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Yamareco

記録ID: 1528440
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

仙塩尾根南部/鳥倉〜塩見岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月17日(火)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
67:10
距離
36.0km
登り
3,490m
下り
4,428m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:34
休憩
0:04
合計
3:38
距離 3.3km 登り 862m 下り 69m
14:26
70
15:36
15:39
56
16:35
16:36
50
2日目
山行
11:48
休憩
1:00
合計
12:48
距離 14.0km 登り 1,171m 下り 1,182m
5:26
19
5:45
5:46
57
6:43
6:53
117
8:50
9:03
133
11:16
11:37
16
11:53
11:55
35
12:30
12:32
113
14:31
14:35
86
16:01
16:03
29
16:32
16:35
53
17:28
17:29
45
3日目
山行
12:33
休憩
0:40
合計
13:13
距離 10.2km 登り 1,028m 下り 1,827m
5:17
52
6:09
6:10
79
7:29
7:33
69
8:42
9:02
116
10:58
11:05
88
12:33
12:35
49
13:24
84
14:48
14:54
216
4日目
山行
4:03
休憩
0:00
合計
4:03
距離 8.1km 登り 428m 下り 1,280m
5:27
181
8:28
51
9:19
11
天候 4日とも晴
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR飯田線伊那大島駅より伊那バス鳥倉線で鳥倉登山口へ
コース状況/
危険箇所等
塩見岳の西側(三伏峠側)、三峰岳西側(熊の平側)、三峰岳〜間ノ岳、西農鳥岳〜農鳥岳の各区間で岩稜帯の通過に注意。
その他周辺情報 奈良田バス停手前に「奈良田の里温泉」あり(大人550円、朝9時〜営業・水曜定休)
【1日目】
伊那大島駅からバスで鳥倉登山口へ
2018年07月14日 12:09撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
7/14 12:09
【1日目】
伊那大島駅からバスで鳥倉登山口へ
登山口に到着。登山者カード記入所あり
2018年07月14日 14:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 14:22
登山口に到着。登山者カード記入所あり
さあ行くか!
2018年07月14日 14:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/14 14:24
さあ行くか!
この1/10までが急な登りで、その後は楽になる…という話を聞いていたが、この後も急だったよ
2018年07月14日 14:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 14:44
この1/10までが急な登りで、その後は楽になる…という話を聞いていたが、この後も急だったよ
これを楽だという人はロボットスーツでも着てるのかね?
2018年07月14日 14:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 14:48
これを楽だという人はロボットスーツでも着てるのかね?
こんな箇所もあるしな
2018年07月14日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/14 15:53
こんな箇所もあるしな
ようやく少し楽といえるところが出てきた
2018年07月14日 15:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 15:59
ようやく少し楽といえるところが出てきた
ほとけの清水で給水(がぶ飲み)
2018年07月14日 16:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 16:45
ほとけの清水で給水(がぶ飲み)
塩川土場からのコースと合流
2018年07月14日 17:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 17:29
塩川土場からのコースと合流
半ば廃道化しておる
2018年07月14日 17:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 17:30
半ば廃道化しておる
さあ9/10まで来てもうあとちょっとだ
2018年07月14日 17:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 17:35
さあ9/10まで来てもうあとちょっとだ
200歩!
2018年07月14日 18:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 18:01
200歩!
やっと!
2018年07月14日 18:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/14 18:04
やっと!
ほぼ満杯のテン場にもぐり込んで何とかテント設営
2018年07月15日 05:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 5:25
ほぼ満杯のテン場にもぐり込んで何とかテント設営
【2日目】
木々の間から射し込む朝日に照らされながら出発準備。おはようございます
2018年07月15日 05:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 5:25
【2日目】
木々の間から射し込む朝日に照らされながら出発準備。おはようございます
張りっぱなしのテントが多いのはここをベースにして塩見までピストンする人が多いからなのだろう
2018年07月15日 05:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 5:31
張りっぱなしのテントが多いのはここをベースにして塩見までピストンする人が多いからなのだろう
烏帽子岳方面(右)と分かれて、塩見岳方面(左)へ進む
2018年07月15日 05:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 5:33
烏帽子岳方面(右)と分かれて、塩見岳方面(左)へ進む
ものの10分ほどで、最初のピーク三伏山に到着
2018年07月15日 05:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 5:44
ものの10分ほどで、最初のピーク三伏山に到着
天気も上々だ
2018年07月15日 05:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 5:44
天気も上々だ
樹林帯に戻れば再び木々の間から日が射してくる
2018年07月15日 06:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 6:26
樹林帯に戻れば再び木々の間から日が射してくる
本谷山のピークに到着
2018年07月15日 06:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 6:41
本谷山のピークに到着
中央アルプスがよく見える
2018年07月15日 06:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 6:41
