綿向山-竜王山
- GPS
- 05:36
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
綿向山ピストンの予定でしたが、思ったよりも早く山頂に着きました。 竜王山まで縦走することにしましたが、結構ハードでした。 稜線からの急な下りではりきり過ぎて膝にきちゃいましたぁ。 無理をしちゃだめですね。 |
写真
感想
八日市ICから30分ほどで登山口の駐車場に付きました。
駐車場の手前には公衆トイレがありますが、ここが最後のトイレになりますよ。
登山コースの案内図もあります。
駐車場は8割方埋まっていますね。
綿向山の標高1110mにちなんで11月10日が綿向山の日として毎年イベントが行われているらしいです。
先日もそのイベントがあったみたいですね。
そのイベントの直後って事もあって意外と空いているのかな?
準備を整えてさあ、出発です。
いろんなルートがあるようですが、今日は一番スタンダードな表参道コースを行きます。
しばらくは舗装された道を歩きます。
子供達がいたらブーイングダウンだったでしょうねぇ。
5分ほど歩いた所で未舗装の登山道っぽい道に入りました。
ここを10分ほど歩くと天然記念物、接触変質地帯の看板がありましたよ。
説明を読んでも何の事だかさっぱり分かりませんねぇ。
周囲を見回してみても、何が珍しいのか分かりません・・・。
地質学者なら興味津々なんでしょうけどねぇ。
って事でここは簡単に流します。(笑)
さらに進むと再び舗装された林道に出ました。
この林道をもう少し進んだ所に綿向山の登山口がありました。
ここがヒズミ谷出合小屋ですね。
ちゃんと登山届けのポストがありますよ。
ここから山頂まで標高差650m、距離4,300mです。
鉄の橋を渡っていよいよ登山道に入ります。
杉の木に囲まれた登山道をジグザグに登り高度を上げていきますよ。
この辺りは杉の木に囲まれて眺望は全くありません。
所々に立っている○合目の標識を励みに登っていきます。
一合目、二合目と順調に登ってきました。
三合目の林道出合いあたりからは紅葉した木が見られるようになってきましたよ。
プレトレックの高度表示と三合目の看板の高度表示とは5メートル違いですね。
どちらが正しいのかな?
林道出合いから少し登った所にあざみ小屋がありました。
なかなかオシャレな休憩所ですね。
ここから先は再び杉の木の中を歩きます。
それでも杉の木の向こう側に時々見える紅葉した木々は目を楽しませてくれますよ。
五合目の避難小屋に到着です。
ここまで来たらソフトバンクの携帯も電波が届くようになりました。
かーかにラブコールをしておきます。
遭難してないよって連絡ですよ。(笑)
このあたりは眺望が開けてますが、残念ながら黄砂のせいでぼやけて下界の景色はよく見えません。
向かい側の竜王山は綺麗に見えてますけどね。
小屋の中は綺麗な板の間があり、テーブルもあります。
ここに泊まったら快適そうだな。
しばらく休憩した後、自分撮りして出発です。
七合目までやってきました。
この辺りの紅葉が一番綺麗だったな。
行者コバと呼ばれる場所で、山伏が入山した時にここで服装などを整えてから神聖な山頂に向かったらしいですよ。
とーともここで服装を整えました。(笑)
八合目を過ぎたところに金明水があります。(10時57分)
登山道からちょっと外れた場所なのですが、そこまで下って様子を見ている人がいましたね。
湧き水があるらしいのですが、チョロチョロ出ているだけのようでした。
今は渇水期なのかな?
