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記録ID: 154034
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

早戸大滝から蛭ヶ岳へ(大滝新道・市原新道)

2011年12月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,378m
下り
1,365m

コースタイム

7:35魚止橋-7:48伝道-8:42雷平-9:12早戸大滝9:38-10:52稜線上-11:47蛭ヶ岳12:27-(道迷い40分)-14:07雷滝14:31-14:44雷平-15:34伝道-15:43魚止橋
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
魚止橋周辺 10台程度?
コース状況/
危険箇所等
●魚止橋〜伝道
林道ですが、崩落のため車では入れません。

●伝道〜雷平
沢を2、3回渡渉します。去年訪れたときは3箇所とも丸太橋が架けられていましたが、今回は2つ目の丸太橋が流されていて、靴を脱いで渡渉することとなりました。ルートも去年訪れたときとは若干変わっていました。

●雷平〜早戸大滝
数度渡渉しますが丸太橋はなし。濡れることはないと思います。

●大滝新道(早戸大滝〜不動ノ峰手前)
早戸大滝を登山道に沿って左から巻いた後、落口で左岸に渡ると、登山道とは言えないほどの長い急斜面にロープだけがかけられています。ここを登ると道は比較的緩やかになり、登山道らしくなってきます。目印は多数あるので迷うことはないでしょう。早戸大滝の落口で右岸からも登山道が延びていますが、これは大滝旧道です。