中央アルプスがよく見える
続いて塩見小屋を目指すが、ここからが長かった
2018年07月15日 07:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 7:39
続いて塩見小屋を目指すが、ここからが長かった
あと少しで小屋に着くかと思っていたら、よ…40分…だと…?
2018年07月15日 07:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 7:55
あと少しで小屋に着くかと思っていたら、よ…40分…だと…?
塩見新道からの道と合流
2018年07月15日 08:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 8:19
塩見新道からの道と合流
ここも×印になっとる
2018年07月15日 08:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 8:19
ここも×印になっとる
来た方向を振り返る。もう結構歩いてきた気がするが…
2018年07月15日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 8:33
来た方向を振り返る。もう結構歩いてきた気がするが…
やっと!
2018年07月15日 08:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 8:41
やっと!
補給したり手ぬぐい買ったりして、予定よりもだいぶのんびりしてしまった
2018年07月15日 09:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 9:22
補給したり手ぬぐい買ったりして、予定よりもだいぶのんびりしてしまった
いよいよ山頂目指して出発!
2018年07月15日 09:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 9:26
いよいよ山頂目指して出発!
小屋がもうあんな下に!
2018年07月15日 09:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 9:52
小屋がもうあんな下に!
そして岩場が登場
2018年07月15日 10:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 10:01
そして岩場が登場
なかなか手強いコースだった
2018年07月15日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 10:05
なかなか手強いコースだった
岩場を抜ければあとはもうすぐ
2018年07月15日 11:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 11:01
岩場を抜ければあとはもうすぐ
本日のクライマックス!(西峰)
2018年07月15日 11:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 11:31
本日のクライマックス!(西峰)
こちら本日の最高地点!(東峰)これから進む仙塩尾根が眼下に!
2018年07月15日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/15 11:48
こちら本日の最高地点!(東峰)これから進む仙塩尾根が眼下に!
さあ、いよいよその仙塩尾根に突っ込むとするか!
2018年07月15日 11:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 11:54
さあ、いよいよその仙塩尾根に突っ込むとするか!
仙丈ヶ岳から仙塩尾根の北半分を下った時は割とすぐ樹林帯に入ってしまった印象があるが、こっちは森林限界上の道が長そうでいいね
2018年07月15日 12:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 12:09
仙丈ヶ岳から仙塩尾根の北半分を下った時は割とすぐ樹林帯に入ってしまった印象があるが、こっちは森林限界上の道が長そうでいいね
蝙蝠尾根分岐。いくつかザックがデポしてあったが、北俣岳あたりまで足を伸ばしていたのだろうか?
2018年07月15日 12:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 12:27
蝙蝠尾根分岐。いくつかザックがデポしてあったが、北俣岳あたりまで足を伸ばしていたのだろうか?
3000mから2700m程度まで標高を一気に下げる
2018年07月15日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 12:48
3000mから2700m程度まで標高を一気に下げる
森林限界上の平坦な尾根は好物とするところ
2018年07月15日 13:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 13:11
森林限界上の平坦な尾根は好物とするところ
北荒川岳の手前で、いったん草原の斜面をトラバースする区間に入る
2018年07月15日 13:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 13:38
北荒川岳の手前で、いったん草原の斜面をトラバースする区間に入る
180分か…
2018年07月15日 14:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 14:17
180分か…
北荒川岳山頂。ここから先は樹林帯になる
2018年07月15日 14:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 14:31
北荒川岳山頂。ここから先は樹林帯になる
来た来た!仙塩尾根名物・倒木!(しかも跨ぐかくぐるか迷う絶妙な高さ)
2018年07月15日 15:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 15:09
来た来た!仙塩尾根名物・倒木!(しかも跨ぐかくぐるか迷う絶妙な高さ)
農鳥の尾根がだいぶ近くなってきた
2018年07月15日 15:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 15:50
農鳥の尾根がだいぶ近くなってきた
新蛇抜山頂への分岐。寄るわけがない(苦笑)
2018年07月15日 16:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 16:04
新蛇抜山頂への分岐。寄るわけがない(苦笑)
まだそんなに!?
2018年07月15日 16:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 16:33
まだそんなに!?
次のピーク、安倍荒倉岳まで下ったり…
2018年07月15日 16:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 16:37
次のピーク、安倍荒倉岳まで下ったり…
また登り返したりして…
2018年07月15日 17:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 17:23
また登り返したりして…
安倍荒倉岳の山頂分岐に到達。もちろんここも寄るわけがない(苦笑)
2018年07月15日 17:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 17:26
安倍荒倉岳の山頂分岐に到達。もちろんここも寄るわけがない(苦笑)
新蛇抜の先でハイドレが空になってしまってペースダウンしたが、あと20分頑張るぞ!
2018年07月15日 17:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/15 17:44
