強風のホワイト南八ヶ岳 横岳は撤退

2018年08月25日(土) [日帰り]

• GPS: 09:25
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,438m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 2:49
• 合計: 9:26

距離 15.2km 登り 1,456m 下り 1,454m

6:01 やまのこ村
6:07 美濃戸山荘
7:04 7:07 中ノ行者小屋跡
8:00 8:21 行者小屋
8:29 8:30 阿弥陀岳分岐
8:50 8:55 中岳のコル登山道水場
9:00 阿弥陀岳北稜
9:15 9:20 中岳のコル
9:32 9:41 中岳
10:02 文三郎尾根分岐
10:20 竜頭峰
10:22 10:29 赤岳
10:41 11:24 赤岳頂上山荘
11:24 11:46 赤岳
12:08 12:09 赤岳天望荘
12:14 12:25 地蔵の頭
13:08 13:48 行者小屋
14:35 中ノ行者小屋跡
15:21 美濃戸山荘
15:25 15:26 赤岳山荘
15:27 ゴール地点

天候

曇り、強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口 やまのこ村 有料駐車場（1日1,000円）を利用

HPからの予約で500円引きらしい
美濃戸口までの林道は道が悪くすれ違いがキツイ上、車高の低い車は下を擦るかも。

コース状況／危険箇所等

・南沢コース
難所無し。橋を5回ほど渡り長い沢沿いを行くコース。
増水時注意。
石が濡れていると滑りやすいので早朝や雨の後も注意。

・行者小屋より中岳のコル
主に阿弥陀岳への登山道。
コルの手前辺りで非常に急な箇所がある（鎖ロープあり）
コル付近も崩れている。

・中岳から赤岳
中岳を下降してからの赤岳への登り返しは中々に急登。
途中文三郎尾根分岐、キレット分岐、竜頭峰分岐と、いくつもの分かれ道がある。
山頂に近づくと鎖やハシゴが多数設置された岩稜の道になる。

・赤岳山頂から地蔵ノ頭
鎖がいくつか設置された足元が緩い急な下り。足元注意。
天気が良ければ高度感のある気持ち良い道。
途中頂上山荘と天望荘の二つの山小屋がある。

・地蔵尾根より行者小屋
脆く急な痩せ尾根。鎖や階段が多数設置されている。慎重に降りる事。
道は細くすれ違いで混み合う。

その他周辺情報

もみの湯（大人500円） 原村の日帰り温泉

写真

8/25 5:16

中央道八ヶ岳PA
一面曇り空に先行き不安

8/25 5:54

美濃戸口のやまのこ村。朝6時前到着。
駐車場はまだ空きあり。
しかしHPから申し込めば駐車料金が半分の500円だったとは失敗したな

8/25 6:03

美濃戸登山口。2年ぶりだ

8/25 6:08

前回は南沢コースから登り北沢コースから下山した。今回もその予定

8/25 6:13

しばらく沢沿いを進む為、橋が多数

8/25 6:21

天気はイマイチだが登山者は多いな

8/25 6:41

まだ登りは緩い

8/25 6:47

分厚い雲だ

8/25 7:01

いくつ目かの橋

8/25 7:04

8/25 7:34

天気は回復の気配もないが、参考にした天気予報アプリだと9時頃から晴れ予報だったのでこの時点ではまだ心配してなかった。
それより腹が痛くて景色を見る余裕も無かったw

