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Yamareco

記録ID: 1595008
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

美しい紅葉の雲ノ平

2018年09月22日(土) ~ 2018年09月24日(月)
 - 拍手
truman evegre その他7人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
26:44
距離
41.3km
登り
2,776m
下り
3,035m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:58
休憩
0:31
合計
8:29
距離 11.9km 登り 1,088m 下り 537m
10:19
10:20
109
12:09
12:09
28
12:38
12:38
47
13:24
13:54
45
14:39
14:41
6
14:47
14:47
37
15:24
15:24
47
16:11
16:11
10
2日目
山行
7:21
休憩
1:52
合計
9:13
距離 11.1km 登り 1,138m 下り 508m
16:21
136
9:06
9:27
30
9:57
10:02
18
10:20
10:39
23
11:02
11:02
55
11:57
12:05
31
12:36
13:15
45
14:00
14:12
58
15:10
15:21
45
16:06
3日目
山行
7:07
休憩
1:21
合計
8:28
距離 18.3km 登り 551m 下り 2,015m
5:29
38
宿泊地
6:08
6:10
14
6:24
6:41
24
7:05
7:05
24
7:30
7:30
31
8:00
8:00
3
8:03
8:05
9
8:14
8:25
3
8:28
8:29
52
9:21
9:21
15
9:36
9:36
13
9:49
9:53
31
10:24
10:36
1
10:37
10:39
31
11:10
11:10
19
11:29
11:29
14
11:43
11:43
13
11:56
12:15
34
12:49
12:49
15
13:04
13:13
8
13:21
13:21
8
13:29
13:29
11
13:40
13:40
11
天候 初日午前中雨、あとはだいたい晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
富山駅から9人乗りジャンボタクシーで折立まで。所要1時間20分、25,100円だった。

当初の予定では新穂高ロープウェイ停留所13:46発のバスで平湯温泉まで行くつもりだったが間に合わなかった。このバスの積み残しが20人程いたので、時間に間に合っても乗れなかったかも。