新蛇抜の先でハイドレが空になってしまってペースダウンしたが、あと20分頑張るぞ!
っしゃー!
2018年07月15日 18:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/15 18:24
っしゃー!
命の水である
2018年07月15日 18:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/15 18:21
命の水である
本日のねぐら
2018年07月15日 18:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/15 18:27
本日のねぐら
【3日目】
さあいよいよ仙塩尾根完全踏破に向けて出発!
2018年07月16日 05:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 5:20
【3日目】
さあいよいよ仙塩尾根完全踏破に向けて出発!
井川越から仙丈ヶ岳方面を見る。このあたりドコモとauがつながるそうです
2018年07月16日 05:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 5:26
井川越から仙丈ヶ岳方面を見る。このあたりドコモとauがつながるそうです
朝イチで大荷物で急登につきゆっくりゆっくり登る
2018年07月16日 05:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 5:31
朝イチで大荷物で急登につきゆっくりゆっくり登る
塩見岳方面を見る。昨日あそこから歩いてきたのか…
2018年07月16日 05:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 5:52
塩見岳方面を見る。昨日あそこから歩いてきたのか…
三国平に出てちょっと一息つく
2018年07月16日 06:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 6:01
三国平に出てちょっと一息つく
農鳥小屋へのトラバースルート分岐。農鳥小屋のオヤジさん一押しのルートらしい
2018年07月16日 06:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/16 6:08
農鳥小屋へのトラバースルート分岐。農鳥小屋のオヤジさん一押しのルートらしい
おお!さっき出てきた熊の平小屋がもうあんな下に!
2018年07月16日 06:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 6:19
おお!さっき出てきた熊の平小屋がもうあんな下に!
農鳥の稜線から富士山が姿を出した
2018年07月16日 06:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 6:27
農鳥の稜線から富士山が姿を出した
いざ三峰岳へ!
2018年07月16日 06:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 6:42
いざ三峰岳へ!
山頂まで岩稜帯を越えていく。へつり・痩せ尾根あります
2018年07月16日 06:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 6:52
山頂まで岩稜帯を越えていく。へつり・痩せ尾根あります
そして仙塩尾根完歩達成!
2018年07月16日 07:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 7:24
そして仙塩尾根完歩達成!
6年ぶりに見る光景。でも前回は富士山見えなかった気がするぞ…
2018年07月16日 07:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 7:25
6年ぶりに見る光景。でも前回は富士山見えなかった気がするぞ…
山頂直下の道標も新しくなっていた
2018年07月16日 07:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 7:37
山頂直下の道標も新しくなっていた
前回歩いた仙塩尾根北半分。ついに仙丈と塩見がつながったかと思うと感慨もひとしお
2018年07月16日 07:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 7:37
前回歩いた仙塩尾根北半分。ついに仙丈と塩見がつながったかと思うと感慨もひとしお
さあ、それでは間ノ岳へ向かおう
2018年07月16日 07:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 7:38
さあ、それでは間ノ岳へ向かおう
あれれ、こんな岩場ってあったっけ…お気楽呑気な稜線漫歩だった記憶しかないのだが…
2018年07月16日 08:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 8:22
あれれ、こんな岩場ってあったっけ…お気楽呑気な稜線漫歩だった記憶しかないのだが…
稜線とはすべからくこういう道であってほしい(わがまま)
2018年07月16日 08:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 8:40
稜線とはすべからくこういう道であってほしい(わがまま)
間ノ岳に着いたら、山名標が新しくなってる!
2018年07月16日 09:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 9:07
間ノ岳に着いたら、山名標が新しくなってる!
しかし眺望は抜群。前回はガスの中だったからなー
2018年07月16日 08:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 8:48
しかし眺望は抜群。前回はガスの中だったからなー
富士、噴火してる?
2018年07月16日 09:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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7/16 9:04
富士、噴火してる?
これから進む農鳥岳方面と塩見岳
2018年07月16日 09:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 9:10
これから進む農鳥岳方面と塩見岳
まずは農鳥小屋まで下りるのだ!
2018年07月16日 09:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 9:27
まずは農鳥小屋まで下りるのだ!
下りる途中でイワヒバリがいた
2018年07月16日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 9:39
下りる途中でイワヒバリがいた
特に難しいところもなく、サッサと下りていく
2018年07月16日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 9:48
特に難しいところもなく、サッサと下りていく
小屋がだいたい目線の高さになってきたかな
2018年07月16日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 10:09
小屋がだいたい目線の高さになってきたかな
さっき三国平で分岐したトラバースルートと合流
2018年07月16日 10:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 10:12
さっき三国平で分岐したトラバースルートと合流
この目印、○じゃなくて♡になってる(笑)
2018年07月16日 10:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 10:17
