屋避難小屋14:25/14:28-林道出合15:22-大滝橋15:37-中川温泉ぶなの湯16:05
※川沿い歩きが相当タイムオーバー(トータル1時間くらい)しました。それ以外はほぼコースタイム通り。
天候 曇り、ときどき晴れ間
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新松田〜西丹沢自然教室、中川〜新松田
富士急湘南バスの西丹沢温泉セット券を利用(2,200円、ぶなの湯入浴代込み)
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/set_ticket.html
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
西丹沢自然教室は開館前でしたが、トイレ前のテーブルに用紙と筆記具がありました。ただそれを入れる箱などがないため、ペン立を重しにして置いてきました。
トイレの水は飲用不可なので、水は事前に用意のこと。

<道の状況>
川沿いの道はほとんどゴロ石の河原歩きとなり、流木などでかなり荒れている、という印象です。ただこれでもか!というほど標示板やピンクテープがあるので、それを追っていけばルートに迷う心配はありません。
とにかく渡渉回数が多い! 西沢が15回以上、大滝沢が12回以上。そのほとんどに丸太組みのしっかりした橋が掛けられていますが、ときどき外れているところや、丸太だけのところもありました。橋は大雨でしょっちゅう流されるらしいので、注意が必要です。
大滝沢は急斜面のトラバースが多く、所々苔の生えた岩をトラバースするので滑りやすくヒヤヒヤします(そういうところはほとんど鎖が張ってあります)。
沢自体も西沢より荒れていました。
※沢の状況から、大雨の時やその後はこのルートは行かない方がいいと思います。

川を離れると標識・テープとも激減しますが、道ははっきりしています。
善六ノタワは足幅3つ分くらいのヤセ尾根です。ただ、それ以外にもヤセ尾根や細いトラバースはあるので、ここだけが特別注意というわけではありません。
山頂より大滝峠側に15分くらい下った笹ヤブの中で、道がヘアピン状に急カーブを描いているところがあります。気づかずに直進すると間違いなく滑落なので、要注意です。(個人的には一番の危険箇所だと思った)

<温泉>
山北町立・中川温泉ぶなの湯
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=241
2時間700円、水曜定休
大浴場と小浴場があり、曜日によって男女入れ替え

富士急湘南バスの西丹沢温泉セット券(2日間有効2,200円)を利用すると、実質無料になります。
例:新松田〜西丹沢自然教室1,150円、大滝橋〜中川180円、中川〜新松田1,000円とバス代だけで2,330円
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/set_ticket.html

