記録ID: 1518458
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川連峰・馬蹄形縦走【群馬県利根郡みなかみ町】
2018年06月25日(月) ~
2018年06月26日(火)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,820m
- 下り
- 2,817m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:45
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 13:57
3:03
169分
土合橋・白毛門登山口
5:52
6:09
65分
松ノ木沢ノ頭
7:14
7:32
78分
白毛門
8:50
9:10
119分
笠ヶ岳
11:09
11:40
154分
朝日岳
14:14
14:50
73分
白崩避難小屋
16:03
16:13
47分
七ツ小屋山
17:00
蓬ヒュッテ
2日目
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 11:02
3:52
71分
蓬ヒュッテ
5:03
5:16
139分
武能岳
7:35
7:52
32分
茂倉岳
8:24
8:39
35分
一ノ倉岳
9:14
9:17
45分
ノゾキ
10:02
10:30
15分
谷川岳・オキの耳
10:45
10:47
8分
谷川岳・トマの耳
10:55
11:14
65分
谷川岳肩ノ小屋
12:19
12:24
34分
熊穴沢避難小屋
12:58
63分
田尻尾根分岐
14:01
14:02
26分
田尻尾根取付
14:28
14:37
17分
谷川岳ベースプラザ付近
14:54
土合橋・白毛門登山口
撮影時間や休憩時間を確保しながらなのでペースはかなり遅いです。
1日目に結果的には蓬ヒュッテまで進みましたが、清水峠では水場の確認などでしばらく滞在。
2日目も同様に遅いペースです。
谷川岳からの下りでは一気に疲れが出て更にゆっくり。
疲れた脚では天神尾根、田尻尾根、林道の下りは堪えました。
テント泊装備での馬蹄形縦走は本当に歩き応え充分でした。
1日目に結果的には蓬ヒュッテまで進みましたが、清水峠では水場の確認などでしばらく滞在。
2日目も同様に遅いペースです。
谷川岳からの下りでは一気に疲れが出て更にゆっくり。
疲れた脚では天神尾根、田尻尾根、林道の下りは堪えました。
テント泊装備での馬蹄形縦走は本当に歩き応え充分でした。
| 天候 | 25日:曇りのち晴れ 26日:晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
定番の縦走コースだけによく歩かれている登山道が続きます。 ジャンクションピークから清水峠間で一部ザレて足場の悪い箇所があります。 清水峠の水場は結果的に未確認。蓬峠下の水場は感動的に美味しい水が豊富です♪ それと、この夏は特別なのかサンドフライのような質の悪いコバエ?が多いです。 ハッカ油+消毒用エタノールを混ぜて携行していた「アブ避け」が効きました。 |
| その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
駐車場の奥、少しだけ下ったところにある白毛門登山口。(690m)
この案内板の後ろが轟々と水が流れる東黒沢。
まず橋を渡って対岸の白毛門へ続く尾根へ取り付きました。
登り始めから延々と急登。
夜明け前から蒸し暑くて大汗を掻きました。
かなり登ったころにようやく風が通り始めて少し涼しくなりました。
この案内板の後ろが轟々と水が流れる東黒沢。
まず橋を渡って対岸の白毛門へ続く尾根へ取り付きました。
登り始めから延々と急登。
夜明け前から蒸し暑くて大汗を掻きました。
かなり登ったころにようやく風が通り始めて少し涼しくなりました。
松ノ木沢ノ頭(1,484m)
ようやく目指す白毛門が大きく見えました!
ここでひとまず急坂から解放されるようでホッとします。
白毛門の北側からどんどん雲が流れてきていましたが天気は回復傾向。
北上するほど好天になることを祈って歩きます。
ようやく目指す白毛門が大きく見えました!
ここでひとまず急坂から解放されるようでホッとします。
白毛門の北側からどんどん雲が流れてきていましたが天気は回復傾向。
北上するほど好天になることを祈って歩きます。
白毛門山頂(1,720m)
登山口から4時間余りでようやく辿り着きました!
山頂はそれほど広くはありませんが、高度感があって素晴らしい展望です。
雪が積もったら隠れてしまいそうな山名標の箱。
本当にピッケルが打ち込まれていました。
登山口から4時間余りでようやく辿り着きました!