この目印、○じゃなくて♡になってる(笑)
ウケツケ到着!
2018年07月16日 10:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 10:26
ウケツケ到着!
水場まで下り5分とあるので、下りていってみるが…
2018年07月16日 10:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 10:33
水場まで下り5分とあるので、下りていってみるが…
5分どころじゃなく下らされても一向に水場らしきものが見えてこないので、途中で諦めて小屋に戻る
2018年07月16日 10:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 10:44
5分どころじゃなく下らされても一向に水場らしきものが見えてこないので、途中で諦めて小屋に戻る
気を取り直して農鳥に相対する。ここから見るとまさに聳え立つといった風だ
2018年07月16日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 11:08
気を取り直して農鳥に相対する。ここから見るとまさに聳え立つといった風だ
富士山は雲に隠れてしまった
2018年07月16日 11:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 11:24
富士山は雲に隠れてしまった
間ノ岳を振り返る。白峰三山の間の山というショボい名前に似つかわしくない堂々たる山容を見せている。さすが百名山である
2018年07月16日 11:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 11:59
間ノ岳を振り返る。白峰三山の間の山というショボい名前に似つかわしくない堂々たる山容を見せている。さすが百名山である
西側を見下ろしたら、おっ!熊の平小屋だ!
2018年07月16日 11:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 11:59
西側を見下ろしたら、おっ!熊の平小屋だ!
そうこうしている間に西農鳥岳のピークが見えてきた
2018年07月16日 12:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 12:11
そうこうしている間に西農鳥岳のピークが見えてきた
ここまでは特に苦労なく来れた
2018年07月16日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 12:22
ここまでは特に苦労なく来れた
長居せず、次のピーク・農鳥岳へ向かう
2018年07月16日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 12:22
長居せず、次のピーク・農鳥岳へ向かう
あの窓のところがいやらしそうだな…
2018年07月16日 12:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/16 12:30
あの窓のところがいやらしそうだな…
またもイワヒバリ発見!
2018年07月16日 12:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 12:32
またもイワヒバリ発見!
窓のところ、予想通り通過するのに気を遣った
2018年07月16日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 12:48
窓のところ、予想通り通過するのに気を遣った
岩稜帯を抜けてもう一息
2018年07月16日 13:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 13:07
岩稜帯を抜けてもう一息
本日のクライマックス!
2018年07月16日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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本日のクライマックス!
平らで石も少ない良テン場が山頂直下にあるぞ!まあ実際には張っちゃ駄目なのだろうが…
2018年07月16日 14:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 14:04
平らで石も少ない良テン場が山頂直下にあるぞ!まあ実際には張っちゃ駄目なのだろうが…
あとは下るだけ!
2018年07月16日 14:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あとは下るだけ!
大門沢下降点へ
2018年07月16日 14:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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大門沢下降点へ
黄色い三角錐が待つ下降点
2018年07月16日 14:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 14:46
黄色い三角錐が待つ下降点
下山の安全を願って鐘を鳴らす
2018年07月16日 14:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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下山の安全を願って鐘を鳴らす
広河内岳も時間と体力があれば寄りたかったけどな
2018年07月16日 14:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 14:48
広河内岳も時間と体力があれば寄りたかったけどな
それでは下降するとしようか
2018年07月16日 14:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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それでは下降するとしようか
いきなりロープが出てくるほどの急下降!
2018年07月16日 15:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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いきなりロープが出てくるほどの急下降!
その急下降が数時間続く
2018年07月16日 15:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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その急下降が数時間続く
梯子(壊れかけ)もあるでよ
2018年07月16日 16:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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梯子(壊れかけ)もあるでよ
沢が見えた!
2018年07月16日 17:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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沢が見えた!
もうだいぶ遅くなっているので、小屋まで先を急ぐ
2018年07月16日 18:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/16 18:06
もうだいぶ遅くなっているので、小屋まで先を急ぐ
やっと着いた!長かった…
2018年07月16日 18:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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やっと着いた!長かった…
