記録ID: 1592123
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根
2018年09月23日(日) [日帰り]
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 11:49
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,578m
- 下り
- 2,640m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 13:22
18:22
ゴール地点
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■竹宇駒ケ岳神社⇔笹ノ平分岐 吊り橋を渡ってから1時間程度はガレた急登が続きます。そこから、笹ノ平分岐までは傾斜は少しだけ楽になります。 黒戸尾根と神蛇滝との分岐から少し進んだところに最近クマが出たとの看板がありましたが、駐車場の売店のおばあさんが、横手方面でクマが2匹出て、退治してからでなくなったとの事でした。 ■笹ノ平分岐⇔刀利天狗 笹ノ平分岐から少し行くと、1時間くらい笹に包まれた緩い傾斜の登山道が続きます。刃渡り近くになると傾斜がきつくなりますが、刃渡り自体は登り、下りとも危険性は少なく雨でも鎖がしっかりしているので滑落の危険性は少ないです。 刃渡りから先は傾斜がきつくなって、ついに急な階段が出現します。 少し行くと鎖場の上に刀利天狗が出てきます。 この辺の階段は、雨の日には滑る危険性がありますが、大体階段の横にロープや鎖が張ってあるので保険として掴みながら登ると安全です。 ■刀利天狗⇔五合目 刀利天狗から30分程度は殆ど緩い登りの後にフラットが続き、その先で標高100mほどを10分程度で下って、五合目小屋跡につきます。 ここからは八合目付近と九合目付近が見えますが、山頂はまだ隠れて見えません。 ■五合目⇔七丈小屋 事前情報でこの区間が核心部とありましたが、その通りで急な階段の連続です 最初にコルまで30m程度下って、その先で岩の下にある社の右側から急な階段から上がっていきます。七条小屋の少し前にあるコルで橋を渡ってさらに階段の傾斜と鎖場の足場がきつくなってきます。ここを20分少し行くと七丈小屋になります。 橋を渡った先の急な梯子と鎖場は雨でぬれてた場合はかなり滑りそうで怖そうですが、晴れているならよほど披露していないと滑落することはないと思います。 ■七丈小屋 水は100円で自由に汲むことができます。 御手洗いは使用200円を水場の前にある箱に200円払います。御手洗いは2つ目の小屋付近で4つ部屋あり、ロールペーパーが付いており、清潔で安心して使えました。 百名山のバッジは売っておらず、下の売店で販売していることを教えてもらいました。 ■七丈小屋⇔八合目御来光迎場 七丈小屋の2つ目の小屋横から梯子を上って先に進みます。 5分ほど進むとテント場の下段が出てきます。ここはテント5,6貼り程度のスペース? 下段のテント場の右側から巻いて上段のテント場に向かいます。 上のテント場はテントが10貼程度のスペース。 上のテント場から道がガレてきて、30分程でハイマツ帯の稜線に出て眺望が望めるようになります。そこから20分程度で八合目御来光迎場につきます。 ここは名前の通り眺望がよく、少し先に東側切れた撮影ポイントがあります。また、この地点から山頂は見えませんが向かって右側のピーク先が合九合目になります。 ここから遠くに、有名な岩に二本刺さった劔が見えます。 ■八合目御来光迎場⇔甲斐駒岳山頂 八合目御来光迎場から左側に進んで少し行くと鎖場が数か所出てきます。 一か所、ステップの幅が大きい鎖場があり、疲れた身体でここ登るのは難儀しますが、ここを過ぎると難所はなくなり単とした岩稜帯の登りになってきます。 最後の鎖場から先に行くと、先ほど遠くに見えた岩に2本の劔が刺さっている箇所に出ます。ここは黒戸尾根コースの一番の撮影ポイントだと思います。 そこから少し先に行くと九合目の広場にでて、イルカ岩と呼ばれる岩があります。 ここから見えるピークは山頂付近なので、あと少しで山頂です。 岩稜帯を30分程度進むと東峰、西峰(山頂)が目視でき、東峰を超えると摩利支天からの合流するコルにぶつかります。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
カメラ
ポール
飲料水4.5L
重さは12Kg
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感想
今年、何度も登ろうとしていた黒戸尾根に登ってきました。
前日に雨が降ったおかけで、この日は晴天でもお昼過ぎでも周りの山には雲が掛かっておらず、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳としっかり見えて最高の眺望をえられました。
体力的にかなり厳しかったですが、その前週に大倉尾根で35Kgの歩荷をしていたので、最後まで登れるとは思っていたのですが、油断してエネルギー、塩分の補給が足りなくて七丈小屋より先でシャリバテ、攣りの症状が出てペースダウンしてしまいました。
また、登りも苦しかったですが、下りも長く足への負担がきつく、笹ノ平分岐から先では足に疲れが出てきた中、最後はヘッドランプが必要なくらい暗くなってしまいましたが、無事に下山できました。
今回は大変な山行でしたが、達成感も大きかったです。
今度はテント泊で黒戸尾根を登ってみたい。
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