北岳🌞草すべりR–右俣R–大樺沢R

2018年07月23日(月) ~ 2018年07月24日(火)

• GPS: 29:35
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,714m
• 下り: 1,739m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 4:03
• 合計: 11:08

4:11 広河原山荘
4:32 4:32 白根御池分岐
6:47 7:08 白根御池小屋
9:10 9:13 草すべり分岐
9:58 10:01 小太郎尾根分岐
10:39 13:24 北岳肩ノ小屋
13:38 13:41 両俣分岐
13:58 14:46 北岳
15:06 15:06 両俣分岐
15:19 北岳肩の小屋

2日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:23

5:17 北岳肩の小屋
5:41 5:42 小太郎尾根分岐
5:53 5:54 草すべり分岐
7:23 7:25 大樺沢二俣
8:49 8:50 白根御池分岐
9:04 9:24 広河原山荘
9:33 9:33 広河原山荘
9:33 9:33 広河原・吊り橋分岐
9:38 9:39 広河原インフォメーションセンター
9:40 広河原バス乗り場

天候

快晴🌞

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：北沢峠〜広河原＠林道バス
帰り：広河原〜芦安＠乗り合いタクシー
　　　芦安〜甲府＠林道バス

コース状況／危険箇所等

・全体的に、危険な場所はありませんでした。

＜草すべりルート＞
お花畑をぬうように急登が続く道は、足元が細かいガレと砂の連続で、足を取られないように注意が必要でした。危険なところはありませんでした。下りはより、滑りやすそうです。

＜北岳山頂直下＞
肩の小屋から山頂への道は、岩場の連続でした。浮石などに注意していけばまず大丈夫ですが、脇が切れ落ちているところもあり、ヘッデン時や雨の後など、注意が必要だと思いました。

＜右俣ルート＞
7月頭の大雨によって大きなダメージを受け通行止めになっていましたが、前日（23日）に再開。各所で木の橋や鉄橋などがきれいに再建、改修され、心配なく歩けました。多くの方の労で安全な道が復興したことに、感謝しました。
http://www.minami-alpskankou.jp/cat15/

