光岳 光小屋無料泊は嬉しいじゃあーりませんか!
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,274m
- 下り
- 2,280m
コースタイム
静高平→センジヶ原→光岳小屋→光岳→光岳小屋(綺麗な山小屋の二階を広々と使用させていただきました。営業前なのに夕方、早朝発電機で電気もつけてもらい感謝しかありません。有難うございました。)
行動約10時間、休憩約2時間(途中睡魔に襲われ1時間程寝てしまった)
2日目 光岳小屋→イザルヶ岳→静高平→三吉平→易老岳→馬の背→
面平→易老渡→北又渡駐車場
行動約6時間、休憩約30分
天候 | 6/26快晴 6/27晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(R152上島トンネルから約40分 道は狭く深夜、早朝なら対向車はまず来ないと思われるが 途中迄住民の生活道路でもあるのでいつ来てもいいように安全運転で) 易老渡登山口までは徒歩1時間15分程掛かるので自転車 有ると少し時間短縮になるし緩やかな坂で帰りは楽になるでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は少ないが(岩場のトラバース箇所は滑落注意.、鎖場や梯子無し) 下りの居老渡登山口近くの小石や土が滑りやすい。(二回こけてしまった) 易老岳から三吉ガレはクマの目撃情報有り すぐ出てきそうな雰囲気あるので熊鈴必携(音が良く響くタイプがベスト) 登山道に雪はなし。 易老渡登山口から静高平の水場まで水場は無いので多目に持参下さい。 光岳は最近日帰りが目立ちますが無理はしないで下さい。 (営業期間外は山小屋無料開放されてますから寝袋、自炊道具持参で) |
その他周辺情報 | 光小屋の今年の営業は7月10日から9月16日 食事付宿泊は条件有り(全員50歳以上、3人以下、15時までに手読き) 条件に当てはまらぬ方は自炊道具持参 駐車場から50分位のかぐらの湯 道の駅で温泉、食事、仮眠可 トイレウォッシュレット かぐらの湯周辺の商店は18時30分頃閉店で コンビニもないので飯田市内で調達して下さい。 (天竜川超え北又渡駐車場までのルートにはコンビニ無し) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
食料
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
シェラフ
サーモス
ラジオ
ウィスキーミニボトル
熊鈴
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備考 | 虫さされの薬を忘れた。虫多く香取線香を持参すべきだった。 ヒルにはやられなかった。 行動食の選択をしっかりしないといかん。 寝不足は登山の大敵 サッカーも大事だがもっと山に真摯に向き合わねば。 |
感想
約二年ぶりの南アルプスは2日間天候にも恵まれ大変疲れましたが印象に残る山行となりました。
地元飯田市から近いとはいえアクセスの面で遠のいてました。
前日近くの道の駅かぐらの湯で仮眠、ワールドカップ日本戦を視聴しR152から林道赤石線約20キロを40分程で北又渡駐車場に到着
落石で通行止めになることが多い同線ですが未舗装を除いて
想像する程悪路ではありません。むしろまだ行ってない皇海山への林道や畑薙ダムへの道の方が時間もかかり大変かなと想像します。
事前に地元観光協会に確認されマイカーが基本にはなりますが長野県飯田市から光岳へもっと多くの登山者に登って欲しいですね。
ヘッドライト付け4時前北又渡駐車場出発、易老渡登山口から登山開始、面平までは順調だったが睡眠不足か食欲なく行動食もあまり取れず徐々にペースダウン
休憩時間も長すぎ密かに考えていた日帰りの予定ももろくも崩れ去りました。日頃毎日腕立て伏せ、腹筋、スクワット、2日に1回強弱つけたウォーキング約1時間行い身体を鍛えているつもりですがまだまだ鍛え方が悪いのか精神的な面か反省しないといけません。
