赤牛岳、水晶岳&南真砂岳:2日目ギブアップで水晶小屋、3日目予定変更
- GPS
- 30:53
- 距離
- 49.6km
- 登り
- 4,400m
- 下り
- 4,609m
コースタイム
- 山行
- 0:599
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:629
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:506
- 休憩
- 0:98
- 合計
- 0:00
8月3日(金)
( 5:24(5:30) 自宅 自転車 コンビニ )
( 5:59-6:24(6:00-24) 柏矢町 自転車デポ 電車 )
( 7:03-10 信濃大町駅 バス )
7:43(7:50-8:00) 扇沢(1,420m)
8:25-27(2")(8:55-9:00) 大沢小屋(1,680m)
9:02-07(5")(1,845m) チェーンスパイク装着
10:07-12'5")(2,195m) 休憩
11:08-19(11")(11:30-40) 針ノ木峠(2,536m)
登り:3'25"(3'30") 延標高差:1,166m 速度:341m/h
12:02-05(3")(2,120m) 休憩
12:20-22(2")(2,005m) 水補給
13:04 針ノ木谷出合(1,865m)
13:31-34(3")(13:30-35) 船窪岳分岐(1,835m)
15:21(15:30) 南沢出合(1,530m)
15:50(16:30) 避難小屋(1,465m)
16:04-09(5") 船場上(1,460m)
17:04-06(2") (1,460m) 休憩
17:24-26(2") (1,480m) 休憩
18:09(18:00) 奥黒部ヒュッテ(1,495m)
山行:10'26"(10'00") 延標高差:3,463(3,143)m 速度:332(314)m/h
距離:18.7(17.1)km/h 歩行速度:1.79(1.71)km/h
8月4日(土)
5:06(5:00) 奥黒部ヒュッテ(1,495m)
7:16-28"(12") (2,190m) 休憩 GPS電池切れ
9:51-54(3") (2,710m) 休憩
10:03-08(5") (2,775m) 休憩
10:38-39(1") (2,829m)
10:40-54(14")(10:00-10) 赤牛岳(2,864m)
12:43-56(13") (2,800m)
15:07-15(8")(12:15-20) 水晶岳(2,978m)
15:44-54(10") 登山客と談合
16:13(12:45) 水晶小屋(2,910m)
( 13:15 ワリモ北分岐(2,800m) )
( 15:30-35 鷲羽岳(2,924m)) )
( 16:15 三俣山荘(2,545m) )
山行:11'07"(10'15)" 延標高差:2,349(3,206)m 速度:211(313)m/h
距離:11.7(15.1)km/h 歩行速度:1.05(1.47)km/h
8月5日(日)
計画変更
4'59" 水晶小屋(2,910m)
5*34 東沢乗越(2,734m)
5:39-43(4") 竹村新道分岐点(2,785m)
7:37 南真砂岳への分岐(2,708m) ザックデポ
7:40-41(1") 南真砂岳(2,713m)
7:34-47(3") 南真砂岳への分岐(2,708m)
8:44-48(4") (2,320m) 休憩
8:59 湯俣岳(2,379m)
9:09-20(11") (2,290m) 休憩
9:54-57(3") 1,980m 休憩
11:08-38(30") 晴風荘(1,415m)
11:39-12:08(29") 露天風呂(1,410m)
12:51-57(6") (1,340m) 休憩
13:10-14(4") 無名避難小屋(1,330m) 休憩
13:35 林道終点(1,285m)
14:07-14(7") (1,250m) 休憩
14:42-15:06 高瀬ダム(1,275m) 終点 タクシー
登行時間:9'43" 延標高差:2,594m 速度:267m/h
距離:19.5km/h 歩行速度:2.01km/h
( 15:31-16:38 薬師の湯 )
( 16:40-45 バス停 バス )
( 17:0019 信濃大町駅 電車 )
( 17:48-49 柏矢町駅 自転車 )
( 18:05-25 スイス村 自転車デポ タクシー )
( 18:30 自宅 )
これより3日目の予定
