裏高尾縦走(高尾山〜陣場山) 本日も眺望はバツグン!
- GPS
- 07:35
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,100m
- 下り
- 959m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程キケン箇所全くありません。本日は天気も良く登山客多数です。 特に薬王院ごった返してました。 途中、城山、景信山、陣馬山とお店充実で食事の他、地産物等売ってます。 途中の峠でも軽食食べられるトコあったり。 高尾山頂〜陣馬山頂までアップダウンは比較的少なく、道も良く整備されてるのでトレランのトレーニングコースに良さ気です。短時間でこれだけ移動距離稼げるのは雲取山以来でした。 とはいえ、やはり山は山、ミシュランガイドに載った初年度には遭難40名程だったとかなので、奥まで縦走する際は、日没時間には注意しましょう。(高尾山までなら日没後ヘッデンで降りてる人も多数です) |
写真
感想
この時期のウレシサは、空気が澄んで景色が遠くまで見える事です。
昨日は雨、今日は雨上がりの晴れた空が期待出来そうです。
山友さんは茨城から電車でやってくる事にし、高尾山の下で合流しました。
流石に都心の人気の山だけあって、十分置き位に電車が着く度に、ゾロゾロと山靴を履いた人々が降りてきては、登山口の方へと吸い込まれて行ってます。
山慣れてくるとこういう人ゾロゾロの観光名所的になった山は敬遠されがちな場合も無きにしも非ずですが、まあそう毛嫌いした事もなく、これはこれで賑やかな雰囲気を楽しんで行こうと思います。
さすがにこれだけメジャーな低山だと、靴だけ山靴で街の服装の人も多く、あまり気合入れすぎるとちょっと浮くかも?
エコ天狗等見ながらウロウロする内に、山友さんとも合流できました。
早速1号路からチョイきつめの坂道を登山開始。
金比羅台まで登ると、都心の眺望が良く見えました。
東京から来たと思しき一団が景色に見入ってます。普段居る街が俯瞰でちっちゃく見えて、これもまた感慨深い景色なのではないでしょうか。
童子像やタコ杉を横目に、土産物屋さん等が所々に並ぶ参道を登って行くと、どうも景色の誘惑や美味しそうな食べ物の誘惑が随所にあり、遅遅として中々進めませんでした。時々出てくる紅葉もキレイで、目を楽しませてくれます。
薬王院を抜け、山頂に程無く到着。相変わらずごった返してます。まだまだ先は長いので、コンビニで買ったパック入りのリンゴとパイン、それからおにぎりを1個食べ、先を目指しました。今日は富士山もハッキリ大きく見えてます。
行けども行けども、歩き易い道が続いていて、人も流石に最初ほど多くはないですが、それでも視界から人が途切れるという事もありません。なんていうか、賑やかさと安心感はありました。
途中樹林の中も歩きますが、そう密集してる訳でもなく、森の雰囲気を味わいながらトレッキングを楽しめると言った感じです。ただ雨上がりの翌日なので、足元が泥濘とまではあまり行きませんが滑りやすそうな箇所は時々ありました。
小仏峠、景信山と歩を進めますが、先が結構長いです。
時々出てくる眺望が目を楽しませてくれます。さっき通過してきた山が、奥へ行く程ちょっとだけ標高も高く、さっき見た景色に追加されて出てきます。
各山頂はホントに大勢の人が居て賑やかでした。山の会と思しきご年配の方々が、混声合唱でいい声で童謡等歌われてたりしてました。景信山のベンチで昼食、今日はそろそろだいぶ期限も近付いて来たのでマジックパスタにしました。主食に加え、ちょっとオカズを付けるとゴージャスな感じです。都心とその向こうの筑波山を見ながらランチタイムのひと時を過ごしました。
昨日の夜、肩や背骨、骨盤のストレッチを入念にやって関節緩めたお陰か、今日は体も軽く調子も良いです。
高尾山頂からは結構スピードハイクというか走ったりもしたのですが、景色が出るたび、山頂が出る度についつい何十分と長居をしてしまい、結局ゆっくり歩きとおすのとあまり変わらないぐらいの感じに…
3つの峠を越えて、落ち葉の道を登り、ようよう陣馬山に着きました。
白馬の像も特徴的でカッコいい感じです
標高も大した事ないので余り気にとめてもいませんでしたが、何が何が、素晴らしい眺望でした。東は尾瀬の至仏山や燧ケ岳、南は太平洋、西は南アルプスの3000m峰2山と、360度どっちも見ても素晴らしい景色でした。茶屋でけんちん汁を注文し話していると、店の方が周囲の山の写真を持ってきてくれました。それを見ながら、「あーこれが!」と見比べ楽しんでいました。
下山は急坂だし1時間ちょっとかかるとの事でしたが、バスに間に合わせたいのでランナーな山友さんと、安全第一スピード第二でダッシュで駆け降りました。標準タイムの倍速以上、25分ほどで何とかバス停に着き16時台のバスに間に合いましたが、暫く心拍数上がりっぱなしでゼーゼーでした。
