苗場山（祓川コース）【ナイトハイクの先に待っていた池塘】

2018年08月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:29
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,356m
• 下り: 1,353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:42
• 休憩: 1:46
• 合計: 8:28

距離 17.4km 登り 1,356m 下り 1,356m

1:36 祓川登山口駐車場
1:56 1:57 和田小屋登山口
2:45 2:46 下ノ芝
3:13 3:17 中ノ芝
3:28 上ノ芝
3:33 3:34 苗場山、小松原分岐
3:45 3:46 神楽ヶ峰
3:59 4:03 雷清水
4:48 苗場山
5:13 5:56 苗場神社
6:25 6:35 苗場山
7:23 7:38 雷清水
7:46 7:47 神楽ヶ峰
7:58 苗場山、小松原分岐
8:03 上ノ芝
8:13 8:16 中ノ芝
8:40 8:49 下ノ芝
9:33 9:46 和田小屋登山口
10:04 祓川登山口駐車場
10:04 ゴール地点

天候

快晴→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆アクセス、駐車場
▽祓川コース登山口
・かぐらスキー場の町営第2リフトの駐車場のようです
・関越道・湯沢ICを下りて信号を左折。八木沢トンネルの手前を右折（看板あり）して、狭い道を進みます。分かれ道が何箇所かありますが、全てに「祓川はこっち」と案内あり
・1〜2車線路が続き、特に帰りは対向車もあり神経を遣います
・全線舗装路ですが、祓川Pの手前1kmほどは荒れたアスファルト道。跳ねます
・1時20分到着時点先行9台、10時帰着時で満車（32台）。路駐も発生していました

コース状況／危険箇所等

☆道の状況
▽祓川駐車場⇄和田小屋
・アスファルト道あるき。駐車場正面に登山口を示す道標があり、そちらの方が距離的には短いですが、ぬかるんで滑ります
・そちらはスルーして車道を辿る方が無難と思われます
・ただ、ショートカット道の上部にはヤナギランの群生があります

▽和田小屋⇄神楽ヶ峰
・六合目、下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝など、ほぼ等間隔にチェックポイントがあり、良い目安になります
・急登→木道→急登といった感じです

▽神楽ヶ峰⇄苗場山
・神楽ヶ峰からは信じられないほど下ります。闇夜に浮かぶ苗場山がうっすらと見えた時は、あそこまで登るとは信じたくないほど
・神楽ヶ峰からの下りの途中に、雷清水があります。500ml汲むのに20秒ほど
・危険箇所はありません


☆登山ポスト
和田小屋前の登山口に提出しました

その他周辺情報

☆登山後の温泉
♨貝掛温泉旅館
・眼に効く温泉として全国から湯治客が集まるようです
・内湯・露天共に湯量豊富で最高に気持ちの良い温泉でした。ナトリウム・カルシウム塩化物泉
・1200円（平日は1000円）とお高めですが、その価値は間違いなくあります
http://www.kaikake.jp/price/index.html#higaeri


☆飲食店
▽貝掛温泉旅館
・旅館内の食事処。蕎麦が中心となります
http://www.kaikake.jp/price/index.html


☆その他の観光地
▽道の駅みつまた
・狭い店内に新潟の名産物がズラリと並んでいます。日本酒の品揃えもそこそこありました
・街道の湯という温泉を併設
http://michieki-mitsumata.jp

