双六岳・三俣蓮華岳 雲ノ平は遥かなり(未踏)
- GPS
- 73:36
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,749m
- 下り
- 2,725m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:37
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:41
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:23
天候 | 【1日目】雨 【2日目】どしゃ降り→快晴 【3日目】快晴 【4日目】晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
関西からはいまひとつアクセスが悪いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている。 雨が降ると黒部源流の渡渉が難しくなるので代替案を用意しておく必要がある。 |
その他周辺情報 | 新穂高ロープウェー乗り場下の中崎山荘。日帰り入浴800円。 |
写真
感想
おひさしぶりです。
ぼちぼち登っておりましたが、レポの方はサボっておりました。
だって愛宕山伊吹山愛宕山伊吹山の繰り返しでしたので(笑)
さて、年に一度の北アルプス遠征。今年は念願の雲ノ平を目指してみました!
我々にしてはかなりのチャレンジです。
いままで山小屋連泊は経験がありません。
装備は、重量は、体力は。わからないことだらけです。
しかしやってみなければ進めません。いざ!
と意気込んだものの、初っ端からアクセス確保に躓きましたorz
バスが取れません。結局夜行バスで上高地に入り、平湯に戻って新穂高入りしました。
現地入りは9時過ぎです。遅いです。途中の平湯でおろしてくれたらなー。
【1日目】そしてスタートは本降りの雨の中でした。
秩父沢の水量が気になりましたが、近年は整備のおかげであまり危険なほどの嵩にはならないそうです。
しかし雨脚は強くなるばかり。ザックの中身も服の中も全部ずぶぬれになり体力は消耗。イタドリから鏡平までがつらかったです。道は全部川でした。
特に、もうそろそろ到着かと思っていた場所にでっかく「鏡平まで500メートル」って書かれた岩にはパンチしたかったですネ。
(実際はもうヘロヘロ)
そして鏡平山荘の乾燥室は『ネ申』。
びしょぬれの靴が朝までに乾きました。感謝です。
でも外はさらなる土砂降りで結局すぐにずぶぬれなんですが…orz
【2日目】明け方から土砂降り。今日が一番の強行軍なのにスタートが遅れる。双六山荘までに出会う人からいろいろ忠告を受ける。みんな自分が通った道を「やめた方がいい」と教えてくれるもんで、行ける道がなくなる(笑)
双六山荘で大休止のあと、巻道でふと雨脚が弱くなったと思ったとたん
いきなり青空が見え、数分で晴れ渡りました。なにも見えなかった世界に突然の絶景です。
槍ーーーーーーーっ!!!!(カシャカシャカシャカシャ!!)
でもやっぱり三俣山荘に下る道は全部川でしたけども。
そしてここで決断に迫られる。
黒部源流が増水、渡渉危険とのこと。
スタートが遅れペースも上がらなかったため時間が押していて、
いまから祖父岳周りは無理。いちおう渡渉箇所まで自分たちの目で確かめに行って
「私たちには危険!」と納得してすっぱりと諦めました。
雲ノ平はまたチャレンジです。そんな簡単に行けるはずないんです(笑)
(渡渉はツワモノなら行けたと思います。少し上手に上がって渡っていたグループも見ましたが、後で聞くと山荘到着は5時をゆうに回っていたとのこと。私たちは止めて正解だったと思います)
それにこんな絶景の槍が見える日に三俣山荘に泊まらないなんて、それこそもったいなかったかも(^^)
【3日目】快晴。予定に無かった三俣蓮華岳と双六岳を回って帰ることに。
鷲羽岳でご来光と言う手もあったと気づいたのは後からで、やはり急な予定変更用にもう少し下調べして置けばよかったなと思うことは多々。
(黒部五郎小屋にも行けたかな、とか、頑張れば水晶も、とか)←またの楽しみにします。
快晴の三俣蓮華岳は360度の絶景でした。遠く白山、立山、剱岳、白馬、浅間山、南アルプス…最の高!!!
双六岳からの槍の近さもすばらしかった。
そして鏡平で逆さ槍も見られました。初日のあの雨の煙幕の向こうにこんな絶景があったとは…、もう笑いが出るほどの違いでした。
【4日目】鏡平から無事下山。わさび平でお素麺を食べる。新穂高で温泉に入る。飛騨牛の串焼きを食べる。松本で蕎麦を食べる。コンプリート!!
今年も無事北アルプスで太って帰りました。ふふっ。
お怪我されたのかなと心配でしたが続けておられて良かったです☺。
私も伊吹山は夏に登ってますのですれ違ってたかもしれませんねW。
やはり双六の見所は地平線上の槍ヶ岳でそれを堪能されたのは良いなと思いました🗻。やはり広大なフィールドですから奥地まで散策したいのはわかる気がします(広大すぎますが💦)。
kajyuさん、コメントありがとうございます。ぼちぼち続けておりましたよ〜ヽ(^0^)ノ
お山ひとつ隔てて、あの月と雲をikajyuさんもご覧になってたのですね。
私も夜空に浮かぶ穂高岳山荘の灯りを見ておりましたが、あの時あそこにいらっしゃったんですねー、なんだか不思議な感じです(^_^)
それにしても、ずいぶんな距離と難易度の高い山を2日で制覇されたんですね。遠征往復含めてものすごいハード…(*_*;
私は行けても涸沢までですから、ikajyuさんのお写真で堪能させていただきます〜。
それにしても美しい風景です。実際はこんなもんじゃないのでしょうね。
私もあの双六滑走路の開放感を撮りきれなくて残念ですが、行った方にあの景色を思い出してもらえたらうれしいです。
次こそは雲ノ平へ。
またikajyuさんとこの広大な山域でニアミスする事を楽しみにしています。
(ikaさんとはニアミス前提ですけぇ(笑)
ではまた、どこかで!(^_^)ノ
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