山頂はそれほど広くはありませんが、高度感があって素晴らしい展望です。
雪が積もったら隠れてしまいそうな山名標の箱。
本当にピッケルが打ち込まれていました。
白毛門から順光で谷川岳東面を眺めたいと思ったのが、
反時計回りでの馬蹄形縦走を決めた理由の一つでした。
しかし、あいにく谷川の稜線は分厚い雲に覆われています。
白毛門へはまた機会を改めて再訪してみます。
白毛門では逆向きで縦走してきたグループの方と出会いましたが、
笠ヶ岳より手前ではずっとガスガスだったそう。
反時計回りでの馬蹄形縦走を決めた理由の一つでした。
しかし、あいにく谷川の稜線は分厚い雲に覆われています。
白毛門へはまた機会を改めて再訪してみます。
白毛門では逆向きで縦走してきたグループの方と出会いましたが、
笠ヶ岳より手前ではずっとガスガスだったそう。
少しだけ雲が切れて初めて谷川岳の山頂付近まで見えました!
やはり東側から見る谷川岳は壮観でした!
明日にはあそこへ到達するはずですが、一見すると谷の反対側の山で尾根続きで繋がっている実感が湧きません。
やはり東側から見る谷川岳は壮観でした!
明日にはあそこへ到達するはずですが、一見すると谷の反対側の山で尾根続きで繋がっている実感が湧きません。
次に目指す朝日岳へはいくつかのピークを越えていかなくてはなりません。
眼前には小烏帽子へ続く急坂が立ちふさがります。
主脈縦走の時にもしんどかった小障子、大障子辺りの光景がダブりました。
気合を入れ直して登っていきます!
眼前には小烏帽子へ続く急坂が立ちふさがります。
主脈縦走の時にもしんどかった小障子、大障子辺りの光景がダブりました。
気合を入れ直して登っていきます!
小烏帽子はいつの間にか越えて、今度は一段高いところに大烏帽子が見えてきます。
この付近は長い登りはありませんが、地味なアップダウンが意外にしんどい…。
今回の山行で把握できましたが、土合橋から朝日岳までピストンで歩かれる方も多いようです。
この付近は長い登りはありませんが、地味なアップダウンが意外にしんどい…。
今回の山行で把握できましたが、土合橋から朝日岳までピストンで歩かれる方も多いようです。
朝日岳山頂(1,945m)
笠ヶ岳から2時間近く掛けてようやく朝日岳まで辿り着きました。
撮影に時間が掛かったこともありますが、白毛門からの疲れが早くも出てきたようです。
でもペースが遅いおかげで朝日岳に滞在中に晴れてきました♪
いつの間にか谷川岳がすっきりと見えています。
望遠レンズで撮りたいけど、強風のなかでレンズ交換するのは躊躇われました。
ここを最後に馬蹄形前半の登りは一区切りで、
この先は下りが続くのでやや長めに休憩を入れました。
ところで今夜の幕営地の予定は蓬峠、しんどければ清水峠としていました。
この時点では蓬峠までとほぼ決めていました。
笠ヶ岳から2時間近く掛けてようやく朝日岳まで辿り着きました。
撮影に時間が掛かったこともありますが、白毛門からの疲れが早くも出てきたようです。
でもペースが遅いおかげで朝日岳に滞在中に晴れてきました♪
いつの間にか谷川岳がすっきりと見えています。
望遠レンズで撮りたいけど、強風のなかでレンズ交換するのは躊躇われました。
ここを最後に馬蹄形前半の登りは一区切りで、
この先は下りが続くのでやや長めに休憩を入れました。
ところで今夜の幕営地の予定は蓬峠、しんどければ清水峠としていました。
この時点では蓬峠までとほぼ決めていました。
朝日岳から次第に西寄りに大きく向きを変える稜線。
遥か北方には巻機山と思われる大きな山が目に入り、
気になる山がまた一つ増えました。
なお、先述のジャンクションピークの分岐から少しだけ巻機山へ進む踏み跡へ入ってみましたが、
すぐに深い藪で行き止まりとなっていました。
積雪期限定で縦走出来るという話は本当でした。
遥か北方には巻機山と思われる大きな山が目に入り、
気になる山がまた一つ増えました。
なお、先述のジャンクションピークの分岐から少しだけ巻機山へ進む踏み跡へ入ってみましたが、
すぐに深い藪で行き止まりとなっていました。
積雪期限定で縦走出来るという話は本当でした。
朝日岳からほぼ下りきったのですが、清水峠の手間で地味な登り返しが隠れていました。
それと、かなり暑くなってきたのも重なり、長い下りが続くうちにかなり疲れを感じてきていました。
谷川は暑さでバテると聞いたことがありますが、身をもって体感した縦走となりました。
それと、かなり暑くなってきたのも重なり、長い下りが続くうちにかなり疲れを感じてきていました。
谷川は暑さでバテると聞いたことがありますが、身をもって体感した縦走となりました。
1,504m標高点に立つ送電線鉄塔