( 5:00 三俣山荘(2,545m )
( 5:35 分岐点(2,755m) )
( 6:45-50 双六小屋(2,555m) )
( 7:45 弓折乗越(2,555m) )
( 8:15 大ノマ乗越(2,455m) )
( 9:25-30 秩父平(2,530m) )
( 10:10 笠新道分岐(2,775m) )
( 11:00 杓子平(2,445m) )
( 13:00 笠新道入口(1,370m) )
( 13:50-14:55 新穂高バス停(1,100m) 入浴 バス )
( 山行:8'50" 延標高差:3,381m 速度:383m/h )
( 距離:18.0km/h 歩行速度:2.04km/h )
( 15:28-50 平湯温泉 バス乗り継ぎ )
( 17:15-34 松本駅 電車 )
( 17:42-45 田沢駅 徒歩 )
( 18:10 自宅 )
天候 | 3日間晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:扇沢針ノ木岳登山口にあり 南真砂岳手前のガレ場トラバース:急斜面で砂地 |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
タイツ
半ズボン
靴下(ロング)
指なしグローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え(上下下着
長袖シャツ
ズボン)
靴
予備靴(トレランシューズ)
ザックカバー付ザック(50L)
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル兼食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
エアマット
シェラフ
|
---|
感想
3,4年考えていた赤牛岳を遂に登ることができたが、暑さ、重荷、寝不足でバテバテ。計画を変更せざるを得なかった。
初日は雪渓、沢と比較的暑さを感じずに済んだ。
針ノ木谷はルーファが心配だったが迷うことなく、かつ、飛び石の渡渉で殆ど靴の中に水が入らないと思った最後南沢出合近くで両足靴が水没した。比較的歩き易かったが、渡し場上から奥黒部ヒュッテまでのアップダウンには疲労困憊だった。
テン場には6張のテント。使用料とロング缶(700円は安い)2本を支払い、テントを張る前に早速飲み始める。
奥黒部ヒュッテ泊り客が1時間程で20cm程のイワナ4匹釣ってきていた。
しかし、夜は2時間程寝て目が覚めそれから寝付かれず計3.5時間程しか寝られず。
2日目:4時には平ノ渡し場に向かう3テントは撤収、更に2テントは4時半に赤牛に出発していった。5時過ぎにようやく出発し、快調に急坂を登る。
しかし、岩と大きな木の根が歩きにくく、体力を消耗する。樹林帯は早朝もあり暑くはなかったが読売新道は長い。
森林限界を過ぎると急に暑く。風も殆どない。
赤牛岳が見えてからスピードががっくり落ちる。休憩も多くなり山頂が遠い。
何とか予定より30分程度の遅れで赤牛岳山頂に到着。
北アルプスの主要な山は殆ど日帰りしているが赤牛岳は日帰りは無理だけに感慨深い。珍しく山頂で長居する。
しかし、その後の水晶岳への尾根歩きは全くペースが上がらない。
コースタイム3時間の所4時間半も掛かる。途中、鷲羽諦め源流から三俣を考えたが、結局今日のテン場三俣山荘は諦めざるを得なくなった。この辺りテン場が少ない。三俣か雲の平か烏帽子までない。仕方なく水晶小屋に素泊まりすることした。
水晶小屋泊で赤牛岳までピストンしてきた人に聞くと布団1枚に2人とのこと。
水晶山頂から小屋までは山頂にいた方と話をしながら下る。
小屋に到着してまずはショート缶(ロング缶なし)(600円)2本飲む。冷えていないためか余り美味しくない。
隣の台湾からきた女性2名と話をする。富士山、表銀、劔から薬師等毎年登っているとのこと。今回は烏帽子から来て明日は黒根五郎に行くとのこと。頑張っている。
問題は睡眠の事。私は鼾をかくので中々寝付かれず暑さも加わり1時過ぎまで起きていた。結局寝たのは2時間強程度。
4時に起き食事を作りながら日の出を待つ。赤く染まってから出発準備完了ながら中々陽が登ってこない。5時出発。
今日は予定を変更して通ったことにない竹村新道を下ることにした。
南真砂岳は初めてなので今回の山行で赤牛岳と2座が初となった。
昨年同様今回も大ノマ岳はお預けとなってしまった。
南真砂岳への道で急斜面の砂地のトラバースがあり、雪の急斜面になれている私でさえ緊張した。
