北ノ俣岳登山口から黒部五郎岳〜薬師岳、初めてのテン泊
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- GPS
- 31:30
- 距離
- 41.5km
- 登り
- 3,358m
- 下り
- 3,368m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 10:15
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
始めの樹林帯は倒木があったり、ぬかるみがあったり、早朝は草についた朝露で靴の中までびっしょりになります。 |
写真
感想
以前から行きたいリストに入っていた黒部五郎岳、薬師岳縦走の準備が出来、今回の山行きとなりました。
今まで日帰り登山しか経験がなく、今回初めての1泊登山、しかもテン泊の計画、ずっと不安だらけで登山口までのアクサスも長く、実際の行程も長く、2日目は足が動くのだろうか、もちろんテントも張ったことが無いので夜は眠れるのだろうかと不安だらけの出発となりました。
まず登山口までのアクサスも下調べしたものの、実際に行ってみるとスムーズに行かず、道を迷いながらようやく到着、家を16時頃出発して着いたのが22時頃、約6時間も費やしました。
いつも通り車中で仮眠し明るくなった頃登山開始しました。
出発時点で駐車場は約2/3埋っていますがこの日の朝発は5‐6組でしょうか?
始め里山は登山道に生えた草の朝露で靴の中までびっしょりに、しかも先日の大雨の影響か沼みたいなぬかるみ多数、倒木多数、中には完全にに登山道に被さるものも、下をくぐったり上を跨いだりと体力を消耗します。
しばらく進むと、朝登山口に到着した親子と思われる2人組に凄い勢いで追いつかれ抜かされる、しばらくは抜きつ抜かれつしていたが、今回はザックが相当な重さでついに力尽きました、神岡新道分岐までの急坂では相当へばって少し登っては立ち止まるを繰り返しやっとの事で分岐にたどり着くのでした。
稜線に出ると景色が急に広がり目の前に赤牛、水晶、鷲羽、三俣蓮華、槍ヶ岳、黒部五郎、左に目をやれば薬師岳の壮大な景色が目に飛び込んできました。
さて一休みして本日の目的地黒部五郎岳に向かいますか、この時点で計画より45分の時間オーバー、果たして疲れ切った体で行ってこれるのか、堂々聳える黒部五郎は遥か彼方に、もうこのまま太郎平小屋に行こうかという誘惑に負けそうになるのだが、まだ時間は早いので予定通りに行かないと後悔するからと自分に言い聞かせ重いザックは北ノ俣岳にデポし身軽になって出発です、いくつもの登り下りを経て長い道のりだったが身軽になったためかガンガン進むことが出来12時前には登頂、最高の天気に最高の景色をしばし堪能し下山、今度の目的地は取り敢えずザックをデポした北ノ俣岳、そこから太郎平小屋、更にキャンプ場を目指す、すぐそこに見えるのだが実際はかなり遠い、途中の上り坂では完全にオーバーヒート思わず雪渓の雪を頬張りながら乾いた喉と体温を下げながら進みます、やはりここも人気の登山ルートなのか、登山者がとても多い、何人もの登山者とすれ違い、また抜かしたりしたが皆足取りが重く、暑かったせいか朦朧としながら歩いている方も、聞けば折立から雲ノ平、黒部五郎岳を周回し太郎平小屋を目指しているのだと、凄い!強者もいるものだと我が身を反省、自分の行程など大したことはないんだと。
ザックを回収し小屋に向かいます、峠では直ぐ近くに見えていたのに実際に歩いてみるととても遠い、ザックが肩に食い込み身の置き所が無い、苦しいが一気に小屋まで進みます。思いザックを下ろし、冷えたCCレモンを一気飲みし少し元気が回復したところでキャンプ場に向かいます。現地で受付をし空いてるエリアを確保しふんだんに流れる水場で先ずは汗を流します、冷たい水をがぶ飲みし元気回復。
それではテントを張って今夜のねぐらを準備します、初めてのテン泊なので先ずは周りの様子を観察しながら参考にします、一応準備完了したので兄を待ちます、大分遅れてグロッキー状態の兄が到着、テント張りを手伝い一休みして夕食の準備をします、出来るだけ荷物は減らそうと余計なものは持ってきていないのでチキンラーメンにおにぎりをぶっこんで煮るだけの夕食、また明日もあるので明るいがテントに入って休みます。
夜中に何度か目を覚ますが翌朝は概ね疲れが取れ明るくなったら薬師岳に出発、コースタイム3時間なので2時間以内で登頂できると予想、しかし登り始めると案外近くて
約1時間で登頂、しばらく景色を堪能して長い帰りの行程を思い早めに下山、キャンプ場に着き、テントを回収、この時点では予想に反してテントが乾いていなかった。
帰宅してからまた乾燥することにして取り敢えず下山開始、神岡新道分岐までの道のりは昨日に増して遠いこと、それでも約1時間半で分岐に到着。下山時に分かったことだが、それまで重いザックを肩だけで背負っていたので相当肩に負担が来ていたのだが、腰のベルトを強く締めることで重みが分散できることに気が付きました、昨日よりも軽くなったザックを効率よく背負い足取りも軽くなり無事苦しくも下山することが出来ました、駐車場で兄を待っている間、次々と下山して来た登山者に労いの声を掛け苦しかった行程を共有することが出来ました。
またここから約5時間かけ、途中波田町で松本ハイランド産のスイカをお土産に買って帰るのでした。
コメント
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途中で お会いした親子です。
お互い目的を達成できてよかったですね〜
遅れて歩かれてた方とご兄弟とは気が付きませんでした
はじめての天泊いかがでしたか、私達も沢の水が気持ちよく
楽しい時間を過ごせました、帰りはバテて修行のようでしたが・・・
また何処かでお会いしましょう。
コメントありがとうございます。
本当にきつかったです今現在も疲れが取れません、次回は剣岳の予定です。
テン泊は荷物が重くて大変でした、薬師峠キャンプ場は環境が良かったので快適に過ごすことが出来ましたが、テン泊はしばらくはいいかなと思っています。
またどこかでお会い出来たらいいですね。
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