8/25 7:54

ただただ早く小屋のトイレに駆け込む事だけを考え先を急ぐ

8/25 8:01

出発から2時間、行者小屋到着。酷い天気だ

8/25 8:21

8/25 8:22

トイレ休憩合わせて20分あまり休憩。
今日は阿弥陀→赤岳→横岳→硫黄岳と1日で回るハードな日程なのであまり時間が無い

8/25 8:23

阿弥陀岳も登る予定だが、この分だと真っ白で何も見えないかな。時間も無いし阿弥陀岳カットしようかな

8/25 8:30

8/25 8:32

文三郎尾根との分岐

8/25 8:33

8/25 8:33

軽く渡渉

8/25 8:44

ガッツリ雲の中。
まさか2年前と同じとは…

8/25 9:09

標高上げたら風が強くなって来た

8/25 9:14

中岳のコル手前でかなり急になる

8/25 9:18

中岳のコル到着。何も見えねー

8/25 9:19

コル付近は崩壊が進んでるみたい

8/25 9:19

何も見えないから阿弥陀岳行くのはやめておく…

8/25 9:25

中岳へ向けて出発。
ぼんやりと見えてるピークは中岳かなぁ…

8/25 9:29

さらに先にピークが

8/25 9:33

程なく中岳に

8/25 9:37

風は強めでホワイトアウトだが折角持って来たのでねんどろいどを撮影してみた

8/25 9:39

軽く休憩後赤岳へ向け出発

8/25 9:39

9時をとっくに過ぎてるがまるで晴れる気配無い

8/25 9:43

8/25 9:46

中岳と赤岳の鞍部到着。いくつかケルンがある

8/25 10:00

結構急な登りだったが、文三郎尾根との合流地点が見えて来た。
それにして風が強く、眼鏡がすぐ曇ってしまう

8/25 10:02

文三郎尾根分岐

8/25 10:02

風に耐え登る

8/25 10:09

さらに険しくなる岩稜

8/25 10:10

眺めがまるで無いから逆に怖く無いな…

8/25 10:11

8/25 10:11

8/25 10:11

キレット分岐。
いつかキレット小屋へも行ってみたいな

8/25 10:13

8/25 10:13

眼鏡が曇って道がわかりにくくて困る

8/25 10:13

8/25 10:14

8/25 10:22

お、あれは…

8/25 10:24

竜頭峰分岐。
6月に真教寺尾根から登った時の道と合流したぞ

8/25 10:25

もう山頂は近いはず

8/25 10:26

8/25 10:28

これを越えれば山頂か。しかし風が強いな

8/25 10:28

8/25 10:28

8/25 10:28

1カ月ちょっと振りの赤岳山頂。
まさかの二回連続ホワイトアウトとは…

8/25 10:30

前回と同じ写真にしか見えないな…

8/25 10:30

8/25 10:34

風が強いので山頂からは直ぐに退避する

8/25 10:42

頂上山荘に避難

8/25 10:48

ココアを飲みながら暫し休憩。天候が回復しないかなぁ…

8/25 10:49

身体中湿ってしまい全部脱いで乾かしたい衝動が…

8/25 10:55

他にも次々と登山者が避難して来た

8/25 11:46

軽く昼など食べて時間を潰すが風止まず。
この天候では横岳を通過するのはキビシいかも…

8/25 11:47

8/25 11:47

あれ横岳かな？

8/25 11:53

赤岳より下降

8/25 11:54

足元はザレザレで歩きにくい上、この天候だ。

8/25 11:56

8/25 12:05

しばらく下降しているとボンヤリと影が現れたと思ったら…

8/25 12:07

赤岳天望荘

8/25 12:07

8/25 12:08

8/25 12:09

今日は空いてそうだな

8/25 12:11

8/25 12:14

地蔵ノ頭到着。
ここからどう進むべきか…

8/25 12:15

横岳側から来た三人組の男性に話を聞くが、稜線はかなりの風らしい。
景色も見えないし、足場も濡れて滑りやすい。
これは撤退だな

8/25 12:21

地蔵尾根を下山開始。残念無念

8/25 12:23

2年前も感じたが、地蔵尾根は急な上かなり痩せてるな

8/25 12:24

8/25 12:24

横岳の稜線がかすかに

8/25 12:27

8/25 12:29

8/25 12:31

道が細いからすれ違い渋滞が発生しやすい

8/25 12:31

8/25 12:31

8/25 12:32

ここら辺から鎖が無いと不安な道だな

8/25 12:33

8/25 12:35

こんな階段も複数あり

8/25 12:36

8/25 12:45

崩れそうで怖いな

8/25 12:47

濡れて滑りやすい

8/25 12:49

やっと樹林下の道に。風が来ないのがありがたい

8/25 13:07

8/25 13:08

下りは早いな。もう小屋に着いたか

8/25 13:09

8/25 13:09

阿弥陀岳見えず

8/25 13:11

赤岳も見えないな

8/25 13:21

途中で切り上げてしまった為時間余りまくり。
ラーメンでも食うか

8/25 13:25

なかなか立派なラーメンだ

8/25 13:41

さらば南八ヶ岳。一瞬も見えなかったが

8/25 13:41

8/25 13:49

帰り道は行きと同じ道なのでまさに消化詐欺だ

8/25 13:55

時々一瞬だけ太陽が出そうになるが晴れには程遠い

8/25 13:58

行きと違い余裕があるので景色を楽しみながら歩く

8/25 14:24

帰り道は今から登ってくる大量の登山者とすれ違った。
明日は天気良さそうだし、羨ましい限りだ

8/25 14:28

8/25 14:28

水量はかなり多い。金曜に雨でも降ったかな

8/25 14:38

8/25 14:49

晴れそう…

8/25 15:07

8/25 15:07

橋まで戻ってきた

8/25 15:14

8/25 15:15

8/25 15:20

南沢コースの入り口。もうゴールは近い

8/25 15:20

8/25 15:26

駐車場あたりで完全に晴れに。
しかし南八ヶ岳方面は雲被ってるけど。

8/25 15:27

ゴール！
ソフトクリームを食べながら小屋の主人に話を聞くと、流石に今日は客も少ないらしい

8/25 16:03

もみの湯で汗を流す

8/25 17:36

下界よりの八ヶ岳。まだ雲の中のままか

8/25 17:36

南アルプスも雲に覆われていた

8/25 18:12

富士山は好天だったようだ

8/25 18:23

双葉SAより

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kukaminn

2年振りに南八ヶ岳を周回し、自分の成長を確かめようとキツめのスケジュールを組んだ。
朝3時過ぎに神奈川を出発し美濃戸登山口に6時前に到着、行者小屋より阿弥陀岳→中岳→赤岳→横岳→硫黄岳と周回し、美濃戸口まで日帰りで戻ってくる計画だ。
コースタイムは10時間近く。
しかし予報では天気は良くなる筈だし、これを成し遂げれば2年間の成長を実感出来るだろう！


まあ天気はまるで良くならなかった訳だけど…

下山後の高速からもまだ雲を被ったままだった南八ヶ岳。
稜線は強風が吹き荒れ、終始ホワイトアウト。
水滴がメガネを曇らせる視界は最悪。
足場も濡れており視界も無い中横岳へ向かう自信が持てなくて赤岳の後は地蔵尾根で下山してしまった。

自分の中でも中途半端なな感じで横岳へ行くか相当迷ったけど、命あっての物種だ。
体力が余っていたので帰りは余裕があったけど、まさかの赤岳2連敗。

次は…次こそは天気の良い日に…