三頭山(鶴峠から数馬に抜ける)
- GPS
- 05:09
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 753m
- 下り
- 924m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:09
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:数馬から武蔵五日市駅域で終点下車 |
写真
感想
私のような年寄りには標高的に適当な笹尾根であるが、神奈川に住んでいるからと言って神奈川側あるいは山梨側からのアクセスは手軽とは言えない。同じ神奈川の丹沢とは大いに違うところである。それはひとえに中央線沿いの駅から登山口に入るバス便が少ないことに由来する。笹尾根の南西側の地は、北東の東京側が過疎地だとは言っても桧原村という一つの自治体を形成していて平日でも村内でバスの定期便が確保されているのとは異なり、人口の規模が小さいのが致命的であると思うが、それ以外に理由は無いのだろうか。
最近は、中央線の通勤時間帯に大月から東京行の直行電車が運転されるようになって、高尾以遠の駅にも光が当たるようになっている感もあるが、こと山のアクセスとなると歴然とした差があるように思う。
そうしたバックグラウンドを抱えて、鶴峠というところを見たくなり、夏場だけの季節運航路線である上野原駅−鶴峠のバスに乗ってみた。
朝、7時23分着の甲府行きで到着。新しい方のバス停にまだ誰もいない。案内係りの方に1番線の壁側に並んでくれとの指示で適当な場所にザックを置く。後から30人という団体も入ってきて若干トラブルもあったが、1台の大型バスに乗り切り出発。
市内を抜けるまでは対面通行ができる広さの道であったが、川沿いの道を過ぎて山中にかかると突然狭い道が出てくる。狭い理由は沢沿いの道で崖に遮られそれ以上広げることができない場合や、集落の中を通るためやはり広げるのが難しいところなどだ。舗装こそされているものの、切り返しをしないと通過できないようなところもある。全行程が1時間少しの中で、半分以上がそのような細い道である。
増して途中の集落から乗車してくる人間は皆無。これでは平日や冬場に運行しろというのは酷である。
登山対象となる山としては、笹尾根とその反対側に権現山や奈良倉山などアクセスさえ良くなればもっと賑わってもよい山があるのにもったいないと思った。
なお、鶴峠から三頭山への道は整備されていて通過に問題はない。この山域では大菩薩の牛の寝通りなど東側の道を何本か通ったが、それらに似ている気がした。要は、よく整備されているのに人通りが少ないのである。それは山の人気の割にアクセスの悪さから選ばれないという共通の理由があるように思う。
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