写真

8/5 1:57

和田小屋前の登山口
ここまでは舗装路歩きです

8/5 2:33

途中、苗場の主に出会いました

8/5 3:45

真っ暗なため、一気に飛んで神楽ヶ峰！

8/5 3:59

雷清水
とても冷たい

8/5 4:10

4:10
徐々に苗場山がその全容を明かし始めた
こっちからのルートは初めてでしたが、優しいイメージの苗場山の印象が崩れた瞬間でした
まさに壁

8/5 4:35

振り返ると、御来光が近づいていました

8/5 4:35

綺麗に染まっています

8/5 4:41

4:40
夜明け前に山上テーブルに登りつめることができました

8/5 4:44

ワタスゲのお出迎え

8/5 4:45

朝日に染まる雲を映す池塘

8/5 4:52

山頂小屋に泊まりの方々で賑わっていました

ナイトハイクの特権
見事な色のグラデーション

8/5 4:55

木道とワタスゲは最高な組み合わせです

8/5 4:55

池塘と朝焼け

8/5 5:05

テーブルマウンテンということがよく分かります
奥には憧れの孤峰・佐武流山が聳えています

8/5 5:05

ワタスゲに彩られた池塘が実に素晴らしい

8/5 5:10

木道に裏返しで倒れていたトンボを救出
よく観察すると物凄い

8/5 5:14

苗場神社に参拝

8/5 5:19

苗場神社分岐で朝食休憩

8/5 5:20

鳥甲山が荒々しく聳えています
こちらも紅葉の時期に登ってみたい山

8/5 5:21

池塘越しに佐武流山・横手山・岩菅山

8/5 5:24

朝日を浴びる池塘と鳥甲山

8/5 5:31

近所のスーパーで買った行動食

8/2 6:05

土用の丑の日にはこんなものまで売っていました

8/5 5:32

イワショウブ

8/5 5:32

キンコウカ

8/5 5:33

濡れたチングルマ

8/5 5:46

池塘と記念撮影

8/5 5:57

ここの木道も整備が急がれます

8/5 6:00

チングルマ
第3形態が一番好きです

8/5 6:05

白砂山・佐武流山・岩菅山が立派です

8/5 6:12

絶景木道

絶景木道

8/5 6:16

苗場山頂ヒュッテ
前日は見た感じ50人ほど宿泊していた感じです

8/5 6:33

8年ぶりの山標
もっとデカかった印象があったのだが、、、背が伸びたのかもしれません

8/5 6:38

白砂山・佐武流山と池塘

8/5 6:38

岩菅山と池塘

8/5 6:39

吸い込まれそうなブルー

8/5 6:39

夜明け前は濡れていたワタスゲも、あっという間に乾きました

8/5 6:41

モウセンゴケ
もっとじっくり観察したかった

8/5 6:41

飛び込みたくなるほどブルー

8/5 6:45

気温上がりすぎでガスってきました
仙ノ倉山とトンボの大群
彼らのおかげで、夜明け前は大変だった虫が気にならなくなりました

8/5 6:51

ハナニガナ

8/5 6:52

黄色系は難しい

8/5 6:53

ウツボグサ

8/5 6:53

ヤマハハコ

8/5 6:54

ピンクのウツボグサ？

8/5 6:54

アザミ

8/5 6:55

カワラナデシコ

8/5 6:56

トリカブト

8/5 6:58

神楽ヶ峰へ
見た目よりはキツくありません

8/5 6:59

リンドウ

8/5 7:01

マイヅルソウの実

8/5 7:04

8/5 7:06

シモツケソウ

8/5 7:09

シャジン系

8/5 7:10

マルバダケブキ

8/5 7:12

ハクサンフウロ

8/5 7:16

往路は真っ暗で分かりませんでしたが、御花畑が素晴らしい（ピークは過ぎていますが）

8/5 7:17

ホソバコゴメグサ

8/5 7:19

シシウド？

8/5 7:24

ウスユキソウ？

8/5 7:25

ヒメシャジン

8/5 7:26

苗場山
山上湿原になっているとは、ここから見ると想像できませんね

8/5 7:31

雷清水
夜明け前よりも細くなった気がします

8/5 7:44

苗場山見納め
右に鳥甲山も見えています

8/5 7:50

ドラゴンドラへの分岐
踏み跡は薄く、一般的ではないのでしょうか？

8/5 7:53

カッサ湖と連なる峰々

8/5 7:55

股ズリ岩を登る

8/5 8:03

夜明け直前は15℃だったのですが、、、酷暑です

8/5 8:03

キンコウカ
山の晩夏を告げる、好きな花です

8/5 8:05

イワイチョウ

8/5 8:22

オトギリソウ

8/5 8:49

下ノ芝からの展望

8/5 8:57

こちらは？

8/5 9:07

ツルリンドウ

8/5 9:08

オオバタケシマラン

8/5 9:14

ブナ

8/5 9:34

和田小屋に帰着
暑過ぎです

8/5 9:41

和田小屋前には靴の洗い場もあります
素晴らしい

8/5 9:45

和田小屋前のオダマキ

8/5 9:52

ヨツバヒヨドリ

8/5 9:53

久々のネジバナ
よく見るとものすごくカッコいい

8/5 9:54

オカトラノオ

8/5 9:57

ヤナギランの群生

8/5 9:58

アップでヤナギラン

8/5 10:03

タマガワホトトギス

8/5 10:04

祓川駐車場に戻りました

8/5 10:05

涙無くしては読むことのできない、祓川登山口にある看板

8/5 10:05

10時で満車
路駐も出ていました

