南ア 仙丈・甲斐駒ケ岳 〜快晴に恵まれた2日間〜

2018年07月23日(月) ~ 2018年07月24日(火)

• GPS: 19:20
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,427m
• 下り: 2,406m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 2:39
• 合計: 11:06

距離 13.7km 登り 1,340m 下り 1,346m

4:45 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
4:51 4:55 仙丈ヶ岳二合目登山口
6:59 7:03 薮沢大滝ノ頭
8:05 8:33 小仙丈ヶ岳
9:11 9:13 仙丈小屋分岐
10:06 10:29 仙丈ヶ岳
10:44 10:46 地蔵尾根合流
10:53 11:40 仙丈小屋
12:10 12:11 丹渓新道合流
12:17 12:34 馬の背ヒュッテ
12:38 12:47 藪沢小屋分岐
13:48 13:54 藪沢徒渉点
14:03 14:09 薮沢大滝
15:10 15:15 大平山荘
15:35 15:38 北沢峠 こもれび山荘
15:38 北沢峠
15:43 15:45 仙丈ヶ岳二合目登山口
15:51 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 2:16
• 合計: 8:06

距離 9.6km 登り 1,087m 下り 1,086m

4:02 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
4:34 4:35 仙水小屋
5:09 5:17 仙水峠
6:10 6:46 駒津峰
7:13 7:23 六方石
8:18 9:16 甲斐駒ヶ岳
9:19 9:20 駒ヶ岳神社本宮
10:00 10:09 六方石
10:51 11:03 駒津峰
11:34 11:35 仙水峠
11:51 仙水小屋
12:08 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

仙丈ヶ岳・約11時間行動
　　　76歳の母親は、日帰り周回約12kmの行程を頑張りました。

甲斐駒ケ岳・約8時間行動
　　　テント撤収作業のため、下山途中から他メンバーと離れ単独行動

天候

二日間とも快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・中央道　駒ヶ根I.Cから仙流荘を目指す
・仙流荘バス停近くの登山者用駐車場利用(無料)
・南アルプス林道バス
　　仙流荘〜北沢峠(片道 運賃＋荷物 1340円)
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

コース状況／危険箇所等

【仙丈ヶ岳】
小仙丈尾根ルートは特に危険箇所はなく安心。
危険箇所はないが、
藪沢新道は随所に岩場とザレ場があり、
注意が必要。

　＊仙丈小屋の水場は涸れており、
　　藪沢小屋もしくは馬ノ背ヒュッテで水補給して下さいとのこと。

【甲斐駒ヶ岳】
六方石からの直登ルートは、
大きな岩を掴みながらの急登が続き、
危険あり。
巻道ルートはザレており、
足元不安定で登りは、体力消耗します。
下山は滑ります。

その他周辺情報

駐車地、仙流荘バス停から車で約50分
「望岳荘」宿泊
https://www.tabitora.co.jp/tiger/info/hotelInfo/?g=0&h=34

写真

7/22 17:13

初日は移動のみ。
自身は『長衞小屋』テント場泊
翌日23日夕方、120名の滋賀県内高校生7校が合宿として加わり、
テント場は大賑わい。←行儀◯でしたよ。
更に24日昼過ぎからも、
高校生数十名数グループが加わる。