●市原新道(蛭ヶ岳〜雷滝〜雷平)
雷滝直下の左から登山道が延びていて、多くの目印に沿って登って行くと植林地の右端の柵に出ます。ここから市原新道の標識の皿が出てくるまでは目印が少ないですが、柵沿いに登っていけば大丈夫です。柵が途切れてから標識までは倒木多数で目印が殆どありませんが、せいぜい100m程度尾根を登っていけばよいです。標識から先は踏跡明瞭で、目印多数あり。
蛭ヶ岳からの下山時は最初は踏跡不明瞭ですが、蛭ヶ岳山荘裏から出ている踏跡らしきものを辿って行き、御成マットクラブの黄札が現れればOKです。5-10分程度で現れなければ引き返しましょう。
早戸大滝案内板
伝道にある早戸大滝案内板です。
2011年12月04日 07:46撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 7:46
早戸大滝案内板
伝道にある早戸大滝案内板です。
早戸大滝登山道入口
2011年12月04日 07:46撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 7:46
早戸大滝登山道入口
造林小屋
完全に廃屋となっています。
2011年12月04日 07:55撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 7:55
造林小屋
完全に廃屋となっています。
伝道〜雷平
いつ壊れてもおかしくない木橋がいくつもかけられていました。補修はよく行われているようです。
2011年12月04日 08:02撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 8:02
伝道〜雷平
いつ壊れてもおかしくない木橋がいくつもかけられていました。補修はよく行われているようです。
伝道〜雷平
最初の渡渉地点。
2011年12月04日 08:06撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 8:06
伝道〜雷平
最初の渡渉地点。
伝道〜雷平
最初の渡渉地点には振り返ると丸太橋が架けられています。
2011年12月04日 08:06撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 8:06
伝道〜雷平
最初の渡渉地点には振り返ると丸太橋が架けられています。
伝道〜雷平
2011年12月04日 08:07撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 8:07
伝道〜雷平
伝道〜雷平
第二の渡渉地点。昨年はここにも丸太橋が架けられていましたが、今回は流されてしまっていました。
2011年12月04日 08:23撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 8:23
伝道〜雷平
第二の渡渉地点。昨年はここにも丸太橋が架けられていましたが、今回は流されてしまっていました。
伝道〜雷平
第三の渡渉地点。早戸大滝へ行く場合はここを渡った方が楽ですが、雷滝へ行く場合には左岸をへつって行った方がよいです。
2011年12月04日 08:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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伝道〜雷平
第三の渡渉地点。早戸大滝へ行く場合はここを渡った方が楽ですが、雷滝へ行く場合には左岸をへつって行った方がよいです。
伝道〜雷平
第三の渡渉地点の左岸。雷滝へ行く場合にはここをへつって行った方が楽です。
2011年12月04日 08:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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伝道〜雷平
第三の渡渉地点の左岸。雷滝へ行く場合にはここをへつって行った方が楽です。
伝道〜雷平
2011年12月04日 08:35撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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伝道〜雷平
雷平〜早戸大滝
雷平からも何度か渡渉しますが、丸太橋は架けられていないので、適当な場所を見極めて渡渉しましょう。多分濡れません。
2011年12月04日 08:40撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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雷平〜早戸大滝
雷平からも何度か渡渉しますが、丸太橋は架けられていないので、適当な場所を見極めて渡渉しましょう。多分濡れません。
早戸大滝
2011年12月04日 09:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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早戸大滝
早戸大滝
大滝新道への登山道からは外れますが、滝つぼへも出ることができます。
2011年12月04日 09:15撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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早戸大滝
大滝新道への登山道からは外れますが、滝つぼへも出ることができます。
早戸大滝
早戸大滝は落差40m程度の滝で、今まで見た滝の中でもオススメな滝の一つです。
2011年12月04日 09:15撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 9:15
早戸大滝
早戸大滝は落差40m程度の滝で、今まで見た滝の中でもオススメな滝の一つです。
早戸大滝
滝前にある滝を覆い隠すほどの巨岩がいい味を出しています。
2011年12月04日 09:22撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 9:22
早戸大滝
滝前にある滝を覆い隠すほどの巨岩がいい味を出しています。
早戸大滝
本当はもっと長くいたいところでしたが、時間もないので別れを告げました。
2011年12月04日 09:25撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 9:25
早戸大滝
本当はもっと長くいたいところでしたが、時間もないので別れを告げました。
早戸大滝 左側の巻き道
2011年12月04日 09:43撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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早戸大滝 左側の巻き道
大滝新道入口
2011年12月04日 09:44撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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大滝新道入口
早戸大滝 落口
2011年12月04日 09:45撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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早戸大滝 落口
大滝新道最初の急登。40度はあると思います。
2011年12月04日 09:48撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 9:48
大滝新道最初の急登。40度はあると思います。
大滝新道
急登が終われば後は比較的楽。目印多く迷うこともなし。
2011年12月04日 10:24撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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大滝新道
急登が終われば後は比較的楽。目印多く迷うこともなし。
大滝新道から蛭ヶ岳山荘が見えました。
2011年12月04日 10:47撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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大滝新道から蛭ヶ岳山荘が見えました。
塔ノ岳〜丹沢山の稜線
大滝新道を登って行くと、不動ノ峰近くの稜線に出ました。
2011年12月04日 10:51撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 10:51
塔ノ岳〜丹沢山の稜線
大滝新道を登って行くと、不動ノ峰近くの稜線に出ました。
不動ノ峰〜鬼ヶ岩ノ頭
雪化粧した富士山が顔を出しました。感動です。