高尾山口から中央道に乗って帰りがけ、談合坂の手前を走行していると、ボンッと音がして、リアタイヤがバーストしてしまいました。前後に車も居なかったので、何とか確実に安全なトコまで自走、と少し粘ってみましたが、音が尋常じゃないし、速度も落ちてきたもののテールが不安定に少し流れたりでとても無理、と判断し、登坂車線の入口で路肩に停めました。全く後は帰るばかりだったのに最後にとんだハプニングです。
とにかく安全確保が第一、それから的確にリカバリーを、という事で、ハザードつけて、発炎筒を引っ張り出し、火をつけて後続車に遠目からでも見える様にそれをかざしながら車後方にトコトコ歩いて道路際に設置。次は、車前方に戻って、数十mおきにあるはずの電話を探しました。少し良くと退避帯で看板見つけ、連絡先が書いてました。「#9910」もしもの時の為にメモリに入れておくと少し早く連絡出来るかもしれません。
横を大型車が大きな音を立ててビュンビュン通る中、自動音声のガイダンスに従い、入力する間も何だか気が急きます。
やっとつながり場所を連絡。次に保険屋さんにTELしてロードサービス依頼しました。ですが、この時間帯の中央道は事故・渋滞が毎週定常的にあちこちで起きて提携先の業者さん近場の3件とも出払ってるみたいで、中々掴まらない様子でした。
ガードレールの外で待ってると、警察の方が到着。追加で発炎筒焚いてくれたりしひと段落した所で、状況を伝えました。「ガードレールの外に出るのもいいけど、後ろ気をつけないとガケだからあまり寄らない方が良いよ」と言われ後ろを見ると確かにその通りでした。
高速道路のパトロールの方も着きましたが、修理の業者さんの方は相変わらず出払ってて、やっと連絡が来たかと思うと1時間半待ちとの事でした。
寒空の下、外で凍えながら待つのもツライので、パトロールの方が後方の安全確保して頂けるとの事だったので、自分でスペアタイヤへの交換をしました。
パトロールの方にお礼を言って再スタート、すぐ先の談合坂SAで給油がてら、空気圧もチェック。やっぱスペアの方は大幅に空気減ってたので補充。
どこにもぶつかったりする事なく渋滞も作らずに済み、無事に帰り着きました。
山での道迷いとかにも通じる話ですが、この手のトラブルは全くの未経験だと、まず何をしていいか良く分からなくなり、あたふたしてしまうケースも良くあります。ワザとやってみる必要まではないと思いますし、安全確保した上でってのは何でもお約束ですが、備えあれば憂いなし、一度手順だけでもシミュレーションしてみとくのもいいかもしれません。遠征とかされる方は、これからの時期山間部では凍結等も有り得ますので、お気をつけ下さい。
特に何か踏んだワケじゃないのですが、タイヤのサイドウォール部分を駐車場出口の縁石で軽くぶつけた事があったぐらいしか思い当たる節がありません。高速で負荷がかかったのでボンっとなったのでしょうか…
作業でお腹減ったので、談合坂で夕食を済ませてから帰路に着きました。
眺望も良く、距離も歩け、おまけにハプニングまであって(!?)、無事に帰れてあれこれと中身の濃い一日になりました。
高尾〜陣馬ですか!
私も2度ほど出掛けてますが、全部ガスで を見る事が出来ず…羨ましいです
裏道に入るとたんに人が少なくなって、歩き(走り)やすくなりますよね!
お天気が良いと筑波山まで見えるんだ なんて思っていたら、奥白根の方まで 裏高尾侮れません
帰りはちょっと大変でしたね
でも二重事故を作らず、渋滞にもならず、的確な処理は流石です
インソールの日記を拝見させて頂きましたが、良さそうですネ
今回2度目の高尾山に行きました。ホントに歩き易い道で、もし自宅近くだったら日常の散歩コースにしたいぐらいです
pippiさんの過去レコも拝見しました。2007年の時は災難でしたね
自分は、金時山でアイゼン練習歩行してる時に、木の根につまづき、バランスを取り戻そうとしたとこで、更にダブついていた冬山用オーバーパンツの裾に爪をひっかけ、何とかコケなかったものの、穴を開けてしまいました(泣)。あれ以来、木の根は侮れません
無事過ぎれば笑い話、それも良い思い出でもありますが(*^.^*)
車でのトラブルは、対処こそ出来ましたが、よくよく思い返せば反省点も有り、やはりたまたまの運に助けられたトコは大きいなと自分では思ってます。周囲の状況が良くない場合でも安定して無事戻れる、そんな確かな地力を付ける事を、結果以上に大事に考えたいこの頃です。まあノンビリやりつつですが
インソールは、自分はプロじゃないんで体の仕組み等詳しい事はよく分かりませんし、まだ思い込みや見落としもあるかも知れませんが、体感的には今回中々良い感じでしたヨ
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