【4日目】
お世話になりました
2018年07月17日 05:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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【4日目】
お世話になりました
今日でこの光景ともお別れだなあ
2018年07月17日 05:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 5:00
今日でこの光景ともお別れだなあ
他の宿泊者も同じことを考えてたりするのだろうか
2018年07月17日 05:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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他の宿泊者も同じことを考えてたりするのだろうか
沢沿いに降りていよいよ下山開始
2018年07月17日 05:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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沢沿いに降りていよいよ下山開始
木橋で左岸に渡る(この後、バランスを崩して沢にダイブ)
2018年07月17日 05:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 5:33
木橋で左岸に渡る(この後、バランスを崩して沢にダイブ)
へつってますなあ
2018年07月17日 05:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 5:46
へつってますなあ
再び右岸へ戻る
2018年07月17日 05:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 5:52
再び右岸へ戻る
斜度は若干緩やかになったが、全然歩きやすくなってない
2018年07月17日 05:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 5:58
斜度は若干緩やかになったが、全然歩きやすくなってない
道が沢になっている箇所も
2018年07月17日 06:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 6:00
道が沢になっている箇所も
このあたりになってようやく歩きやすいと言える道に(しかし、そんな区間は長く続かないのであった)
2018年07月17日 06:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 6:31
このあたりになってようやく歩きやすいと言える道に(しかし、そんな区間は長く続かないのであった)
こう言ったらなんだが、何の役にも立たない情報ですね
2018年07月17日 06:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 6:41
こう言ったらなんだが、何の役にも立たない情報ですね
再び急坂になって、ぐいぐい標高を下げていく
2018年07月17日 07:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 7:10
再び急坂になって、ぐいぐい標高を下げていく
でかっ!
2018年07月17日 07:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 7:46
でかっ!
最初の吊橋が登場。割と揺れる
2018年07月17日 08:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 8:01
最初の吊橋が登場。割と揺れる
渡った先にある発電所の取水施設。人工物が出てくるとホッとしますね
2018年07月17日 08:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 8:04
渡った先にある発電所の取水施設。人工物が出てくるとホッとしますね
迂回しなきゃいけないなんて聞いてない
2018年07月17日 08:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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迂回しなきゃいけないなんて聞いてない
迂回路から出た先は林道だった。さっきの取水施設まで車道を通すのかな?
2018年07月17日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 8:17
迂回路から出た先は林道だった。さっきの取水施設まで車道を通すのかな?
登山道というより工事現場そのものである
2018年07月17日 08:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/17 8:18
登山道というより工事現場そのものである
吊橋2本目(森山橋)。しかしこれってわざわざ橋を渡るより車道を歩いたほうが手っ取り早そうだが…
2018年07月17日 08:27撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
7/17 8:27
吊橋2本目(森山橋)。しかしこれってわざわざ橋を渡るより車道を歩いたほうが手っ取り早そうだが…
さっきの吊橋と違って全然揺れない!快適!
2018年07月17日 08:30撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
7/17 8:30
さっきの吊橋と違って全然揺れない!快適!
森山橋を渡って少し歩いたら登山道が終了。やっぱり最初から車道を通ったほうが早いじゃないか!
2018年07月17日 08:35撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
7/17 8:35
森山橋を渡って少し歩いたら登山道が終了。やっぱり最初から車道を通ったほうが早いじゃないか!
奈良田バス停目指して一直線
2018年07月17日 08:37撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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奈良田バス停目指して一直線
発電所前では何やら人がいっぱいいたのでそのまま通過
2018年07月17日 09:01撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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発電所前では何やら人がいっぱいいたのでそのまま通過
道端のアジサイきれいだね
2018年07月17日 09:21撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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道端のアジサイきれいだね
そしてついにゴールが見えてきた!
2018年07月17日 09:29撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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そしてついにゴールが見えてきた!
おつかれさま俺!
2018年07月17日 09:31撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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おつかれさま俺!