易老岳までの道がとても長く感じました。
易老岳過ぎシダと立枯れの辺りは熊が出そうな雰囲気で熊鈴を強めに鳴らしゴーロの谷筋へ。ここも岩ばかりで疲れ長い行程でした。ふらふらでなんとか静高平の水場到着、ここまで水場なく冷たい水で行き帰りました。
自炊の水を満たし光岳小屋へ、昨日から管理人さん営業準備でいらしてご自由にお使いくださいとの嬉しいお言葉、ザックを置いて光岳山頂へ
眺望はなく少し先に展望台から光岩や深南部の山々が望めました。
小屋に戻り一休み、元気な女性の声が聞こえ食事開始、女性は夫婦で東京からいらしたお好み焼きのお店をやっておられ毎週登山しているようで本当に羨ましいですね。もう一人は鈴鹿からの青年と四人で山談義に花が咲きました。
19時消灯で寝袋に収まり就寝、4時に起き小屋から富士山、聖岳のご来光が
望めました。6時に光小屋立ちイザルヶ岳に立ち寄り易老岳から易老渡へ
下りは順調に5時間程で着きましたがここから林道歩きがとても長く感じました。
登山口には自転車もありマウンテンバイクが欲しいと感じました。
帰りに道の駅かぐらの湯で温泉に浸かり名物のジンギス丼を頂き市内の自宅へ。
何故光岳は地味で人気がないのか❓
よく100名山でも最後に登る山とかアルプスでも話題になることも少ない地味な光岳ですが私なりに考えた結論はアクセスの悪さより光小屋の運営方針が営業期間中の食事提供が全員50歳以上、3人以下のグループ、15時までに手続きした宿泊者限定である点。これはレベル高いと思いませんか。3人以下と15時到着は理解出来ますが50歳以上は納得しかねると感じるのは私だけではないと思います。だから南アルプス南部は山好きなベテランが多い所以なのでしょうか。
このような条件の山小屋は他では聞いたことが有りませんが小屋の運営方針ですから致し方無いですね。
でも逆に考えればシーズンオフなら静かな山行が満喫できますからどっぷり南アルプスと向き合えるのではないでしょうか。
光岳は決して楽な山ではありませんが危険箇所も少なく雪のない時期なら南アルプス南部のデビューとして最適だと思います。
南アルプス南部は山が大きく一筋縄ではいかぬ体力勝負の山ばかりですが光小屋営業期間中49歳以下の方も自炊道具持参で登山計画を立てもっと光岳にも注目して登りにおいでなんしょ!(営業期間中、素泊りは有料で誰でも宿泊可能でシュラフ持参割引あり)
さあ次はどこに行こうか。
最近私の登山スタイルは一回の山行で近くの複数の山に登ることにはまっており
尾瀬の燧ヶ岳と至仏山、白馬三山と雨飾山、火打山と妙高山、谷川岳と武尊山、南アルプス南部か 何れも名山揃いで迷いますが最終的には直前の天候次第ですな
そういえば関東甲信越は6月末に梅雨明けしましたがなんか早すぎませんか。明後日からしばらく雨予報で梅雨明け撤回にならなければよいのですが。
第1希望はまだ未踏の聖、赤石、荒川と時計回りで行こうかな。聖から赤石の数回のアップダウンは半端ないと聞きますから身体を鍛え当日に備えたいですね。反時計回りが一般的でしょうが多少は混雑が避けられそうですから。椹島への送迎バスの関係とお金の節約の為テン泊と山小屋泊を組み合わせ装備が重くなるからゆったりスケジュールにしようか。
皆さん光岳はいい山だに。手軽にとはいかないが是非今年の登山計画に加えてくんなんしょ!
この度の西日本の豪雨被害により多数の犠牲者が出たことに謹んでお悔やみ申し上げます。また多くの行方不明者の一刻も早く家族のもとに帰れるよう祈られずにはおられません。我々登山者も自然災害に充分注意し、場合によっては登山の中止や行き先の変更、登山日程の先送り等でお互いに安全第一で登山に臨もうではありませんか。山は逃げません。又登る機会はいくらでもあるのですから命は大事にしましょう。
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