北信の山(1)高妻山
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- GPS
- 10:10
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
-12:10-40高妻山-14:00五地蔵山-15:00一不動のコル-16:40戸隠キャンプ場登山口着
天候 | 晴れときどき曇り(山頂部は霧の中) |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
戸隠キャンプ場入口に駐車場あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一不動のコルの手前に、幕岩という岩場あり。鎖あり。 八丁だるみから、高妻山までの道は、かなりの急な道。下りの際は要注意。 |
写真
感想
【山行No 293】
※ 百名山の登り残しのうち、北信州の2つの山、高妻山と浅間山に、3泊4日で行くことにした。
9月21日(金)
・今日は移動日。大阪(茨木)の自宅を車で出発。
今日は平日なので、名神、中央道ともに渋滞もなくスムーズに走れた。
長野で高速を降り、市内で行動食などを仕入れ、戸隠高原へと向かう。
この時は、戸隠バードラインが土砂崩れで通行止めだったので、
迂回路として、長野市の北側の浅川というところより戸隠に入った。
車で大阪より約7時間を要した。
17:10 戸隠高原(モミの木山荘)着
今日は天気が悪いせいもあり、泊り客は自分を入れてわずか3名。
このロッジは、以前も宿泊して感じが良かったので今回も泊まったが、
部屋に暖房がなく、ちょっと寒いのは難点。
夕食後は1Fの暖炉に当たり、「戸隠の絵本」(津村信夫 著)などを読んで、
山の夜を過ごした。
パチパチと木のはぜる音がするだけの、静かな晩秋の夜。
9月22日(土)
・朝、6時前に起きた時には、上空は曇っていたが、天気は回復傾向にあるようで、
しだいに青空が見えてきたので、予定通りに高妻山へと出発する。
まずは車で登山口の戸隠キャンプ場に移動。
6:30-40 戸隠キャンプ場(標高=約1250m、気温=10℃)
・キャンプ場の入口に車を停めて、早速出発。
ここからは戸隠山の稜線が雲をまとっているのが良く見え、なかなか好展望。
・沢沿いの登山道を登ってゆく。
今日は少し風邪気味のせいか、ペースがあがらず、途中で3組ほどに追い抜かれてしまった。
途中で猿の群れを見た。5〜6匹の群れ。
・一不動の手前の岩場;幕岩の15mほどの岩場のトラバースは、岩が濡れていて滑りやすく、
鎖はあるものの、ちょっと冷や汗が出る感じだった。
8:50-9:00 一不動のコル
・小さい避難小屋があるコルに到着。
コルから稜線づたいに進むが、再び雲が湧きだして、霧の中の登山となった。
9:50-10:00 五地蔵山(標高=1998m)
・五地蔵山の山頂からは、近くの黒姫山など展望が少々あったが、
目指す高妻山は、雲の中で山頂は見えない。
・ここから先、稜線を歩いているとパラパラと音がするので、なんだろうとおもったら、
木々に着いた樹氷が落ちているのだった。
まだ9月、しかも標高2000m程度だというのに霧氷を見るとは思いがけなかった。よほど昨晩は冷えたようだ。
11:00-10 八丁だるみ
・ここでようやく高妻山の山頂が見えだした。
・ここからは、なんだかびっくりするぐらいの急登が続く。
岩と木の根を頼りによじ登る感じで、しかも上からは樹氷がパラパラ落ちて
足元は濡れているので、かなり難儀した。
12:10-40 高妻山 山頂(標高=2353m、気温=15℃)
・二度目の挑戦でようやく、高妻山に登れた。
しかし残念ながら山頂部は再び雲に覆われて、展望がない。
北アルプスなどの展望を期待していたのに、ちょっと残念だった。
コーヒーを沸かし、パンで軽く昼食。
・下りは同じ道を帰るが、急な下りは登りのとき以上に厳しい下りだった。
ゼイゼイいいながらなんとか下りつく。
14:00-10 五地蔵山(気温=11℃)
15:00 一不動のコル
・避難小屋をちょっと覗いてみると、今日はすでに15名ほど入っていて満員状態。小屋周辺にもテントが3張。
避難小屋なので、トイレが無いようであり、あまり泊まりたくなるような小屋ではなかった。
・幕岩のトラバースは下りも相変わらず濡れていて緊張を強いられた。
16:40 戸隠キャンプ場 着
・結構1日がかりの登山になった。
今頃になって山にかかっていた雲が薄れてきて、すっかり透明な秋空になった。ちょっと残念。
16:50 戸隠高原(モミの木山荘)着
・相当くたびれた。しかも風邪気味のせいか、頭痛もするし、寒気もして、体調はイマイチ。
夕食前に熱い風呂に入って体を温め、やっと一息ついた。
・今日の宿泊客は10名ほど。夕食後は昨日と同様に、暖炉のそばで本を読んでゆっり過ごした。
ちょっとだけ外に出てみると、秋の星空が広がっていて、天の川も見えた。
豪華な山の夜の風景。
・・・・「北信の山(2)黒斑山(浅間)」に続く・・・・
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