地味な登り返しを大汗を掻いて乗り越え、ようやく清水峠が間近となりました。
朝日岳からの下りでだいぶ疲れてきて、清水峠で今日の行程を終えても良いのではという気にもなってきました。
清水峠まで下りながら、計画変更するかどうか、その場合の諸々の影響などを暑さでぼーっとしがちな頭で考えました。
地味な登り返しを大汗を掻いて乗り越え、ようやく清水峠が間近となりました。
朝日岳からの下りでだいぶ疲れてきて、清水峠で今日の行程を終えても良いのではという気にもなってきました。
清水峠まで下りながら、計画変更するかどうか、その場合の諸々の影響などを暑さでぼーっとしがちな頭で考えました。
白崩避難小屋(1,440m)
テントをどこに張るか見回しつつも、とりあえず避難小屋の中を確認しておきます。
なお西側の大きな建物は送電線監視所だそうで登山者は利用できませんが、
横の草地が幕営適地のようで、テントを張った形跡が見受けられました。
テントをどこに張るか見回しつつも、とりあえず避難小屋の中を確認しておきます。
なお西側の大きな建物は送電線監視所だそうで登山者は利用できませんが、
横の草地が幕営適地のようで、テントを張った形跡が見受けられました。
あっつ!
結果から先に書きますが、結局は蓬峠まで頑張ることにしました。
テントを張る前にザックをデポして水の確保に出掛けましたが、
沢へ向かう急坂を見て何だか割に合わないことをしてるような気がしました。
所要時間を改めて計算すると蓬峠には17時頃には着きそう。
普通ならとっくに行動を終えてる時間帯ですが、
今日の天候と今の時期の日の長さ、そして明日は想定通りの時間に下山したいと、総合的に考えての再変更です。
清水峠から南に寄り道してるGPS軌跡はこの時の経緯によるものです。
結果から先に書きますが、結局は蓬峠まで頑張ることにしました。
テントを張る前にザックをデポして水の確保に出掛けましたが、
沢へ向かう急坂を見て何だか割に合わないことをしてるような気がしました。
所要時間を改めて計算すると蓬峠には17時頃には着きそう。
普通ならとっくに行動を終えてる時間帯ですが、
今日の天候と今の時期の日の長さ、そして明日は想定通りの時間に下山したいと、総合的に考えての再変更です。
清水峠から南に寄り道してるGPS軌跡はこの時の経緯によるものです。
ということで、改めて蓬峠へ向けて清水峠を出発!
しばらく清水峠で時間を潰してる間に脚力は少し回復してました。
でも清水峠からまず標高差100mほどの激登りを耐えなければいけません。
それでも見る間に標高を上げていき、次第に広がる清水峠の牧歌的な光景が印象的でした。
しばらく清水峠で時間を潰してる間に脚力は少し回復してました。
でも清水峠からまず標高差100mほどの激登りを耐えなければいけません。
それでも見る間に標高を上げていき、次第に広がる清水峠の牧歌的な光景が印象的でした。
七ツ小屋山まで標高差100mの登りがもう1回やってきます。
でも清水峠から蓬峠までは映画を一つ観るくらいの所要時間なので、
焦らず登り詰めていきました。
もちろんめちゃくちゃ疲れていましたが、午後の斜光に照らされる草原の尾根を歩くのは何ともいえない時間でした。
でも清水峠から蓬峠までは映画を一つ観るくらいの所要時間なので、
焦らず登り詰めていきました。
もちろんめちゃくちゃ疲れていましたが、午後の斜光に照らされる草原の尾根を歩くのは何ともいえない時間でした。
七ツ小屋山山頂(1674.7m)
清水峠からの登り返しをどうにか終えたことにまずほっとしました。
七ツ小屋山から南側には谷川岳へ連なる稜線が延々と続いています。
そして、これまで歩いてきた白毛門から清水峠へ至る稜線を湯檜曽川の東側に眺めることが出来ました。
これこそが馬蹄形縦走の醍醐味やなと感動しました。
清水峠からの登り返しをどうにか終えたことにまずほっとしました。
七ツ小屋山から南側には谷川岳へ連なる稜線が延々と続いています。
そして、これまで歩いてきた白毛門から清水峠へ至る稜線を湯檜曽川の東側に眺めることが出来ました。
これこそが馬蹄形縦走の醍醐味やなと感動しました。
蓬峠へ続く美しい草稜
一息入れてから七ツ小屋山を発ち、いよいよ蓬峠へ向かいます。
蓬峠へは所要1時間ですがまだまだ遠い。
草原の尾根はこれまであちこちの山で歩いてきましたが、
谷川連峰の稜線の光景は自分にとって白眉と思いました。
一息入れてから七ツ小屋山を発ち、いよいよ蓬峠へ向かいます。
蓬峠へは所要1時間ですがまだまだ遠い。
草原の尾根はこれまであちこちの山で歩いてきましたが、
谷川連峰の稜線の光景は自分にとって白眉と思いました。
お約束の発電機の音と共に、遂に目指す蓬ヒュッテが見えてきました!
