見どころ満載の蓮華岳、針ノ木岳：針ノ木雪渓からピストン

2018年08月04日(土) ~ 2018年08月05日(日)

• GPS: 16:08
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,816m
• 下り: 1,796m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:03
• 休憩: 1:44
• 合計: 9:47

5:14 扇沢駅
6:31 6:38 大沢小屋
10:47 12:12 針ノ木小屋
13:50 14:02 蓮華岳
14:58 14:58 針ノ木小屋
15:01 宿泊地

2日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:28
• 合計: 6:18

6:48 宿泊地
7:44 8:23 針ノ木岳
8:59 9:39 針ノ木小屋
11:51 12:00 大沢小屋
13:06 ゴール地点

写真を取りながらのコースタイムです

天候

2日間とも快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢有料第1駐車場利用(12時間　1,000円（以降12時間毎に1,000円加算）)
＊朝3時過ぎに到着するも、無料駐車場は空きなし
https://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html

針ノ木小屋・大沢小屋
http://www.harinoki.com/index.html

コース状況／危険箇所等

雪渓の雪解けは日増しに進んでおり、2週間前と比べても歩けるルートがどんどん変更されているので、赤いベンガラに沿って進む。
雪渓の斜度が急なところもあるので、やはりアイゼン(6本爪でも可能だが、下山に不安があれば10本又は12本爪が安心)とダブルストックはある方が良い。
雪渓上部から小屋まで、針ノ木岳・スバリ岳はザレ場が多いので歩行時に落石させないよう注意。

＊8/3〜5は小屋の水を汲み上げるポンプの故障で水は自分達でもって上がらなければいけなかった。
　最終水場は足場が悪いところを隣の沢へ5分程。
　8/6にはポンプ復活したよう。

【日の出/日の入/月の出/月の入】
8/4　4:55/18:51/23:04/11:31
8/5　4:56/18:50/23:41/12:33

その他周辺情報

【下山後の温泉】
湯けむり屋敷　薬師の湯
TEL：[phone]
営業時間：7:00~21:00(7/1〜10/31)、最終受付20:30
入館料：大人700円(JAF・モンベル倶楽部・ベネフィット・リロクラブ・各種割引クーポンなど対応)
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/

【下山後の食事】
安曇野　そば庄
TEL：[phone]
http://www.sobasho.co.jp/

写真

8/4 5:11

(m)駐車場からスタート

8/4 5:18

(k)針ノ木岳登山口の登山相談所(夏山シーズンピーク時に開設)
ここで前日から針ノ木小屋の水を汲み上げるポンプ故障で途中の水場で水は汲んで上がるようにと情報を得る

8/4 5:43

(k)針ノ木自然遊歩道入口
ここからアスファルトを離れて樹林帯になる

8/4 6:10

(k)しばらくはこのような樹林帯

8/4 6:34

(m)大沢小屋のレリーフ
山を想えば人恋し　人を想えば山恋し　百瀬慎太郎

8/4 6:38

(k)大沢小屋でも針ノ木小屋情報が出ている
時間があれば小屋手前にあった湧水を使ったコーヒーが美味しそう

8/4 7:04

(k)ミヤマオトギリソウ

8/4 7:04

(k)ヤマハハコ

8/4 7:08

(k)シモツケソウ

8/4 7:10

(m)雪渓が見えてきた！

8/4 7:16

(k)ニッコウキスゲ
こちらを向いている花は見つけられず横顔

8/4 7:20

(k)クルマユリ

8/4 7:20

(k)？

8/4 7:24

(k)左手前の橋を渡って左手が雪渓の取りつき

8/4 7:37

(k)2週間前は雪渓の右手が取りつき部だったが既に融雪が進み崩れている

8/4 7:43

(m)さあ、雪渓を登ろう!

8/4 7:45

(m)雪は上まであるかな?