赤牛岳はゴールデンコースと裏銀の間に位置しており、南真砂岳は裏銀と表銀の間に位置し共に360度のパノラマを眺望することができる。
南真砂岳からの下りも長い。湯俣岳への登り返しは後半なのできつい。
何とか無事晴風荘に下りてきた。まずはロング缶で喉を潤す。
管理人から焼きイワナ(釣名人が釣ったもの)を頂く。
河原で汗を流そうと思っていたら露天風呂があるとの話。先客は甲羅干しをしており近づいて起こしてしまった。温泉の湯は熱めで日焼けした肌が痛い。しかし気持ちよく最高の気分だ。残念なのはここから4時間以上も歩かなければならないことだ。
ダム湖が見えてからも長い道のりだった。
ダムに着くと10名程がタクシーを待っている。話を聞くとタクシーが出払っておりようやく20分程して1台が来るとのこと。そのタクシーでピストンしてもらうしかないとのこと。10人のメンバーはスカイランニングの仲間で今日野口五郎小屋から水晶を登って下って来た(東沢乗越手前ですれ違った)。3人を残して七倉まで走ることなったため最初のタクシーに乗ることができた。3人が下車後大町温泉郷の薬師の湯に。
温泉上がりの生ビールはよく冷えており美味しい。枝豆とから揚げで生2杯一気に飲み干す。バス、電車の接続も良く柏矢町駅に到着。駅に自転車をデポしていたので乗って帰るが、犀川にかかる光橋の登りは折り畳み自転車ではきつすぎる。スイス村でタクシーを呼び自転車はまたもデポ。
18時過ぎ何とか帰宅。帰ってからもロング缶4本を空け、寝不足だったためぐっすり就寝した。
今回の山行はやはり真夏の山がいけなかった。雷が怖いので中々行けなかったが、今回の日程では雷がなさそうなので出掛けたが暑さにこんなに苦しめられるとは思わなかった。
昨年の表銀-西鎌は10月だったため快適に歩けたが・・
もう夏は行かない!(8月の下旬まで)
ザック重量は軽量化を計り13kg強だったはずだが、重さも堪えた。
小屋泊まりもこりごりなので日帰りしかない。
行きたいところもなくなってきた感じだが、気が向いたところに登ることになりそうだ。
赤牛行ったんですね。
今年は特に暑すぎ、きついですね。きついときは無理しない、見事な山行と思います。
涼しくなったらまたご一緒にお願いします!
ようやく赤牛に行けました。
赤牛を日帰りするなんて考えられません。
hayabusaHanさんも決して日帰りしようなんて考えないでください。
ご一緒するの涼しくなってからにしましょう。
bumpkinさん
ご無沙汰しております。
凄い体力ですね!
重い荷物を背負っての針の木越えとは恐れ入りました。
この分だとまだまだ山スキーが楽しめますね。
来春に唐松でお会いできるのを楽しみにしております。
針ノ木越えは確かに佐々成政を意識していました。当時の装備と時期は違いますが。
しかし、最近は重い荷重に耐えられなくなってきました。山スキーも重量負けでどれだけ頑張れるか。
コメントありがとうございます
bumpkinさん、こんにちは。
針ノ木谷 ?からだったのですね!
北アルプス最深部にはそんな凄い方もみえるのですね
翌日の無風の樹林帯の急登や木陰のない赤牛までの
稜線は本当にバテてしまいました。
やはりザックの重さもありますよね。。。
あの後、あの灼熱の稜線を水晶小屋まで行かれたなんて凄いです!
今後の夏山へのいい経験にはなったと思います。
本当にあの暑い中重い荷物を担いで同じ読売新道を登ったのは戦友みたいですね。
年間で8月の山行が最も少ないのは暑さと雷のためです。
今回は雷がなさそうなので出掛けましたが、暑さにやられました。
立派なテントで快適そうでしたが重いですよね。快適さを選ぶか楽さを選ぶか難しい選択ですね
今後の益々のご活躍を期待してます
このところご無沙汰しましたが、久しぶりにヤマレコを見たら、佐々成政もびっくりの山行記録、衰えを知らない気力と体力に脱帽です。
ところで、恥ずかしながら秋のささやかな山の計画についてご相談したいと思います。よろしく。
7530の会も継続できますね。
パソコンの電源が入らず修理に出していたため連絡が遅れ申し訳ない。
計画を建てましょう
凄い体力ですね・・・。だいぶ前に厳冬期に八ヶ岳縦走を反対側からするときに車に乗せていただいたものです。お元気そうでよかったです。
コメントありがとうございます。
相変わらず山に登っていますが、ここ1ヶ月山に登っていません。
ここ4,5年で1ヶ月も山に入らないのは初めてだと思います。
暑さが収まったらまた山に入ろうと思っています。
また、何処かでお会いできればいいですね
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