いつにない充実感、そして疲労感に満たされて蓬ヒュッテ到着。
既に寛がれていた小屋泊の皆さんが出迎えてくれました。
しばし山談義となりましたが、既に時間が遅いのでゆっくり出来なかったのが残念でした。
お話ししていると時計回りで天神平から縦走中の方が多いようでした。
この場合は2日目のほうが長く、白毛門からの激下りがきついのでお気をつけてとお伝えしました。
お話もそこそこで切り上げて、テント泊の受付、そしてテント設営に掛かります。
遅い到着だと忙しいです。
いつにない充実感、そして疲労感に満たされて蓬ヒュッテ到着。
既に寛がれていた小屋泊の皆さんが出迎えてくれました。
しばし山談義となりましたが、既に時間が遅いのでゆっくり出来なかったのが残念でした。
お話ししていると時計回りで天神平から縦走中の方が多いようでした。
この場合は2日目のほうが長く、白毛門からの激下りがきついのでお気をつけてとお伝えしました。
お話もそこそこで切り上げて、テント泊の受付、そしてテント設営に掛かります。
遅い到着だと忙しいです。
蓬ヒュッテ、キャンプ指定地にて
早朝から縦走してきた稜線を真横から眺めるというのは、
あまりないことかもしれません。
本当に今日はよく歩きました!
テントの設営を終えてのんびりしたいのはヤマヤマですが、
とりあえず水の確保と夕食を摂るのが急務でした。
蓬ヒュッテから土樽へ下る蓬新道を約10分で水量豊富の水場があります。
ここの冷たい水が乾いた身体には感動的に美味しく感じ、
たらふく飲みました!
今回の縦走では4Lほど水を用意していましたが、
そのうち3.5Lは既に飲んでいたようです。
キャンプ用、明日の行動用と満載した水をアタックザックで背負って、
蓬ヒュッテまで辛い登り返しを耐えました…。
早朝から縦走してきた稜線を真横から眺めるというのは、
あまりないことかもしれません。
本当に今日はよく歩きました!
テントの設営を終えてのんびりしたいのはヤマヤマですが、
とりあえず水の確保と夕食を摂るのが急務でした。
蓬ヒュッテから土樽へ下る蓬新道を約10分で水量豊富の水場があります。
ここの冷たい水が乾いた身体には感動的に美味しく感じ、
たらふく飲みました!
今回の縦走では4Lほど水を用意していましたが、
そのうち3.5Lは既に飲んでいたようです。
キャンプ用、明日の行動用と満載した水をアタックザックで背負って、
蓬ヒュッテまで辛い登り返しを耐えました…。
メスティンで炊いたご飯でレトルトカレーの夕食。
先日、甲武信で隣のテントの方から教えてもらって、
今回初めてメスティンを使いましたが美味しく炊けました♪
既にアルファ米には身体が拒否反応を示す自分には、
メスティンは欠かせない登山道具となりそうです。
紆余曲折ありましたが、行動時間が14時間になりながらも、
計画どおりに蓬ヒュッテまで踏破しました。
このことが思わぬ形で2日目に活きることになります。
6月26日午前2時起床。
2日目夜明け前の蓬ヒュッテ。テントを出るとなんとガスガス!