タクシー会社に電話をかけたが空車は無かった。
14:10頃臨時便が出た。
14:19のバスに乗ったのだは9人だけだった。

平湯温泉に14:49に着き発車寸前の14:50発の松本行きバスに飛び乗った。このバスは私達7人のあと3人で満席になり、残った人は次のバスになった。

松本発17:18のあずさの自由席は松本発車時点では半分以上空いていた。上りあずさの指定は17:18を含めて当日分は全て満席だった。グリーン車も。
コース状況/
危険箇所等
雨上がりのせいか沢の水量が多かったです。沢の横断に困ることはありませんでした。
歩きにくい道はありましたが、危険なところはありません。急傾斜の岩の登りは三俣蓮華岳の最後の登りくらいです。
その他周辺情報 下山後松本駅正面エスカレーターを下りてすぐ右30秒にある中華おおぎやで乾杯
安くて美味しい
雨の折立を出発
2018年09月22日 08:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/22 8:08
雨の折立を出発
2時間も登ると雨が上がり
2018年09月22日 10:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 10:11
2時間も登ると雨が上がり
青空が現れた!
2018年09月22日 11:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 11:14
青空が現れた!
五光岩ベンチで休憩
2018年09月22日 12:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 12:09
五光岩ベンチで休憩
あっ!雲が晴れて薬師岳が!
2018年09月22日 12:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 12:11
あっ!雲が晴れて薬師岳が!
もうすぐ太郎平小屋
2018年09月22日 13:22撮影 by  iPhone 7, Apple
9/22 13:22
もうすぐ太郎平小屋
太郎平から望む薬師岳
2018年09月22日 13:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 13:47
太郎平から望む薬師岳
太郎平小屋に到着!
2018年09月22日 13:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 13:48
太郎平小屋に到着!
薬師岳小屋に向かう途中からの薬師岳
美しい!
2018年09月22日 14:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 14:03
薬師岳小屋に向かう途中からの薬師岳
美しい!
薬師沢小屋に下る
正面は水晶岳と雲ノ平
2018年09月22日 14:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 14:13
薬師沢小屋に下る
正面は水晶岳と雲ノ平
ナナカマド
2018年09月22日 14:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 14:49
ナナカマド
2時間下りました
2018年09月22日 15:10撮影 by  iPhone 7, Apple
9/22 15:10
2時間下りました
正面が明日登る雲ノ平への道。
間に黒部川が流れています。
2018年09月22日 16:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 16:13
正面が明日登る雲ノ平への道。
間に黒部川が流れています。
薬師沢小屋に到着!
2018年09月22日 16:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 16:21
薬師沢小屋に到着!
夕食美味しい!
2018年09月22日 17:36撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/22 17:36
夕食美味しい!
食堂で食後も団欒
2018年09月22日 19:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/22 19:06
食堂で食後も団欒
こちらは美味しい朝ごはん
2018年09月23日 05:33撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 5:33
こちらは美味しい朝ごはん
布団1組1名でゆっくりと休めた
2018年09月23日 06:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/23 6:02
布団1組1名でゆっくりと休めた
おはようございます
2日目はいきなり吊橋でスタート
2018年09月23日 06:40撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 6:40
おはようございます
2日目はいきなり吊橋でスタート
右岸を少し下ります
2018年09月23日 06:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 6:45
右岸を少し下ります
雲ノ平への苦闘2時間
2018年09月23日 08:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 8:34
雲ノ平への苦闘2時間
傾斜がなだらかに
2018年09月23日 09:00撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 9:00
傾斜がなだらかに
アラスカ庭園に到着
2018年09月23日 09:07撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:07
アラスカ庭園に到着
雲ノ平を登ります
正面は水晶岳
2018年09月23日 09:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/23 9:56
雲ノ平を登ります
正面は水晶岳
祖母岳をバックにパチリ
2018年09月23日 10:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 10:05
祖母岳をバックにパチリ
雲ノ平山荘で休憩
トイレも拝借
2018年09月23日 10:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/23 10:40
雲ノ平山荘で休憩
トイレも拝借
祖父岳に向かいます
2018年09月23日 10:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 10:58
祖父岳に向かいます
丸い祖父岳
2018年09月23日 11:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 11:08
丸い祖父岳
天気がいいので祖父岳ピークへ
2018年09月23日 11:59撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 11:59
天気がいいので祖父岳ピークへ
もうすぐ祖父岳
正面が薬師岳、右手が水晶岳
2018年09月23日 12:15撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/23 12:15
もうすぐ祖父岳
正面が薬師岳、右手が水晶岳
祖父岳からの鷲羽岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳
2018年09月23日 13:13撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/23 13:13
祖父岳からの鷲羽岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳
岩苔乗越へ
2018年09月23日 13:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 13:32
岩苔乗越へ