2011年12月04日 11:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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不動ノ峰〜鬼ヶ岩ノ頭
雪化粧した富士山が顔を出しました。感動です。
鬼ヶ岩ノ頭〜蛭ヶ岳
それなりに多くの登山者がおられました。
2011年12月04日 11:25撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 11:25
鬼ヶ岩ノ頭〜蛭ヶ岳
それなりに多くの登山者がおられました。
鬼ヶ岩ノ頭
ここだけ鎖場となっていますが、特に鎖の必要性は感じませんでした。
2011年12月04日 11:27撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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鬼ヶ岩ノ頭
ここだけ鎖場となっていますが、特に鎖の必要性は感じませんでした。
宮ヶ瀬湖と関東平野
東京スカイツリーもよく見えました。奥に見えるのは筑波山でしょうか。
2011年12月04日 11:41撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 11:41
宮ヶ瀬湖と関東平野
東京スカイツリーもよく見えました。奥に見えるのは筑波山でしょうか。
富士山
富士山がこんなに間近に見られるとは・・。
2011年12月04日 11:49撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 11:49
富士山
富士山がこんなに間近に見られるとは・・。
富士山と南アルプス
2011年12月04日 11:49撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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富士山と南アルプス
南アルプス
3000m峰はすっかり雪化粧。大好きな南アルプスを2週連続ではっきりと一望。
2011年12月04日 11:50撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 11:50
南アルプス
3000m峰はすっかり雪化粧。大好きな南アルプスを2週連続ではっきりと一望。
上河内岳、聖岳、兎岳、赤石岳、小赤石岳、荒川岳、悪沢岳
2011年12月04日 11:50撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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上河内岳、聖岳、兎岳、赤石岳、小赤石岳、荒川岳、悪沢岳
農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳
2011年12月04日 11:50撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 11:50
農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳
八ヶ岳連峰
八ヶ岳も2700m以上はすっかり雪化粧。
2011年12月04日 11:51撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 11:51
八ヶ岳連峰
八ヶ岳も2700m以上はすっかり雪化粧。
蛭ヶ岳からのパノラマ
2011年12月04日 11:56撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 11:56
蛭ヶ岳からのパノラマ
遠く大島が見えました。
2011年12月04日 11:57撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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遠く大島が見えました。
雲取山、大菩薩嶺方面
2011年12月04日 12:00撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:00
雲取山、大菩薩嶺方面
蛭ヶ岳山頂
2011年12月04日 12:02撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:02
蛭ヶ岳山頂
蛭ヶ岳山頂にて。
2011年12月04日 12:04撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:04
蛭ヶ岳山頂にて。
蛭ヶ岳山頂にて。
2011年12月04日 12:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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12/4 12:05
蛭ヶ岳山頂にて。
蛭ヶ岳山頂にて。
2011年12月04日 12:22撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:22
蛭ヶ岳山頂にて。
蛭ヶ岳山荘
山小屋の主人には感謝。
2011年12月04日 12:25撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:25
蛭ヶ岳山荘
山小屋の主人には感謝。
蛭ヶ岳山荘の裏手
市原新道へはこちらから。
2011年12月04日 12:26撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:26
蛭ヶ岳山荘の裏手
市原新道へはこちらから。
市原新道起点
最初は踏跡薄く、目印もよく分かりません。
2011年12月04日 12:30撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:30
市原新道起点
最初は踏跡薄く、目印もよく分かりません。
市原新道
御成マットの黄札が現れればしばらくはOKです。
2011年12月04日 12:37撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:37
市原新道
御成マットの黄札が現れればしばらくはOKです。
市原新道
遭難碑も重要な道標の一つ。
2011年12月04日 12:46撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:46
市原新道
遭難碑も重要な道標の一つ。
市原新道
2011年12月04日 12:57撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 12:57
市原新道
市原新道の標識の皿
ここまでは踏跡も濃く、目印も多いのですが、ここで突然これらが消滅し、皿の矢印に惑わされて40分ほど道を探しました。結局そのまま尾根を下っていけばよく、倒木が多く踏跡も目印も消えていただけでした。
2011年12月04日 13:01撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 13:01
市原新道の標識の皿
ここまでは踏跡も濃く、目印も多いのですが、ここで突然これらが消滅し、皿の矢印に惑わされて40分ほど道を探しました。結局そのまま尾根を下っていけばよく、倒木が多く踏跡も目印も消えていただけでした。
市原新道脇の植林地
何故か植林地の中に入ってしまいましたが、この柵までくれば後は柵沿いに下っていけばよいです。先ほどの皿から100m程度で植林地です。
2011年12月04日 13:53撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 13:53
市原新道脇の植林地
何故か植林地の中に入ってしまいましたが、この柵までくれば後は柵沿いに下っていけばよいです。先ほどの皿から100m程度で植林地です。
市原新道と雷滝の標識の皿
ここからは再び踏跡明瞭で、目印多数の登山道となります。
2011年12月04日 13:58撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 13:58
市原新道と雷滝の標識の皿
ここからは再び踏跡明瞭で、目印多数の登山道となります。
雷滝
落差20m程度の中々いい滝です。
2011年12月04日 14:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 14:10
雷滝
落差20m程度の中々いい滝です。
雷平〜伝道
行きでは通らなかった左岸のへつり地点です。
2011年12月04日 14:47撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 14:47
雷平〜伝道
行きでは通らなかった左岸のへつり地点です。
早戸川マス釣り場
ここはいつでもたくさんの釣り人がいますね。
2011年12月04日 16:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
12/4 16:12
早戸川マス釣り場
ここはいつでもたくさんの釣り人がいますね。
撮影機器:

感想

昨年11月に訪れて感動した早戸大滝にはもう一度訪れたいと思っていました。また丹沢最高峰の蛭ヶ岳に登りたいとも思っていました。

それでその2つが同時に可能な伝道からの大滝新道・市原新道で蛭ヶ岳へ登ることとしました。初めは早戸大滝からは早戸川遡行をして早戸川乗越まで到達する予定だったのですが、ネットで色々と調べてみると、早戸大滝から大滝新道・大滝旧道というのが延びているらしく、これを利用することとしました。

伝道から早戸大滝までの道は昨年とはところどころで変わっていました。結局この間がこのコースでの一番の難所だと思いました。まぁしかしかなり整備されているので、それほど危険はないと思います。渡渉地点には丸太橋が架けられているはずですが、流されていることも多いので、濡れてもいい靴は持ってきた方がよいでしょう。沢靴は流石にいらないと思います。ただし、この季節の渡渉は非常に冷たくて凍えるので、人によっては長靴があった方がいいかもしれません。

早戸大滝はやはり素晴らしい。40m程度の滝だと何か特徴がないと好きにはなれませんが、この滝は滝前にある岩がかなりいい味を出していると思います。

さてここから大滝新道。聞いていた早戸大滝落口からの急登は凄まじいものがありました。40度くらいはあったんじゃないでしょうか?取り敢えず道ではないと思いますw
しかしここを越えると、もう後は普通の登山道で、踏跡は不明瞭ですが歩きやすく、目印も多くあり、迷うことはないと思います。

稜線に出てすぐに感動。先週同様何処までも澄み渡っていました。

稜線上を蛭ヶ岳方面に進んでいくと、程なくして富士山が姿を現しました。もうすっかり雪化粧していて感激しました。南アルプスも先週に引き続いて全体がはっきりと見えて感動。

蛭ヶ岳からは360度の大展望で、筑波山、宮ヶ瀬湖、東京スカイツリー、大島、真鶴岬、富士山、南アルプス、八ヶ岳、大菩薩嶺、雲取山などがよく見えました。

市原新道は蛭ヶ岳山荘の主人によく道を聞いてから出発しました。話によると、「歩き始めて5分ほどで道標が現れなかったら引き返してください。遭難碑が現れたら取り敢えずは一安心。」とのことでした。
道標というのは御成マットの黄札のことだと思います。遭難碑も現れたので、これが市原新道だなと確信できました。主人には非常に感謝しました。

遭難碑までの道中では、登ってきた15名ほどの50-60代程度のパーティーとすれ違いました。ここをそんな大所帯で登ってこられる方々がいるとは思ってもみなかったので、非常に驚きました。しかし実際には僕らよりあちらの方が驚かれていたみたいですが。

市原新道の標識まではサクサクと下っていけましたが、ここから先で突然踏跡、目印ともに消えたので困りました。更に標識に書いてあった矢印に惑わされて40分ほど道を探すこととなりました。
結局はそのまま真っ直ぐ尾根を下っていけばよく、100mほどで再び目印が現れました。ただし、この先目印が少ないことに変わりはありません。ここからは植林地の柵沿いに下っていけばよいです。
再び市原新道の標識が現れれば、そこからは目印も多く踏跡も明瞭で、雷滝までサクサクと下っていくことができました。雷滝からは行きとほぼ同じ道で楽勝!

伝道からの大滝新道・市原新道での蛭ヶ岳は、山、滝、沢ともに満喫できて、非常に大満足な一日となりました。

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コメント

やりましたね。
Evergreenさん、majinakaさん、今晩は。

大滝新道〜蛭ヶ岳〜市原新道の周回、やりましたね。おめでとうございます。やっぱりこのルート、面白そうですね。怪我が回復したら歩いてみたいです。蛭ヶ岳、晴れると展望が良いので、こんなアドバンスコースから登ると、着いた時の感激が大きいですよね。そういった意味では、逆周りの方がいきなり蛭ヶ岳に着けるから良いのでしょうか?
ただその場合、大滝新道への下り道の最初が判らないんですよね。歩いてみてどうですか?

ところで二人は車なのですか?それともバス?

昔のkoshibaさん、karamomoさんのコンビの様になって、二人で色々なアドバンスルートを歩いて面白いレコを書いてくれるのを期待しています
2011/12/10 0:45
そうですね
Futaroさん、こんばんは。

そうですね。このルートは最近では多くの人に歩かれるようになってきてはいますが、それでも面白いルートではあると思います。

逆回りだと急に富士山が姿を現すので確かに感動的かもしれません。ただし仰る通り大滝新道への下り口が分かりにくいかと思います。実際今回こっち回りにしたのもそれが理由でした。下り口は不動ノ峰から早戸川乗越方面に少し下ったところにある柵辺りなのですが、その後しばらくは踏跡・目印ともに広い範囲につけられていて分かりにくいと思います。ただ下り口が分かれば、そこから道がはっきりするまでは恐らく勘で分かるような気もしましたが。

車ですね。車じゃなかったら毎度こんな自由な行動はしてられませんね。

そうですね。majinakaが経験不足だったので、2人での登山に上級者向けのコースはあまり含めていませんでしたが、これからは徐々に取り入れて行きたいとは思っております。
2011/12/10 1:22
プロフィール画像
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