石転び沢雪渓を歩く

2018年07月21日(土) ~ 2018年07月22日(日)

• GPS: 27:01
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,794m
• 下り: 1,798m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:28

距離 11.0km 登り 1,717m 下り 263m

5:12 スタート地点
5:33 5:34 温身平
7:32 7:34 石転びの出合
10:16 10:36 梅花皮小屋
11:05 11:07 北股岳
11:54 11:55 門内岳
11:59 12:19 門内小屋
12:30 12:35 水場
12:40 門内岳

2日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:29

距離 6.1km 登り 78m 下り 1,525m

4:45 宿泊地
5:02 5:04 扇ノ地神
5:39 梶川峰
7:05 7:06 湯沢峰
8:14 ゴール地点

天候

晴れ、稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘より上にある駐車スペースに駐車

コース状況／危険箇所等

登山口周辺の気温が他の山に比べて高いので早出を心掛けてください。
（前回、遠方のせいもあり、9:00発で暑さのため途中撤退しました）
石転び沢まで雪渓は残っていません。夏道をたどって石転び沢出会いまで進みます。
石転び沢の雪渓は部分的に崩落が始まっています（飯豊の地図では8月中旬の状況となっています）。崩落部分に近づかないように。
中の島の右岸（下から見て左側）は崩落が進んでいますので、中の島の左岸（下から見て右側）を進んで下さい。中の島を過ぎたあたりで草付き（赤の旗が立っている）に上がれます。7/21の段階で草付きから雪渓の10mほどのトラバースがありますが、下に大きな穴が開いていますので下の2〜3mの雪渓を渡った方が安全だと感じました。雪質は一度緩んで締まった状態です。斜度も40〜50度ありますので、軽アイゼンではなくアイゼンを使って下さい。

その他周辺情報

飯豊山荘周辺にはトイレがありません（登山口から登山道を20〜30分進んだ温見平にはある）。前日に入るなら道の駅せきかわ（飯豊山荘から30km）がおすすめです。また、飯豊山荘手前5kmほどに倉手山登山口が左手にあり、道路向かいにトイレがあります。
下山時刻が早かったため、桂の関温泉ゆーむ（道の駅せきかわ内9:00〜　http://www.sekikawa.org/yu-mu/yu-mu.html ）を利用。大人500円
飯豊山荘・梅皮花荘ともに10:00から日帰り入浴を利用できます。

