天狗のコルから西穂高岳

2018年08月04日(土) ~ 2018年08月05日(日)

• GPS: 27:05
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,599m
• 下り: 1,605m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:30

9:20 上高地バスターミナル
9:30 9:50 河童橋
9:50 日本山岳会上高地山岳研究所
10:10 岳沢湿原・岳沢登山口
11:30 12:20 岳沢小屋
14:00 14:10 天狗のコル
14:50 天狗岩

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:20

6:10 天狗岩
7:10 間ノ岳
8:00 8:10 西穂高岳
8:30 ピラミッドピーク
8:50 西穂独標
9:20 西穂丸山
9:30 10:00 西穂山荘
11:20 西穂高岳登山口
11:30 帝国ホテル

天候

晴れ、

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

8/4 9:25

上高地を出発

8/4 9:29

いつもの河童橋

8/4 9:30

岳沢方面

8/4 9:38

いきなり河童橋でビール

8/4 9:39

8/4 9:56

8/4 10:06

8/4 10:07

岩魚

8/4 10:11

8/4 10:13

岳沢登山口

8/4 11:34

賑わう岳沢小屋

8/4 12:14

8/4 12:20

トリカブト群生

8/4 12:20

8/4 12:21

8/4 12:29

8/4 12:31

8/4 12:57

畳岩

8/4 12:57

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岳沢のテラスでくつろぐ人

8/4 13:03

夫のザックにちょうちょ

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8/4 13:19

8/4 13:26

8/4 13:37

天狗のコルまで後少し
ルンゼが狭くなる

8/4 13:49

8/4 13:56

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8/4 14:00

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天狗のコルみえた

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天狗のコル

8/4 14:08

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8/4 14:09

8/4 14:12

畳岩に行ってたのかな

8/4 14:12

8/4 14:19

天狗のコルにお弁当の忘れ物

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今からこの壁を登る

8/4 14:23

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何かへばりついてる

8/4 14:24

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8/4 14:25

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8/4 14:25

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8/4 14:33

槍ヶ岳

8/4 14:39

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岳沢小屋

8/4 14:47

8/4 14:51

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8/4 15:28

お昼寝

8/4 16:30

明神山五峰にテント

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明神山山頂

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ここにもビバーク

8/4 17:57

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山頂にもビバーク

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今日のお家

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朝の明神山

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出発

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事故現場

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8/5 7:59

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ロープウェイの駅

8/5 8:49

8/5 8:49

8/5 8:54

8/5 9:22

8/5 9:33

8/5 9:52

8/5 10:01

8/5 10:03

8/5 10:08

8/5 10:13

8/5 10:20

8/5 10:20

8/5 11:21

8/5 11:22

8/5 11:22

8/5 11:26

8/5 11:27

岩魚ほ

8/5 11:30

帝国ホテル着

8/5 11:32

撮影機器：

EOS 6D CANON

LUMIX DMC-TZ70 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ シュラフ テントマット

感想

carimero326

出発の前日は40度超えという、名古屋の最高気温の記録をたたき出していた。
私は、夏バテ気味で登る前から疲れていた。


金曜日の夜10時、あかんだな駐車場着。
自動ゲートは朝3時からしか開かないはずなのに、なぜか開いた。
いつもは開かないのに。
その後に来た車は、ゲートの前で停まっていた。
開く事を知らないのか、ある時間を堺に開かないのか。謎のままだ。
ゲートには開くのは3時からと書いてあったけど。