思い出の谷川岳へ到達する日なのにテンションガタ落ちの状態で出発しました。
2日目のほうが予報は良かったので雲が切れればと願って歩きました。
先日、甲武信で隣のテントの方から教えてもらって、
今回初めてメスティンを使いましたが美味しく炊けました♪
既にアルファ米には身体が拒否反応を示す自分には、
メスティンは欠かせない登山道具となりそうです。
紆余曲折ありましたが、行動時間が14時間になりながらも、
計画どおりに蓬ヒュッテまで踏破しました。
このことが思わぬ形で2日目に活きることになります。
6月26日午前2時起床。
2日目夜明け前の蓬ヒュッテ。テントを出るとなんとガスガス!
思い出の谷川岳へ到達する日なのにテンションガタ落ちの状態で出発しました。
2日目のほうが予報は良かったので雲が切れればと願って歩きました。
蓬ヒュッテからしばらく緩い登りが続きます。
幸いにも視界を遮っていた霧は次第に薄くなり、
行く手には武能岳のシルエットが浮かび上がりました!
眼前では群馬県側から新潟県側へどんどん雲が流れていきます。
大河ドラマのオープニングのような荘厳な光景でした。
幸いにも視界を遮っていた霧は次第に薄くなり、
行く手には武能岳のシルエットが浮かび上がりました!
眼前では群馬県側から新潟県側へどんどん雲が流れていきます。
大河ドラマのオープニングのような荘厳な光景でした。
まさに「忘れられない思い出…」、となりそうな光景でした。
武能岳へは急坂100mを含む標高差200m超で、今日最初の難関ですが、
雲海を振り返りつつ登ったのでだいぶ気が紛れました。
それと前日あれだけ疲れていたのに、やはり熟睡するとだいぶ体力が回復することを改めて実感しました。
武能岳へは急坂100mを含む標高差200m超で、今日最初の難関ですが、
雲海を振り返りつつ登ったのでだいぶ気が紛れました。
それと前日あれだけ疲れていたのに、やはり熟睡するとだいぶ体力が回復することを改めて実感しました。
武能岳まであと少し!
そして次に目指す茂倉岳、一ノ倉岳の雄姿も見えました。
武能岳も山頂付近は緩やかな稜線となりました。
なじみの方のレポで観て何となく覚えていた、赤いサラサドウダンが出迎えてくれました。
そして次に目指す茂倉岳、一ノ倉岳の雄姿も見えました。
武能岳も山頂付近は緩やかな稜線となりました。
なじみの方のレポで観て何となく覚えていた、赤いサラサドウダンが出迎えてくれました。
朝焼けに照らされつつ武能岳山頂(1,760m)到着!
ガスガスの中、蓬ヒュッテを出発した時はどうなることやらと思いましたが、
武能岳山頂では感動的な絶景が待っていました。
この先、茂倉岳まで今日一番の大きな登りが控えています。
絶景を満喫しながら一息入れておきます。
ガスガスの中、蓬ヒュッテを出発した時はどうなることやらと思いましたが、
武能岳山頂では感動的な絶景が待っていました。
この先、茂倉岳まで今日一番の大きな登りが控えています。
絶景を満喫しながら一息入れておきます。
武能岳から茂倉岳へのアップダウンが残る行程で最も大きな登りで標高差350m。
所要時間も2時間10分ほど掛かるので焦らず稜線歩きを楽しみます。
武能岳から標高差100mほどの急坂を下ると、笹平付近の稜線が眼前に回ってきます。
茂倉まで長い道のりですが美しい山岳景観でワクワクしました。
所要時間も2時間10分ほど掛かるので焦らず稜線歩きを楽しみます。
武能岳から標高差100mほどの急坂を下ると、笹平付近の稜線が眼前に回ってきます。
茂倉まで長い道のりですが美しい山岳景観でワクワクしました。
最初の急坂を終える頃には先ほどまで居た武能岳が貫禄ある姿で見送ってくれました。
武能岳は雰囲気がちょっと塩見岳に似ている気がしました。
昨年は仙丈から塩見へ仙塩尾根を縦走したので、あの時のしんどさに比べればこれくらい!と言い聞かせました。
ちょうど流れていたラジオ体操をBGMに急坂を越えました。
武能岳は雰囲気がちょっと塩見岳に似ている気がしました。
昨年は仙丈から塩見へ仙塩尾根を縦走したので、あの時のしんどさに比べればこれくらい!と言い聞かせました。
ちょうど流れていたラジオ体操をBGMに急坂を越えました。
茂倉岳山頂(1,978m)ようやく着きました!
