烏帽子岳・野口五郎岳・水晶岳・鷲羽岳(秋のような好展望)


- GPS
- 35:13
- 距離
- 46.9km
- 登り
- 3,892m
- 下り
- 4,114m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:31
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 12:11
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
■晴れの土日
山を始めたころから気になっていた烏帽子岳。そして今回は、これに加え、北アのなかでも奥の方にある鷲羽・水晶をめぐることとします。晴れの土日で小屋は混みそうで、これまで避けてきましたが、今年ばかりは(7月に仕事が忙しくて行けなかったので)とにかく行くしかありません。
なお、このルート、水が厳しいです。水晶小屋は通過者に分けていないので(ミネラルウォーターは別らしい)、烏帽子小屋、野口五郎小屋で確保しないといけません(500mlペット1本100円)。
■烏帽子岳・南沢岳
ブナ立尾根は、急登といわれますが、よく整備されていました。
烏帽子岳直下は、クサリなどがあり、人が多いと渋滞しそうです。山を始めた頃からの念願の烏帽子岳。登ることができてよかったです。
そして、烏帽子岳の真下には、池塘群がみえました。これは行くしかありません。いったん少しもどって向かいますが、行ってみると庭園のようです。ちょっと前までは、すばらしいお花畑だったのではないかと思います。
また、ひと登りで南沢岳だったので、行ってみると、これまたすばらしい展望。南沢岳まで行ってみて、よかったです。
■野口五郎小屋
いったん烏帽子小屋まで戻り、三ッ岳を通って野口五郎岳に向かいます。この日は、野口五郎小屋まで。
野口五郎小屋の夕食は豪華。ふとんも2枚に3人となんとか許容レベル。熟睡こそできませんでしたが、休養はとれました。
なお、行程的には水晶小屋まで行けますが、水晶小屋は混むのではないかと考えて野口五郎小屋を予約していました。翌日、水晶小屋に泊まった方(ブナ立て尾根を同時刻に登った方)とすれ違い小屋の様子を聞いたところ1枚に1人だったとのことで、実際はなかなかわからんものだと思いました。
■水晶岳・鷲羽岳
2日目は5時前にスタート。ちょうど野口五郎岳の山頂でご来光をみて、水晶小屋に向かいます。日の出直後は、白砂が赤く照らされて、本当に美しい光景でした。大岩ごろごろの山を超えていきますが、予想以上に通過に時間がかかり、水晶小屋には午前7時ころの到着となりました。
ここから水晶往復、鷲羽往復となります。水晶岳の展望は素晴らしく、これまでほぼ見たことのない山々の展望に感動しました。雲ノ平も初めて目にしました。山頂からは、標高1〜10位の山が見えていると思いますがどうでしょうか。水晶往復は1時間でした。
鷲羽岳はワリモ岳を超えていきます。鷲羽岳からの展望も素晴らしく、槍ヶ岳も近くに見えるようになりました。いっそこのまま新穂高に抜けてしまおうかと思うくらいでした。鷲羽往復は2時間。
■下山
水晶小屋に戻って午前10時。あとは七倉までの長い下山です。野口五郎に正午、烏帽子岳に午後2時を目標に進みます。景色も良いのですが、帰りになるとテンションがさがりますね。直射日光も暑くて余計にしんどくなりました。
ブナ立て尾根は、昨年の七倉尾根に比べ、格段に下りやすい尾根でした。
下山後の入浴は、七倉山荘にて。確か650円だったように記憶しています。
■おわりに
最高の天気でした。混んでるかと思いつつも行くと決めて出撃したのは良かったです。北アルプスでの未踏の山々も実際に見て認識できたので、次も積極的に出撃しようと思いました。
sat4さん、こんにちは!
