夜叉神峠-鳳凰三山-御座石温泉

2018年08月18日(土) ~ 2018年08月19日(日)

• GPS: 14:23
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,952m
• 下り: 2,249m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:41

距離 8.2km 登り 1,260m 下り 219m

10:37 夜叉神峠登山口
11:21 夜叉神峠
11:28 11:30 夜叉神峠小屋
12:50 12:54 杖立峠
13:41 13:42 火事場跡
14:20 14:24 苺平
14:48 14:49 辻山
15:18 南御室小屋

2日目

• 山行: 8:08
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:57

距離 10.6km 登り 692m 下り 2,060m

5:26 南御室小屋
6:32 砂払岳
6:42 6:44 薬師岳小屋
7:39 8:04 鳳凰山
8:29 鳳凰小屋分岐
9:13 9:15 アカヌケ沢の頭
9:42 地蔵ヶ岳
10:37 10:47 鳳凰小屋
12:09 12:19 燕頭山
12:38 旭嶽
14:21 御座石鉱泉
14:23 ゴール地点

地蔵岳は、多分オベリスクに寄っていた時刻です。アカヌケ沢の頭から地蔵岳は、それほどかかりません。
鳳凰小屋から、「ひょっとして一本はやいバスに間に合う？」などと考えてしまって、全速力で歩いたら（でも後ろから来た人に抜かされたw）、筋肉痛。もう少しだからと、いつも1時間ごとにとってる休憩を最後に取らなかったのがいけなかったのかも。

天候

晴れ。　山頂の予報は確か夜間-朝方は10度を下回ってた。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは特急あずさ（新宿7：00発）で甲府まで。甲府から夜叉神峠まで山梨交通のバス。
帰りは御座石温泉から韮崎まで山梨中央交通のバス。

コース状況／危険箇所等

・道は整備されています。
ただ、鳳凰小屋から御座石温泉への道は、ロープを張った棒杭が倒れていたりなど、荒れてるといえば荒れているかも。でも、危ないと思う箇所はありませんでした。
・南御室小屋では、トイレに用意されてる紙は山小屋宿泊者用なので、テント泊なら自分で紙を用意する必要があります。

その他周辺情報

御座石温泉。1100円。建物、設備は古いのですが、掃除はしてあって、古さに味わいがあります。
浴室（浴槽）が一つだけなので、男女交互に入ります。だから、少し待つこともあるかもしれません。私は待たなかった代わり、そろそろ出てくださいとお願いされました（笑）。シャワーがなくて、蛇口から熱湯と水が出るので、自分で熱湯を水で薄めます。
お風呂は、露天でもないし、外の景色もれないのですが、古い曇りガラスを通した明るさが優しい、ちょっと熱いめのいいお湯です。
あと、水質のせいか、石鹸カスがものすごく洗面器にくっつきます。私は2、3回ゆすぎました(笑) 時間の計算には、ぜひ、洗面器にくっついた自分の湯垢を落とす時間も含めてください（笑）
湯船のお湯ですが、お湯をろ過して循環させる設備はなさそうですが、私が入ったときは、キレイなお湯でした。
快適な設備がないと嫌という方にはオススメできませんが、私はまた行こうと思います。正直、人がいないのと古さがなんとも言えないレトロ感を醸し出していて、最高。

写真

8/18 11:03

看板があって、五本松って書いてありました。わざわざそういうのあるんだから、と撮ってみました。

8/18 11:24

稜線に抜けるとこ。

8/18 11:25

夜叉神小屋の前から。テント場も良さげなんだけど、ここで泊まってしまうと、一泊では行けないのが残念。

8/18 11:59

暗いけど、林の中にマルバダケブキが咲いてるとこ。

8/18 12:14

町が見えます。

8/18 13:40

アザミですよね？時々見かけましたが、うちのアクオス君がきれいに撮ってくれたのはこれだけ。

8/18 14:41

ちょっと暗いけど、苺平から辻山へは、こんな感じ。林道かと思うようなそれまでの整備されまくりの道より、随分山道らしくて、ほっとしました。

8/18 14:43

ちゃんと分岐の案内。

8/18 14:47

辻山山頂ここの先も道はあるのですが、南御室小屋へ行くので、ここで引き返して分岐まで戻ります。

8/18 16:05

山小屋の回りにはイッパイ花が。調べたらカワチブシって花っぽくて、トリカブトじゃなかったのかと思ったけど、もっと調べたら、カワチブシはトリカブトの一種みたいです。

8/18 17:07

ミヤマアキノキリンソウ？これも南御室小屋にて。

8/19 5:15

朝焼けのテント場。眺めがある訳じゃないのだけど、こういう朝日が木にあたって、暖かい色になるとことか好き。

8/19 6:11

砂払の頭の手前で開けた所があり、休憩ついでに撮った、のだと思われ。

8/19 6:12

こんなとこを歩きます。

8/19 6:19

8/19 6:20

8/19 6:54

薬師岳。

8/19 6:54

8/19 7:02

コゴメ草。小さいけど可愛い。

8/19 7:10

男の子が写真撮っていて、何だろうと思ったら、かわいい花が。タカネビランジっていうらしい。

8/19 7:11

これもなんか可愛くて。ピンボケですが、もしゃもしゃしたはっぱと、小さなたくさんの白い花からミヤマウイキョウとおもわれます。

8/19 7:39

観音岳。激混み。狭いんだよね。(笑)