装備

MYアイテム
Yasuharu
重量:-kg

感想

(この記録は、2011年の北沢峠〜仙丈ケ岳〜両俣小屋の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-125843.html
および、2012年の両俣小屋〜三峰岳〜間ノ岳〜北岳〜広河原の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-219647.html
とあわせてごらんください)


3連休です!
ついでなので、さらに1日付けて4連休にすることにしました。

なぜそんな贅沢なことをするかというと、一昨年の夏に敗退したカムエク
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-915940.html
のリベンジで北海道に渡ろうと考えていたのです。

しかし、連休中の日高地方は天気予報がはかばかしくなく、急遽予定を変更することに。
それじゃあ久々に日本アルプスにでも行くか!
アルプスとなると、北にしようか南にするかで迷いましたが、せっかくの4連休なので、ちょうど3泊4日のプランがあった南に決定。
(私は行きたい山の計画を複数抱えており、日帰り・1泊2日・2泊3日などの日数ごとに管理しているのです)

かくして、6年前に北半分の仙丈ケ岳〜三峰岳を歩いた仙塩尾根の、今回は南半分にあたる塩見岳〜三峰岳を踏破してつなげることになりました。
おまけで間ノ岳と農鳥岳も付けるぜ!(おまけとか言うと怒られそうですが)


さて、まずは連休初日、飯田線の伊那大島駅に向かいます。
手前の駒ヶ根駅で、よくもまあこんなにという数の登山者がわらわらと下車していきました。きっとみんな木曽駒に登るんでしょう。
一方、伊那大島で降りたのは私を含めて十数名。この差はいったい何なんだ! 人気度は木曽駒>塩見なのか?

駅から乗ったバスで鳥倉登山口に到着。
登山者カードのポストがあったので、登り支度を整えながら用紙に記入して投函すると、後ろで見ていた2人組の若者が「この登山者カードって何ですか」と聞いてきました。
これは万が一のときに役立つもので…と教えてあげると「それは大事だ!絶対書かなきゃ」と言ってカードを手に取っていましたが、塩見岳に登るような人が登山者カードを知らないとはいったい?

すでに支度を終えて登りはじめていた人たちの後ろを追いかけるように出発。
久々にテント3泊もする行程なので荷物が重く、さっぱりペースが上がりません。
登山口の看板に「三伏峠まで約3時間」とありましたが、4時間かかってようやく峠に到着。
ちなみに先ほどの2人組に途中で追いついた時に、少し話を聞いてみたら、何とこれが初めての山登りなのだそうです。
三伏峠小屋で友達がアルバイトしている関係で、呼ばれてやってきたそうなのですが、初めての山が塩見岳ってすごいなあ!

三伏峠小屋のテン場はもうすでにほぼ満杯でしたが、何とかギリギリ張れるスペースを見つけることができました。
バスの時間の関係でスタートが14時半だったので、必然的にゴールも遅い時間になってしまいます。
もう少し早い時間にもう1本バスがあれば、テン場があふれる前に到着できそうなのですが、ダイヤ的に難しいのでしょうか。
まあ、増発しても乗客がいなかったら意味がないですからね。木曽駒>塩見ですしね(まだ言う)


翌朝5時半に三伏峠を出発、まずは塩見岳を目指します。
三伏山を過ぎて本谷山を越えたあたりまではまずまず楽勝でしたが、そこから先が長かった!
ひーこら言いながらも何とか塩見小屋にたどり着き、一息入れるついでに売店で手ぬぐいを買ったりもして、何だかんだで30分も滞在してしまいました。

十分休んだところで、小屋からいよいよ山頂へアタックをかけますが、下りてくる登山者を見るとヘルメットをかぶっている人が多いですね。
そういえば、三伏峠から来た人たちの中にもヘルメットをザックに付けている人が結構いました。
ヘルメット浸透してきてるなあ。私もテン泊4日間の大荷物でなければ持参していたかもしれませんが。

そんな呑気なことを考えていると、やがて岩稜帯に突入。
オーバーハングしている岩にザックの上がつっかえたりして、なかなか手こずりましたが、どうにか切り抜けて、山頂に到着。
少し雲があるものの展望はまあまあで、他の登山者たちもご機嫌のようです。

西峰と東峰の両方を無事に制して、熊の平へ向けて再スタート。
ここからはいよいよ今回の主目的、仙塩尾根の南半分です。
3050mの山頂から一気に高度を下げていきますが、この急傾斜では登ってくるのは大変そうですね。
まあ、反対側(塩見小屋側)と違って危険な岩稜帯はない分、楽ではあるかもしれません。

2700mくらいまで下ってきましたが、まだ森林限界の上の道が続いています。
仙塩尾根の北側では、このくらいの標高だと木々の中に入ってしまって展望がなくなってしまいましたが、こっち側は気分がいいなあ!
途中、稜線を外れて草原のような場所を通る区間もあり、なかなか変化もあって楽しいルートです。

しかし北荒川岳からはついに森林限界の下になり、木々の中を進んでいくことに。
しかもここからがまた長かった!
北荒川岳手前の道標に「熊の平まで180分」との表示がありましたが、途中でハイドレの中身がなくなってしまいペースダウンしたこともあって、結局前日同様に4時間かかりました。
熊の平小屋に到着し受付を済ませると、テントを張るのも後回しに水場に突進してガブ飲み。