写真

7/21 4:35

3週間ぶりに飯豊に再びやってきた。

7/21 5:10

5時前の段階で20台近い車がとまっていました。
さあ、出発です。

7/21 5:27

さすがにこの時間はまだ暑くありません。

7/21 5:30

温見平からみた飯豊の山々。

7/21 5:32

ヤマアジサイですね。

7/21 5:40

色違い。

7/21 5:42

堤防までやってきました。右手の階段を進みます。

7/21 6:02

石転び沢に行く途中、所々ロープが張ってあります。

7/21 6:07

1時間ほどあるきました。うまい水到着です。

7/21 6:08

ここしばらく雨が降っていないせいでしょうか。
水が枯れかけています。でも冷たくておいしかったです。

7/21 6:15

堤防から1kmほど進みました。でも彦衛門って誰。

7/21 6:27

ガマズミかな

7/21 6:30

滝沢出合です。梶川出会いはもうすぐです。

7/21 6:40

梶川出合です。随分水量が少ない気がします。早めに着いて浮かれてはいなかったでしょうが、だいぶ痩せた沢を渡る際にひっくり返ってしまいました。

7/21 6:44

岩の右手を超え、夏道を進みます。

7/21 6:58

石転び沢も近づいてきました。

7/21 7:02

シロバナニガナ

7/21 7:02

オトギリ

7/21 7:04

前回来た時より、水量は少ない気がします。

7/21 7:07

このロープを使って登ると・・・

7/21 7:13

石転び沢が見えてきました。
ヤッター。着いた−。

7/21 7:19

雪渓の手前は崩落していますので、左から巻いていきます。

7/21 7:21

この岩の左側から進みました。

7/21 7:22

歩いている下が空洞かもしれないと考えたら、怖いですね。

7/21 7:26

雪渓左岸の一部が崩落していました。

7/21 7:27

赤い旗がルートを誘導してくれます。

7/21 7:28

ハクサンコザクラだ―。

7/21 7:28

これもいいね−。

7/21 7:28

これは色が淡いけど華憐だね−

7/21 7:30

私も綺麗よとサンカヨウ

7/21 7:31

この存在感、素敵です。

7/21 7:34

もうじき、前後に分断されそうですね。

7/21 7:37

石転び沢というだけあって、頭大サイズの岩がゴロゴロしています。幸いなことに石の滑落には会いませんでした。

7/21 7:48

上はガスっていますが、一歩一歩、歩みを進めます。

7/21 7:59

雪質は一度緩んで、再び締まっています。傾斜があればアイゼンでないと危険だと思います。

7/21 8:05

うん、当たったら死ぬね、間違いなく。

7/21 8:14

40分ほど雪渓を歩いたでしょうか。下に後続の登山者が見えました。頑張れ−。

7/21 8:20

雪渓の右岸（左側）はこんな感じ。

7/21 8:27

中の島です。

7/21 8:29

中の島を挟んで右岸（下から見て左側）の雪渓はかなり崩落が進んで歩くのには危険な状態でした。

7/21 8:39

雪渓の左岸（中の島の右側）を進んでいきます。

7/21 8:39

中の島（左岸より撮影）

7/21 8:45

雪渓の左岸側

7/21 8:45

中央左手が草付きです。この辺りから直登で踏ん張れなくなり、やや斜め上方に登ってずり落ちるのを回避します。

7/21 9:22

クレバスです。落下注意。

7/21 9:25

草付きです。こういう時に赤旗を見ると安心します。

7/21 9:26

後続の方が点のように見えます。頑張れ。

7/21 9:34

落ちたら死ぬでゴンス。

7/21 9:34

ミヤマキンポウゲ

7/21 9:38

コバケイソウ

7/21 9:42

ハクサンチドリ

7/21 9:46

最後に雪渓のトラバースがあるそうなので、アイゼンを持ったまま草付きを登っていきます。

7/21 9:48

2時間ほどで雪渓をほぼ歩いたが、ふくらはぎへの負荷は大きい。足が棒状態です。よく歩き切ったなあ。

7/21 9:52

写真の中央部10mほどの雪渓をトラバースしろとのことですが、すぐ下にかなりでかい穴が開いていて、アイゼンで踏みしめたらトラバース箇所の雪渓とともに滑落しそうでした。
下の沢はかなり水が枯れていて、雪渓も2mほどでしたのでこちらをアイゼン無しで慎重に渡りました。

7/21 10:09

梅皮花小屋だ−。

7/21 10:10

ショウジョウバカマ

7/21 10:10

このハクサンコザクラも良い！

7/21 10:15

ヒナウスユキソウ

7/21 10:15

ソバナでしょうか。
蟻にピントがあってしまっている。

7/21 10:16

ニッコウキスゲが咲いていました。

7/21 10:29

梅皮花小屋の水場。小屋から50mほどです。冷たくてうまし。
門内小屋の水場が怪しいのでここで水を汲んでいきます。

7/21 10:40

ナデシコ

7/21 10:42

ハクサンフウロ

7/21 10:43

ヤマハハコ

7/21 10:49

カラマツソウ

7/21 11:02

北股岳到着。

7/21 11:02

お約束の三角点タッチ。

7/21 11:22

ニッコウキスゲが沢山

7/21 11:33

ハクサンフウロ咲き乱れる

7/21 11:46

あれが門内岳の頂上だ。

7/21 11:49

ミヤマリンドウ

7/21 11:51

頂上標識と祠

7/21 16:39

トリカブト

7/21 16:45

明日向かう先

7/21 18:28

北股岳周辺

7/22 4:38

2日目早朝。扇の地紙へ向かう。

7/22 4:43

ガスガスです。風も強い。

7/22 4:47

オオアザミ

7/22 4:57

分岐標識倒れています。

7/22 5:04

標識は宛てにならないが、進むと・・・

7/22 5:05

今日初めてのすれ違い、ヒキガエル君。

7/22 5:14

チングルマの花

7/22 5:15

チングルマの実

7/22 5:22

クルマユリ

7/22 5:26

池糖発見

7/22 5:27

笹は刈り払いして頂いています。

7/22 5:32

梶川峰に到着

7/22 5:48

どうしても頂上部分の雲がとれない

7/22 5:52

ここを下って・・・

7/22 6:08

五郎清水。ここから水場に下っていく

7/22 6:30

滝見場到着。

7/22 6:34

梯子も下って・・・

7/22 6:56

湯沢峰到着。下山路を歩いていたのに、ここへの登り返しは少しきつかった。

7/22 7:01

どんどん降りて・・・

7/22 7:29

下り続けると・・・

7/22 7:47

飯豊山荘が見えた−

7/22 8:00

最後に一枚岩を降りるってどうなのよ

7/22 8:09

無事下山しました。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

半袖シャツ（速乾タイプ） ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ シェラフ ヘルメット

感想

ginta8080

6月末に挑んだ石転び沢。スタート地点で25℃を超え、荷物の重さと暑さにやられ撤退。それから荷物の絞り込み、暑さ対策、出発時間を早朝に変更（変更したので寝不足でしたが）やれる限りのことをやって今回のトライ、無事終わってホッとしています。