最高のお天気の日に、最高の場所へ行かれたんですね。
絶景、絶景の嵐、眼福ですね〜。
烏帽子、野口五郎…憧れの稜線です。
昨年、燕から眺めていて、いつかは行けるかな〜なんて思ってる場所をですね、
かるく1泊で、おまけに水晶、鷲羽まで行ってしまうとは恐れ入ります
常日頃のトレーニングの賜物ですね。
荷物を軽くし、脚力で距離をかせぐ…
私には真似のできない素晴らしい方法です。お見事です。
それにしても水晶小屋、布団が1人1枚なんて日もあるんですね〜
こればかりは運でしょうか。
以前縦走したとき太郎小屋も雲ノ平もガラガラだったのに
水晶小屋だけ2人で1枚ということがありました。
ザックも天井にぶら下げ、その真下で寝るんですよ〜
それがあの小屋では普通なんだと思ってました…ともかく
お疲れ様でした!!!
mattyanさん、こんばんは。
最高の天気のときに行くことができました。
烏帽子は昔から行きたかった山でした。
烏帽子の池塘群もなかなか、隣の南沢岳もよかったです。
鷲羽・水晶は、当初は新穂高から計画してましたが、
七倉からの方がアクセス楽だし、野口五郎小屋がすいてそうだし、
ということで、七倉から行ってみました。
水晶小屋はだめと思ってしまったので、残念でした。
mattyanさんは雲の平、行きましたか!
水晶岳からみた雲の平はとても素敵な場所に見えました。
さっそく、いってみたくなりましたよ。
次々と名山が現れて、その向こうにさらに名山!
モルゲンロートの槍に鷲羽・ワリモ・
その上、その赤く染まった山々にそのまま登るとは
一泊二日の行程では全くありませんが(笑)
渾身の山旅ですねー、ごちそうさまでした
cyberdocさん、こんばんは。
本当にいいタイミングで行くことができました。
中部地方の名山が全て見えたのではないかというくらい、
すばらしい展望でした。
モルゲンロートは、
野口五郎岳の砂が白いので、よけいに赤く染まりました。
cyberdocさんほぼ同じ速さなので、問題ないのでは?
初日に水晶小屋に泊まれば、2日目に余裕ができます。
sat4さん、こんばんは
山を始めた頃、槍ヶ岳や穂高が気になる存在という方は多いと思いますが、
烏帽子岳が気になっていた、というのはかなり渋いですね。
そんな烏帽子岳と晴天下でのご対面、さぞかし感動だったかと。
烏帽子岳で折り返さずに、南沢岳まで足を延ばしたのもかなり渋い選択ですね。
裏銀座は北アの中でも水を得るのが厳しいエリアです。
この日は爽やかで比較的楽だったと思いますが、
無風になるとかなりきついです。
最近は小屋で水を買えるのであればそれでいいか、とかなり軟弱になってきてます。
水晶小屋で布団1人1枚はかなりラッキーかと。
キャパが小さい小屋なので、運・不運はありますね。
hirokさん、こんばんは。
鳳凰のオベリスクと、烏帽子岳は、なんか引きつけるものがありました。
花は終わってましたが池塘群、展望の素晴らしい南沢岳と
念願の烏帽子岳に行けてよかったです。
事前にhirokさんのレコで学習していたので、
2日目は野口五郎で3L担ぐことにしたため、
水のオペレーションは、問題なかったです。
赤岳は赤くて黒岳は黒いとか、リングワンデリングとか、
hirokさんのレコを思い出しながらあるきました。
野口五郎小屋、混んではいましたが、御飯もおいしい小屋だと思いました。
いいタイミングでいくことができました。
sat4さん、こんばんは。
いや〜、いい山旅ですね。烏帽子岳の写真、美しいです。
水の話で思い出しました。テント泊で七倉ダムから
雲ノ平へ向かったことがあるのですが、10月で
山小屋はほとんど開いておらず(雲ノ平山荘のみ開いていた)
後半ヒヤヒヤでした。この尾根は長く水場はないので
注意ですよね。
まだ小屋泊をしたことがないのですが、自分も水晶小屋
は避ける判断をすると思います。同じ考えで、避ける人が
多かったのかもですね。何年か前に歩いた時は三俣山荘と
水晶小屋の入口には布団1枚に2名以上になる場合が
あるのでご容赦を、てきなことが書かれた紙が貼られて
いたような。。(この時期のアルプスの小屋は何処も
覚悟が必要ですが)
youtaroさん、こんばんは。
烏帽子岳いいですね。岩峰もよかったですが池塘群も。
裏銀座は水が厳しいので、オペレーション大事ですよね。
水晶小屋は、はなからあきらめていたので、
布団1枚に1人と聞いたときはショックでした。
天候も良くて、展望も有り。
ほんとうに、良いタイミングでいくことができました。
鷲羽・水晶あたりに土地勘ができたので
これからも行こうと思います。
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