常念岳〜大天井岳〜燕岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,547m
- 下り
- 2,430m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:30
天候 | 全日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所皆無、道標完備 |
その他周辺情報 | 燕岳で同宿になった人の情報では、お昼頃には合戦小屋のスイカは売り切れていたとか… |
写真
感想
今年の夏山は最後まで、針ノ木〜鹿島槍と迷ったんだけど、常念〜燕に決定。
梅雨が異常に早く開けてしまって焦ったんだけど、天気の安定しているうちに行ってきましたヨ。
一日目
前日は道の駅に車中泊して、早朝に穂高駅前の登山者駐車場に移動。
予約していたタクシーはドライバーが寝坊したとかで(☎連絡有り)10分遅れで「一の沢登山口」へ。
せっかくネットでダウンロードしてきた登山届けを忘れてきていて、登山口で書きなおして提出、出発。
沢沿いのコースで、水の心配は無いそうだけど、この処の気象状況+日差しで
暑いことこの上なし!登山道に流れ込む沢があるたびにカップで水分補給しても、最終水場で最終補給。
水場から一頑張りで常念乗越到着。目の前には雲一つなくて面白くないぐらいの槍ヶ岳。本日のお宿常念小屋で受付をして、常念岳へ。
噂の偽ピークまでの登りが辛い!
槍や穂高の景色の撮影を休憩代わりに、なんとか山頂到着。さっきまで晴れたのに、まさかのガス!!
山頂付近の岩の上でお昼寝をして晴れ待ちするも回復の兆しなく下山。
二日目
地平線方面に雲があり、御来光の期待は無いので、早々に出発。
今回の目標の一つは横通岳。ほとんどの人はスルーしてしまうようだけど…。
特に登った感もなく横通岳山頂。…驚く程の展望!!
常念はもちろん本日予定のコース、大天井岳〜燕岳、穂高から槍。麓の安曇野。
ここをトラバースしてしまうのはもったいないですよ。
トラバース道と合流する直前にライチョウの親子と遭遇。今回の山行では初。
ヒナが4羽。お母さんがコゥコゥと子供を心配しているようで、可愛かったです。
この日は全部で5回、ライチョウに会いましたが、ヒナは7羽、親は5羽。
ヒナが皆無事に育ちますように。
槍・穂高を見ながら極めて贅沢な眺めの稜線散歩なんだけど…暑い!!
東天井岳を過ぎると大天荘が見えます。…東天井岳はパス。
大天荘で冷たいカルピスウォーターを買って一休み。
荷物を置いて山頂へ向かうと荷揚げのヘリが大天荘へ。
まだ結構高い所にいるうちから下では物凄い砂煙&埃!!…多分置いてきた私のザックも…(泣)。ま、ある意味自分は救われましたけど。
山頂からはお天気も手伝って期待通りの大展望。
横通岳から見て遥か彼方だった燕岳も近くなったし、槍・穂高はもちろん、立山、剣、向かい側の黒部源流の山々、鹿島槍や針ノ木。
小屋に戻って軽食の後出発。
燕方面から登って来る人が沢山。すれ違う皆さん例外なく辛そう…この登りが嫌で今回のコースにしたんだけどネ。
ハシゴと鎖を登って、燕への稜線は…ヤッパリ暑い!!
一旦下る樹林体の中は風も通らず、サウナのよう!
一箇所ピンポイントで2m位、沢から風が吹き上がってくる場所が!!
ザックを降ろして休みたいけど、すれ違いもできないような場所なので、しばし立ち休憩。
大下りの頭からは燕山荘を目指してユルユルと登り。
団体さんの到着とぶつかって大混雑の受付を済ませて本日のベットへ。
ベットまでの山荘内部の上り階段が地味に辛い…。
荷物を置いて、空になってしまったポカリを買って燕岳へ。
既に終盤のコマクサや、お約束のイルカ岩やメガネ岩を眺めつつ、山頂へ。
狭いので証拠写真だけ撮って、即撤退。
山荘に戻ると玄関前で結婚式用と思われる写真撮影が。
新郎の登山靴が気になってしばらく見ていると、新婦のドレスの裾を踏んでしまって持ち上げたドレスの裾からも新婦の登山靴がチラリ!
なんとなく安心して(?)ベットに戻り、着替えてビール。
三日目
ナカナカの朝焼けの撮影をして、2巡目の4:45からの朝食中に御来光。
中房温泉10:50発のバスに向けて下山。
昨日は見えなかった富士山が雲海の向こうに頭だけ。今回初富士山。
一本早いバスが8時台だと思うので、それに乗れば帰りの運転に余裕ができるかなと…。
それでも登ってくる人とのすれ違いの待ち時間が思ったよりも多くて、若干焦り気味。
合戦小屋は営業時間前で、スイカ運送のケーブルが動き始めたばかり。
8時の次、予定のバスなら余裕で着くんだけど、やっぱり登ってくる人が山ほど…。
なんとか中房温泉到着は8:25で、運良く予定の一本前のバスに乗車。
快晴の三日間、贅沢展望。今年も満足の夏山でありました。
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