山開き! 燧ヶ岳 御池〜沼山峠 おまけ?はコウノトリ(^^♪
- GPS
- 07:37
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 895m
コースタイム
天候 | 晴れ 下山後の帰路は夕立 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日は自転車のツールド・???(アドベンチャー・レース?)らしく早朝にもかかわらず大勢いました。 御池駐車場 1,000円/日 2時間まで無料 沼山峠から御池駐車場 バス 片道520円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすがに尾瀬ですので、整備されていて危険なところ、迷うようなところはありません。尾瀬沼周辺の木道以外の樹林帯は泥濘で泥だらけになりやすいので、晴れた日でもスパッツがあると良いですね。 尾瀬沼のビジターセンターと沼山峠のバスの中でクマの目撃を話されていた方がいました。 |
その他周辺情報 | 今回もかみさんの希望で小豆温泉「窓明の湯」(http://minamiaizu-pkp.com/madoakenoyu/)でさっぱりし、道の駅「きらら289」(http://www.kirara289.jp/)でトマト・ソフトをゲットして帰宅しました。 |
写真
感想
前々から気になっていた燧ヶ岳の山開きに行ってまいりました。
関東甲信は梅雨明けしたとは言い、さすがに梅雨時期なので天候が気になります。
「てんくら」は1日ごとにAからCへ変わり、どうなの?という感じです。
しかも土曜日のこの辺りは午後から雷雨(T_T)
雨ならニッコウキスゲの雄国山と思ったのですが、天気予報は晴れ?
膝の悪いかみさんも道中さみしいので、私が登っている最中、尾瀬沼一周ならとついてきてくれました。
【御池駐車場〜俎板堯
酷道(国道)352号をようやく着いた〜(~o~)という感じで御池駐車場に到着。広い駐車場ですが、6割程度が埋まっています。
山開きなので、赤飯とお神酒の振舞がありました。
先着200名の記念ピンバッジとお神酒をいただき、バスで沼山峠に向かうかみさんとここで別れます。
大勢が登っているので、すぐに渋滞の列ができます。
どうも傾向として、夫婦ものでない中高年の3〜4名程度のグループが、おしゃべりをしながら後続を気にすることなく登っていて、渋滞を引き起こしていましたね。それも1グループだけでなく結構な頻度でした。
追い抜きもそうですが、スライドのマナーも気になりましたね。
譲ってもらったお礼のあいさつさえないですから…
広沢田代ではお日様を浴びたタテヤマリンドウの青い星が開き、濡れたワタスゲがようやくポワポワし始めました。
熊沢田代も大勢の人が休憩していました。
雪消えの違いからかチングルマ、ヒメシャクナゲがまだ残っていました。
木道のところと急登は下を向きがちですが、ふと、上を向いたらベニサラサドウダンもきれいでしたね。
雪渓は大勢が歩いているのでステップがありチェーン・スパイクはなくても大丈夫でした。
雪渓を抜けてガレ場のトラバースの辺りから森林限界を越えて、景色が良くなり、御池の駐車場まで見下ろすことができます。
ハイマツの灌木帯を抜けると俎(なかなかマナイタグラと読めませんね。しかも柴安瑤箸匹舛蕕世辰燭よく間違えます。)に到着。大勢でにぎわっていました。
尾瀬沼が良く見えます。
運の良いことに、雲の切れ間から富士山を望むことができました。
【柴安(シバヤスグラ)〜ミノブチ岳】
燧ケ岳ははっきりしたツインピークなので、最高峰の柴安瑤惴かいます。鞍部に一度降り、登り返します。
途中、風穴からすごく気持ちの良い、涼しい風が出ていました。
柴安瑤了劃困發砲わっていましたが、尾瀬ヶ原が一望でき、至仏山にかかっていた雲も晴れてきたので最高の景色になりました。
先週登った苗場山も確認できましたが、雲が多く巻機山、谷川方面、北アルプスは望むことができませんでした。
個人的に前回の紅葉時期の尾瀬ヶ原の景色が素晴らしすぎたのと、かみさんが尾瀬沼で待っているので、あまり長居をせず俎瑤慳瓩蝓長英新道へ向かいます。
今日の目当ての一つ、山頂直下にサンカヨウとキヌガサソウを見つけました。