8/4 8:17

(m)前方の雪渓のノドと言われる部分はすでに崩壊寸前で右側の夏道へ巻く

8/4 8:41

(k)崩壊部分では水場にもなっている

8/4 8:50

(k)巻いた後は雪渓左側へ
上部も崩壊が進んでいるようで、ベンガラに従い早々に夏道へあがったほうが良さそう

8/4 10:04

(m)最後の水場

8/4 10:05

(m)後方を振り返ると種池山荘〜爺が岳へ繋がる稜線

8/4 10:08

(k)最後の水場にあったこのポンプが故障中？

8/4 10:10

(k)登山道左手のこの看板の奥が水場
ここでたまたま山友さんと再会♪

8/4 10:36

(k)雪渓上部右手に針ノ木峠の道標が見える
最終水場のあと夏道は雪渓右手へ続き、この見上げるつづら折りを登りきると針ノ木小屋へ

8/4 10:41

(k)？

8/4 10:44

(k)ミヤマヤハズハハコ

8/4 10:45

(k)チングルマの花がまだ咲いていたのはここくらいかな？

8/4 10:46

(k)ミヤマキンポウゲ

8/4 10:46

(m)二人が先行してグループテントを設置してくれました。
感謝！

8/4 11:18

(m)とりあえず　カンパ〜イ

(m)バックには槍ヶ岳も♪

8/4 12:17

(k)シロバナニガナ

8/4 12:18

(k)アザミ

8/4 12:19

(m)蓮華岳に向かう途中から針ノ木小屋を望む
拡大すると小屋のすぐ後ろの木に少し隠れたグリーンの我が家(テント)が見える

8/4 12:22

(k)スバリ岳と赤沢岳の間のコル部分に剱岳が見え始める

8/4 12:26

(k)イワツメクサ

8/4 12:29

(k)青空に緑と岩の白さのコントラストが素敵☆

8/4 12:37

(k)コマクサが点在し始める

8/4 12:45

(k)ミヤマホツツジ

8/4 13:05

(k)白っぽいコマクサ☆
この度の目的白いコマクサは見つけられなかったが…

8/4 13:07

(k)コマクサの大きな株も♪

8/4 13:08

(k)タテヤマリンドウ

8/4 13:08

(k)アキノキリンソウ

8/4 13:09

(m)コマクサ群生の向こうには剱・立山

8/4 13:19

(k)偽ピークから前峰に蓮華岳山頂

8/4 13:20

(k)後立山連峰をズームで!!
種池山荘、冷池山荘、冷池山荘のテント場越しの爺が岳

8/4 13:28

(k)イワギキョウ
＊花に白い毛が密生してればチシマギキョウ

8/4 13:28

(k)船窪方面へ続く蓮華の大下りへ続くルート

8/4 13:39

(k)イワヒバリ

8/4 13:41

(k)タカネツメグサ

8/4 13:42

(k)イワベンケイ

8/4 13:44

(k)キアゲハ

8/4 13:47

(k)爺ヶ岳(右)の3つのピークも見える♪
中央奥は双耳峰の鹿島槍ヶ岳♪

8/4 13:47

(k)蓮華岳道標から若一王子神社奥社越しの立山〜剱岳

8/4 13:52

(m)蓮華岳頂上キターー

8/4 14:01

(k)船窪方面へ続くルートを上から
この下る途中に白いコマクサがあったかもしれないのだが、この度はもう下りず

8/4 14:01

(m)お約束の三角点タッチ

8/4 14:06

(k)タカネツメクサ(左)とイワベンケイ(右)
イワベンケイに花の色がこちらはまだ黄色い

8/4 14:08

(k)純白のコマクサは探し切れず
ほぼ白いコマクサ(ソフトバンクの回し者ではありません)