7/22 17:13

母親、妹、姪っ子は小屋（長衞小屋）泊
小屋泊は平日22・23日両日とも、計9〜10名の宿泊でした。
テント場と違い、室内は大変静かだったそうです。笑

7/23 4:49

2日目朝、仙丈ヶ岳へ
メンバー 自身と母親、妹、姪っ子の四人

7/23 5:40

小仙丈尾根ルートを登る

7/23 7:34

森林限界地に来ると、
甲斐駒ヶ岳が見える

7/23 7:23

山頂、ズーム

7/23 7:34

甲斐駒ヶ岳から鋸岳の尾根
奥には八ヶ岳も見える

7/23 7:39

右手に馬ノ背

7/23 7:45

小仙丈ヶ岳を見上げる

7/23 7:45

展望の良い、
小仙丈尾根

7/23 7:51

富士山と左の鳳凰三山

7/23 8:08

7/23 8:08

7/23 8:14

まだ通過点

7/23 8:48

馬ノ背ヒュッテもよく見える

7/23 8:50

ゆっくり、ゆっくりと進みます

7/23 9:10

7/23 9:22

山頂が近づいてきました

7/23 9:22

仙丈小屋

7/23 9:54

素晴らしい景色

7/23 10:06

そして青空

7/23 10:06

ラストスパート！！

仙丈ケ岳山頂到着。
仙塩尾根〜三峰岳、北、間ノ岳。
そして南部の塩見などの山々も良く見えてましたが、
撮影忘れる。

7/23 10:08

7/23 10:08

歩いてきたルート

7/23 10:09

7/23 10:36

7/23 10:53

山頂直下の仙丈小屋で、
お昼ご飯

7/23 11:43

日陰はなく、
眩しい日差しのもと、
しばし休憩

7/23 11:59

小屋を出発
振り返ると藪沢カールが一望

7/23 12:22

馬ノ背ヒュッテ

7/23 12:51

正面に甲斐駒を見ながらの藪沢新道を下る。
流れる沢の冷たい水を含ませたタオルを、
日焼けした首筋に当てると最高ーっに気持ちいい〜〜

7/23 13:18

岩とザレ場があるので、
注意して下る

7/23 13:49

残雪。
この後大平山荘まで下り、
2泊目『長衞小屋』へ

3日目朝、甲斐駒ヶ岳へ
仙水峠近くで、明るくなってきた。
メンバー 自身と妹、姪っ子の三人

7/24 5:13

地蔵岳（鳳凰三山の一部）

7/24 5:13

ズーム。
オベリスク

7/24 5:44

栗沢山〜アサヨ峰。
鳳凰三山へと続く早川尾根

7/24 6:04

北岳、間ノ岳、三峰岳
塩見岳も見える

7/24 6:07

昨日登った右『仙丈ケ岳』

7/24 6:12

仙水峠から激登一気に高度を上げ、
駒津峰到着

7/24 7:02

甲斐駒ヶ岳山頂が近くに見える

7/24 7:05

六方石から直登と巻道の二手に。
登りは、岩場の直登ルートにて。

7/24 7:33

振り返ると、先ほどの駒津峰方面

7/24 7:57

ホント良い眺めです。

7/24 8:08

しばし岩場が続き、山頂直下になるとザレ場に変化

7/24 8:15

ザレ場のため足元すくわれ、
結構きつい・・・

7/24 8:33

甲斐駒ヶ岳 山頂〜〜
電波良好で、
仕事の着信履歴いっぱい確認。
仕方ないけど電話を・・・

7/24 9:05

山頂30分ほど滞在後、下山開始。
その頃から、雲が流れ込み始める。

7/24 9:22

下山は、安全な巻道ルートで

7/24 9:23

最高の青空と写り込んだ虫？

7/24 10:43

ありがとう！甲斐駒

7/24 12:11

駒津峰から妹 姪っ子と別れ、
先に小屋に戻り、テント撤収作業。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

popoi11

今年76歳になった母親が以前から、
南アルプス仙丈ヶ岳に登りたいというリクエストがあり、
その希望を叶えるため登ってきました。
またそこに、妹と姪っ子も参加し甲斐駒ケ岳も登るという、
2日間行程の山計画です。
さすがに母親にとって、2日続けての登山は体力的に無理。
二日目の甲斐駒ケ岳は登らず、山小屋でお留守番してます・・・ということです。

自身3年前に登った山、そして同じルートを選択。
初日の仙丈ヶ岳は、ロングコースでありながら、
76歳の母親をたくさん歩かせてしまい、下山は極端にペースダウン。
反省の一言ですが、
快晴青空のもと、念願の山の景色と沢山の花を楽しみ、
また山頂近くでライチョウの親子とも遭遇でき、大喜びでした。

二日目は前日登山で疲れた母親を小屋に残し、
前回山頂では生憎のガスのため、景色が楽しめなかった甲斐駒ケ岳へ。
登る気満々？の妹と姪っ子の三人で向かいましたが、
帰りのバスの時刻合わせのため、
また前日登山の疲れによるペースの読みきれない
暗闇の中での早朝スタート。

二人は途中何度か心折れそうな状況と闘ってた様子でした。
絶対に登り、そして予定のバスに間に合うよう下山してやる！！
この強い意志（意地）のおかげでしょうか、
山頂直下の岩場直登ルートも難なく通過し、無事山頂に到着。
そして南アルプス北部の山々、また遠くそびえ立つ南部の山々も見渡せ、
その絶景を楽しむことが出来ました。

仙丈ヶ岳に登りたい母親の夢。
そしてそこに、甲斐駒ケ岳も加えて2座登ってやる！という妹と姪っ子の欲望？も達成！
また晴れた山頂からの景色を楽しみ、甲斐駒ヶ岳のリベンジの果たせました。

天候に大変恵まれた二日間。
下山後宿泊、翌日帰路にというマッタリとした旅を楽しむことが出来、
大変満足できた3泊4日となりました。