その他周辺情報

・広河原山荘に登山届ポストがありました。

北岳肩の小屋
http://katanokoya.com

芦安温泉　岩園館
https://onsen.nifty.com/minamiarupususanroku-onsen/onsen002131/

写真

7/23 4:08

★DAY3
さあ、ヘッデンよーし！
で4時出発
炎天下で歩く時間を
少しでも短くしたい

7/23 4:43

隙間からしらじらと

7/23 4:44

仄暗くシュールな
休憩タイム

7/23 4:54

いやはや、のっけから
急登です

7/23 5:01

はしごも幾つも

7/23 5:39

出たか！お日様
今日もよろしく！

7/23 5:40

気温、上昇中

7/23 5:48

7/23 5:52

光と影が綾なす模様

7/23 5:52

きらきらと美しい

7/23 6:09

登り続ける
山ですからね

7/23 6:13

後にも先にも
平らだったのは
この一瞬だけだった
おそらく

7/23 6:24

シモツケソウ

7/23 6:25

高度を上げた分、
見晴らしというご褒美

7/23 6:30

涼しい！

7/23 6:43

樹林帯をぬけて、
白根御池小屋

7/23 6:43

右手にめざす北岳
あれ？意外と近くに見えます

7/23 6:46

シシウド

7/23 6:47

イブキトラノオ

7/23 6:48

オニシモツケかしら？

7/23 6:48

イワオウギかな。

7/23 6:50

御池。テント泊に憧れる、
こんな時

7/23 7:05

7/23 7:15

さあ、これがうわさの草すべり

7/23 7:19

さっきいた御池が
もう小さく

7/23 7:23

2つ並んだゼンジュガンピちゃん。

7/23 7:22

お花畑、一面に
しかし撮るの難しい

7/23 7:22

？

7/23 7:24

ハクサンフウロ

7/23 7:25

グンナイセンノウ

7/23 7:26

シモツケソウのピンクがビビッド‼

7/23 7:30

タカネナテジコ

7/23 7:31

こうして見れば
なんとものどかな

7/23 7:32

みずみずしい草原

7/23 7:39

7/23 7:39

シシウドは存在感ある〜。

7/23 7:40

グンナイセンノウの花の後かな。

7/23 7:41

7/23 7:48

ひたすらの急登は
砂とザレの連続
足をとられないように

7/23 7:50

マルバダケブキは遠目で見るといい感じ。

7/23 7:52

タカネニガナ

7/23 7:57

飽きるくらい登り続ける
お花畑vs急登
飴と鞭だと思いました

7/23 8:05

塩梅のいい休み処
お屋根みたいです

7/23 8:18

あれ、ナナカマドが紅葉？

7/23 8:26

山あいにさらに淡く、
遠くの山並み

7/23 8:28

雪渓がまぶしい

7/23 8:46

鳳凰三山が姿を現し

7/23 8:46

南アルプスの山々
気高く

7/23 9:03

地蔵、観音、薬師の
揃い踏み

7/23 9:06

ニホンジカから
守るために

7/23 9:07

リーダーMさん、続いてKさん
まだまだ登る

7/23 9:13

鳳凰三山の全容が見えてくる

7/23 9:14

幾重にもグラデーションの山並み

7/23 9:15

タカネヤハズハハコ

7/23 9:19

7/23 9:20

右の方に、富士山の頭が
ちょこっと現れた🗻

7/23 9:20

台形のシルエット

7/23 9:21

7/23 9:26

もう少し登ると

7/23 9:26

裾野につながり

7/23 9:31

さらに登ると
甲斐駒ヶ岳も登場

7/23 9:33

石灰岩がまるで雪のよう

7/23 9:32

鳳凰三山

7/23 9:32

富士山

7/23 9:34

7/23 9:32

きれいに並びました

7/23 9:33

地蔵岳

7/23 9:33

観音岳

7/23 9:33

薬師岳

7/23 9:36

勢ぞろい

7/23 9:43

さらに登って小太郎分岐
仙丈ヶ岳が登場

7/23 9:43

八ヶ岳の山々も

7/23 9:43

仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳

7/23 9:44

仙丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳〜鳳凰三山〜富士山
贅沢です。。。
◉動画もご覧ください

