日名倉山 → 後山 → 三室山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:38
5:31 ベルピール自然公園
5:48 日名倉山 5:54
6:04 ベルピール自然公園
【後山】
6:48 後山キャンプ場登山口
7:46 船木山 7:53
8:05 後山 8:12
8:23 船木山
8:56 後山キャンプ場登山口
【三室山】
9:56 野外活動センター跡
10:11 登山口 10:13
11:13 三室山 11:21
11:57 登山口 12:01
12:09 野外活動センター跡
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ベルピール自然公園に駐車 ↓ 【後山】 後山キャンプ場に駐車 ↓ 【三室山】 青少年野外活動センター跡に駐車 |
写真
感想
【日名倉山】
梅雨に入り雨の日が多い中、中国地方の3座をまとめて獲りに行く計画を立てた。この計画は5日前(6月1日)に実行しようと試みたのだが、名神高速集中工事で瀬田西〜大山崎間が通行止めのため途中断念し失敗した経緯があるので、そのリベンジとなる。天気予報は曇りで雨は降らないとの事なので(5日前は大雨だった)結果的には今回に順延して正解となる♪また、名神高速の集中工事も土日は休みのため前夜のうちに麓まで行けばアプローチも問題なし。
仕事を19時で終わらせた後、準備をして滋賀県を20:45に出発する。夕飯は途中の西宮名塩SAで済ませる。安物のカーナビではあるが、あれを取り付けてからは大きく道に迷うこともなく目的地に着けるようになり本当に重宝している。今回の登山口となる「ベルピール自然公園」には深夜0時過ぎに到着。真っ暗な林道に車を停めて空を見上げると、都会では見ることのできない満天の星が輝いている。天気予報は曇りであったが、どうやら天気は良さそうだ。ベルピール自然公園の駐車場は営業時間外で閉門されているので、そのまま林道の邪魔にならない場所に車を寄せて仮眠をとる。仕事と運転の疲れのため、今回も吸い込まれるように朝まで寝られた。
当初は日の出前に1座目を終わらせて、その後の計画を前倒しで進めようと(新しく購入したヘッドランプも使ってみたかったので)4時前に起きるつもりが気持ちよく二度寝してしまい、結局5時前に起きて夜行登山は今後に持ち越し(笑)。昨晩は暗くて何も見えなかったが、駐車場からは(この後に登る)隣の後山が朝日を浴びてそびえていた。
登山道自体は特筆する事は無し。『熊出没注意』の看板は気になったが、朝の散歩程度で山頂を踏み下山、日本最大の釣鐘や公園内の銅像をブラブラと見てまわる。
この後の2座のためのよいウォーミングアップとなった。
【後山】
日名倉山から下山後、後山キャンプ場まで移動し2座目となる後山を目指す。この山は岡山県最高峰で、標高は1,345mと低いが今回の山行のメインとなる。登山口はキャンプ場駐車場から林道を少し下った所にあり、ここからスタートする。
登り始めは沢に沿って進み、やがて沢を離れるあたりから斜度を増すが尾根が近づくにつれ緩やかになり主稜線上の分岐に出る。右に進路をとり少し行くと船木山山頂に着く。山頂の道標は立っているが縦走路の通過地点といった感じで山頂の趣はない。しかし笹ヤブの切れ間から南側の展望が開けていて、朝一番で登った日名倉山の容姿と(一の丸から三の丸までのデコボコも)その山腹に建つ日本一の釣鐘もよく見えて感慨深い。この短時間で2座の頂から、それぞれの頂を眺めているのだから♪曇りの予報だったのが運良く晴れてくれて感謝である。船木山から後山まではガイドブックでは40分だが意外に近く、ほどなく祠のある山頂に着く。
事前にインターネットで調べた時、この稜線上に鹿の死骸があり強烈な臭いを放っているとの情報が書かれてあり、以前の峰床山での恐怖を思い出してずっと懸念していたが(今回の山行の一番の不安事案だった・・・笑)すでに骨と毛だけの姿と化していた。
下山は往路をピストン。駐車場に戻ってもまだ9時前となかなかよいペースである。
【三室山】
ガイドブックで三室山の目標地となる青少年野外活動センターは、今は取り壊され(後日、新しいガイドブックを見ると「野外活動センター跡」となっていた)広場だけになっている。その先まで林道は続いているが、工事のため通行止めとなっており、仕方なく林道脇に2台駐車されていた登山者と思われる車に並べて、ここからスタートする。
工事車両のある林道を迂回してしばらく進むと登山口の道標があり、ここから沢沿いの登山道となる。途中で京都から登りに来たという昭和元年生まれのおじいさんと出会い、話し相手になりながら登るが、さすがに遅いので先に行かせてもらう。稜線まで出て少し進むと鎖のついた岩場があらわれ、三室山にはここを登り一段高くなった尾根道を行くこととなる。そこからほどなくして山頂に到着。
この日3座目ではあったが、疲れよりも計画通りに登りきれた達成感で満たされた充実の一日であった。
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