笹平から長い長い登りでした。
茂倉岳山頂は草原に囲まれて開放的な雰囲気で最高でした。
南東近くに一ノ倉岳。
そしてあれだけ遠かった谷川岳も随分大きく見えてきました!
裏側から見ても猫の耳っぽいところに感動しました。
笹平から長い長い登りでした。
茂倉岳山頂は草原に囲まれて開放的な雰囲気で最高でした。
南東近くに一ノ倉岳。
そしてあれだけ遠かった谷川岳も随分大きく見えてきました!
裏側から見ても猫の耳っぽいところに感動しました。
一ノ倉岳山頂(1,974.1m)
中芝新道が分岐する一ノ倉岳山頂に到着です。
山頂部は平らで広大。展望を得るには歩き回らなくてはいけません。
一ノ倉岳避難小屋も開けてみますが、やはりあっつ!
避難小屋前から少し進むと下り始めたので、三角点を通り過ぎたようだと気づきました。
引き返しつつ見回して探しました。
中芝新道が分岐する一ノ倉岳山頂に到着です。
山頂部は平らで広大。展望を得るには歩き回らなくてはいけません。
一ノ倉岳避難小屋も開けてみますが、やはりあっつ!
避難小屋前から少し進むと下り始めたので、三角点を通り過ぎたようだと気づきました。
引き返しつつ見回して探しました。
長かった馬蹄形縦走もいよいよ残るは谷川岳のみとなりました!
北側から見るのは初めてで、天神尾根から見上げる穏やかな姿とは全く別の山です。
もう大きく見えていますが、標高差100mの激下りと150mの長い登りなので焦らずじっくり行きます。
北側から見るのは初めてで、天神尾根から見上げる穏やかな姿とは全く別の山です。
もう大きく見えていますが、標高差100mの激下りと150mの長い登りなので焦らずじっくり行きます。
ノゾキ(1,870m)
最低コルというわけではないようですが、山と高原地図にも書かれているスポットです。
初めて着いてみてなるほど…、と思いました。
昨年、主脈縦走前に肩ノ小屋で泊まった時に同宿の方に薦められていました。
最低コルというわけではないようですが、山と高原地図にも書かれているスポットです。
初めて着いてみてなるほど…、と思いました。
昨年、主脈縦走前に肩ノ小屋で泊まった時に同宿の方に薦められていました。
谷川岳山頂・オキの耳(1,977m)
遂に辿り着きました!
白毛門からの長い道のりを経てきた達成感はすごいものがありました。
ヤマノススメ・サードシーズン放映直前に再び思い出の山に立てたことに大満足です。
長丁場を経て辿り着いたオキの耳でしばらく良いひと時を過ごしました。
ここから先は何度となく歩いているところなので、
出来るだけ簡潔にまとめたいと思います。
遂に辿り着きました!
白毛門からの長い道のりを経てきた達成感はすごいものがありました。
ヤマノススメ・サードシーズン放映直前に再び思い出の山に立てたことに大満足です。
長丁場を経て辿り着いたオキの耳でしばらく良いひと時を過ごしました。
ここから先は何度となく歩いているところなので、
出来るだけ簡潔にまとめたいと思います。
谷川岳山頂・トマの耳(1,963m)
えっちらおっちら、なんとかトマの耳まで登り返しました。
先ほどまで居たオキの耳を挟んだ左右にはこれまで歩いてきた山々が一望。
自分にとっても谷川岳ではいろんな思い出ができました。
えっちらおっちら、なんとかトマの耳まで登り返しました。
先ほどまで居たオキの耳を挟んだ左右にはこれまで歩いてきた山々が一望。
自分にとっても谷川岳ではいろんな思い出ができました。
肩ノ小屋前のテラスで懐かしい主脈を眺めながら一息入れました。
自分が主脈を縦走したのは晩秋だったので、緑鮮やかな光景が新鮮でした。
肩ノ小屋で休憩している間に何だか雲行きが怪しくなってきました。
ヤマノススメの場面と同じく雨が降ってきたらいやなので、
ぼちぼち出発することにします。
出発前にしっかりと脚をほぐして、谷川岳からの下山に取り掛かりました。
久しぶりの夏道の天神尾根、平日でも続々と登山者とすれ違いました。
谷川岳はいつでも賑わっています。
自分が主脈を縦走したのは晩秋だったので、緑鮮やかな光景が新鮮でした。
肩ノ小屋で休憩している間に何だか雲行きが怪しくなってきました。
