東北紅葉�� 秋田駒ヶ岳〜乳頭山縦走♪圧倒的な錦の絨毯

2018年09月24日(月) [日帰り]

• GPS: 09:03
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,655m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 0:51
• 合計: 9:03

距離 20.2km 登り 1,143m 下り 1,672m

6:34 駒ヶ岳八合目小屋
6:42 旧日窒硫黄鉱山跡
7:05 片倉岳
7:28 阿弥陀池
7:33 男岳鞍部
7:47 7:51 男岳
7:59 男岳鞍部
8:20 秋田駒ヶ岳
8:31 8:36 阿弥陀池避難小屋
8:40 阿弥陀池
8:46 男岳鞍部
9:12 駒池
9:21 かたがり泉水
9:31 男岳分岐
9:41 大焼砂
9:57 10:14 横岳
10:22 10:24 焼森
10:24 焼森分岐
11:15 湯森山
11:50 宿岩
12:28 笊森山
12:51 千沼ヶ原分岐
13:24 13:30 乳頭山
13:36 黒湯分岐
13:55 14:12 田代平山荘
15:06 蟹場分岐
15:37 大釜温泉
15:37 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

バス

【行き】
水沢温泉郷 05:50 → 駒ヶ岳八号目 06:27(バス)
https://ugokotsu.co.jp/wp1/wp-content/jikoku/present/komagatake.pdf

【帰り】
妙乃湯温泉 16:38 → 水沢温泉郷(バス)
https://ugokotsu.co.jp/wp1/wp-content/jikoku/latest/nyuto.pdf

八号目までマイカー規制あり
アルパこまくさ⇔駒ヶ岳八号目 バスで
http://www.heart-herb.co.jp/arupa/tozan/

コース状況／危険箇所等

◆登山ポスト
八号目の小屋の中に設置。登山届用紙あり

◆コース状況
・ムーミン谷
男岳分岐からは急な下り坂。落石させないように
・乳頭山
頂上付近は崖になっているので注意
・乳頭山〜蟹場分岐
泥濘多く、笹が繁っているところが多数

当初は田代平から孫六温泉に下る予定だったが、途中でお会いした地元の方にそこは悪路だから蟹場温泉への道にした方がいいとアドバイスされました。
熊に気を付けるように・・・と💦

その他周辺情報

◆温泉
乳頭温泉郷、田沢湖高原温泉郷、水沢温泉郷など多数
▼乳頭温泉郷
http://www.nyuto-onsenkyo.com/nature.html
▼田沢湖温泉郷
https://tazawakokougen.jp/hotel_higaeri.html
▼水沢温泉郷
http://mizusawa-onsenkyo.jp/

私が利用した温泉
・大釜温泉 600円
17時までで乳頭温泉郷では一番遅くまで日帰り温泉の営業
ただ、団体の日帰り温泉を受けているため、一気に人が入ってくるので落ち着かない＆脱衣所が混雑するのが難点
宿泊先も当然温泉でしたが、あえて乳頭温泉で！

写真

9/24 6:33

八合目の小屋の中。ココに登山届ポストがあります。

9/24 6:34

八合目避難小屋
えーっと、今回は八合目までバスで登って来るという反則技(;・∀・)

9/24 6:35

今日はぐるーっと回って、乳頭温泉郷のゴールを目指します！そうなんです、先が長いんです！

9/24 6:39

ウメバチソウ

9/24 6:41

ザ・火山な風景

9/24 6:55

八合目までうねうねと続く道路をバスで登ってきました

9/24 7:02

早速、キタ――(゜∀゜)――!!

9/24 7:06

男女岳に広がる紅葉の絨毯

9/24 7:16

田沢湖まで見えています

9/24 7:25

木道を通って阿弥陀池へ

9/24 7:35

先に男岳に行こうっと。その途中から眺めた阿弥陀池

9/24 7:36

ムーミン谷を見下ろして。火砕丘が不思議な形の小岳

9/24 7:37

女岳

9/24 7:42

やっぱりこちら側の紅葉は圧倒的な鮮やかさ!!

