美しい紅葉の雲ノ平
- GPS
- 26:44
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 2,776m
- 下り
- 3,035m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:29
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:13
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:28
天候 | 初日午前中雨、あとはだいたい晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
当初の予定では新穂高ロープウェイ停留所13:46発のバスで平湯温泉まで行くつもりだったが間に合わなかった。このバスの積み残しが20人程いたので、時間に間に合っても乗れなかったかも。 タクシー会社に電話をかけたが空車は無かった。 14:10頃臨時便が出た。 14:19のバスに乗ったのだは9人だけだった。 平湯温泉に14:49に着き発車寸前の14:50発の松本行きバスに飛び乗った。このバスは私達7人のあと3人で満席になり、残った人は次のバスになった。 松本発17:18のあずさの自由席は松本発車時点では半分以上空いていた。上りあずさの指定は17:18を含めて当日分は全て満席だった。グリーン車も。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨上がりのせいか沢の水量が多かったです。沢の横断に困ることはありませんでした。 歩きにくい道はありましたが、危険なところはありません。急傾斜の岩の登りは三俣蓮華岳の最後の登りくらいです。 |
その他周辺情報 | 下山後松本駅正面エスカレーターを下りてすぐ右30秒にある中華おおぎやで乾杯 安くて美味しい |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ジェットボイル
ガスカートリッジ
コンロ
ナイフ
|
感想
会の有志で雲ノ平に行くことにした。出発までは天気図を秋雨前線が横断し、天気予報とにらめっこの毎日だったが、ハザマの晴天で紅葉初期の美しい雲ノ平を堪能できた。
この記録を登録した時点で 歩くスピードが0.3〜0.4(とても早い)となっていますが、evegreさん以外はそんなに早く歩け(走れ?)ません。1.1くらいだと思います。
9月22日(土) 初日
雨の中折立を出発。最初の2時間ほどは樹林帯の結構な登りだ。
カラフルな傘やカッパで登る。
三角点近くから雨が小やみになり、最初の平らな草原あたりからは、完全に青空になった。薬師岳が姿を現し感激する。
緩やかな登りの木道をゆっくりと登る、13時半前には太郎平小屋に到着した。
太郎平からは360度の絶景だった。
薬師岳への稜線、水晶岳、ワリモ岳、三俣蓮華岳、北ノ岐岳などを見ながら大喜びする。
メンバーの一人が本調子でないということで、この小屋に泊まり翌日折立に下山することになった。
付き添って下るHISさんと都合2人が下ったので、7人で薬師沢小屋にむかう。
カベッケが原の木道まで下りてきた。1時間近く歩いたが小屋まで行ってしまうことにする。ここは十年ほど前に会のメンバーが転んで骨折したところだ。木道は侮れない。
小屋はすいていた。布団8組の部屋に7人で泊まる。谷間の小さな小屋だが食事も美味しく快適だった。
9月23日(日 2日目
5:30から朝食を食べ6:40に出発する。
小屋前の吊橋を渡って河原に下りてスタート。右岸を2-3分歩いていきなり急登スタート。
大きな丸い石がゴロゴロする急な道を時に四つ足で登る。
途中1回休憩して、9:07頃にアラスカ庭園に到着。ここは日本三悪急登などとevegreさんに脅かされていたお陰で気持ちを引き締めて登り切る。
雲ノ平は素晴らしい快晴の絶景だった。紅葉は色づき始めで、緑のハイマツの中に赤や黄色が点々と光っている。ぐるりと取り囲む山々を眺めながら気絶しそうに喜びながら前進する。
目の前には3年前にやっと登頂を果たした温泉沢の頭や黒岳が聳える。
歩くに従い黒部五郎岳や笠ヶ岳、赤牛岳、北鎌尾根なども姿をあらわす。
祖父岳のピークでは、360度の山々を楽しむ。時間に押されていたので本日の目的地を三俣山荘に変更した。明日の下りが長く厳しくなるが、覚悟して下ればなんとかなるだろう。
槍ヶ岳など東側の山も姿を現し、歩いてきた雲ノ平も一望のもとだった。
ここから岩苔乗越まで歩き、黒部川水源標識経由で三俣山荘に向かった。ここまでの中で紅葉が一番美しかった。
ほんとうは鷲羽岳経由の稜線を歩きたかったのだが、歩いてみるとこちらも初秋を満喫できる素晴らしい道だった。
三俣山荘での夕食は2回目の17時40分からだった。本日もビアガーデンを楽しんだのだが寒くて奥歯が合わない。空席を待ちながら自炊室の片隅で温まりながら続きを楽しんだ。
三俣山荘でも1人1布団でゆっくりと休ませてもらい、疲れを取ることができた。
小屋のお嬢ちゃんの販売する牛乳をぐいと飲み元気もでた。お嬢ちゃんはヘリコプターで小屋に来たそうだ。
9月24日(月) 3日目
朝食を弁当で済ませた上で5時25分に小屋を出発した。
天気は薄曇りで晴れ間もある。出発前には雨も覚悟していたので、それに比べればなかなかの天気。寒さは昨晩ほどではない。
快調に三俣蓮華岳に登り、またまた360度のパノラマを楽しむ。日の出直後の時間なので東側の槍ヶ岳や常念岳はシルエットしか見えないがそれはそれで大変美しい。
丸山まで稜線を歩き、中道経由で双六小屋まで下った。紅葉の山々はどちらを向いても美しかったが、深い谷ほど彩りが美しいと思った。
今朝は三俣山荘からスタートしたため時間的制約が一気に厳しくなった。急がず休み過ぎず確実に前に進まなくては。
強行軍の下りではあったが、新穂高では予定していたバスよりも1本後のバスにることができ、平湯温泉では予定のバスにギリギリで間に合った。
松本の中華で反省会の後、無事に家路につくことができた。
時間的に一杯一杯の山行だった。
が、メンバー皆が頑張って歩き、秋の紅葉と青空を満喫した素晴らしい山行だった。
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