小金沢連嶺⛅湯ノ沢峠-黒岳-牛奥ノ雁ヶ腹摺山-小金沢山-石丸峠
- GPS
- 08:16
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 709m
コースタイム
天候 | 曇り のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:小屋平〜天目山温泉〜甲斐大和駅@タクシー |
その他周辺情報 | やまと天目山温泉 http://www.daibosatsu-kankou.com/sp/facility/yamato_tenmoku_hotspring.php |
写真
感想
大菩薩嶺があまりにも有名なので、そこから連なる小金沢連嶺と呼ばれるのどかな稜線は意外に知られていないのかもしれない。自分も2年前に、月例山の会、Mの会で歩くまで知らなかった。
その時にはお天気が曇りのち大雨で、ガスで真っ白な中を「幻想的だね〜」と言いながら歩いたけれど、そのうちにまた晴れた日に歩いたらどんなに気持ちいいだろうなあと、思っていた。そしてその日がやってきた。
参加メンバーの体力や歩行時間などを考えて、タクシーでの往復をリーダーMさんが考えてくれた。ひとつだけ誤算は、湯ノ沢峠への林道が途中のゲート以降、通行止めだったこと。結局、そのゲートから歩き始め、小屋平に降りるまで、8時間を超える長丁場コースになった。しかも最近の台風やら前日の雨などで道はぬかるみ、加えて、落ち葉+苔むした石+暴れん坊な根っこ+ごちゃっと倒木+増水した渡渉+足元の見えない茂った笹など、終始気のぬけないアスレチックな道。
のどかな稜線歩きだけのイメージで臨んだメンバーは、予想以上のタフ歩きと格闘しながら進んだので、そのうちにぱっと開けた雄大な稜線と雲海の向こうに顔を出した富士山の優雅なシルエットには歓声しきり。中味のぎゅっとつまった、めりはり溢れる山行きでした。
一点の曇りのない青空と同じくらい、もくもくと動めく雲が好きな自分にとっては、幾重にも重なりめまぐるしく濃淡を染め変えていく雲に、惚れ惚れと見入ることしばしばでした。富士山と雲のコラボもすばらしく、まとわり方も刻一刻と移ろっていく様は、味わい深いアートでした。
小屋平からお願いしたタクシーの運転手さんは親切に、天目山温泉で汗を流す間、待っていてくださり、甲斐大和駅まで飛ばして予定のJRにもばっちり間に合わせてくださいました。感謝。
小さなハプニングも最後は笑顔に変える、そんなおおらかさと朗らかさを絶やさない仲間と、今日も気持ちいい山行きができてよかったです。ありがとうございました。
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