7/23 9:55

北岳山頂、もう手が届きそう

7/23 10:04

7/23 10:07

7/23 10:09

ラストスパートの急登へ

7/23 10:21

振り向けば2峰

7/23 10:22

7/23 10:27

タカネツメクサ

7/23 10:30

タカネヒゴタイ

7/23 10:38

肩の小屋に到着

一緒に登れてありがとう！

7/23 10:45

ぷは！
※ノンアルも置いてた
肩の小屋すばらし！

そしてラーメン姉妹
全身に沁みましたね
※マルちゃんか？サッポロ一番か？という懐かし味が◎！

7/23 13:14

小屋は絶好の場所にあって

7/23 11:29

鳳凰三山

7/23 11:30

中央アルプス

7/23 11:30

仙丈ヶ岳

7/23 11:31

甲斐駒ヶ岳

7/23 11:31

甲府の街

ぐるりと見渡せました

7/23 13:27

しばしシエスタなどして
山頂へ

7/23 13:37

イワギキョウ、ガクがノコギリ状なので、そこでチシマギキョウと見分ける。

7/23 13:48

岩場を越えること

7/23 13:52

30分強で

7/23 14:01

北岳山頂に到着

7/23 14:07

ぐるっと
中央アルプス〜仙丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳〜鳳凰三山

7/23 14:06

鳳凰三山の右方向、分厚い雲の向こうに富士山

7/23 14:09

リーダーMさんは2度目
3人は初登頂でした

7/23 14:10

7/23 14:16

鳳凰三山

7/23 14:17

甲斐駒ヶ岳

7/23 14:17

仙丈ヶ岳

7/23 14:17

小太郎尾根

7/23 14:18

中央アルプス

7/23 14:20

ぽつっと北岳小屋の赤い屋根

7/23 14:20

間ノ岳へ続く尾根

7/23 14:24

去りがたかった

7/23 14:27

イワベンケイ

7/23 14:46

7/23 14:59

イブキジャコウソウ

7/23 14:59

7/23 15:08

肩の小屋、見下ろしてみる

7/23 15:15

葉っぱがトゲトゲしてないからチシマギキョウかな。

7/23 16:46

夕食、美味しかった
お味噌汁をおかわり

7/23 17:18

夕暮れ時

7/23 17:18

分厚い雲

7/23 17:29

白い雲と黒い雲

7/23 17:42

鳳凰三山は夕立だろうか

7/23 19:33

雲の上に明るい月

7/24 4:21

★DAY4
朝、雲は晴れていました

7/24 4:29

富士山のシルエットも

7/24 4:20

浮かび上がって

7/24 4:31

7/24 4:37

渦を巻くような

7/24 4:39

美しい雲の舞い

7/24 4:42

7/24 4:44

日の出は、橙々（だいだい）色が

7/24 4:44

小さくちりちりと

7/24 4:45

燃えるように始まる

7/24 4:45

7/24 4:46

おはよう！

7/24 4:50

今日も良い日に

7/24 4:48

7/24 4:50

7/24 5:05

溶けるように

7/24 4:52

佇んでいました

毛布のお陰で
ゆっくり見られました

7/24 5:08

仙丈ヶ岳

7/24 5:08

甲斐駒ヶ岳

7/24 5:08

鳳凰三山

朝日で顔がてかてかでした

お世話になった小屋とお別れ
下山しますよ

7/24 5:34

朝もやと雲が溶けて

7/24 5:34

美しいな

7/24 5:40

7/24 5:40

7/24 5:41

小屋がもう小さくなり

7/24 5:42

小太郎分岐で再びぐるっと
すばらしい展望台でした

7/24 5:41

小太郎尾根と

7/24 5:41

富士山と

7/24 5:47

朝のみずみずしいお花畑

7/24 5:53

イワオウギがいっぱい。

7/24 5:54

ハクサンフウロが朝日を浴びて。

7/24 6:00

よっこらしょ

7/24 6:04

時々振り返りながら

7/24 6:05

ぐんぐん降りる

7/24 6:06

見事なマルバタケブキの花畑。

7/24 6:15

7/24 6:18

雪渓の所まで来た

7/24 6:34

タカネナデシコとマルバタケブキが混植。

7/24 6:36

ちょっと失礼、こっちを向いて。
ソバナかしら？

7/24 6:37

ソバナ

7/24 6:38

7/24 6:41

シモツケソウの一番美しい瞬間。

7/24 6:41

7/24 6:43

ちょっと年増のシシウド。

朝ごはんもぐもぐタイム

7/24 6:52

小屋のお弁当、おかず充実

7/24 7:09

程なく大樺沢へ出る

7/24 7:20

北岳、見納めかな

7/24 7:25

タカネナデシコの咲き乱れる中に、ハクサンフウロが入り混じる。

7/24 7:25

ヤマホタルブクロ

7/24 7:35

レースのようだ。

7/24 7:44

涼やかな樹林帯

7/24 7:51

しっかり修復された橋

7/24 7:52

7/24 8:00

沢の潤いが伝わる

7/24 8:05

木の橋も整備されて

7/24 8:16

幾度か渡渉

7/24 8:24

7/24 8:25

橋のたもとで休憩

7/24 8:36

気持ちいい道だなあ

7/24 8:53

ヤマアジサイかな？

7/24 8:54

かわいい、シモツケソウ。

7/24 9:27

無事に広河原山荘へ帰還

7/24 9:32

吊り橋を渡ると何だか
夢から醒めてしまう気がした

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

mimo

　月例お山の会、Mの会での南アルプス山行き、仙丈ヶ岳下山後、一部帰京組と分かれて、北岳を目指しました。

手前の「仙丈ヶ岳」山行きは↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1535681.html

　いつか行きたいと思いつつどこかで心のハードルの高かったこの日本No.2の名峰へ、リーダーMさんのプランが背中を押してくれました。
　当初、7月頭に山梨エリアを襲った未曾有の大雨の影響で大樺沢ルートが大きなダメージを受けて通行止めとのことで、草すべりルートのピストンを予定していたところ、ほんの1日前にルート再開したと、広河原山荘の方からの情報、さらに、北岳肩の小屋で再開直後の道を歩いた方からお話を聞くなどして、今回の周回ルートと成りました。広河原と北岳山頂の標高差は1600m、自分のこれまでの山行きに照らして、最近だと丹沢山の大倉尾根ピストンが大体あてはまるなと、おおよその見当をつけたり、ヤマレコを色々読んで、家族連れも登っているなあとイメージしたりしつつ。
　いざ登ってみれば、それはこの上なく潔い、山らしい正統派の山、でした。容赦ない急登をひたすら登り、惜しげもなく錚々たる山並みの眺望をご褒美にくれる、下りはひたすら下り、沢の潤いが涼を運んで癒してくれる。終始彩りをくれた花々は清楚で愛らしく、私たちは幾度顔をほころばせたことか。振り返れば、辛さも怖さも思い出せない、夢中かつあっけなくすらあった、白昼夢のような素晴らしい山行きだったと、ラストの吊り橋を渡りながら思いました。
　今回の展望の一番は、小太郎分岐からの眺めでしょうか。それまでの黙々と登り続けた道行きからパッと開けた感動も手伝って、それはとても贅沢な開放感に満ちたものでしたので、動画を貼ってみました。
　山頂からまっすぐ伸びる稜線を見据えながら、次はぜひ間ノ岳そして農鳥岳へと足を伸ばしてみたいと思いました。
　改めて、今回の機会をいただいたMさん、そして励ましあって一緒に登ってくれたメンバーに感謝いたします。

akagi27

広河原山荘から草滑りルートで北岳を目指す。ヘッドランプをつけて、メンバーの背中を追って暗い山道を歩く。
昨日不調だったので、十分に気をつけて。自分のペースをキープ。メンバーに遅れながらもどうにかついていく。塩分や水、小まめに行動食を取るなど。標高差1600mでこの暑さ。熱中症にならないように細心の注意を払う。
小まめの休憩で救われた。
今回も稜線に出た途端、気分が爽快。周囲の山々を眺める。360度のパノラマ。肩の小屋に着く前から富士山、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山の地蔵岳のオベリスクが見えると大はしゃぎ。
肩の小屋に着くや否や、生ビール。3000mで食べるラーメンは格別。
その後、小屋でお昼寝タイム。3時間以上休憩し、いよいよ北岳山頂を目指す。空身の登山てこんなに楽なの。
山頂でも、見飽きることなく山々を眺めてのんびり。天気の良い日の登山て最高。
今回も登りでへばって、皆さんお世話をお掛け致しました。
お陰様で56座達成‼️