8/5 10:53

さて温泉は「貝掛温泉」へ
対岸の旅館へは、車1台ギリギリの貝掛大橋を渡らなくてはなりません

8/5 12:39

「秘湯を守る会」加盟宿

8/5 11:02

館内はシックでレトロ
とても綺麗で、従業員の方々も皆親切

8/5 11:05

眼に効くと評判の名湯です

8/5 12:04

非常に泊まってみたい宿の候補に挙がりました

8/5 12:21

貝掛三昧そば（冷）

8/5 12:22

山菜そば（冷）

8/5 12:37

開湯700年
全国でも希少な眼病に効く秘湯を守り続ける温泉宿

8/5 15:04

上里SAにて
なんと43℃
車も人も多いからとはいえ、異常です

8/5 17:31

本日のお土産
本醸造 苗場山とエチゴビール（白）
両方とも道の駅みつまたにて
純米が無かったのは残念だったが、本醸造も最後の一本でした

8/5 17:32

苗場山頂ヒュッテにて（600円）
なんと！8年前に買ったのと同じものでした！
バッジと手拭いはよくダブってしまいます

8/5 17:32

和田小屋にて（600円）
神楽ヶ峰が嬉しい

8/5 17:36

道の駅みつまたで購入した手ぬぐい
なかなか素敵なデザインですね
山の日記念で811円

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-02H Sony

感想

Kazu405

久々の山は、池塘が素晴らしい苗場山へ。
8年ぶりの訪問となります。
しかし、この暑さで日中に登るのは不可能と考え、ナイトハイクとすることにしました。

2時前に登り始めて、ちょうど夜明けの直前にテーブルマウンテンに登頂。
朝日に照らされる池塘群が素晴らしかった。

ここもそうですが、会津駒、平ヶ岳など、山上に池塘が点在する山は、山頂での滞在時間が長くなって困ります。

moricoco

沢山の素敵なレコを拝見して、春からずっと行きたいと騒いでいた苗場山。暑い屋外と寒い屋内で、すっかりバテ気味でしたが、日中の猛暑を避けたナイトハイクは涼しくて快適。ちょっと怖いけれど、静かな夜明けも楽しめて、もう昼間のトレッキングには戻れないかもしれない…なんて思ってしまいました。登山前後の眠気との戦いが、今後の課題になりそうですが。
日の出とともに刻々と色が変わり、帰りには吸い込まれそうなブルーになった地塘。違う季節にも再訪したいです。

コメント

moomin2013

パンパカパ〜ン♪o(=^○^=)o
思わず、こんな可愛いパンを見たら反応せずには
いられなかったー。笑
写真、ペロンペロンめくって池塘が素敵だなー
なんてみてたら、苗場山にいきなり可愛いパンが
出現して、思わずニコッと笑顔に…。
まーた、こんな可愛いこちゃんたち連れて来て〜
イカ？とカメ、ウナギと可愛くできてますねー
でも、昨年ご馳走になったにわとりパンには負け
るかな〜　(*^v^*)b
って、パンに夢中で挨拶も忘れてたました。笑

Kazu405さん、moricocoさん、こんばんはー
お山も、相変わらずお花がたくさんで素敵だし
青空、そして吸い込まれそうなブルーの池塘が
何ともいえず、うーん、たまりませんねー
日中の猛暑を避けたナイトハイク、私達も怖そう
だれど、やってみようと企んでました。
涼しくて美しい夜明けも楽しめていいですよねー
機会があったらやってみまーす。
素敵なレコ、楽しく拝見＆お疲れ様でした〜

Kazu405

Re: パンパカパ〜ン♪o(=^○^=)o
ムーミンさんこんにちはー。

暑い日のナイトハイクはオススメです。
この日は特に酷暑で、日中だったら登頂できなかったのではないかと思います。
テーブルマウンテンに登りつめた時の池塘の姿には感動でしたね。
朝日に染まる雲が池塘に映り込む光景など、泊まりかナイトハイクでしか見ることができませんからね〜。
ただ、冬と違って夏の暑いナイトは熊が怖いので、熊鈴とラジオをガンガン鳴らしながら歩きましたが。

夜明け前など半袖では寒さも感じるくらい、夏山も終盤戦になってきたかと思います。

夏山、もう少し楽しみましょー！

p.s.あのパンはヤドカリですよー

moricoco

Re: パンパカパ〜ン♪o(=^○^=)o
moominさん、こんばんは〜(^^)/
パンパカパーン♪パンよりご飯派だけど、可愛いパンには目がないmoricocoです。
moominさん、この頃ご近所のスーパーのパン屋さんが面白いんです。
土用の丑の日に、鰻売り場に行ったら、「ウナギちゃん」というネーミングのチョコパンが、ウナギの蒲焼きの横に堂々と置かれていて、しかも裏の品名を見たら「1個」ではなく「1尾」になっているという徹底ぶり。残念ながら、ウナギちゃんは丑の日限定の幻の品だった様で、店頭から姿を消しちゃいましたが、つぶらな瞳のメロンパンのカメさんと、チョココルネのヤドカリくん(イカに見えますよね 笑)が新登場して連れて行った次第です。
ニワトリパン、また褒めていただきありがとうございます。続編を作りたいなぁと思いながら、いつになるやら…です(^^;)))
moominさんご夫妻の苗場山のレコ、行ってから改めて拝見したら益々楽しかったです。お花はさすがに全く違いますね…ピンクのチングルマを探しに、次回は春に再訪したいです。雪合戦もしたいなぁ。笑
ナイトハイク、熊も道迷いもちょっと怖いですけれど、山で1泊した様な得した気分でした。寝過ごさなかったら、ぜひぜひです…なんて、寝過ごす私が言うのも難ですけど。
今回も、嬉しいコメントありがとうございました〜☆