別山〜南竜お花見ハイキング(^^♪のはずがチブリ尾根で大苦戦
- GPS
- 11:41
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 11:41
天候 | 晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 温泉はいつもの白峰総湯 |
写真
感想
山行記録作成 2018年7月22日
私の白山お花ナビゲーターであるlanchidさんのレコから白山の主要道もお花の見ごろを迎えたと判断。観光新道・エコーライン・別山南竜どこ行こうか?とちゃんまと相談。早立ちすれば全部行けるんじゃん?と私のテキト〜な判断から、市ノ瀬〜別山〜南竜〜エコーライン〜観光新道(室堂には上がらず)と計画しました。4時ごろ市ノ瀬に着いたのですが、やれトイレだ少し眠いから10分だけ寝かせてなどモタつき結局始発バスと変わらない5時にスタートしました。
チブリ尾根を登るのは実は今回が初めて。下ったことはあるんです。長いルートであることは承知していました。7時ごろまでの樹林帯を歩いている時は普通だったでんですが、上がるにつれてだんだん上が開けてきて陽があたるようになると“やっぱ、暑いなぁ・・”と感じるようになりました。暑さを感じながら避難小屋に到着。ここまではスタートは出遅れたがペースとしては予定通りで来たと思う。でもなんか変だ。水分をとってもとっても喉が渇く、汗がとまらない。暑いときは普通の行動食が摂れなくなるのはいつもの事なのですが、“やっぱり暑いからかなぁ・・“と感じながら小屋を出発しました。
小屋を出て標高2000m辺りで最初に足が止まりました。“やっぱ、なんか今日ダメだ・・”と感じる。ちゃんまさんに少しペースを落として先行してもらってましたがついていくのが精一杯って感じ。喉がかわく、急な段差では足が攣りそうになるなど写真を撮るどころではなくなり “撤退した方がいいかも・・”とかなり弱気になりました。とにかくチブリ尾根の上部は暑くて苦しくてつらかったです。
この時点で、エコーライン・観光新道はあきらめ予定をショートカットして南竜から砂防で下りることにしてゆっくり進みました。スタートから5時間以上かかって別山に到着。普通なら神社の詣りや登頂写真を撮ったりするんですが、座り込んで水分補給。凍らしてきたフルーツゼリーが美味しかった。水やゼリーだけではいかんと、おにぎりを頬張りますが飲み込めません。水で流し込むようにして飲み込み、ここからの稜線お花見ルートを歩くことに一抹の不安を感じていた時、“○Xさ〜ん・・”と私の名前を呼ぶ声が聞こえました。御舎利山方向からハイキング仲間の先輩女性が3人で歩いてくるのが目に入りました。別山で挨拶して話をしていたら、これからランチという先輩方から“これ食べな!”と自家製トマトやキュウリ、甘くつけこんだレモンやオレンジをいただきました。これが体が欲していたのかとても美味しく、むさぼるように食べて気力がちょっと回復。先輩方に御礼を言って南竜に向けてスタートしました。
もうエコーラインは行かないと決めてましたので、ゆっくり南竜への稜線を歩きます。別山周辺のニッコウキスゲやコバイケイソウはしおれ気味のものありピークを逃したかな・・と思いましたが御舎利山北東斜面からチブリ分岐では生き生きとした群落もあり満足。チングルマ、ハクサンイチゲ、今年まだ見れてなかったハクサンコザクラもたくさん咲いていており花の白山を実感。これらの他にもお花第2弾といえそうなハクサンフウロやシモツケソウ、タカネナデシコ、ヤマハハコ、黄色のお花ではキンポウゲ、シナノキンバイ、ダイコンソウなどイメージしていたお花はアレを覗いてほぼ見ることができました。
そんな感じでゆっくり歩き南竜庭園まで来ました。室堂まで行けばきっと見られるアレはこの辺りじゃ見られないか・・と思ってたらいました。そうアレとは白山を代表するお花クロユリです。南竜庭園でもここだけと思ってしまうほどスポットにポツリと3株咲いていました。ちゃんまさん発見。あんたは偉い!それに比べて私はチコちゃんに “ボーっと生きてんじゃねぇよ!” と叱られそうです・・・
南竜休憩所で大休憩。コーラを飲んで30分程寝かせていただきました。ふと時計を見たら14時25分。そろそろスタートしないと終バスに間に合わなくなると、これまた寝ていたちゃんまさんを起こして出発。南竜から水平道〜砂防新道と歩いて下山しました。砂防新道では15時過ぎだというのに、たくさんの登ってくる人とすれ違いました。白山の人気を改めて実感。途中軽い登山渋滞もありましたが16時半すぎに別当出会に着いて無事に今回の山行を終了しました。
今回、1時半に起きて睡眠時間3時間弱で山行に臨みましたが睡眠時間が足りなかったのかなぁ。別当へ向かう行きの運転でも途中の瀬名の手前で白峰方面に右折するところを一里野方面に直進し、それをちゃんまさんに指摘されるまで気がつかないボケぶりを発揮していました。ちゃんまさんにはエコーライン・観光新道行けなくて申し訳なく思っております。
それでも今回、クロユリとコザクラを見ることができたんでなんとか年越しはできそうです。(笑)
駄文ヤマレコ見ていただきありがとうございました。今年の夏はホントに暑いです。皆様も熱中症などに負けないよう、暑さ対策を万全にして登山・ハイキングをお楽しみください。
コメント
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hoyanさんこんにちは。
ご無沙汰しております。
今回はチブリ尾根から別山へ。
体調戻ってよかったです。
冷えたフルーツゼリーが薬だったんだ
クロユリ見れてよかったですね。
ラッキーだがや!
