朝日連峰縦走(大鳥池〜大朝日岳〜朝日鉱泉)
- GPS
- 24:47
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 2,948m
- 下り
- 2,909m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:09
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:41
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:56
天候 | 18日:曇→霧・強風、19日:霧・強風→曇→晴、20日:霧→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り)朝日鉱泉→左沢駅(会員制タクシー)⇒〈JR左沢線〉⇒山形駅⇒〈山形新幹線〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
難所といえる所はなく、むしろ歩きやすい道だが、累積標高差が上下2700m超で長丁場の縦走コース 水場、避難小屋(トイレ付)が適度に分布して安心感がある 今回、以東岳の前後周辺は霧・強風の中を歩いたが、赤ペンキや標識をたどり道迷いの問題はなかった |
写真
装備
個人装備 |
雨具
レスキューシート
ランプ
シュラフ
|
---|---|
共同装備 |
地図
コンパス
救急セット
ツエルト
スマホGPS
|
感想
東北の梅雨明けが早まり機会到来とあって待望の朝日連峰にでかけることにした。
ルートは以東岳から大朝日岳をはさんで鳥原山までの6座を縦走するオーソドックスなコースとした。
大鳥登山口の旅館に前泊して泡滝ダムから出発する。案に反してどんよりした空模様の中、大鳥川沿いの渓谷の道から美しいブナの森を登って大鳥池に着く。道中は水場に事欠かない。随所で美味しい飲水を提供してくれる。
大鳥小屋で一休み。今宵の宿、以東小屋の水事情の説明を受ける。どうも三角峰の水場での給水の方が安心できそうな話だ。
大鳥池からはオツボ峰コースを行く。急登を登って稜線に来ると強風と霧でどんどん天気が悪くなる。でも周辺はお花畑。とりわけ、もう今季は時期外れと思われたヒメサユリに出会い感激する。
一方で、マツムシソウやリンドウなど秋を感じさせる花も同居していて楽しませてくれる。
三角峰の水場での給水以外は花々探勝の山歩きとなって最後はオツボ峰近くのヒメサユリ見物で多くの時間を使うことになった。
展望の山、以東岳はガスの中、頂上を通過しただけで以東小屋に着く。管理人さん常駐の山小屋は新装なったばかりで木の香がする。宿泊者も4人とゆったりとしていて気持ちよく過ごせた。
2日目の朝、残念ながら相変わらずの霧と強風、期待した以東岳からの展望は叶わず、先を急ぐことにした。
ガスの中でも次々にあらわれる花々は飽きさせない。質量ともさすがに花の山と思わせる素晴らしさを見せてくれる。
狐穴小屋、そのあと竜門小屋で休憩。強風の中で両小屋とも居心地がよくて長居をするはめになった。
風はまだまだ強いが寒江山を過ぎる辺りから天気が回復し時折日差しも感じられるようになってきた。そうなると暑さがネックになってくるが、何
と言っても穏やかで雄大な山並みを眺めながらの山歩きになってくるのが嬉しい。特に西朝日岳を過ぎると朝日岳の他と一線を画すピラミッド形状の山容が存在感を増してくる。
このあと金玉水で給水して大朝日岳小屋に着き、まずは荷物を置いて大朝日岳に向かう。遠くは霞んでいるが以東岳のことを思えばもう大展望の範疇だ。
このあと小屋に戻り食事を終えたあと小屋前で夕陽を楽しみ1日を終えた。
3日目の朝、またしても小屋まわりはガスの中。この日最初のチェックポイントは銀玉水、先の金玉水よりも美味しいと評判だが、どこの水場よりも冷たかった金玉水に軍配を上げたい気がする。
天気の方は小朝日岳に達する頃にはほぼ回復し、ギラギラと照りつける日差しになってきた。ここはもう暑さとの闘い、下山途中の2つの水場がありがたかった。
最後のピークは鳥原山、ここから大小朝日岳の展望を楽しんだあとは朝日鉱泉に下っていった。
このあと朝日鉱泉で一風呂浴び、今回の山旅を終えた。
今回は長い縦走路に咲き誇る花々と後半のおおらかな山並みに魅了された山行になった。
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