松田駅前の案内所でのみ販売。バス内で購入することはできません。
■平日の始発バス(07:15発)を利用する場合
案内所は営業時間前のため、当日購入は出来ませんが、前日までに電話で予約すれば、当日バスの運転手さんに名前を言って受け取ることができます。(現金のみ、つり銭のないように)
ただし前日発行となるので、有効期限が1日だけになります。
自然教室からは最初にこのつり橋を渡ります。
渡った後はスギ植林地の右端がルートですが、わかりにくかったです。
2011年11月14日 08:52撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 8:52
自然教室からは最初にこのつり橋を渡ります。
渡った後はスギ植林地の右端がルートですが、わかりにくかったです。
スギ林を抜け、階段(結構キツイ)で堰堤を越えると1回目の渡渉です。
ここの橋が流されていると結構大変かも。(飛び石が少なくて川幅があるから)
2011年11月14日 08:59撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 8:59
スギ林を抜け、階段(結構キツイ)で堰堤を越えると1回目の渡渉です。
ここの橋が流されていると結構大変かも。(飛び石が少なくて川幅があるから)
2つ目の橋。
いい雰囲気です。
2011年11月14日 09:04撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:04
2つ目の橋。
いい雰囲気です。
3つ目の堰堤。左岸に階段があります。
2011年11月14日 09:19撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:19
3つ目の堰堤。左岸に階段があります。
堰堤を越えると・・・階段が水没してます。
でも、柵を支点に体をひねって難なく通過。
これ以上水量が増えると困るかも。
2011年11月14日 09:21撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:21
堰堤を越えると・・・階段が水没してます。
でも、柵を支点に体をひねって難なく通過。
これ以上水量が増えると困るかも。
奥の流れには橋があるのですが、手前にはありません。
ここがちょっと大変でした(私には)
2011年11月14日 09:26撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:26
奥の流れには橋があるのですが、手前にはありません。
ここがちょっと大変でした(私には)
手前部分のアップ。
大きくてバランスのいい人ならひとっ飛びなんでしょうけどね〜。
渡してある木もぐらぐらしたり、腐ったりしていたので、ちびの怖がりには難所です。
2011年11月14日 09:27撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:27
手前部分のアップ。
大きくてバランスのいい人ならひとっ飛びなんでしょうけどね〜。
渡してある木もぐらぐらしたり、腐ったりしていたので、ちびの怖がりには難所です。
ここの橋ははずれています。
でも近くに飛び石がたくさんあるので、渡渉は簡単。
2011年11月14日 09:33撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:33
ここの橋ははずれています。
でも近くに飛び石がたくさんあるので、渡渉は簡単。
私の持っている2001年度の版山と高原地図では「権現山登り口」になっているところにあった標識。廃道になったんでしょうか?(誰かが書いた「権現山登山道」というマジック書きも消されています)
なおここはちょっとした広場になっていて、休憩台もあります。
2011年11月14日 09:43撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 9:43
私の持っている2001年度の版山と高原地図では「権現山登り口」になっているところにあった標識。廃道になったんでしょうか?(誰かが書いた「権現山登山道」というマジック書きも消されています)
なおここはちょっとした広場になっていて、休憩台もあります。
下棚への分岐は旧権現山登り口からすぐ、分岐から滝までは5分くらい。
写真だと小さく見えますが、結構大きいです。滝からの風気持ちいい〜。
見上げているうちに、滝上部に陽が当たってきまし
た。
2011年11月14日 09:53撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
11/14 9:53
下棚への分岐は旧権現山登り口からすぐ、分岐から滝までは5分くらい。
写真だと小さく見えますが、結構大きいです。滝からの風気持ちいい〜。
見上げているうちに、滝上部に陽が当たってきまし
た。
下棚と本棚の間は斜面から水が染み出しているところが多く、苔がいっぱい。
いつも湿っているからか、ゼニゴケ類が多かったです。
2011年11月14日 10:09撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:09
下棚と本棚の間は斜面から水が染み出しているところが多く、苔がいっぱい。
いつも湿っているからか、ゼニゴケ類が多かったです。
紅葉も、はじめて赤いのがちらほら。
2011年11月14日 10:12撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:12
紅葉も、はじめて赤いのがちらほら。
本棚への分岐。奥の沢に沿って行きます。
ここも5分くらいで滝に着きます。
2011年11月14日 10:15撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:15
本棚への分岐。奥の沢に沿って行きます。
ここも5分くらいで滝に着きます。
本棚。公称ほど高さは感じられませんが、勢いがあります。(ちなみにもっと登っていくと上から本棚がちらちら見えるところがあり、どうももう1段上にあるようです。高さ表記はそれも含めてかも)
2011年11月14日 10:22撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
11/14 10:22
本棚。公称ほど高さは感じられませんが、勢いがあります。(ちなみにもっと登っていくと上から本棚がちらちら見えるところがあり、どうももう1段上にあるようです。高さ表記はそれも含めてかも)
見上げると空がきれい。
