鳳凰三山 緑滴る森を抜け、砂と岩の殿堂を巡る
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,945m
- 下り
- 1,760m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:05
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:55
夕刻の雨が予想されていた為、ペースは2日目より速い。
※2日目下山は中道ルート登山口までで、お迎えバスに乗り込みました。
天候 | 1日目 高曇りから徐々に雨 2日目 霧雨から曇天、下山時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青木鉱泉から鳳凰小屋までは、ドンドコ沢沿いを高巻に急登。 滝が数ヶ所見られ、渡渉や岩場もある変化のある楽しいルート。 鳳凰小屋はこじんまりした小屋で、水場、テン場、屋外にバイオトイレ。消灯19時半。 鳳凰小屋から樹林帯を抜け、砂山を登れば地蔵ヶ岳で岩のオベリスクがあり、登る事も可能。 岩場混じりの稜線をダウン、アップして観音ヶ岳が鳳凰山最高地点。その先が薬師ヶ岳。 青木鉱泉に周回下山する中道は、樹林帯の急坂が長く続き、ダケカンバ・ナナカマドからシラビソ林、カラマツ林、モミジなどの広葉樹林と続くが、やや単調。林道を経て青木鉱泉に戻る。 |
写真
感想
早朝は曇り空ながら、山々はくっきりと見えていたけど、梅雨前線移動中で午後から徐々に雨との予報。でも小雨ならと予定通り鳳凰三山目指します。
歩き始めると、ドンドコ沢は花崗岩で白い。新緑の木々がきれい。湿度が高いのが難点だけど、水捌けのいい地質。時折、岩や苔、沢の流れ、滝など日本庭園の様な趣がある。
夕方頃には本降りの雨になるとの予報に、小屋まで急ごうと少しだけ歩くピッチが速い。標高2000m付近から息が上がってくる。
岩をやり過ごしたり、倒木を潜ったり、姿勢を変えるとザックに振られるから、パッキングに失敗したと思う。(今回の反省点)
南精進ヶ滝付近から霧雨が降り出し、次第に雨になる。白糸の滝でカメラをしまう。五色の滝は岩壁が赤かった。更に登り続けると、広く明るい沢に出る。シロバナノヘビイチゴとキバナコマノツメ(黄菫)が一面に咲いていた。
鳳凰小屋に着き、濡れた雨具を脱ぎ、離れの小屋に吊るさせてもらう。
若い小屋番さんたちが、きびきびと対応してくれるのが気持ちいい。
水場の水は雨で濁り始めたとのことで、沢まで少し歩き補給する。
2日目の朝、曇り空に時折小雨。梅雨らしいお天気でも回復傾向にある。
樹林帯を抜け砂山を登る。賽ノ河原とは、このあたりかしら?
地蔵岳のオベリスクが見えてきた。思ってたよりも大きく、登っている人たちの元気さがうらやましい。でも今回は眺めるだけで、最高地2841mの観音ヶ岳に回り込む。
白い砂地と奇岩、切れ落ちた谷の稜線、流れる雲が、ここまで登ってきた楽しみ。
今回のお目当てだった間近の南アルプスの眺望は、雲が多くて今一つでしたが、雲の流れを目で追い、仙丈ヶ岳、北岳、塩見岳など何とか確認しました。
3000m峰の北岳周辺を歩いてみたいと思うけど、高山病になりやすい私にはハードでしょうか?
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