9/24 7:42

たざわこスキー場を見下ろす紅葉の絨毯

9/24 7:44

男岳の鳥居

9/24 7:53

再びムーミン谷を。うーん、ガスって来た…

9/24 8:05

阿弥陀湖の横を通って

9/24 8:18

さくっと男女岳頂上。はい、残念ながら真っ白けです。

9/24 8:27

阿弥陀避難小屋の後ろの紅葉がすごいんだけど、写真ではイマイチ

9/24 8:29

トイレは綺麗だし、なんと水洗(゜д゜)！

9/24 8:51

再び男岳の方に向かって、分岐から馬場の小路（通称：ムーミン谷）に向かいます。

9/24 8:58

激下りです

9/24 8:58

小岳を正面に

9/24 9:03

振り返ると五百羅漢あたりのゴツゴツした岩と青空が〜♪

9/24 9:08

真っ赤に紅葉したチングルマの谷底をのんびり歩きます。初夏のチングルマ畑を見てみたい！

9/24 9:11

青空♪

9/24 9:12

駒池を過ぎると、徐々に上り坂。斜面の紅葉もちらほら

9/24 9:14

ムーミン谷を振り返って。ここは思っていた通り、素敵な場所ですね〜。火山が造り出した地形がワケ分からん…

9/24 9:19

紅葉

9/24 9:24

カルデラと外輪山

9/24 9:25

また景色が一転！富士山を登ってる風になってきた…

9/24 9:30

大焼砂のジャリジャリを横岳に向かって

9/24 9:35

さっきの女岳と小岳、見る角度が変わると全然違う。新鮮！

9/24 9:37

薄日が射すと、紅葉が浮かび上がる。

9/24 9:39

馬場の小路

9/24 9:39

ムーミン谷

9/24 9:42

青空が広がる横岳へ

9/24 9:55

こんな形を造り出す火山のパワーって凄すぎると改めて実感…

9/24 10:01

横岳に到着

9/24 10:16

目指す乳頭山（烏帽子岳）が向こうに見える

9/24 10:17

この横岳付近も色鮮やかな紅葉に包まれています。

9/24 10:19

葉っぱも枯れることなく綺麗に色付いてます。

9/24 10:19

焼森へ

9/24 10:22

青空にチョコンと焼森のケルン

9/24 10:23

男女岳、阿弥陀池を一望

9/24 10:23

ちょっと引いて

9/24 10:28

青空だと色が映える

9/24 10:30

色付いた木々の中を進む

9/24 10:56

9/24 11:12

また斜面がえらいことに〜♡一面紅葉してます！

9/24 11:14

湯森山

9/24 11:14

ようやく今日の半分過ぎたかな？

9/24 11:15

あれ、また標識？！こっちが最高点のよう

9/24 11:20

いや〜、歩いても歩いても、紅葉の斜面が続く

9/24 11:24

この紅葉は東北ならでは！たおやかな山容に良く似合う！

9/24 11:27

9/24 11:27

緑の笹と紅葉のコントラストがいいー

9/24 11:34

木道が出てきたここは「熊見平」
さっき地元の方とすれ違った時、熊が出るから気を付けるようにと言われたばっかり…

9/24 11:40

雰囲気いい

9/24 11:46

宿岩

9/24 11:53

ちょっと離れた岩に登って

9/24 11:54

紅葉の山肌を見下ろす！

9/24 11:54

陽射しが欲しいー！！

9/24 11:59

9/24 12:07

乳頭山もロックオン

9/24 12:10

本当に圧倒される感動の紅葉の世界

9/24 12:17

乳頭山（烏帽子岳）
あそこを登り返さなきゃー

9/24 12:20

9/24 12:29

笊森山の頂上

9/24 12:31

(*´Д｀)

9/24 12:31

ピークを越える度に紅葉の渦

9/24 12:38

この角度は「乳頭山」って感じ

9/24 12:40

イチイチ感動していたら日が暮れるので、サクサク進まなきゃー

9/24 12:41

9/24 12:56

9/24 12:57

下を見ると池塘が点在

9/24 13:02

この角度は凛々しい「烏帽子岳」って感じ。
烏帽子岳が岩手側の名称、乳頭山が秋田側の名称

9/24 13:06

今日最後のピークを目指してGO！

9/24 13:07

9/24 13:10

意外と岩々なんだね

9/24 13:21

9/24 13:22

色が飛んでるけど、向こうの笊森山の紅葉もすごかったー

9/24 13:24

乳頭山に到着

9/24 13:25

見下ろしたら、またこれですよー

9/24 13:31

はぁ〜、すごい！

9/24 13:37

黒湯方面は道が悪いようなので、右へ

9/24 13:54

田代平山荘へ

9/24 13:55

中は綺麗に使われてますが、ここに一人で泊まるには相当な勇気がいる…休憩にいた間も、風の音が不気味で入口は開けっ放しにしてました(笑)