2011年11月14日 10:23撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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11/14 10:23
見上げると空がきれい。
せっかく陽が当たってきたのに、日陰の谷に入っていくのは残念…と未練がましく振り返ってみる(笑)
2011年11月14日 10:39撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:39
せっかく陽が当たってきたのに、日陰の谷に入っていくのは残念…と未練がましく振り返ってみる(笑)
スギ植林の急斜面を上がります。
こんな急斜面で仕事をするのは大変でしょうね・・・。
2011年11月14日 10:45撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:45
スギ植林の急斜面を上がります。
こんな急斜面で仕事をするのは大変でしょうね・・・。
登山道の土止めの脇からちっちゃなもみじ。
2枚しか葉がないのに、いっちょ前に紅葉してます。
2011年11月14日 10:49撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:49
登山道の土止めの脇からちっちゃなもみじ。
2枚しか葉がないのに、いっちょ前に紅葉してます。
西沢からの急登がひと段落したところには、この標識と休憩台が2つ。
その先は善六ノタワまでヤセ尾根や急斜面のトラバースが続きます。
2011年11月14日 10:52撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:52
西沢からの急登がひと段落したところには、この標識と休憩台が2つ。
その先は善六ノタワまでヤセ尾根や急斜面のトラバースが続きます。
登山道を挟んで門のように立つ双子の杉。
右の子がちょっと元気ないのが気になります。
2011年11月14日 10:55撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:55
登山道を挟んで門のように立つ双子の杉。
右の子がちょっと元気ないのが気になります。
かやの中に埋もれるように1輪の菊。
2011年11月14日 10:58撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:58
かやの中に埋もれるように1輪の菊。
緑と赤のコントラストがきれい。
何の木だろう?
2011年11月14日 10:58撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 10:58
緑と赤のコントラストがきれい。
何の木だろう?
リンドウは善六ノタワへ行く途中で数輪だけ見ました。
2011年11月14日 11:08撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
11/14 11:08
リンドウは善六ノタワへ行く途中で数輪だけ見ました。
善六ノタワ。以前滑落事故もあったようですね。
2011年11月14日 11:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 11:28
善六ノタワ。以前滑落事故もあったようですね。
一番細いところ。
落ち葉でわかりにくいですが、足幅3つ分くらいです。
2011年11月14日 11:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 11:28
一番細いところ。
落ち葉でわかりにくいですが、足幅3つ分くらいです。
善六ノタワを過ぎると檜洞丸方面の展望が少し。
近くには休憩台もあり。
2011年11月14日 11:32撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 11:32
善六ノタワを過ぎると檜洞丸方面の展望が少し。
近くには休憩台もあり。
ほやほやとした優しいコントラストが、なんだかロシアの風景画みたい。
2011年11月14日 11:36撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 11:36
ほやほやとした優しいコントラストが、なんだかロシアの風景画みたい。
狂い展葉?新緑のような葉っぱが冬枯れの中目立っていました。
2011年11月14日 11:42撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 11:42
狂い展葉?新緑のような葉っぱが冬枯れの中目立っていました。
気持ちのいい尾根道ですが、こんな倒木も。
お腹が空いてきました。
2011年11月14日 12:22撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 12:22
気持ちのいい尾根道ですが、こんな倒木も。
お腹が空いてきました。
お腹の空いた状態でニセピークはきつい〜と思っていると、やっと頂上!
口コミ通り眺望はほとんどありません。
2011年11月14日 12:23撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 12:23
お腹の空いた状態でニセピークはきつい〜と思っていると、やっと頂上!
口コミ通り眺望はほとんどありません。
が、何はともあれお昼です。
素おにぎり(笑)の上にフリーズドライの野菜入り卵スープを乗せ、お湯を注いだ簡単雑炊。
意外といけます。
2011年11月14日 12:31撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
11/14 12:31
が、何はともあれお昼です。
素おにぎり(笑)の上にフリーズドライの野菜入り卵スープを乗せ、お湯を注いだ簡単雑炊。
意外といけます。
山頂を下ってすぐの畦ヶ丸避難小屋。
すごくきれいで、トイレも室内にあり。
暮らせそうです。水場ないけど。
2011年11月14日 12:50撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 12:50
山頂を下ってすぐの畦ヶ丸避難小屋。
すごくきれいで、トイレも室内にあり。
暮らせそうです。水場ないけど。
何と寝具も。
時代劇の農民の家で出てきそうな煎餅布団ですが、緊急時には本当に助かるでしょうね。