本当の黒部源流から黒部源流水源碑に下ります
2018年09月23日 14:12撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 14:12
本当の黒部源流から黒部源流水源碑に下ります
乗越から5分、水場を通過
2018年09月23日 14:15撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:15
乗越から5分、水場を通過
美しい水流
2018年09月23日 14:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/23 14:41
美しい水流
黒部源流水源地の三叉路にて
2018年09月23日 15:14撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 15:14
黒部源流水源地の三叉路にて
黒部源流は紅葉が美しい
2018年09月23日 15:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 15:24
黒部源流は紅葉が美しい
黒部川水源地標識
2018年09月23日 15:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/23 15:26
黒部川水源地標識
黒部五郎岳だっ!
2018年09月23日 15:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 15:27
黒部五郎岳だっ!
三俣山荘への登り
2018年09月23日 15:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/23 15:59
三俣山荘への登り
三俣山荘に到着!
2018年09月23日 16:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/23 16:09
三俣山荘に到着!
夕食は鹿肉のシチュー
2018年09月23日 17:47撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/23 17:47
夕食は鹿肉のシチュー
朝食は頼んでおいたシャケ弁当
2018年09月24日 04:25撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/24 4:25
朝食は頼んでおいたシャケ弁当
売店はの方親切でした
この小屋のスタッフみんな親切でした
2018年09月24日 05:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 5:09
売店はの方親切でした
この小屋のスタッフみんな親切でした
3日目の朝 三俣山荘からの槍ヶ岳
2018年09月24日 05:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/24 5:16
3日目の朝 三俣山荘からの槍ヶ岳
朝の三俣山荘
2018年09月24日 05:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 5:17
朝の三俣山荘
三俣蓮華岳への登り
2018年09月24日 06:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:10
三俣蓮華岳への登り
双六への巻道を分ける
2018年09月24日 06:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:10
双六への巻道を分ける
2018年09月24日 06:37撮影 by  iPhone 7, Apple
9/24 6:37
三俣蓮華岳ピークにて
2018年09月24日 06:37撮影 by  iPhone 7, Apple
9/24 6:37
三俣蓮華岳ピークにて
三俣蓮華岳ピークの棒
2018年09月24日 06:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:43
三俣蓮華岳ピークの棒
美しい笠ヶ岳を眺めながら進む
2018年09月24日 06:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/24 6:47
美しい笠ヶ岳を眺めながら進む
ここから中道を下る
2018年09月24日 07:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 7:30
ここから中道を下る
槍ヶ岳かも
2018年09月24日 07:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/24 7:49
槍ヶ岳かも
雨用巻道を合わせる
2018年09月24日 08:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 8:03
雨用巻道を合わせる
もうすぐ双六小屋だっ
2018年09月24日 08:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 8:08
もうすぐ双六小屋だっ
双六小屋
2018年09月24日 08:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 8:19
双六小屋
双六岳
2018年09月24日 08:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 8:48
双六岳
弓折岳手前の豪華なベンチ
2018年09月24日 09:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 9:20
弓折岳手前の豪華なベンチ
三俣蓮華岳と丸山
2018年09月24日 09:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/24 9:26
三俣蓮華岳と丸山
鏡平への下りから見た鏡平山荘
バックは槍穂
2018年09月24日 09:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 9:47
鏡平への下りから見た鏡平山荘
バックは槍穂
鏡平山荘に到着
2018年09月24日 10:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:35
鏡平山荘に到着
逆さ槍
同じ方向に歩いたお母さんと娘さんはこのために歩いたとか
2018年09月24日 10:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/24 10:39
逆さ槍
同じ方向に歩いたお母さんと娘さんはこのために歩いたとか
新穂高に下ります
2018年09月24日 10:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:43
新穂高に下ります
シシウドが原
昔はここから大ノマ乗越への道があったよね
2018年09月24日 11:10撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/24 11:10
シシウドが原
昔はここから大ノマ乗越への道があったよね
秩父沢を横断
2018年09月24日 12:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 12:15
秩父沢を横断
わさび平小屋
時間はギリギリ
2018年09月24日 13:04撮影 by  iPhone 7, Apple
9/24 13:04
わさび平小屋
時間はギリギリ
新穂高に下り着く
2018年09月24日 13:55撮影 by  iPhone 7, Apple
9/24 13:55
新穂高に下り着く
新穂高14:19のバスに間に合う
平湯温泉14:50松本行きにタッチセーフ
2018年09月24日 14:09撮影 by  iPhone 7, Apple
9/24 14:09
新穂高14:19のバスに間に合う
平湯温泉14:50松本行きにタッチセーフ
松本駅のおおぎやで反省会
乗換の40分を有効に使えた
松本駅のおおぎやで反省会
乗換の40分を有効に使えた