9/24 13:55

水場メモ（いつのものなのか謎）

9/24 13:55

孫六方面は迷いやすいんだとか。←これも途中で出会った方に教えて頂いて、蟹場に下りた方がいいとアドバイス頂きました。

9/24 14:13

田代平の高層湿原

9/24 14:13

池塘と草紅葉と乳頭山。のどかな雰囲気

9/24 14:17

孫六への分岐
ここはスルーして直進します

9/24 14:17

振り返って

9/24 14:19

湿原が続きます

9/24 14:27

シラタマノキ

9/24 14:32

ここで青空来るんかいっ！

9/24 14:49

だいぶ標高を下げてブナの森＝笹だらけの泥濘の道からの解放を意味する

9/24 14:57

ブナの森になったらキノコがニョキニョキ

9/24 14:57

9/24 14:59

9/24 15:06

ついに！蟹場分岐

9/24 15:06

ドクツルタケ？

9/24 15:07

ちょっと荒れていたところも

9/24 15:15

田沢湖を遠望

9/24 15:37

着いた！（蟹場への分岐を通り過ぎてた…）

9/24 15:38

引き返すのもなんなので、大釜温泉へ立ち寄り〜

9/24 15:38

この大釜温泉は学校の校舎を改築した温泉。お湯も良かったですよ♪

撮影機器：

Canon PowerShot G3 X Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

dolce

東北紅葉旅の第3弾は、2年前にも来た秋田駒。
前回来た時に稜線に惚れてしまったので、秋田駒から乳頭山へ繋げてしまう計画。（本当は八幡平から南下する予定だったけど…）

3連休最終日で人気の秋田駒は混むだろうと思ってたけど、朝イチのバスはガラガラで拍子抜け。（私にとっては有難いんですが）
今回はズルして八合目までバスで上がってからのトレッキング。

八合目からトラバース道を歩いていたら、いきなり紅葉のカーペットが広がった〜。最初からこんなお出迎えとは嬉しすぎる♪曇天なのが残念と言えば残念だけど、斜面一面が紅葉しているのは圧巻。

男岳へ先に行って、そこから見下ろすと今回一番鮮やかな紅葉が広がってた。（前回もここが鮮やかだったことは記憶に残ってた）男岳からは片側は一面の紅葉、もう片側はムーミン谷、と絶景を拝めるので好きなポイント♪
阿弥陀池に戻ろうと歩いていたらガスが流れてきた。男女岳に行くかどうか迷ったけど、ついでなんでとりあえずGO！真っ白け…でした(笑)

ここから今回の目的のひとつ、ムーミン谷に向けて降下します。花の時期はスゴイ量の花に覆われるムーミン谷なので、その時期にも訪れてみたいです。紅葉時期もなかなかで、紅葉そのものよりも「火山」であることを認識させられる地形の数々。本当にココは見る角度によって全然違う表情を楽しめるのがオモシロイ！裏側から見ると全然違うなんて…ウロウロ歩き回りたくなる！

横岳に来ると、これから向かう乳頭山までの稜線がゆるゆると続くのが見えた！そう、これこれ、ココを歩くために来たのよー♡ ここから先は一気に歩く人が激減するエリア、つまり熊の出没率が高くなってくるエリアに突入するわけです。途中ですれ違った地元の方にも、熊には本当に気を付けてね、と言われました💦
とりあえず、鼻を時々クンクンしながら歩きます。鈴を鳴らして、歌を歌って。

焼森から先はたおやかな山々が連なり、その山の斜面が笹と紅葉のパッチワークが一面に広がる。ピークを超えても、また新たな紅葉の斜面。なんなのー、ココは!!と絶叫したくなるほどの美しい景色。一人で叫んでたと思う！
時間があれば千沼ヶ原まで行きたかったところだけど。
湯森山も笊森山も素晴らしすぎた。ここの縦走をやって良かった。
乳頭山（烏帽子岳）から見下ろす景色も最高だし、唯一イケメン岩手山がガスの中だったのが残念だったかな(笑)

荒々しい乳頭山の岩ゾーンを過ぎると、今度は田代平の穏やかな湿原。稜線を離れるとブナの豊かな森。
最後は乳頭温泉に入りたい一心で頑張って下る！蟹場温泉への分岐で曲がらなかったのが失敗。直進したら大釜温泉でした(笑) 団体さんがたくさんいたのでサクッと入ってバス待ち。隣の妙の湯のバス停前で、妙の湯のスタッフさんとお話ししながら待たせて頂く。妙の湯さんはいつも混んでて予約取れないですよねー、と言うと、やはり海外（特に台湾・香港・韓国）からの個人客が急増しているとのこと。秋田ー台北の定期便の誘致もしているようで、今後ますます増えそうです。秋田含め、東北はインバウンド誘致に積極的です、年間通じて。

色々な表情を楽しめるこの縦走路、おすすめです！（熊のことを考えると熱烈におすすめできるところじゃないかもしれないけど）
曇天ながら絶叫系の紅葉を楽しめた1日でした。

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