2011年11月14日 12:55撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 12:55
何と寝具も。
時代劇の農民の家で出てきそうな煎餅布団ですが、緊急時には本当に助かるでしょうね。
避難小屋から一転、風景が変わります。
苔の生えた岩にササ、豊富な低潅木・・・まるでどこかの庭園の築山にいるような錯覚が。
2011年11月14日 12:59撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 12:59
避難小屋から一転、風景が変わります。
苔の生えた岩にササ、豊富な低潅木・・・まるでどこかの庭園の築山にいるような錯覚が。
マイクロ苔庭。
2011年11月14日 13:10撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:10
マイクロ苔庭。
モミジもきれい。
2011年11月14日 13:14撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:14
モミジもきれい。
ササ藪の中で急角度で曲がる登山道。
うっかり直進すると崖です。滑落します。
2011年11月14日 13:17撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:17
ササ藪の中で急角度で曲がる登山道。
うっかり直進すると崖です。滑落します。
生きている時にお会いしたかったブナの巨木。
2011年11月14日 13:19撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:19
生きている時にお会いしたかったブナの巨木。
畦ヶ丸と大滝峠上とのちょうど中間くらいで急に道が開け、うっとりするほどきれいなブナ林に出ました。
思わずポカーンとしてしまい。なかなか先に進めません。
2011年11月14日 13:23撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:23
畦ヶ丸と大滝峠上とのちょうど中間くらいで急に道が開け、うっとりするほどきれいなブナ林に出ました。
思わずポカーンとしてしまい。なかなか先に進めません。
倒れたばかりのブナ巨木。
空に向かって突き出された2本の枝が、まるで腕のように見えます。無念そう・・・。
根元側に砂が盛ってあり、そこを通過。
2011年11月14日 13:25撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:25
倒れたばかりのブナ巨木。
空に向かって突き出された2本の枝が、まるで腕のように見えます。無念そう・・・。
根元側に砂が盛ってあり、そこを通過。
このあたりにはすごく太いブナがたくさん。
2011年11月14日 13:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:28
このあたりにはすごく太いブナがたくさん。
モミジも。
2011年11月14日 13:33撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:33
モミジも。
巨木を見るたびに写真を撮っていたのでは進みません。
2011年11月14日 13:35撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:35
巨木を見るたびに写真を撮っていたのでは進みません。
大滝峠上。
この日ルート上で会ったのはたった2人。そのうち一人とここまで100mくらいご一緒しましたが、ヤマレコユーザーさん(kazikaさん)だったようです。
2011年11月14日 13:40撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:40
大滝峠上。
この日ルート上で会ったのはたった2人。そのうち一人とここまで100mくらいご一緒しましたが、ヤマレコユーザーさん(kazikaさん)だったようです。
分岐からもしばらくは尾根道。秋道らしさではここが一番きれいでした。
2011年11月14日 13:43撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:43
分岐からもしばらくは尾根道。秋道らしさではここが一番きれいでした。
紅葉も一番!
2011年11月14日 13:46撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:46
紅葉も一番!
ちらっと見えたとき、「バス停?」と思ってしまった看板。
こんなところに来るのは猫バスしかあるまい。
ちなみに下の看板は廃道への踏み込みを防止するためのもの。
2011年11月14日 13:52撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:52
ちらっと見えたとき、「バス停?」と思ってしまった看板。
こんなところに来るのは猫バスしかあるまい。
ちなみに下の看板は廃道への踏み込みを防止するためのもの。
ステタロー沢に降りる直前、登山道に落とし穴が。
親切な方が枯れ枝を何本も突っ込んでおいてくださっていたお陰で、はまらずにすみました。
落ち葉があるので、これがなかったら気づかなかったでしょう。
2011年11月14日 13:56撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:56
ステタロー沢に降りる直前、登山道に落とし穴が。
親切な方が枯れ枝を何本も突っ込んでおいてくださっていたお陰で、はまらずにすみました。
落ち葉があるので、これがなかったら気づかなかったでしょう。
ステタロー沢出合い。
直進して沢を渡る方にしっかりした踏み跡がありますが、現在の登山道は右手の涸れ沢の中です。
2011年11月14日 13:57撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 13:57
ステタロー沢出合い。
直進して沢を渡る方にしっかりした踏み跡がありますが、現在の登山道は右手の涸れ沢の中です。
ステタロー沢上部は倒木・流木で相当荒れていました。この写真で道がどこか、わかりますか?
2011年11月14日 14:06撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:06
ステタロー沢上部は倒木・流木で相当荒れていました。この写真で道がどこか、わかりますか?