飲める様子でもないですね。
この辺りは鹿のオシッコ臭いし・・・。
九合目辺りまで来ると杉の木も無くなり、雰囲気ががらりと変わりました。
落ち葉が敷き詰められた登山道がいい感じですねぇ。
さあ、あと一息で山頂です。
山頂手前には最後の関門、とーとの大嫌いな階段が待っていました〜。
階段の一番上には鳥居が見えています。
やった〜。
ついに山頂に着きました。
山頂は想像以上の絶景でした。
山並みが幾重にも重なった鈴鹿山脈が一望できますよ。
遠くには山頂に雪を被った御嶽山?が見えています。
黄砂が無ければもっと綺麗に見えるんだろうなあ。
ちょっと早いですが、この絶景を眺めながらお昼にします。
山で食べる物は何でも最高のご馳走に感じちゃいますね。
美味しかった〜。
展望図を見たりして一時間ほどのんびりしていましたが、時間はまだ12時過ぎですねぇ。
このまま下山すると1時半頃には駐車場に戻っちゃいます。
それだとちょっと物足りないなあ・・・。
思い切って竜王山まで縦走して下山する事にしましょう。
コースマップを見てもそんなに危ないコースじゃ無いみたいですしね。
記念写真を撮って縦走開始です。
尾根伝いの道は気持ちが良いですね〜。
鈴鹿山脈を眺めながらの稜線歩きは最高です。
なんて言っていられたのもここまで・・・。
縦走路の分岐を過ぎた所に、超急な下りがあったんです。
ここを下った所で足がが一気にへばっちゃいましたぁ。
登りはいいのですが、下りで全く踏ん張りがききません〜。
あの急な下りの場所に数人のおじさん、おばさん達(自分もおじさんだけど)が難儀してたんですが・・・。
自分はまだまだこんな程度の下りは平気だぞ!
とカッコいいところを見せ過ぎました〜。(笑)
いままでこんな風になった事は無いんですけどねぇ。
ここ一ヶ月のダラダラ生活が続いていましたから足が鈍ってるな。
ここから先は足を引きずりながらの縦走となりました。
それにしても下りがたまらんですねぇ。
登りになるとホッとします。
この辺は紅葉が綺麗でしたよ〜。
そんな風に周りを見る余裕があったからまだ良い方かな。
ヨタヨタしながら縦走路のほぼ中間点までやってきました。
ここで小休止します。
あまり長く休むと完全に足が動かなくなってしまいそうなので、5分ほど休んで再び歩き始めました。
いくつかのピークを超えていきます。
ここはなぜか917m峰って名前が付いてます。
ここの縦走路の景色はなかなか良いですね。
表参道は杉林自然ばかりですがこのコースは景色も登山道も変化に富んでいて飽きることがありません。
オンバノフトコロという場所がありました。
どういう意味か判りませんけどね。
ブナの木?がトンネルの様になっていますよ。
ザックが引っかかっちゃって歩きにくかったですが・・・。
暫らく歩くと送電線の鉄塔が見えてきました。
ピークの上にどーんと立っていますね。
数人のグループの姿も見えます。
ここが竜王山頂?
と思って地図を見たら全然違ってました。
でもここは眺望があっていい場所ですねぇ。
竜王山頂まではあとちょっとですが、せっかくですからとーともここで休憩していくことにしましたよ。
このグループの後を歩くのは嫌だなと思って先に出発です。
竜王山頂が間近ですが、いい雰囲気ですね。
落葉を踏みしめて先へ進みます。
そして竜王山頂到着。
綿向山頂から休憩時間込みで1時間21分で縦走してきました。
標準コースタイムが1時間半ですから、やっぱちょっとペースが早かったかな?
相変わらず黄砂のせいで景色は霞んじゃってます。
本当ならこちらの方向に琵琶湖が見えるらしいんですけどね〜。
さあ、いよいよ竜王山頂から下山です。
ここからは下り一本ですねぇ。
しかも下り始めはなんと階段・・・。
もうとーとの足は限界を超えてますが、あとは気力で歩くのみです。
こちらの登山道は落葉が積もっていて、とても綺麗ですね。
それでいて滑っちゃう訳でも無いのでとても気持ちいいです。
とーとの足が言う事を利いてくれれば、もっと爽快な気分で歩けるんだけどな。
足を引きずりながらどうにか竜王山登山口がある林道まで下りてきました。
後は舗装された林道を駐車場まで歩くだけです。
振り向けば竜王山が見えています。
無事に下りてこられて良かったなあ。
縦走してきた山並みを眺めながら駐車場まで歩いていきます。
駐車場まで戻ってきました。
所要時間5時間34分、歩行時間3時間50分、歩行距離14kmの山行でした。
今回はマジできつかったです〜。
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