8/19 7:47

8/19 7:47

左手に甲斐駒、右手にオベリスク。

8/19 7:49

この隣にサンダルが奉納してありました。

8/19 7:50

8/19 7:51

8/19 8:05

建てただけで偉い。ナナメってても、気にしません。

8/19 8:11

8/19 8:13

はい。またまた、タカネビランジ。稜線上でちょくちょく見かけました。南アルプスの固有種なんですって。

8/19 8:32

イワシャジンの変種でホウオウシャジンってあるそうです。多分、それ。細すぎる茎に咲いた花がちょっと重そう。

8/19 8:39

ぐるりと石で囲んであって謎。根元を踏むと枯れてしまうとかかな？

8/19 9:08

8/19 9:11

この道はアサヨ峰へ続く道。そのうち行くね！

8/19 9:20

賽の河原。まるで砂浜。砂浜が坂に。そこに、お地蔵さんがずらっと並んでいます。

8/19 9:31

ちょっと離れてもお地蔵さんが。同じ方を見やると、町が見えます。

8/19 9:43

オベリスク途中から。この高さより、皆さん上に行きます。

8/19 9:53

私が登ったとこ。手掛り、足掛かりは豊富、簡単です。

8/19 10:15

ハハコと名前が付く何か。これも結構咲いてました。

8/19 10:26

御座石温泉への道には、こういう感じの橋やさんが結構あります。傷んでる感はあっても、渡れないほどじゃない。ちゃんとメンテされてると私は感じました。

8/19 11:17

雲海に浮かぶ山、これが最後。

8/19 11:24

セリバシオガマ。これで、紫色のはっぱのバージョンがあったんだよね。

8/19 11:43

ほらほら、これ。セリバシオガマ？それとも、色違いのそっくりさん？

8/19 12:37

道はこんな。

8/19 12:39

町が近くなってきます。

8/19 12:40

旭嶽。猿田彦を祀ってあるんですね。

8/19 13:14

ソバナ。

8/19 13:21

ゲンノショウコ。上から見ると、つぼみが丸くて可愛いんです。

8/19 13:46

やっと着いた〜。駐車場だあ。……あれ？あれ？温泉は？

8/19 13:46

あれぇ？まだ一山……←これはほんとにこたえた(笑)

8/19 13:56

ロープが張ってあるのだけど、こんなとこも。でも、危険とは思いませんでした。

8/19 15:10

おまけ。御座石温泉からバス停へいく30秒ぼどの道の脇に咲いてた花。丸いのがたくさんあって面白い。

撮影機器：

SH-M04 SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着(フリース 薄手ダウン ソフトシェル） 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ポール テント テントマット シェラフ シュラフカバー 温泉セット(タオル 着替えTシャツ他）

備考

ソフトシェルはあまりいらなかったかも。稜線にでると陽射しもあるし、歩き始めしか使いませんでした。
フリースは必須。薄手ダウンは迷ったのだけれど、持って行って正解。

感想

mizuyokan

今回驚いたことは3つ。
一つは、鳳凰小屋までのルートの整備されまくりなこと。夜叉神峠登山口から南御室小屋まで、もう林道かと思うような道。メインルートを外れた辻山への道だけ山道（笑）
二つ目。自分がオベリスク登れなかったこと。石が穿ってあって、ちゃんと階段になっているのに、その手前でどういうわけか足がすくんでしまって、どうしても登れなかった。しばらく待って気分が落ち着くのを待ったけれど、どうしようもなかった。そこまでは、ちゃんと登っていったのに。理由はわからない。しばらく病気や怪我が続いて、ボルダリングから離れてるのも、心の奥底で気になっていたのかもしれない。とにかく、そこで足がすくんだ自分に驚いた。
三つ目。ツアーの人って、なんとなく苦手意識があった。今回おしゃべりすることが出来たんだけど、たのしかったぁ。色んな人がいる。偏見持つと損だね。その人たちも含め、今回声掛けてくれた人、相手してくれた人、みんなに感謝。
晴天と楽しい出会いで、良い山行になった。ただ、オベリスクだけは心残り。また再挑戦しようと思う。