でも登山道と書かれたピンクテープがしっかりしているので、追っていけば大丈夫。
ありがたいことです。
2011年11月14日 14:15撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:15
でも登山道と書かれたピンクテープがしっかりしているので、追っていけば大丈夫。
ありがたいことです。
苔の目線。
2011年11月14日 14:18撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
11/14 14:18
苔の目線。
一軒屋避難小屋。
思ったより時間がかかりました。
2011年11月14日 14:25撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:25
一軒屋避難小屋。
思ったより時間がかかりました。
草が生え、土壌ができ、既に森の一部となりつつある木橋。
この写真を撮っているとき、下の沢をイワナが横切っていきました。
2011年11月14日 14:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:28
草が生え、土壌ができ、既に森の一部となりつつある木橋。
この写真を撮っているとき、下の沢をイワナが横切っていきました。
注意はありがたいですが、ここまで来たら進むしかありません。
2011年11月14日 14:33撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:33
注意はありがたいですが、ここまで来たら進むしかありません。
注意箇所と思われる場所。
鬼石沢の左岸をトラバースするのですが、外傾した岩に落ち葉が積もってすべりやすく、確かに注意が必要です。鎖はありません。
2011年11月14日 14:34撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:34
注意箇所と思われる場所。
鬼石沢の左岸をトラバースするのですが、外傾した岩に落ち葉が積もってすべりやすく、確かに注意が必要です。鎖はありません。
鬼石沢を離れるところに立っていた、岩に生えた木。
威厳があって、主のようです。
2011年11月14日 14:38撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:38
鬼石沢を離れるところに立っていた、岩に生えた木。
威厳があって、主のようです。
下のほうに大滝沢があるのですが、相当深いです。
不思議な雰囲気。このルートで一番気に入りました。
2011年11月14日 14:44撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:44
下のほうに大滝沢があるのですが、相当深いです。
不思議な雰囲気。このルートで一番気に入りました。
涸れ沢に掛けられた橋ですが、くずれています。
この下にも何代もの橋の残骸がありました。
今は水がないので、橋の必要性を全く感じませんでしたが、何度も掛けなおされては流されているところを見ると、水のある時期は大変なのかも。
2011年11月14日 14:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 14:48
涸れ沢に掛けられた橋ですが、くずれています。
この下にも何代もの橋の残骸がありました。
今は水がないので、橋の必要性を全く感じませんでしたが、何度も掛けなおされては流されているところを見ると、水のある時期は大変なのかも。
生木を裂く、ってこんな感じ?
2011年11月14日 15:00撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:00
生木を裂く、ってこんな感じ?
露岩の急斜面を大滝沢まで下ります。(下にちっちゃく橋が写っています)
苔が生えている上に落ち葉がたくさんで滑りやすいので要注意。
自分としては珍しく鎖に頼ってしまいました。
2011年11月14日 15:07撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:07
露岩の急斜面を大滝沢まで下ります。(下にちっちゃく橋が写っています)
苔が生えている上に落ち葉がたくさんで滑りやすいので要注意。
自分としては珍しく鎖に頼ってしまいました。
ちょっと戸惑ってしまった看板。
上も下も注意って??
2011年11月14日 15:12撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:12
ちょっと戸惑ってしまった看板。
上も下も注意って??
落石の多い、こんな道でした。なるほど。
真新しい落石も多かったので、確かに要注意です。
2011年11月14日 15:13撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:13
落石の多い、こんな道でした。なるほど。
真新しい落石も多かったので、確かに要注意です。
モアイもいます。
2011年11月14日 15:14撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:14
モアイもいます。
最後はスギ植林を抜け、林道に出ます。
2011年11月14日 15:22撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:22
最後はスギ植林を抜け、林道に出ます。
いろいろなレポで見た林道崩壊地点は、もうすぐ修復が終わりそうです。この日も工事されてました。
2011年11月14日 15:27撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:27
いろいろなレポで見た林道崩壊地点は、もうすぐ修復が終わりそうです。この日も工事されてました。
水・木・土曜は鉄砲に注意。
2011年11月14日 15:34撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:34
水・木・土曜は鉄砲に注意。
登山口に出ました。
バスはとっくに行ってしまったので、ここから中川(ぶなの湯)まで30分の車道歩きです。
2011年11月14日 15:37撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
11/14 15:37
登山口に出ました。
バスはとっくに行ってしまったので、ここから中川(ぶなの湯)まで30分の車道歩きです。
撮影機器:

感想

最初は奥多摩の川苔山に行こうとしたのですが、もえぎの湯は月曜定休とのこと。
その上天気もあまり良くなさそう・・・。
ということで、先に畦ヶ丸に行くことにしました。展望なし、と言われているルートだから、多少曇っててもいいかな〜と。

富士急湘南バスのHPでバスの時間などを調べていると、「西丹沢温泉セット券」なるものがあることを発見。
おおっこれだと帰りにぶなの湯に実質無料で入ることが出来るぞ。
万一時間が遅くなって寄れなくなってもほとんど損はしないし、これはいいもの見つけたな〜、と思ってよく見ると、バスの始発は7:15なのに対し、販売場所である駅前営業所の営業開始は7:45。
販売所が開いてからとなると8:10発のバスになってしまい、私のペースだと日没までに下山できそうにありません。
どーなってるのかな、と営業所に電話で問い合わせてみたところ、やはり「車内での発行はできません」。
がっかりしていると、
「前日までに電話で予約すれば、運転手に預けておいて当日お渡しすることもできます」「ただし前日発行なので、当日しか使えませんが」
それ、それでいいです!どうせ日帰りだし!!
ということで、前日に電話で手配をお願いしました♪

当日乗車時に運転手さんに名前を言ってセット券を受け取り、2,200円を払います。
私の前に乗車してセット券を買おうとした方は、運転手さんに断られていました。
問い合わせておいてよかった〜。

さて、コースタイム的に私の足では帰り14:50頃の大滝橋通過のバスには厳しそうなので、おそらく中川までは歩く羽目になると思い、行きのバスで場所をチェックしようと思っていたのに、爆睡。
気がついたときには箒沢も過ぎ(箒杉見ようと思ってたのに!)、もうすぐ終点というところでしたorz

自然教室でトイレと登山届提出(というか、テーブルに置いてきただけ。箱があるといいのに)して、いよいよ出発です。
この頃には同じバスに乗ってきた方は既にほとんど出発していました。いつものことですが・・・^^;

ルートは沢沿いの道、というより沢そのものを歩いていく感じで、何度も何度も川を渡り返します。
そのためか標識やテープは多く、しかも1つに辿り着いて辺りを見回すともう1つ見つかる、といった過剰すぎず必要十分な絶妙な配分。
うーん、これは何かに似ている・・・と考えて、はたと気がつきました。

宝探しだ!!

