槍ヶ岳 9歳長男と(上高地から)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,452m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 11:53
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 11:44
天候 | 晴れ後曇り 夕方から時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地行き4:40始発に乗り5:10頃に到着。 金曜日だったからか、途中のバス停通過後も満席にならず。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチがとにかく長い。 槍の穂先もそれほど難易度が高くはないが、びびって腰が引けると危険。 登山ポストは上高地でバスを降りたところで提出。 |
その他周辺情報 | さわんど大橋駐車場にある「梓湖畔の湯」を利用。 温泉利用だけなら駐車料金は不要。 休憩所には、カットスイカが200円、冷やしキュウリが100円など下山者には魅力的な食べ物の売っている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
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感想
長男との日本百名山52座目。
今年のお盆休みの一大イベントとして一年以上前から計画していた槍ヶ岳、奥穂高岳W登頂。
まだ見送ろうと思っていたテント泊もデビューです。
1日目
沢渡バスターミナルに深夜に到着。
トンネルの入り口付近のスペースが幸運にも空いていた。
始発のバスまで車中泊。
4時前には起きだして、20分には車を出ました。
トンネルを抜けた目の前の自動販売機でバスの往復分のチケットを購入。
係員の方が早朝だというのに丁寧に対応してくれます。
トイレを済ませて始発のバスに乗りこむ。
金曜日だからか、満員にはなりませんでした。
30分ほどで上高地の到着です。
すでに各方面からのバスが到着しており上高地はにぎわっていました。
トイレと登山届をだし、準備運動をして出発。
ここから10km3時間の林道歩き。
バスターミナルを出発してすぐ有名な河童橋に到着。
早朝のトイレはこちらの方が圧倒的にすいているようですね。
通過点なので写真を撮ったら早々に出発です。
小梨平のキャンプ場には3、4歳くらいの子供も来ていて楽しそうです。
明神、徳澤、横尾と多少のアップダウンをしながら軽快に歩き、8時半に横尾に到着。
横尾では遭対協の方々がペットボトルOS-1を配布していました。
今年は熱中症の遭難が多いようです。
もらえるものはうれしいのですが、個人的にはペットボトルではなく携行に嵩張らない口栓付パウチのOS-1がよかったかなと。
この山域は水が豊富なので、塩分補給をという目的なら塩分チャージのタブレットがよかたかなと。
一之俣、二之俣を通過し槍沢ロッジへ。
槍沢ロッジではエネルギー補給のため焼き鳥丼を長男とシェア。
長男はちょっとだけ、と言っておきながら半分以上は食べてしまいました。
槍の穂先を見る望遠鏡が設置されていますが、身長130僂猟甲砲砲脇呂ず残念ながら肉眼でしか見ることができませんでした。
ババ平のキャンプ場を通過して15分くらい登ったところにあるパイプの水が冷たくて気持ちい。
水の補給をするならここはおすすめ。
暑い日の照る中がんばって登って行くと槍沢大曲の分岐に到着。
上高地から7時間近く経過しているので疲労が出てきます。
でも、きょうはまだまだ続きます。
天狗原の分岐まで1時間半。
まだか、まだかと心の声が漏れそうなくらい長く感じました。
そこから1時間くらい行くと水沢。
ここで最後の給水。
冷たくて気持ちいい。
水沢から少し行くと槍の穂先が見えてきました。
これが見えるだけで冒険心がくすぐられますね。
いい天気で良かった。
上高地から11時間。
ようやく今日の幕営地である殺生ヒュッテに到着です。
受付を済ませてテント設営。
ここ山荘は、お金を払えばテント泊でも食事を提供してくれます。
作るのも面倒になっていたので、カレーと牛丼を注文して食べました。
長男はカレーを食べたくて頼んだのですが、大人の辛さだったのをがんばって半分まで食べて牛丼と交換。
朝から長時間行動したのでたくさん食べてくれました。
日が暮れるにしたがって雲が張り出してきて星空は望めそうもなかったので、明日の準備をして早々に寝ました。
2日目
4時過ぎに起きだして槍の穂先にアタックです。
あいにくのガスガス天気。
それでも穂先が雲を突き抜けていてくれることに望みを持って出発。
40分程度登ると槍の肩に到着。
ベテランさんのパーティが登るタイミングだったので後ろにくっつかせてもらいました。
昨日の雨で岩場は濡れていましたが、滑ることはありませんでした。
ガスガスだったので高度感もなく私は普通の岩場感覚で行けましたが、長男はビビリが入ってへっぴり腰に。
名物の渋滞もなく30分かからず。
槍ヶ岳登頂。
日本百名山52座目。
展望はゼロだったため、写真だけ撮ってイソイソと下山。
やはり下山は怖いみたいでかなりビビリまくりの長男。
渋滞を作り出してしまって、待たせてしまった皆様申し訳ありませんでした。
槍ヶ岳山荘に行き、バッジとお揃いのTシャツを購入。
あまりぬくぬくしていると抜け出せなくなるので、テントに戻る。
撤収して下山開始。
長い道のりを登ってきたので、長い道のりを下る。
沢を挟んで向こう側の山から、ガラガラと落石の音。
かなり大きい岩が何個も数か所で落ちて行った。
あんなのに当たったらひとたまりもないな。
要所で休憩をして、ほぼ予定通りの時間に横尾に到着。
横尾山荘で豚スタミナ丼を一人前ずつ。
さすがに長男は食べ切れず。
予定では奥穂高岳に明日行く予定だが、行けますかね。
直前まで迷っていた長男。
最終的に逃げることなく涸沢行きを自ら決断。
横尾大橋13:47通過。
14時のリミット前に横尾を出発。
およそ3時間かけ16:30過ぎに涸沢に到着。
朝から12時間。体力が良く続いた。
時間もないので、先にテントの受付をしてからテントを張りました。
今日のご飯はフリーズドライ。
私はカレーで、長男は親子丼。
この日は穂高連峰を見ることができました。
今日も星空を望めそうもないので、明日に備え早々に就寝。
3日目
ここからは奥穂高岳のレコへ
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