8/4 14:11

(k)赤く色づいたイワベンケイ

8/4 14:14

(k)トウヤクリンドウ
秋の花が咲き始めてますね〜

8/4 14:14

(k)明日登る針ノ木岳山頂のズーム!!
登山者がいるのが見える

8/4 14:15

(k)蓮華岳からの下りの稜線
中央のとんがりが針ノ木岳

8/4 14:22

(k)ゴゼンタチバナ

8/4 14:48

(m)帰ってきた

8/4 15:09

(m)夕食の前にまずカンパイ

8/4 16:17

(k)友人の差し入れ「♡型のおかき」
かわいい♡

8/4 17:22

(m)流水麺を利用したイタリアンサラダ麺

8/4 17:22

(m)流水麺を利用した野菜たっぷり蒸し鶏サラダ

8/4 18:58

(k)テント場から夕焼け

8/4 19:18

(k)小屋前から夕焼け

8/4 20:38

(k)小屋の前から天の川と火星☆

8/4 21:07

(k)こちらも天の川☆

8/5 7:02

(m)チングルマの綿毛☆
2日目の朝、針ノ木岳上空はガスっていたようなのでゆっくり出発

8/5 7:04

(m)本日の目的地

8/5 7:06

(k)チングルマの綿毛
まだ車輪状に開いてないものに初めて出会ったかも☆

8/5 7:10

(k)針ノ木岳山頂の手前左手
庭園みたい☆

8/5 7:19

(k)ミヤマキンバイ

8/5 7:23

(k)ヨツバシオガマ

8/5 7:37

(k)初日最終水場で会った山友さんのグループとすれ違う

8/5 7:43

(k)黄色いお花はウサギギク

8/5 7:48

(k)針ノ木岳山頂から
右にスバリ岳へと続く稜線、中央奥が剱岳、左が立山、眼下に黒部湖

8/5 7:49

(k)針ノ木岳山頂から
左から五色ヶ原、中央左奥に奥大日、立山、剱岳

8/5 7:50

(k)針ノ木岳山頂から
左から高瀬湖の上部奥に槍〜穂高連峰、手前に野口五郎岳、奥に水晶岳、赤牛岳

8/5 7:51

(k)黒瀬湖の右側が裏銀座、奥に槍ヶ岳〜吊尾根〜前穂高岳

8/5 7:51

(k)槍ヶ岳〜吊尾根〜前穂高岳をズーム!!

8/5 7:50

(m)頂上直下の岩場で雷鳥親子に遭遇
これは雷鳥の雛

8/5 7:56

(m)雷鳥のお母さんと剱

8/5 7:57

(k)スバリ岳、赤沢岳、爺ヶ岳方面への稜線と、奥に鹿島槍、白馬岳へと続く

8/5 7:59

(k)雷鳥の親子のショット
雌と雛は大きさの違いくらいになってた!!

8/5 7:59

(m)針ノ木岳山頂
一応左の後ろに槍様が見えるので槍ポーズ

8/5 8:00

(k)雷鳥の雌

8/5 8:04

(k)針ノ木岳山頂からパノラマ写真☆
左から槍ヶ岳〜爺ヶ岳

8/5 8:05

(m)針ノ木岳の三角点にて

8/5 8:11

(m)やはり剱は絵になる

8/5 8:14

(k)立山のズーム
よく見ると大観峰へあがるロープウェイがあるのが分かるかな？

8/5 8:29

(m)さあ、戻ろう

8/5 8:38

(m)登山道を散歩する雷鳥に遭遇

8/5 8:41

(m)イワヒバリも

8/5 8:50

(m)小屋に近づいてきた

8/5 9:39

(k)テント場のトイレ(ここは無料)
槍見と瞑想館

8/5 9:46

(m)撤収完了！

8/5 9:47

(m)さあ、降りよ

8/5 10:07

(k)雪渓上部の上部
登山道、手前に水場あり

8/5 10:13

(m)ふと見上げるとハーフムーンが稜線に沈んでいく瞬間に遭遇
komorinが「クラゲみたい」と
確かにクラゲは漢字で書くと海月とも書くから正しい表現ではある(笑)

8/5 10:14

(m)水場

8/5 10:17

(k)クラゲのようなハーフムーンはマヤクボ沢の上部にこんな感じ(左)でありました(^^)

8/5 10:28

(K)ミヤマオダマキの後姿

8/5 10:28

(k)雪渓上部右手は崩壊が進んでいるので、もっと下部で夏道へあがるようにベンガラの印あり

8/5 10:30

(k)ミヤマキンポウゲ

8/5 10:41

(k)komorinは2週間前の教訓を生かして、最初からアイゼン装着!!
友人が後ろから見守ってくれてます☆
2週間前、前日よりも雪が柔らかくなってたのもあり、アイゼンとダブルストックがあれば安心して歩けました(^^)V