無事下山でよかったです。
お疲れ様でした!
別山レコでは他のハイカーさん(レコ友さん)も、ヘロヘロになって大変だったってレコアップされとったよ。
toradoshiさん おはようございます
コメントありがとうございます。
山頂に着いた時は体調最悪だったのですが、休憩と栄養補給でなんとか立ち直り形だけでもお花 の稜線歩きができて無事に下山できました。
今年の夏 は本当に暑いですね。
toradoshiさんくれぐれももご自愛ください。
ほんと暑さは山歩きの敵です でもでも私が2回に分けた別山、エコーライン・観光新道を1回でだなんて、ちょっと欲張りですよ〜
今年の暑さに、私は持ってく水分が増えて、水+ゼリーで4kg越えてます。更に帰路は水が得られる砂防新道にして、安心度UP。塩飴もリュックに入れましたし、もう命がけ感120%
首巻き濡れタオル良いですよ 私も先日のチブリで大量発汗だったんですが、水場でタオル濡らしてから治まりました。一緒に登っていた人達は「暑い」を連発してましたけど、私はそこまでじゃないなーと思ってたので、濡れタオルの効果だったかも。ただ長い行程で途中で乾いてしまったので、お次は油坂の残雪を仕込んでやりました。赤谷着いたときは、生き返りましたね。
ともかく体調を戻して、また元気に山歩きしましょうね。ほんとにお疲れさまでした
lanchidさん おはようございます
>でもでも私が2回に分けた別山、エコーライン・観光新道を1回でだなんて、ちょっと欲張りですよ〜
おっしゃるとおりですね。最近の北アの縦走を満足できる形でクリアできたことで、少し調子に乗っちゃいました。白山を甘く見ていたというか軽んじていました。きっと山の神様が “調子に乗るんじゃない!”と慢心に喝!を入れてくれたんだと思います
ORSまだ飲んだことないんです。OS1ってマズイんですか。アクアソリタとOS1を飲み比べてみて良さげなほうを携行してみようと思います。
lanchidさんの暑さ対策参考になりますね 私も試してみたいと思います。
それにしても今年は暑いですね。お盆まではこれが続くのかな。私も暑さにあまり強くないので涼しい秋風が恋しいです。
またまたニアミスでしたね!
お二人が南竜山荘で休憩している頃、私はテント場でビール呑んでマッタリしていました。
お会いしたかったです・・・残念!
nakkiさん おはようございます!
そうだったんですか 私たちは赤谷からあがってきて、今回はテント場は通らないで南竜山荘に直進していました。・・・残念。
あの時間でテント場でマッタリ いいですね〜
最近、少し欲張った行程ばかりだったので、山でマッタリを重視した山行も考えたいと思ってます。
まだまだお花一杯🎵
この前行ったばかりなのに、白山に行きたい〜😁
あの地獄のチブリ尾根を登るなんてすごい😆⤴️
それも日帰りとは❣️
睡眠不足&猛暑でいつもよりお疲れになったようですね💦
私もこの酷暑にやられました😅
私はソリタ顆粒という、熱中症対策の粉末を処方してもらったので、今度北鎌尾根に行く際は、それを水に溶かして飲もうと思っています。
ほんま暑くて嫌になりますねぇ😱💦
くりんさん こんばんは
酷暑お見舞い申し上げます。
ホントに暑い日が続きますネ〜
元気の塊のようなくりんさんでもやられたのですか ! 日常の下界の生活を健康に過ごしてこその、楽しいお山 があると思っていますので、どうぞ普段から暑さにはご自愛ください。
>あの地獄のチブリ尾根を登るなんてすごい😆⤴️
いやいや、残雪のチブリを登られたくりんさんの方が凄いと思いますよ!
今回はヘロヘロになってしまったので、涼しくなったら再トライしてみようかな。
行ったことのない私が言うのもなんですが、北鎌尾根は小屋も水場もありません。脱水症状から来る熱中症は行動中にも突然来ます。水分補給だけはかかさず、できたら保険でORS(経口補水液)の1本でも持参した方がいいかもしれませんね。とにかく楽しくもご安全に山歩きを楽しんでいきましょう
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