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Yamareco

記録ID: 1514472
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【八ヶ岳縦走】花とスリルが一杯の、真教寺尾根‐赤岳‐横岳−硫黄岳

2018年06月29日(金) ~ 2018年07月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:05
距離
20.3km
登り
1,785m
下り
1,854m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:02
休憩
0:25
合計
7:27
距離 6.2km 登り 1,415m 下り 84m
7:38
54
8:32
8:39
3
8:42
83
10:05
10:11
18
10:29
10:30
231
14:29
14:31
6
14:37
14:46
9
2日目
山行
6:43
休憩
1:51
合計
8:34
距離 14.1km 登り 372m 下り 1,774m
6:01
35
6:36
6:40
6
6:46
11
6:57
6:58
15
7:13
7:20
8
7:28
7:33
3
7:36
7:50
12
8:02
8:05
10
8:15
8:19
11
8:51
8:52
18
9:10
9:35
25
10:00
23
10:23
10:25
54
11:19
6
11:29
11:54
51
12:45
12:48
41
13:29
13:40
4
13:44
13:45
45
14:30
14:35
0
14:35
ゴール地点
■距離:20.29
■累積標高差:+1700m/-1769m
■コースタイム:5時間10分+6時間07分
■行動時間:1日目・7時間02分+25分=7時間27分
      2日目・6時間43分+1時間51分=8時間43分

◇赤岳頂上小屋:090-2214-7255 。有料ですが充電可能です。
http://www.yatsu-honzawaonsen.com/akadake.html
天候 6月29日:曇り
6月30日:一日中ガスが掛かっていました。
7月01日:晴天(朝から晴れていました)
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■往路(6月30日):成瀬駅(13:06-17:03)清里駅
        ===清里ユースホステルに前泊===
   (6月31日):清里駅(7:20-7:35/タクシー)羽衣池入口
■復路(7月01日):美濃戸口(14:45-15:22)茅野駅<入浴>茅野駅(17:04-18:44)八王子駅

◇清里ユースホステル:
 http://www.eps4.comlink.ne.jp/~ky-youth/
◇八ヶ岳観光タクシー:0551-48-2025
◇美濃戸口-茅野駅バス時刻表:
 http://www.alpico.co.jp/access/suwa/#place02
コース状況/
危険箇所等
■真教寺尾根は、標高2570m付近から標高差200mほど鎖場が連続します。細かな石の落石もありますので、ヘルメットの着用をお勧めします。
■竜頭峰でキレットからのルートと合流しますが、この先赤岳山頂まで岩場が連続します。
■赤岳山頂から台座ノ頭(硫黄岳山荘の手前)までは岩稜帯が連続します。鎖場や梯子が至る所にあり、すれ違いでかなりの時間が取られました。
■台座ノ頭から硫黄岳‐赤岩の頭−赤岳鉱泉の間は危険な所はありません。
■赤岳鉱泉から美濃戸口までは、堰堤広場から先は林道歩きとなります。