ただ、見つけられたキヌガサソウは1株だけでしたね。その代わりサンカヨウは斜面一面に咲いています。これほどの群生は見たことがありません。
ナデッ窪との分岐を分かれ、ミノブチ岳の手前はシャクナゲが見ごろとなっていました。
【長英新道】
ミノブチ岳からは樹林帯の泥濘の登山道を緩やかに下っていきます。
県警ヘリが飛んでいて、マイクで何かを言っていましたが、全く聞き取れませんでした。
樹林帯の木陰にはコゼンタチバナ、マイヅルソウがポチポチとありますが、景色の変化が乏しいので、ただ、黙々と歩いて尾瀬沼に向かいます。
尾瀬沼に到着し、長英新道との分岐にある湿原はワタスゲがポワポワしていたので、ちょっと寄ってみると燧ケ岳が良く見えていました。
【尾瀬沼ビジターセンター〜沼山峠】
尾瀬沼を一周してきたかみさんとほぼ同時で合流することができました。
かみさんがお目当てにしていたキヌガサソウはどこにもなかったそうです。
やはり時期が遅かったのでしょうか。
ちょうどお昼なのでおなかを満たし、尾瀬のおいしい水でコーヒーを入れてゆっくり休んだ後、沼山峠に向かいます。
大江湿原のニッコウキスゲはまだもう少しですね。
ワタスゲとタテヤマリンドウとレンゲツツジを見て湿原を最後にし、樹林帯の登りに入ります。
樹林帯はゴゼンタチバナ・ロードでしたが、かみさんは登りですぐにへばっていました。
沼山峠手前の休憩ポイントで一休みし、下りになってしばらくすると沼山峠休憩所に到着。本日の行程の終点です。
御池までのバスも20分待たずに出発し駐車場に戻りました。
なお、本日のかみさんの歩行距離はヤマプラで13.3kmでした。
高低差が少なければ、何とかこの位の距離は歩けるようです。
【おまけ】
御池から桧枝岐を過ぎると雨が降り始めてきました。
ネズミ色の雲が立ち込めていたので夕立ですね。
かみさんのリクエストで今回も小豆温泉「窓明の湯」でさっぱりしました。
これまた、我が家の定番の道の駅「きらら289」のトマト・ソフトを食べながら走っていると…
いきなりかみさんが「尻尾の黒いサギが! コウノトリかも?」と…
急ブレーキで停止しUターン。
見たというところまで戻り、ちょうど伊奈川のえん堤があるところをのぞきこむと…
居ました!!!
間違いなくコウノトリです。
何せ去年、新潟の魚沼市の魚野川で見かけたのですが、その時は通り過ぎてからツル?顔の黒いサギ?と思って調べましたから。
しかも山用に望遠レンズも持っていたのでラッキーでした。
家で写真を拡大し足環を見て調べたら、野田市で放鳥された「きずな」のようです。
去年、見つけた個体と同じようですね。
今回の山行で携帯電話が通じないところで別行動ができる理由…
アマチュア無線なのです。
さすがに山の陰では電波状態が悪いのですが、尾瀬のような地形では十分使えました。
もともとスキー用に使っていたものなので、ここ数年使う用事がなかなかなかったのですが、無線局を更新しておいて役に立ちましたね。
コメント
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初めてコウノトリの動画を見ました。nekoさんと同じ場面で『オッ!』と言ってしまいましたよ(笑)貴重な動画を見せていただいてありがとうございました。
尾瀬の植物は全体的に大振りな感じがするのは私だけでしょうか?
水芭蕉はもちろんのこと、ワタスゲなんかは本当にポワポワして風に吹かれていると可愛いです。
色々な種類の山野草の中で、やっぱり綺麗なブルーの中にお星さまが輝くタテヤマリンドウが素敵です。
奥さんも足がお悪いのに頑張りましたね!
おつかれさまでした。
私もバッチがほしーーーぃ🎶
おはようございます♪
コウノトリの屋外生息数は134羽だそうです。
めったに見かけることができないみたいですね。
この日は山開きだったので賑わっていましたが、尾瀬は何回行っても発見があるので飽きないですね。
今年のワタスゲのヒットは田代山です。一面のワタスゲって初めて見ましたよ。
密度が違うのです。
かみさんは平らなところなら何とかなりそうですね。
これからしばらく湿原めぐりですね(笑)
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