ヤマノススメの場面と同じく雨が降ってきたらいやなので、
ぼちぼち出発することにします。
出発前にしっかりと脚をほぐして、谷川岳からの下山に取り掛かりました。
久しぶりの夏道の天神尾根、平日でも続々と登山者とすれ違いました。
谷川岳はいつでも賑わっています。
やっと熊穴沢避難小屋(1,470m)…。
一時は雨の心配も感じた天候でしたが、中途半端に日が差すので下るにつれてめちゃくちゃ暑くなってきました。
なんとなく小屋の中で休んでみようかと入ってみたら、空気がムシムシ…。
ヤマノススメの谷川岳登山の場面と違って、実際には夏の好天の日にこの中で休むのは難しいかも。
熊穴沢避難小屋から田尻尾根分岐までの山腹道がまた長いです。
一時は雨の心配も感じた天候でしたが、中途半端に日が差すので下るにつれてめちゃくちゃ暑くなってきました。
なんとなく小屋の中で休んでみようかと入ってみたら、空気がムシムシ…。
ヤマノススメの谷川岳登山の場面と違って、実際には夏の好天の日にこの中で休むのは難しいかも。
熊穴沢避難小屋から田尻尾根分岐までの山腹道がまた長いです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
三脚
熊鈴
ラジオ
折畳みイス
|
|---|
感想
主脈縦走を経験してから、いずれは馬蹄形縦走をと機会を伺っていました。
1泊2日で歩く場合は蓬ヒュッテか清水峠で宿泊となりますが、
縦走において使用し得る営業山小屋は実質的に蓬ヒュッテのみ。
どちらかの日に負担が片寄るのも無視できない影響があると思いました。
今回の場合はしんどくても蓬ヒュッテまで頑張って進んでおこうと決めたのが、
色んな意味で功を奏しましたが出来れば事前により綿密に計画を立てておくべきでした。
でもまあまあの好天の下、一度もガスガスにならずに馬蹄形縦走を歩ききることが
出来て大満足でした!
また夏山シーズンを前に、そしてヤマノススメ・サードシーズンに向けて幸先の良い山行となりました。
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loon_nz
















谷川岳は部厚い山塊なのですね。
もう4度? 通われ、今回は集大成でしょうか。
テント泊で 超ロングコースと見ました。
絶景の連続ですね。どのお写真もいつもながら素敵です。
今日は 授業参観で 一緒に登校です。
また 続きを拝見しますね。
摩耶はあついかと 金剛山へ足を伸ばしました。
寺谷道は小さな沢沿いでとても涼しくてピンポンでした。
宿泊地を頑張って先に延ばされ 結果
翌日には素晴らしい雲海を見ることが出来たり、いいことがありましたね。
何度アップダウンをされたのでしょうね。
よく この距離を歩かれましたね。
すごいですねぇー。
こんにちは、mayasanpoさん。
この夏は去年とは真逆で本当に暑いですね!!
登山するにはもちろん天候が安定するのは良いことですがちょっと暑過ぎです。
先日の災害をもたらした大雨といい、天候不順なのが普通になってしまってますね。
馬蹄形縦走レポご覧いただき、またコメントを残していただいて、
本当にありがとうございます。
谷川連峰というだけあって、基本的には本格的な縦走で歩く山域ですね。
谷川岳のみであればヤマノススメのようにロープウェイも使ってお手軽に登れますが、
縦走となると本当に楽な行程ではないです。
ただでさえ長距離で時間が掛かるのに撮影はいつもどおりに手を抜かないので、
初日は14時間ほども掛かってしまいました。
今回の経験で宿泊地は蓬ヒュッテが最適かなと思いました。
清水峠からだと2日目がきついです。
馬蹄形はアップダウンが激しいので、本当にきつかったです。
最近忙しさにかまけて筋トレもあまり出来ておらず、鍛え方も足りてないです。
でもアップダウンの数だけ絶景が待っているので、歩き甲斐は申し分ありません。
mayasanpoさんにも楽しんでいただけて、嬉しくてありがたいことです。
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