それにしても、熊の平小屋は静かで落ち着いたいいところでした。
雰囲気としては両俣小屋に似ている気がします。
ただ両俣よりも格段にアクセスが難しいし、また来る機会があるかどうかは何とも…というところです。

3日目。
今日も今日とて、間ノ岳・農鳥岳を越えていく長丁場です。
ですが、まずは三峰岳までの区間を歩いて仙塩尾根を完歩するという目的達成が最重要課題。
稜線に出て、三国平の農鳥小屋方面分岐を横目に、三峰岳を目指します。

前日の塩見岳のような岩稜帯を越え、6年ぶりとなる三峰岳山頂に到達。
これで仙丈ヶ岳から塩見岳までを歩き通したことになります。
感慨深いところですが、今日の行程まだまだ先は長いので、あまり長居せずに、次のピークである間ノ岳へ。
ここから先は6年前も歩いている区間なのですが、あれ?こんなに岩場だらけだったっけ? わりとお気楽な稜線漫歩といった道だった記憶しかないけどな?

というわけでこの区間もそこそこ手こずりながら間ノ岳にたどり着くと、そこは360度の展望でした。
前回来たときはガスがかかりかけていて、真上に青空は辛うじて見えていたものの、目線の高さはだいぶ白かったので、それに比べると天と地ほどの差です。

間ノ岳山頂には山田孝之似のお兄さんがひとり休んでいて、「贅沢な場所ですね」と話しかけてきました。
「日本の主要な山がほとんどここから見えますね」。
何でも、昨日北岳山荘までテントを担いで登ってきて、今日は肩の小屋まで戻る前にこっちへ来たとのことです。
聞くと、私同様に以前にも間ノ岳に来たことがあったものの、その時はやはり一面ガスで何も見えなかったそうで。
いやー、お互い今回は良かったですね!

山田孝之さん、私がこれから農鳥岳方面へ行くという話をすると「僕も行ってみようかな」と言って、農鳥小屋へ下りる道をしばら一緒に歩いていましたが、結局、間ノ岳へ再び登り返すのが大変だということで、途中で引き返すことにしたようです。
お互いに「それでは気をつけて!」と挨拶し、それぞれに先へ進みます。

昨日3050mの塩見岳から2700mまで一気に下げたのと同じように、今日も3190mの間ノ岳から2800mの農鳥小屋までまっすぐ下降。
危険な岩場なども特に出てこず、歩きやすくて助かります。

農鳥小屋に到着し、水場で給水しようと思っていたので、小屋前の看板に「下り5分」とあるのを確認して下りていきます。
ところが5分どころか10分経っても水場らしい場所は見えてこず、これ以上時間を使うわけにいかない!と諦めて小屋にUターン。
ちぇっ!20分くらい無駄にしちゃった。

小屋に戻ると、ちょうど農鳥小屋の名物親父こと小屋番の深沢氏が外に出てきていました。
水が汲めなかった代わりに、氏からペットボトル飲料を1本購入(期限切れのため300円)。
ペットボトルを受け取って身支度する間、氏は「連休だからといってわざわざ混雑している時に来るやつばかりだ」「日程を1日ずらせばもっと快適に登れるのにな」「みんな心の余裕がないんだよ」といった毒舌を小屋従業員の方に対して吐いていました。
第一印象では想像していたより好々爺ではありましたが、やはり名物親父は健在のようです。

それはさておき先へ進みます。
西農鳥岳にはすんなり着けたものの、そこから農鳥岳までの間にはまたもや岩稜帯が待ち構えていましたが、何とか頑張って農鳥の山頂に到達。
山名板は懐かしのだんご三兄弟でした。
さっき通ってきた間ノ岳の山名板も、6年前はだんご三兄弟だったのですが、今回新しいものに変わっていたので、ここでだんごを見ることができて良かった。

ここが今回山行の最後のピークということで、名残惜しいですが、もうだいぶいい時間になりつつあったので山頂を出発。
あとはもう下るだけだ!

大門沢下降点で鐘を盛大に鳴らしてから下降開始しますが、しかしその下降がやはりきつかった!
よくこんなところに道を通したものだ…と思うほどの急な下りが延々と続き、どんどん体力が削られていきます。
もちろん自分自身の疲労や荷物の重さもありますが、標準コースタイムでは下降点から大門沢小屋まで2時間程度となっているところ、実に4時間近くかけて小屋にたどり着きました。
前々日の三伏峠、前日の熊の平に続き、3日連続で18時を回ってからの小屋到着となり、受付の際「もう後ろから他の人来ませんよね?」と聞かれてしまいました(恥)。
さすがに来ないと思いますが…と答えましたが、自分より後から来る人がいたら大変だ!