チェックポイントに行くと、次の場所の指示やヒントがある、というあれです。

これはなかなか楽しい。子供なら大喜びしそうです。(実際は道が悪いので、小学生低学年以下は難しいと思いますが)

渡渉してはきょろきょろ、次の標識を見つけてまた渡渉、を繰り返し、下棚&本棚もしっかり寄り道して満喫・・・

・・・と言いたいところですが、何故か今回私はすごく不安でした。
しかも原因不明。何だかわからないものがずっと胸の中をもやもやしています。
前回三ツ峰の時は道が合っているかなという不安はありましたが、ここまでじゃなかったし、第一今回道迷いの恐れは全くない状態。
他に誰もいないから? →そんなことしょっちゅうです。
谷間の道だから? どんどん曇ってきたから? 熊が心配? 時間が心配?
いろいろ考えますがどれも決定的ではなく、全く原因がわかりません。

川を離れて高度を上げ、尾根に出るに従いだんだん気が晴れてきたので、暗い谷間歩きに加えてかなりタイムが遅れ気味というのが理由だったのかな、と今では思いますが。
でも下山も谷でしかもかなり時間かかったけど、別に不安は感じなかったんですよね。
もしかしたら、どっかから熊が私を見ていて第六感でそれを感じてたとか・・・(怖)。

善六ノタワからは落葉したブナに囲まれた細めの尾根道を進みます。
この頃にはすっかり曇ってしまい、檜洞丸はガスの中、加入道山もガスに入ったり出たり。
まだ標高低い分畦ヶ丸で正解だったかな〜と思いながら道志山塊を見ると、陽が当たってぴかぴかしているのが見えました。いいな〜あっち(笑)。

お腹が空いてきたので、ニセピークが残念なことこの上ない。地形図見ればニセピークが多いことくらいわかるのに、何度も引っかかります。
何度も次こそは!と思いながら、やっと山頂に到着しました。

かなりコースタイムをオーバーしていますが、今回のランチは雑炊にするつもりでフリーズドライの卵スープと「素おにぎり」。
具どころか、海苔も塩も何にもないので、時間があろうとなかろうと、湯を沸かさないと食べられません(笑)。
一応いざという時のためにパンもありますが、ここは初志貫徹、急いでバーナーを取り出して湯沸しをします。
結論:やっぱりあったかい食べ物は美味しいです。
展望のない頂上で大急ぎでご飯を済ませ片付けザックを背負うと、23分。やっぱり火を使うとこんくらいかかるのかなあ。

避難小屋に着くと、こっちの方がやや眺めがよくて少し残念。
小屋を覗いたりトイレを拝借したりで、結局頂上付近にトータル30分強いました。

避難小屋〜大滝峠上〜ステタロー沢へと降りる手前の尾根道は本当にきれいでした。特に大滝峠手前のブナ林は巨木が多く、見上げては感心してばかりでなかなか進みません。
時間がやや気になりつつも、既に14時台のバスには間に合わないことが確定しているので、あせっても仕方ない、少しのんびり歩くことにしました。

ステタロー沢に出ると再び宝探し、もとい、沢歩き。
台風の影響か大量の倒木・流木の間を進むも、ピンクのテープが誘導してくれるのでルートファインディングの手間はほとんどありません。
朝感じていたような不安もなく、一軒屋避難小屋からは斜面のトラバース、大滝沢に出てからはまた沢歩きと、変化に富んだ道を楽しんでいると、ふいに林道に出てさらに一般道にある登山口へ到着。

次のバスまでは1時間あるし、それだと温泉タイムがほとんど取れなくなるので、そのまま車道をてくてくと中川の「ぶなの湯」まで歩きました。

前半はもやもやした不安に包まれた今回の山行でしたが、途中からはやっぱり楽しい! と思えて良かったです。

(おまけ)
風呂場の時計とにらめっこしながらバス時間の10分前には出てきたつもりなのに、フロントの方々にせかされてロビーの時計を見ると3分前。
ちなみにこのバスを逃すと、温泉閉館後1時間も真っ暗な中待たなくてはなりません。
下りも5分くらいあったのにまじか〜、と坂道を走って登ります。
バス停に着き、自分の携帯を見ると、
あれ?
まだ3分前じゃん・・・。

どうもフロントの時計は進んでいたようです。(わざとかな?)

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