◇真教寺尾根は、乾徳山の頂上直下の鎖場を登れる方なら登れると個人的には思いますが、あくまで個人的な感想です。
その他周辺情報 ◇日帰り入浴:茅野ステーションホテル
 http://www.cs-h.co.jp/
清里に前泊して今朝はタクシーで高根荘まで入りました。登山届の箱があります。
清里に前泊して今朝はタクシーで高根荘まで入りました。登山届の箱があります。
木道を少し歩いて行くと、
木道を少し歩いて行くと、
羽衣池に着きます。ここで天女山へのハイキングコースと分かれます。
羽衣池に着きます。ここで天女山へのハイキングコースと分かれます。
1時間ほど歩くとスキー場の上に出ますが、ここからが本格的な山道になります。
1時間ほど歩くとスキー場の上に出ますが、ここからが本格的な山道になります。
賽の河原を通過。
賽の河原を通過。
高山植物が少しづつ出て来ます。
ゴゼンタチバナ
高山植物が少しづつ出て来ます。
ゴゼンタチバナ
マイズルソウ
ギンリョウソウもありました。
2
ギンリョウソウもありました。
牛首山に到着。ここで一休み。
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牛首山に到着。ここで一休み。
ずっとガスっていましたが、一瞬晴れ間が出ました。権現岳が見えました。
2
ずっとガスっていましたが、一瞬晴れ間が出ました。権現岳が見えました。
何の標識かな?標高が違っているです。
何の標識かな?標高が違っているです。
ようやく赤岳が見えましたが、見えたのはこれが最後でした。
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ようやく赤岳が見えましたが、見えたのはこれが最後でした。
ここが扇山の様です。
ここが扇山の様です。
イワカガミ
6/10まで来ましたが、傾斜が段々きつくなります。
6/10まで来ましたが、傾斜が段々きつくなります。
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
岩が出始めて来ました。
岩が出始めて来ました。
最初の鎖場。標高が2574m付近です。
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最初の鎖場。標高が2574m付近です。
鎖場は標高差200mほど続きます。
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鎖場は標高差200mほど続きます。
イワカガミはあちこちに咲いていました。
イワカガミはあちこちに咲いていました。
ツガザクラ
鎖場は竜頭峰まで続きます。
鎖場は竜頭峰まで続きます。
ミヤマダイコンソウ
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ミヤマダイコンソウ
コイワカガミ&ハクサンイチゲ
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コイワカガミ&ハクサンイチゲ
ツガザクラ
ヨツバシオガマ
ヤツガタケタンポポ
ヤツガタケタンポポ
イワベンケイ
チョウノスケソウ
チョウノスケソウ
ようやく真教寺尾根が終わりました。これから竜頭峰を越えて赤岳山頂を目指します。
ようやく真教寺尾根が終わりました。これから竜頭峰を越えて赤岳山頂を目指します。
ようやく山頂に着きました!平均年齢68歳のパーティですが、よく頑張りました。
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ようやく山頂に着きました!平均年齢68歳のパーティですが、よく頑張りました。
今夜は山頂小屋にお世話になりますが、結構な人が泊まっていました。
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今夜は山頂小屋にお世話になりますが、結構な人が泊まっていました。
翌朝の日の出前の赤岳山頂の様子。
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翌朝の日の出前の赤岳山頂の様子。
阿弥陀岳の向こうには下界が見えています。
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阿弥陀岳の向こうには下界が見えています。
北アルプス。槍が見えます。
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北アルプス。槍が見えます。
うっすらと染まっています。
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うっすらと染まっています。
久しぶりのご来光です。
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久しぶりのご来光です。
6時前に出発。今日歩く稜線がはっきりと見えています。今日は快晴!
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6時前に出発。今日歩く稜線がはっきりと見えています。今日は快晴!
中央アルプス
阿弥陀岳の向こうは北アルプス。
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阿弥陀岳の向こうは北アルプス。
金峰山の方向。肉眼では五丈岩も見えていました。
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金峰山の方向。肉眼では五丈岩も見えていました。
横岳が近くなってきました。
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横岳が近くなってきました。
これも北アルプス。白馬方面も見えていました。
これも北アルプス。白馬方面も見えていました。
登って来る人大勢います。
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登って来る人大勢います。
県界尾根の向こうには富士山。
県界尾根の向こうには富士山。
奥秩父の山々です。
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奥秩父の山々です。
地蔵の頭を通過。
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地蔵の頭を通過。
阿弥陀岳が綺麗です。いつか登ってみたいですね。
阿弥陀岳が綺麗です。いつか登ってみたいですね。
赤岳山頂と富士山。
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赤岳山頂と富士山。
富士山の見納め。
富士山の見納め。
ミヤマオダマキ
赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプスが見えています。
赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプスが見えています。
甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳。
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甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳。
チョウノスケソウ&オヤマノエンドウ&ミヤマシオガマ
チョウノスケソウ&オヤマノエンドウ&ミヤマシオガマ
赤岩の頭からの尾根筋
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赤岩の頭からの尾根筋
ハクサンイチゲ
三叉峰通過。
横岳は細い尾根が続きます。
横岳は細い尾根が続きます。
最後の階段。
硫黄岳が見えて来ました。
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硫黄岳が見えて来ました。
硫黄岳山荘で一休み。ここのトイレはウォシュレットでした。ここで水を調達します。
硫黄岳山荘で一休み。ここのトイレはウォシュレットでした。ここで水を調達します。
ヨツバシオガマ
硫黄岳山頂。長居せずに下り始めます。
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硫黄岳山頂。長居せずに下り始めます。
赤岩の頭からの揃い踏み。今日は、真ん中に見える赤岳山頂から歩いて来ました。
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赤岩の頭からの揃い踏み。今日は、真ん中に見える赤岳山頂から歩いて来ました。
一気に下り赤岳鉱泉に着きました。ここで最後の腹ごしらえ。
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一気に下り赤岳鉱泉に着きました。ここで最後の腹ごしらえ。
バスの時刻を気にしながら先を急ぎます。森の苔がとても綺麗です。
バスの時刻を気にしながら先を急ぎます。森の苔がとても綺麗です。
美濃戸口にバスの時刻の15分前に着きました。今日もお疲れ様でした。
美濃戸口にバスの時刻の15分前に着きました。今日もお疲れ様でした。

感想

久しぶりの八ヶ岳。以前から歩いて見たいと思っていたルートを歩くことが出来ました。幸いにも山行初日に梅雨が明けました。今回は、平均年齢68歳のパーティでしたが、皆さん元気で予定のルートを歩き通せました。高山植物も沢山咲いており、3日目は展望にも恵まれて楽しい山行となりました。

八ヶ岳は美濃戸口から入るのが一般的で、何度も歩いているので、今回は清里から真教寺尾根を登ることにしました。以前県界尾根を登ったことがあるので、真教寺尾根も一度歩いて見たいと思っていました。朝東京を出てその日のうちに頂上小屋に着くのは我々では無理ですので、今回は清里に前泊しました。

翌朝はタクシーで羽衣池の入り口まで移動し、そこから歩き始めました。一日目は標高差1300mを登りますが、扇山の先までは緩やかに登ります。その先から鎖場が連続しますが、予想通りの厳しさでしたが何とかクリアできました。この日はガスで回りが何も見えませんでしたので、かえって良かったのかもしれません。鎖場が過ぎると岩稜帯が続きますが、こちらの方が高度感があり緊張しました。この日は、何とか問題もなく赤岳山頂に立ち、頂上小屋でのんびりとすることが出来ましたが、夕焼けは雲が出ていて見れませんでした。

翌日は朝からの好天で、綺麗な朝焼けも久しぶりに見れました。この日は、赤岳から横岳を縦走して硫黄岳にでてそこから赤岳鉱泉に下りましたが、横岳では所々ですれ違い渋滞が起きていました。展望と高山植物を楽しみながらゆっくりと歩いていましたので、赤岳鉱泉には大幅に予定時間をオーバして到着しましたが、予定していたバスには間に合いました。しかしさすが人気の八ヶ岳です。土日と言うこともあり多くの方が来ていましたが、次回は週末を外して少しは静かな八ヶ岳を歩きたいと思います。

(参考までに)山行記録_2018年(38回)
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-157532

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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杣添尾根と真教寺尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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