バスに乗って上高地に出発。
一体何回目の上高地だろうか。
河童橋のお店で夫が、購入したチャーシューサンドイッチとビールを開ける。
うまそうだけど、私は我慢した。


岳沢までの道はなかなか辛かった。
暑すぎるのだ。
途中の風穴の冷風は今まで何度も味わっているけど、とても気持ちよかった。
軽い熱中症なのだろうか。息が上がり、頭痛がしてきた。
やっと岳沢に到着したが、これで今日の行程の3分の1くらいだ。
バテている私を見て、夫はテント場を見に行くと言って小屋を離れた。
暑すぎて、もう小梨平でテント泊でいいんじゃないと言ってたけど、今度は岳沢でいいんじゃない、になった。
しばらく座って休憩していたら、頭痛も治り、元気が出てきた。
私はテント場に向かった。
夫は草に囲まれた一つだけテントが張れそうな場所に立って、
「ここでいいかなあ」
と言った。
やっぱりテント場はにぎわっていて、スペースがそれほどなかったようだ。
ゆっくりで休憩が多ければ行けると思うし、ここまで来て、標高3000メートルの景色がどうしても見たいし、無理はしないから出発しようと私は夫に言った。


まだまだ行程は長い。
天狗のコルまでは、ガレ場もあって落石も怖いしまあまあの難路だ。
ここからの登山道はすいていた。
3組下山してる人とすれ違っただけだ。
カップルは飛騨尾根、ソロのおじさんは一人で畳平だった。
畳平で落石が起こっているのを何度か見た。
大きな石が割れて砕け散るのを見て、ちょっとびびった。
こちらには飛んでこないだろうけど、すぐ隣のルンゼだ。
人が入ってたのだろうか。


天狗のコルまで行くと槍ヶ岳が見えた。
ここまで来れて良かったと思った。
ときどき、雲が太陽を隠してくれたので、日よけの全く無い岳沢からの登山道は少し助かった。


ビバーク地は平らな場所があったので、天狗岩の近くにした。
暑すぎるので、ツェルトで日よけを作った。
お酒を飲み始めて、その後昼寝。
その後、カレーを食べてまた飲み始めたら、目にみえない小さな虫がたかって来た。
手で払っても、首やおでこやらをさされまくった。
標高3000メートルで虫に刺されたのは初めてだ。
虫もここまで涼みに来てるのだろうか。


明神岳に三組のビバークがいた。


朝、出発して間ノ岳手前の私の事故現場を通った。
夫が、あそこの岩がはがれて、その下の棚に私が落ちて最後コルのところまで落ちたと言った。
複雑な気持ちになった。


途中、下りを「無理、無理」といいながらストックをついて降りている女性とすれ違った。
よくここまで来たなあと思ったし、ストック持ってた方が危ないと思う。
連れの男性にどこまで行くのか聞くと、「山小屋」と答えた。
その後ジャンダルムも超えたのかなあ。


西穂高岳までも結構な人とすれ違った。
北鎌尾根、前穂高岳の北尾根を歩いて来たという強い人にも会った。


西穂高岳を超えると登山道は激混みで時間がかかった。
道を譲ってるのに、スマホでタヌキ岩を撮影しだす姉さんがいた。
後ろ詰まってるのに、立ち止まって話す人も。
いちいちイラッとしてしまう。


やっと西穂山荘に着き、夫はビール、私は氷結を飲んだ。
おいしかった。
たくさん味噌ラーメンを食べていた人がいたけど、小屋の名物なのかな。


小屋から帝国ホテルに降りる道は初めて通る道だった。
樹林帯でひたすら暑く、早く下山して風呂に入りたい一心だった。


やっと下山すると、川で尺岩魚が見えた。
夫としばらく眺めていた。


帝国ホテルの玄関口にあったランチメニューを見ると、ざる蕎麦セットが1700円と、さすがのお値段。
バス停に向かうと、幸運な事にすぐにバスが来た。
いつもだけど、乗ったらすぐに眠りに落ちた。


いつものすくなの湯に行って、その後高山で食事。
人気という国八というお店に行ったら、2時を回ってるのに、先に二組順番待ち。
鉄板でお豆腐や焼き肉が提供されるスタイルだった。
豆腐定食とホルモン焼き定食を頼むと、焦げすぎちゃうか?
という良く焼けてるビジュアルで出てきた。
でも何故か懐かしく、濃いめのくせになる味だった。
お店の人もテキパキしてるし、安いし、リピートありかも。
並ぶの嫌だけど。


山は大好きだけど、最近静かで涼しい場所でなくなりつつあるのが悲しい。