最終日である翌日は奈良田まで下るだけだから楽勝…と言いたいところですが、ここまでの自分のパフォーマンスを考えると安心はできません。
小屋から奈良田までの標準コースタイムは3時間となっているものの、念には念を入れて4時間前後と見積もっておきます。
奈良田からのバスが9時50分発のため、余裕を見て5時には出発することにしました。
もし早く到着したら、奈良田の温泉に入ってから帰ればいいし。


ところが翌4日目の朝、3時までには起きるつもりだったのに、目が覚めて時計を見たら3時40分過ぎ!
他のテントがみんな静かなので寝坊してしまった!
あわてて朝食の準備をしながら、同時進行で荷物をまとめ撤収準備にかかります。
結果、何とか5時半前に小屋を出発することができましたが、みんなそんなゆっくりで大丈夫なんだろうか?

昨日は疲労の溜まった体で下降点から1000m以上も下げてきましたが、今朝は歩きはじめなのでまだまだ元気です。
とは言うものの、小屋からの下りもなかなか大変。
木の梯子を渡して橋にしている上を通って沢の対岸に渡る箇所がいくつかあるのですが、最初の橋が曲者でした。
途中までは何とか渡りましたが、対岸まであと少しのところでバランスを崩し、あえなく橋から転落!
幸い流れはそこまで深くなく、下半身とザックの下3分の1程度が濡れた程度で済みました。
寝袋や防寒具などはドライバッグやジップロックに入れており、他には濡れて困るものも特になかったため問題ありませんでしたが、恰好悪かったなあー(恥)。

その後も、目印を見落としたか、ルートを外れて本来の道ではないところへ入っていってしまったということもありました。
んー?この道でいいのかな、何だか怪しいな?と思っていると、ふと横を見たら斜面上の木の枝からピンクテープがぶら下がっている!
やっぱり違ってたー!と、斜面を登り本来の道に入り直して事なきを得ましたが、まったく油断できません。

その先にはのんびり歩ける区間も一部にあったものの、前日のような急傾斜の区間も多く、一筋縄ではいきません。
最初に出てくる吊橋を渡って発電所の取水施設に出るまで、実に気の抜けないルートでした。
そういえば途中で下から登ってきたテン泊装備の人とすれ違ったのですが、下るのもこんなに大変なルートなのに、登ってくるなんてまったく超人だ!

取水施設からは工事現場を経由してすぐに林道に出ました。
下界に戻ってきたぞー!と喜びたいところですが、やはりと言うか、この時点ですでに8時半になっており、バスの時間まであと1時間少々という状況のため、喜んでいるほどの余裕はありません。
舗装路に入ったこともあり、バスに間に合うようペースを上げて進みます。
おかげで道端の登山者休憩所や、その先の奈良田第一発電所など、面白そうなものもじっくり見ることなくすっ飛ばし、一目散に奈良田バス停へ。

中央新幹線の工事関係車両と思われる大型トラックがバンバン行き交う中、9時半にバス停に到着し、どうにかこうにか山行終了。
バスに乗り込み、下部温泉駅でJRに乗り換えて、今回も無事に帰宅しました。


いやー、しかし今回は本当にしんどかった!
久々のテン泊でザックは重いし、そのせいでペースは上がらないし、おかげで2日目・3日目は1日12時間以上も歩くことになって、なかなかの苦行でした。
(この記録を投稿する前にプレビューで見てみたら、歩くペースが「ゆっくり」と表示されていて軽くショック!)

そもそも計画そのものに少々無理があったともいえますが、でも衣食住を全部背負って日本アルプス縦走なんていつまで出来るか分からないし、今回実行できて良かったというのも確かです。
天気も良かったしな!
次の山行も天気良いといいなあ!(←結局懲りてない)

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コメント

おつかれさまです
はじめまして
yasuharuさんの最終日すれ違ったものです
いや〜奈良田の登りがキツイのは知ってましたが
テン泊装備がこんなにも重いとは
たぶんすれ違ったころはどこで引き返そうか迷っていた所だったかもしれません w
登りも下りも大変な大門沢
お疲れさまでした
2018/7/22 19:25
おお!超人が!
はじめまして。コメントありがとうございます。
あのルートを登るなんて、いや本当に尊敬です。お疲れ様でした。

記録読ませていただきましたが、白峰三山+塩見とは贅沢な内容ですね。しかも雷鳥も見れたなんてうらやましい!日頃の行いの差でしょうかね(苦笑)
2018/7/23 0:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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