8/5 10:47

(k)雪渓のノドの部分はいったん夏道へ

8/5 10:48

(m)この日は雪渓の上が一番暑かったかも!!
SHINさんは照り返しも手伝って黒焦げ状態(笑)

8/5 10:52

(k)ノドのあたりの崩壊部

8/5 10:55

(k)雪渓はあと半分くらい

8/5 11:18

(k)雪渓下部
水量が多く、どんどん溶けている感じですね…

8/5 11:24

(k)？

8/5 11:32

(k)オオバギボウシ？

8/5 12:18

(k)大沢小屋の先にある美味しい湧水☆

8/5 12:26

(k)もののけの森のような雰囲気☆
1年中枯れないそうです

8/5 16:09

(k)下山後は安曇野の「そば庄」で安曇野三昧セット♪

8/5 18:06

(k)帰りの駒ケ根SAにて
後光がさしてる☆

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

Xperia X Compact SO-02J docomo SONY

Galaxy S9+ SCV39 au サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ ヘルメット

共同装備

グループテント 夕食用食材等

感想

komorin97

先週、別メンバーで針ノ木岳を雪渓から上がって柏原新道から下りる周回コースに行く予定であったが、あいにくの天気で中止。
ちょうど8月1週目に、今年発足したマニアックチームのメンバー3名が予定が合い、あとの二人も別パーティで同じ日程で蓮華岳・針ノ木岳へ行く予定が中止になってたため、針ノ木岳へのリベンジをしようと行き先決定!!
この度はグループテントを希望したのもあって、若手のホープも加わって車1台で移動できる4名での企画となった。

テントと食材で分担したが、重くて大きなテントを担いでくれたSHINさん、食材を分担してくれたmatchさん、侑君、ありがとうございました☆

私が前回行った針ノ木周回コースの際には蓮華岳には行けてなかったので白いコマクサが咲いているという蓮華岳がこの度の本命。
また前回の2日目午前中は立山〜剱岳の稜線のガスがとれずに眺望にやや心残りがあったので、晴れればなおラッキー☆
また針ノ木岳周辺にいる雷鳥の親子にも会いたかった。
結果、白いコマクサは白っぽいコマクサしか見つけられなかったが、針ノ木岳からの360℃の眺望を満喫することができ、雷鳥の雛を連れた親子にも2回遭遇、さらには偶然の山友さん2組との再会もあり、同行者にも恵まれ笑いの絶えない楽しい山行となり感謝☆

針ノ木小屋で水が出ないというアクシデントはあったが、当初からテント泊自炊予定だったのもあり、水を担ぎ上げる量は増えたがビールは飲めたし問題ない程度。
夜は天の川も見ることができ、立地、山容、眺望、お花等々、素敵なお山にランクインです(*^^*)

うえちゃん

前週(7/28-29)に蓮華・針ノ木を計画していたが台風12号で今シーズン連続4回目(薬師岳、北岳、越百・南駒、蓮華・針ノ木)のアルプス山行中止が確定し嘆いていたところ今週行こうという話になり、8/4に参加予定していた沢遡行を無理言ってキャンセルさせてもらい念願の針ノ木雪渓を登ることが出来た。
2週間前にも針ノ木に来ているkomorin曰く、雪がかなり減ってきているとの事。
それでも、天候に恵まれ青い空と白い雪のコントラストを楽しめ、蓮華岳ではコマクサの群生、針ノ木岳ではとても素晴らしい360度の北アルプスオールスターズの展望に恵まれ、美味しいお酒と美味しい料理、そして愉快な仲間に恵まれた満足すべき山行でした。

コメント

Yamaotoko7

match0810さんへ
今回は針ノ木雪渓上のガレ場で偶然にお会い出来て光栄でした

match0810さんと私を含め数名で丹沢に登った思い出がよみがえりました

塔ノ岳、三ノ塔、鍋割山、栗ノ木洞、丹沢山、畦ヶ丸、屏風岩山、懐かしいですね

match0810さんの写真ですが、中年の渋さが出てますね

これからも登山を頑張って下さい