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 コンロ ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ
共同装備
ツェルト ジェットボイル ガスカートリッジ コンロ ナイフ

感想

会の有志で雲ノ平に行くことにした。出発までは天気図を秋雨前線が横断し、天気予報とにらめっこの毎日だったが、ハザマの晴天で紅葉初期の美しい雲ノ平を堪能できた。

この記録を登録した時点で 歩くスピードが0.3〜0.4(とても早い)となっていますが、evegreさん以外はそんなに早く歩け(走れ?)ません。1.1くらいだと思います。

9月22日(土) 初日
雨の中折立を出発。最初の2時間ほどは樹林帯の結構な登りだ。
カラフルな傘やカッパで登る。
三角点近くから雨が小やみになり、最初の平らな草原あたりからは、完全に青空になった。薬師岳が姿を現し感激する。

緩やかな登りの木道をゆっくりと登る、13時半前には太郎平小屋に到着した。
太郎平からは360度の絶景だった。
薬師岳への稜線、水晶岳、ワリモ岳、三俣蓮華岳、北ノ岐岳などを見ながら大喜びする。

メンバーの一人が本調子でないということで、この小屋に泊まり翌日折立に下山することになった。
付き添って下るHISさんと都合2人が下ったので、7人で薬師沢小屋にむかう。

カベッケが原の木道まで下りてきた。1時間近く歩いたが小屋まで行ってしまうことにする。ここは十年ほど前に会のメンバーが転んで骨折したところだ。木道は侮れない。

小屋はすいていた。布団8組の部屋に7人で泊まる。谷間の小さな小屋だが食事も美味しく快適だった。

9月23日(日 2日目
5:30から朝食を食べ6:40に出発する。
小屋前の吊橋を渡って河原に下りてスタート。右岸を2-3分歩いていきなり急登スタート。
大きな丸い石がゴロゴロする急な道を時に四つ足で登る。
途中1回休憩して、9:07頃にアラスカ庭園に到着。ここは日本三悪急登などとevegreさんに脅かされていたお陰で気持ちを引き締めて登り切る。

雲ノ平は素晴らしい快晴の絶景だった。紅葉は色づき始めで、緑のハイマツの中に赤や黄色が点々と光っている。ぐるりと取り囲む山々を眺めながら気絶しそうに喜びながら前進する。
目の前には3年前にやっと登頂を果たした温泉沢の頭や黒岳が聳える。

歩くに従い黒部五郎岳や笠ヶ岳、赤牛岳、北鎌尾根なども姿をあらわす。
祖父岳のピークでは、360度の山々を楽しむ。時間に押されていたので本日の目的地を三俣山荘に変更した。明日の下りが長く厳しくなるが、覚悟して下ればなんとかなるだろう。

槍ヶ岳など東側の山も姿を現し、歩いてきた雲ノ平も一望のもとだった。

ここから岩苔乗越まで歩き、黒部川水源標識経由で三俣山荘に向かった。ここまでの中で紅葉が一番美しかった。
ほんとうは鷲羽岳経由の稜線を歩きたかったのだが、歩いてみるとこちらも初秋を満喫できる素晴らしい道だった。

三俣山荘での夕食は2回目の17時40分からだった。本日もビアガーデンを楽しんだのだが寒くて奥歯が合わない。空席を待ちながら自炊室の片隅で温まりながら続きを楽しんだ。

三俣山荘でも1人1布団でゆっくりと休ませてもらい、疲れを取ることができた。
小屋のお嬢ちゃんの販売する牛乳をぐいと飲み元気もでた。お嬢ちゃんはヘリコプターで小屋に来たそうだ。

9月24日(月) 3日目
朝食を弁当で済ませた上で5時25分に小屋を出発した。
天気は薄曇りで晴れ間もある。出発前には雨も覚悟していたので、それに比べればなかなかの天気。寒さは昨晩ほどではない。
快調に三俣蓮華岳に登り、またまた360度のパノラマを楽しむ。日の出直後の時間なので東側の槍ヶ岳や常念岳はシルエットしか見えないがそれはそれで大変美しい。

丸山まで稜線を歩き、中道経由で双六小屋まで下った。紅葉の山々はどちらを向いても美しかったが、深い谷ほど彩りが美しいと思った。
今朝は三俣山荘からスタートしたため時間的制約が一気に厳しくなった。急がず休み過ぎず確実に前に進まなくては。

強行軍の下りではあったが、新穂高では予定していたバスよりも1本後のバスにることができ、平湯温泉では予定のバスにギリギリで間に合った。
松本の中華で反省会の後、無事に家路につくことができた。

時間的に一杯一杯の山行だった。
が、メンバー皆が頑張って歩き、秋の紅葉と青空を満喫した素晴らしい山行だった。

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5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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